0714進路後援会今年度第1回進路講演会を開催しました。今回は、北嶺8期生の先輩である秋吉壯俊さんにご講演いただきました。秋吉さんは、不動産事業、介護事業や保育事業を柱に、現在は新たに高齢者の旅行を支援する「介護付き旅行サービス夢たび」を展開し、全国を舞台に幅広いご活躍をされています。
秋吉さんからは、北嶺時代や大学時代の話、創業明治40年のお父様の会社(温泉旅館)を継いだ経緯に始まり、介護施設でのご自身の経験と健康上の理由で旅行に行けない人が増えている現状から、介護付き旅行支援サービス「夢たび」を始めたこと、現在の具体的な事業内容などを、映像も交えて詳しくお話いただきました。
逆境に打ち勝つには、人生の「目的」が必要である。将来なりたいものがあっても、それになることはあくまで目標であり、なぜそうなりたいのかをしっかりと考えて欲しい。「成功=幸せ」ではなく、<人生理念→人生ビジョン→目標の設定→計画化→日々の実践>と繋がっていく中で、「目的」がそれらの土台にある。目標を確実に達成するためにその土台となる目的を持って、一貫性を持って生きて欲しい、という後輩への熱いメッセージを頂きました。
多くの生徒が今後の生き方、物事の考え方を、立ち止まってじっくりと考える機会を持つことが出来たと思います。秋吉さんには大変お忙しい中ご講演をいただきました。心より感謝いたします。

0713麻生7月13日(金)、札幌市総合学習センターちえりあ大ホールにて、北海道命名150周年札幌地区記念講演「先人から次代を担う人たちへ」が、麻生太郎副総理兼財務大臣を講師に開催され、高校1年生、2年生50名の北嶺生が参加しました。冒頭、高橋はるみ北海道知事、中村裕之衆議院議員からのご挨拶があり、北海道の「共生、多様性」についてのお話がありました。続いて麻生副総理から、若者に向けたメッセージとして、諸外国との日本の政治システムの比較、日本の政党政治の変遷、世論の形成などについて、おなじみの「麻生節」を交えながら大変興味深くお話いただきました。参加した生徒たちの目は終始釘付けでした。また、北嶺生から麻生副総理に直接質問をする機会も頂きました。高校2年の野坂龍資君、佐藤渉君からは二院制の意義、一院制のメリットやデメリットについて、神野康太君からは北海道の過疎化、産業の衰退を踏まえ、地方創生に対するご意見について、それぞれ質問をさせていただき、麻生副総理はその一つひとつに丁寧に答えて下さいました。加えて、将来の夢の持ち方、日本の文化に関わるお話、少子高齢社会における社会保障などについて、限られた時間の中で多岐に渡る内容を、ユーモアを交えながらお話下さり、あっという間に時間が過ぎていきました。一緒に写真撮影もさせていただき、参加した生徒たちにとって大変刺激的で貴重な時間となりました。

0713柔道大会本校伝統の校技大会である高校3年生の柔道大会が7月13日(金)に本校柔道場で開催されました。校技柔道大会では試合はもちろんのこと、試合運営・審判なども生徒が中心となって行います。柔道部主将、高校3年生宇波武尊君の選手宣誓の後、「クラス対抗団体戦(体重別)」及び「個人戦3階級(軽量級、中量級、重量級)」の試合が行われました。各生徒が6年間の取り組みの成果を出し切ろうと必死に戦い、手に汗握る試合の連続でした。団体戦では2勝で「2組」が優勝し、個人戦では軽量級で「1組 名古屋宇汰君」、中量級では「1組 宇波武尊君」、重量級では「3組 倉優太君」が見事優勝を果たしました。それ以外の生徒も自分の力を出し切りました。また、今年の高校3年生28期生は現時点でほぼ全員が柔道初段を取得し、北嶺での柔道を終えることができました。
6年間の北嶺柔道の中で学んだ『精力善用』、『自他共栄』、『礼を重んじる精神』を、残り少ない学校生活やこれからの人生の中に生かして活躍してくれることを期待しています。

