ミュージカル10月4日(木)午後、本校体育館にて芸術鑑賞会を実施いたしました。
幕末の蝦夷地を探検し、北海道の名付け親となった人物を題材にしたミュージカル「松浦武史郎~カイ・大地との約束~」を「わらび座」に上演していただきました。先住民族アイヌが受けた差別の歴史に踏み込み、共生の道を探る物語です。「北海道150年」に向けて創作された作品で、堅いテーマを扱いながらも、エピソードに富んだ脚本構成や、民族芸能・音楽を織り交ぜたミュージカル独特の演出により、生徒達は楽しみながら鑑賞し、北海道の歴史についても学ぶことができたと思います。わらび座の皆様ありがとうございました。

認証式10月1日(月)1時間目に認証式が行われました。今回認証状が手渡されたのは、先日の選挙で信任された、今年度後期から来年度前期にかけて活躍する生徒会三役、そして今年度後期の各クラス学級代表・副代表です。
高校1年生の宮田君が生徒会会長、片山君が生徒会書記長、田中君が生徒会議長としてそれぞれ認証され、その後学級代表・副代表の一人一人に谷地田校長から認証状が手渡されました。
最後に、谷地田校長より、高校3年生へ向け、10月に入りますます本格化する受験勉強を乗り切るよう激励があり、続いて中学1年生から高校2年生に向けて、今週から始まるラグビー大会への心構え、さらに全校生徒に向けて、日々の授業の大切さについての呼びかけのメッセージがありました。

ああ9月29日(土)に中央大学キャリアセンターより大久保様にお越しいただき、大学説明会を実施しました。説明会では中央大学の案内、紹介のみならず、大学のグローバル化はなぜ必要なのか、社会の求める「社会人基礎力」とは、2021年度以降大学入試はどう変わるか、などといったこれからの社会、世界に必要な能力や人材についてお話いただき、参加した生徒にとって大変参考になる、充実した時間となりました。今後も北嶺では、生徒たちが主体的、能動的に考え、判断する経験につながる機会を与えていきます。

立会演説9月18日(火)1時間目に、生徒会役員選挙立会演説会が体育館で行われました。高校1年生の3名が立候補し、生徒会長には宮田君、生徒会書記長には片山君、生徒会議長には田中(翔)君が立候補し、それぞれ熱い思いのこもった演説を行いました。これまでの生徒会執行部の精神を継承しつつ、各生徒会行事においてさらに良いものを作っていこうという気持ちがよくあらわれていました。生徒たちも真剣に耳を傾けていました。その後、投票が行われ、選挙管理委員会による開票の結果、3人とも信任されました。10月からは、この3人を中心とする生徒会執行部が北嶺を今まで以上に盛り上げてくれることを期待しています。

SぷろSプロジェクトの一環として、理科の体験学習で中学3年生が、赤平市にある植松電機様を訪問し、モデルロケットの打ち上げ実験教室に参加してきました。
植松社長の講演では「どうせ無理」ではなく「だったらこうしてみたら」で力になることや、人間は必ず失敗するが乗り越えることで力になること、未来は誰にも分からないから諦める理由がない、など生徒に勇気と自信を与えてくださるメッセージを頂きました。
生徒達は自分達には無限の可能性があることや、自分のやりたい事に向かっていくことの大切さを改めて感じてくれたようです。
その後は、生徒一人一人がモデルロケットを作成し、それを自分の手で打ち上げる実験もあり、大きな歓声が上がっていました。また、CAMUI型ハイブリッドロケットの燃焼実験もあり、間近で見るロケットエンジンからでる大音量と炎の迫力も体感でき、実りの多い体験学習になりました。
10月末には同じくSプロジェクトの取り組みとして、高校生を対象としたアメリカ航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センターの見学も予定しています。

サツイ9月5日(水)、札幌医科大学の齊藤正樹先生にお越しいただき、説明会を実施しました。冒頭、齊藤先生からの「明日の医療を作ろう!」「将来ぜひ一緒に働こう!」という熱いメッセージでスタートし、参加した60名の生徒たちは医師への想いをさらに強いものにしたようでした。
「進取の精神と自由闊達な気風、医学・医療の攻究と地域医療への貢献」という建学の精神、「最高レベルの医科大学を目指す」という理念のもと、再生医療、病理学・免疫学などに代表される世界基準の研究や、救急医学、心臓血管外科、脳神経外科、麻酔科、スポーツ医学など、札幌医大が日本の医療の先駆けとなった医療分野について、具体的な研究内容や事例をお話していただき、生徒たちは齊藤先生のお話に終始惹きつけられていました。
また、医師をめざす理由や医師に求められるものなどについて、じっくりと考える時間を持つこともでき、北嶺生がさらに夢の実現に向け努力を続ける大きなきっかけとなった貴重な時間となりました。
齊藤先生にはご多忙の中お越しいただき、感謝申し上げます。

