青雲寮ではSEA(SEIUN English Activity)という英会話活動を行っています。学校からサザリー先生(ニュージーランド)、さらに北海道大学の大学院で研究をされている様々な国からの留学生の先生達(インドネシア、インド、パキスタン、エジプト、バングラディシュ、エチオピア等)がSEAの活動に参加してくれています。週2回寮内の教室で、留学生の先生を囲みながらの英会話活動です。留学生の先生たちは、英語を使って生徒と触れ合いながら、自国のことについて、自らの研究分野についてお話をしてくれています。英語を話す練習の場としてはもちろん、他国の文化や大学で勉強する内容について知識を深める場としても生徒たちにとって有意義な活動になることを期待しています。

 7/25(土)~26(日)の2日間、第30回北嶺祭が開催され、無事終了することができました。今年は「愛♡北嶺forever」をキャッチフレーズに、数々の工夫を凝らした企画が実施されました。中学生は、「日本の30年間」をテーマに最近30年間のうちの1年を学級テーマに選んで教室展示を行いましたが、展示内容、そして去年より挑戦しているセロファンを利用したステンドグラスと壁新聞、どれも例年以上に力の入った素晴らしいものばかりで、非常に見応えがありました。両日ともに、高校生食品バザーはチケットが完売し、どのクラスも準備段階から工夫を凝らし、試作を入念に行った成果が出ていました。体育館企画やクラブ展示なども例年以上の盛り上がりを見せました。

毎年恒例となっております、在校生の保護者の方々による父母バザーも大盛況でした。ありがとうございました。 生徒会執行部や北嶺祭実行委員は、数か月前から企画準備にあたり、当日も朝から晩まで作業にあたっていました。生徒会を中心に全生徒が一丸となれたこと、そして保護者の方々のご協力をいただけたことが、北嶺祭の大成功につながったと思います。本当にありがとうございました。

 本日、北嶺は1学期の終業式を行いました。
初めに各種表彰が行われ、柔道昇段者、模擬試験優秀者、英検合格者(準1級5名他)、中学陸上入賞者、中体連水泳全国大会出場者、中高ディベート部全国大会出場の、それぞれに谷地田校長から表彰状や盾が手渡されました。引き続き、全国大会に出場する水泳とディベートの壮行会が行われ、代表生徒からのエールと校長からの激励があり、全校生徒の盛大な拍手が選手たちに送られました。
谷地田校長からは、寮と連結される新校舎が完成し2学期から使用できること、1学期の生徒達の頑張りについて、そして北嶺生として、一人の人間として恥ずかしくない振る舞いや感謝の気持ちを忘れずに過ごしてほしいとの話がありました。

今年度の第1回進路講演会が、7/18(土)4時間目に体育館で実施されました。

今回は在校生の保護者で、滋賀医科大学臨床検査医学講座教授の九嶋亮治先生にお越しいただきました。「胃がんを取り巻く人々」という題名で、先生のご専門である胃がんに関わるお話を中心に、医療に関わる興味深いお話を聞かせていただきました。ユーモアにあふれる自己紹介から始まり、胃がんの病理切片など貴重な顕微鏡写真も見せていただき、生徒は目を輝かせて聞いていました。医師という仕事にも様々な分野があり、データから病気を正確に診断する医師がいて初めて病名が決まり、治療が始まるということなど、大変貴重なお話をいただきました。医学部への進学を希望している生徒を中心に、そうでない生徒たちにとっても進学意識が大いに高まった講演でした。
九嶋先生にはご多忙の中、また悪天候の中来校していただきました。この場を借りて心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

本校伝統の校技大会、6年生の柔道大会が7月17日(金)に本校柔道場で開催されました。本校の柔道大会は試合はもちろんのこと、試合運営・審判なども生徒が中心になって行います。柔道部主将・小林知博君の選手宣誓の後、「クラス対抗団体戦」および「個人戦3階級(軽量級、中量級、重量級)」の対戦が行われました。各生徒が6年間の取り組みの成果を出し切ろうと必死に戦い、手に汗握る試合の連続でした。結果は、団体戦はレベルの高い接戦を制した「6年1組」が優勝し、個人戦では軽量級で「6年2組横井隆輝君」、中量級で「6年1組伊藤拓実君」、重量級では「6年1組徳永亮介君」が優勝しました。それ以外の生徒も自分の力をしっかりと出し切り、北嶺での柔道を終えることができました。柔道の中で学んだ『精力善用』、『自他共栄』、『礼を重んじる精神』を、残り少ない学校生活および、これからの人生の中で生かして活躍してくれることを期待しています。