0706寮ジンギスカン7/6(金)、第二回定期試験終了とともに、「ジンギスカン祭り」が今年度も開催されました。前日まで道内各地で大雨警報が発表されるほどの豪雨でしたが、当日は見事に晴れ上がり、差し入れとして保護者の皆様からいただいたスイカやメロン、各種スナックをつまみながら、熱々のジンギスカンを美味しくいただくことができました。  今回のレクは寮生だけでなく学校・寮の教職員も多数参加し、総勢300名を越える参加者となりました。そこで、北嶺4期生でもある松尾さんのご厚意により、北海道随一の「松尾ジンギスカン」が全て無料で提供されました。松尾さんからはジンギスカンの歴史や上手な焼き方などを教わり、特に道外出身の1年生は「食」の部分で北海道の文化に触れることができたのではないでしょうか。
食事中は定期試験の結果について語り合ったり、試験までの取り組みを労い合ったりという姿がありました。試験前や試験期間中は夜遅くまで勉強に励む姿が多数ありましたが、その疲れも吹き飛ぶほど大盛り上がりのジンギスカン祭りとなりました。
一つの試練を乗り越え、それを称え合う仲間は一生の友人になっていくはずです。これから訪れる数々の試練も仲間とともに乗り越え、その度に絆を深め合ってもらえればと思います。
最後に、松尾さんならびに差し入れやお手伝い等で参加していただいた保護者様に、この場を借りて心より御礼申しあげます。

062627登山6月26日(火)~6月27日(水)の2日間、北嶺の最大行事の1つ「全校登山」を実施しました。中学1・2年生は天候に恵まれ、中学1年生は「手稲山」、中学2年生は「ニセコアンヌプリ」の山頂に到達することができました。山頂から眺める景色に自然の雄大さを感じるとともに、その達成感を十分に味わうことができました。中学3年生は「アポイ岳」、高校1年生は「羊蹄山」、高校2年生は北海道最高峰「旭岳」登頂を目指してキャンプを行いましたが、残念ながら早朝からの強い雨のために、断念することとなりました。
登山できなかったことは残念ではありましたが、中学3年生以上は前日のキャンプで、自分たちで夕食を作りました。中学3年生は初のキャンプとなり、野外での慣れない炊事に苦戦する生徒も見られましたが、上手に夕食を作ることができました。大自然の中で仲間とともに作り、一緒に食べた食事の味は、忘れることができないほどの美味しさでした。
登山・キャンプに先立って、中学3年生は襟裳岬の「風の館」で普段はできない様々な体験をしました。
全校登山にあたっては、山域調べ、テントなどの装備チェック、団体行動訓練など、ホームルームや放課後などの多くの時間を使って事前学習を行い、その上で「自然の雄大さ」「大きな感動」「達成感」「協調性」「粘り強さ」など、多くのことを学ぶことができます。全校登山から得たことは、今後の学校生活や人生にとっても大きな財産となることだと思います。
最後に、全校登山を安全に行うにあたり、たくさんの山岳ガイドの皆様にもご協力をいただきました。この場をお借りしまして、御礼申し上げます。

0625防衛 6月25日(月)4時間目、高校3年生を対象に防衛大学校・防衛医科大学校の説明会が実施されました。この説明会のために、自衛隊から6名の方にお越しいただきました。募集広報官の方に概略を説明いただいた後、現役の医官の方より防衛医科大学校の説明や医官としての将来の進路について、幹部自衛官の方より防衛大学校の大学生活や入試についての詳細な説明をいただきました。
質疑応答では、体力的な適性のことや、卒業後の大学院・結婚に到るまで、時間いっぱい活発な質問が出され、興味を持った生徒が多かったようです。これまでの北嶺生で、防衛大学校・防衛医科大学校に進学し、現在幹部自衛官として活躍されている先輩方も多くいます。将来について、広い視野で進路選択をしてほしいと思います。様々な選択肢を持った上で、柔軟に自分に最適な進路選択をすることが大切です。
自衛隊の方々には大変お忙しい中、北嶺にお越しいただきました。心より感謝申し上げます。