オープンスクール2018年8月25日(土)、今年度1回目の北嶺中・高等学校「オープンスクール」が開催されました。北嶺の教育活動を知っていただくため、「中学生公開授業」「部活動見学」「青雲寮見学」など、さまざまなイベントを実施し、学校活動の様子をご覧いただきました。
午前・午後にわたって2回実施した「学校説明会」では、2018年度から始めた「4つのGプロジェクト」を詳しく説明し、新しい教育改革に向けての取り組みをご紹介しました。
「児童体験授業」では、開講した5教科の授業がほぼ満員となり、算数では対角線の求め方、理科では顕微鏡の使い方などを児童の皆さんに学んでもらいました。「青雲寮見学」では、青雲寮生が寮内を案内し、寮での学習・生活の様子について詳しく知っていただきました。「部活動見学」で実施した将棋部・数学部・ディベート部のイベントでは、教室に入りきれないほどの来場者が訪れ、大いに盛り上がりを見せました。
今年度から新たに始めた「生徒相談ブース・校舎案内」にも多くの来場者が集まり、北嶺の学校の様子を生徒がご紹介しました。また、「制服試着ブース」も大好評で、制服やジャージに着替えて、来場の記念として記念撮影をしている姿が見られました。
今回のオープンスクールには、北海道はもちろんのこと、東北・首都圏・北陸・東海・関西など全国各地から、約600名の方々にご参加をいただきました。短い時間でしたが「北嶺の教育」について深く知っていただくことができました。悪天候にも関わらず、本校まで足をお運びいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
10月13日(土)、今年度2回目のオープンスクールを実施します。10月のオープンスクールでは「児童体験授業」に代わりまして、算数と理科2教科の「入試アドバイス講座」を実施する予定です。9月中旬、学校HPにて詳細をお知らせします(先行予約を受付)。お時間が合いましたら、10月のオープンスクールにもぜひご来場ください。

ニュージーランド夏休み中の8月4日(土)~8月13日(月)の10日間にわたって、ニュージーランドオークランド市に語学研修に行ってきました。この語学研修は、オークランド市内にてホームステイをしつつ、現地にある本校の兄弟校である「ケルストンボーイズハイスクール」に通い、英会話レッスンを始めとする様々な授業を受けるというものです。今年は中学2年生から高校1年生までの総勢57名が参加しました。午前中には現地校の先生による英会話レッスンを受け、午後からはグループごとに文化交流やマオリ語の授業等を受講しました。マオリの民族舞踊である「ハカ」やラグビーレッスンなどの授業も展開され、また北嶺生1人ひとりに現地の生徒がバディとしてついてくれて、色々お世話をしてもらいながら充実した一週間を過ごしました。
また、最終日にはオークランド市街にて班別の自主研修を行い、多種多様な民族、文化の共存するニュージーランドの空気を肌で感じ取ることができました。参加した生徒たちには、この研修で見聞きしたものを糧に今後もより一層グローバルな視点を培ってほしいと思います。

礼文7月31日(火)~8月2日(木)から3日間、北海道の最北端の離島である礼文島にて、高校2年生の16名が離島での医療体験の研修を受講しました。
今回、礼文町国民健康保険船泊診療所の所長を30年間勤められている、本校の卒業生の保護者でもある升田鉄三先生に全面的にご協力をいただきました。圧倒的な自然の景観に囲まれる島での実際の診療の様子やエコーなどを用いた医療体験の中で、生徒たちはへき地でもあり、離島でもある医療の問題点を直視しながら、離島の住民の命を守る大変さ、大切さを肌で感じ取ることができました。最終日には、升田先生が診られている特別養護老人ホームを訪問し、升田先生の広範囲な医療活動を学ぶことができました。さらに礼文町役場では小野徹町長にもお話しをいただき、離島の住民の医療を守ることが町の大きな仕事の一つであることなどをお話いただきました。礼文町の方々の全面協力の元、非常に内容の濃い時間を過ごすことができました。
生徒達にとっては、直に地域医療の問題点を通して医療への関心・意欲がより高まり、本当に忘れられない3日間となりました。

始業式8月17日(金)、北嶺中・高等学校の2学期始業式が行われました。
谷地田校長からまず初めに、夏休み中のニュージランドでのホームステイ研修や、メディカルスクールの取り組みとして今年から始まった礼文島・砂川・三笠での地域医療研修等の催しが無事有意義に終了することができたことの報告がありました。
続いて、2学期も勉強のみならず、ラグビー大会や柔道大会等の様々な行事を通じてしっかりと成長していってほしいこと、そして高校3年生には受験に向けて全力疾走で駆け抜ける時期に入り、今まで以上に夢に向かって頑張ってほしいとの激励がありました。

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