 

7月10日(金)、第二回定期試験終了後に毎年恒例となりました青雲寮ジンギスカン祭りを開催いたしました。天候にも恵まれ、寮生たちは嬉しそうにジンギスカンを頬張っていました。また、今年は松尾ジンギスカンさんの協力に加え、寮生保護者様にもご協力いただきました。そのおかげで、ジンギスカンだけではなく、たくさんのジュースやスイカ、漬物など、たくさんの食べ物・飲み物を寮生たちはいただきました。4月から頑張ってきた一学期の疲れが取れるような、とても楽しいレクリエーションになったと思います。

7月10日(金)13:00から、中教室にて札幌医科大学説明会が行われました。約80名の医学科を志望している高校生が参加しました。札幌医科大学から、アドミッションセンター長の黒木由夫先生を始め、3名の先生方にお越しいただきました。
黒木先生から、医学についての基本知識、医師になるために必要な資質、入学後のカリキュラムや研究、北海道の地域医療支援のための教育、入試制度、大学卒業後の道など、多岐にわたるお話をいただきました。高校生として、受験科目だけでなく高校で学ぶすべての科目が医学を学ぶ上で大切であること、身近にいる人を大切にすること、医学の領域は広く将来進むべき道の選択肢が多いということを覚えていてほしいというメッセージがありました。
説明会後には、6年生が数名残って、先生方にさらに詳しく質問をしていました。北嶺生の医学に対する高い意識が見られました。
先生方には、大変お忙しい中お越しいただきました。本当にありがとうございました。

 6月30日~7月1日の2日間、北嶺のメインイベントともいえる「全校登山」が実施されました。今年度は天候に恵まれず、登山を実施できたのは中学1年生のみとなり、中学3年生はキャンプのみの実施となりました。初めての登山となった生徒も多かった中学1年生の手稲山登山では、小雨が降る中、最後まであきらめずに仲間と励まし合いながら、粘り強く山頂まで到達している姿が印象的でした。中学3年生は初のキャンプとなりましたが、事前の指導もあって、上手にテントを立てることができ、慣れない炊事も仲間と協力して上手にご飯を炊くことができました。野外で食べるンギスカンは格別に美味しかったようです。登山は実施できませんでしたが、中学3年生は新冠町の「レ・コード館」、高校2年生は「旭山動物園」にて、楽しい時間を過ごすことができました。旭山動物園では、童心に返って動物との触れ合いを楽しんでいました。

第二回定期試験が、7/8(水)から3日間日程で実施されています。中学1年生も、2回目の試験ということで落ち着いた雰囲気で定期試験に臨んでいます。本日の中学1年生の試験は「代数」と「英語」と、どちらも日頃の積み重ねが大切となる教科でしたが、存分に成果を発揮していました。
試験中でしたので、教室の外から撮影した中1の試験の様子をお伝えします。試験は10日(金)まで続きます。

 ディベート部は、6月21日(日)に北海道科学大学で開催された北海道大会で、3年ぶりとなる中高同時優勝を果たしました。
8月8日~10日にかけ、女子聖学院中高(東京都北区)を会場として開催される、第20回ディベート甲子園・全国大会に出場します。
高校は「裁判員制度の廃止」、中学は「実名報道の禁止」というどちらも刑事事件に関わる問題がテーマとなっています。
中学は予選全勝で1位通過、高校は2勝1敗と2位通過で決勝戦進出を決め、決勝戦では両チームとも3-2と1票差で辛くも逃げ切り、全国行きの切符を手にすることができました。
高校の部は11連覇を達成し16回目、中学の部は3年ぶり9回目の全国大会となります。久しぶりに中高揃っての全国出場ということで、部員一同士気も高まっています。今年も全国各地区の代表の頂点を目指し、チーム一丸となって準備を進めていきます。応援よろしくお願いします。

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