0620ロースクール 6月20日(水)、本校中学1年生と高校1年生を対象に北嶺ロースクールが行われました。お忙しい中、本校卒業生の種田弁護士のご協力を得て開催されました。中学1年生には「弁護士という仕事について持つイメージ」「どうやって弁護士になるのか」「弁護士のやりがい」などの講演を行ってくださいました。実際の弁護士の先生から直接お話を聞く機会は滅多にないことなので、生徒たちは目を輝かせて真剣に聞いていました。
高校1年生に対しては模擬事例を通して原告・被告側弁護団を6~9人で作成し、グループでの議論を経て最後に発表を行いました。どのグループも真剣に議論を行い、堂々と発表をしていました。
放課後には座談会を行い、内容の濃い活発な質疑を通して弁護士という仕事についての理解をより一層深めることができました。
また今後も引き続きこのような機会を多く設け、自分の進路選択の幅を広げていって欲しいと考えています。来月は中学3年生を予定しています。

北大説明会6月18日(月)1時間目、高校2年生に向けた北海道大学の説明会を実施しました。北海道大学高等教育推進機構、アドミッションセンターの先生にお越しいただき、キャンパスや研究設備、学生生活の魅力、学生の多様性、入試制度、入学後のカリキュラムや学修支援体制、新渡戸カレッジなどについて、具体的に説明をしていただきました。説明の中では特に、グローバル教育やアクティブラーニングなどの新しい取り組みや、世界レベルの研究については生徒たちの関心は大変高いようで、真剣な表情で説明に聞き入っていました。生徒たちは北大に対するイメージを具体的にし、将来について真剣に考える貴重な機会を持つことが出来ました。今回の説明で学んだこと、感じたことを生かし、今後の取り組みをさらに充実させてほしいと思います。

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ディベート部は、6月17日(日)に北海道科学大学で開催された北海道大会に参加してきました。
今年度は、中学の部が「飲食店における全面禁煙の是非」、高校の部が「一院制(=参議院廃止)の是非」という社会問題を扱っています。
中学の部は勝ち数・得票数が相手チームと並び、コミュニケーション点が僅差で上回っての優勝。昨年度は惜しくも優勝を逃したメンバーが雪辱を果たしました。中学の部は、2年ぶり12回目の全国大会出場となります。
一方、高校の部は予選を1位で勝ち上がり、決勝戦は3-2の接戦を辛くも逃げ切る形で2年連続の優勝を果たし、19年連続の全国大会出場を決めました。
決勝戦では部長の清水くんのスピーチが審査員からの強い支持を受け、ベストディベーター賞を獲得しています。
中高両チームとも8月4日~6日にかけ、立教大学池袋キャンパス(東京都豊島区)を会場として開催される、第23回ディベート甲子園・全国大会に出場します。
今年も全国各地区の代表の頂点を目指し、一丸となって準備を進めていきます。応援よろしくお願いします。

壮行会壮行会には、中体連・高野連の大会に参加する各クラブと、高体連で全道大会に進出した柔道部個人の泉君(5年)、そして高校ラグビー部が参加しました。各クラブが大会に向けた気持ちを漢字2文字で表した紙を掲げてその2文字を大声で読み上げ、その後、主将より抱負が述べられました。多くは中学3年生ということもあり、高校生を中心に励ましの声援が飛び交う中、緊張しつつも気合いが入ったものとなりました。その後、谷地田校長の激励、高校3年生の山本秀洸君による熱のこもったエール、そして在校生からの「フレーフレー北嶺!」という温かい声援が選手たちに贈られました。3年生にとっては中学生として最後の公式戦、高校3年生の野球部員、ラグビー部員にとっては北嶺生活最後の公式戦となります。選手たちには、1つでも多く勝ち進むことを期待しています。

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