中学1年生を対象とした「第1回 お金科講座」が行われました。

中学校の「お金科」は、『お金をコントロールし、豊かな人生を送る』ことを目標にし、人生のマネジメント力を養成するための講座です。
初回となる今回は渡邉校長先生が教鞭をとりました。

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まずはじめに、お金の機能やお金のまわり方、お金とはどのようなものかを学びました。
自立して生きていくためにはお金は絶対に必要であること、やりたいことをやるには余分なお金があった方がいいこと、困ったときにお金は自分を助けてくれること、お金を持っていれば、人を助けることができることなどを学びました。
お金についての講義は恐らく初めてであった生徒たちは、自分のこととして真剣に聞いていました。

また犯罪、特に少年犯罪はお金が関係していることを具体的な数値を示してお話しして頂きました。
自己破産が増えてしまっているというデータも踏まえて、お金のこわさも学習しました。

そして、そうならないためにお金を貯めるためにはどのような手段があるかを学びました。
お金を貯めて増やすためには運用する必要がある。しかし、その方法も様々で外貨預金や国債から株式投資、金や不動産までそれぞれにリスクとリターンがあり、自分で取捨選択していかなければならないということも分かりました。

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お金を「自分への投資」に積極的に使うことを、校長先生自身の経験を踏まえてお話しして頂きました。
本を読み、学力や人間力を高めたり、留学に行き、グローバル力を高めたりする大切さを学びました。

最後に「人生においてお金がすべてではなく、実は、お金で買えないものこそが最も大切である」というメッセージを、有名なルーズベルト大統領夫人の教えを用いて投げかけました。

お金を失ったら多くのものを失う。
友を失ったらもっと多くのものを失う。
信用を失ったらすべてを失う。

生徒たちは、「お金」とちゃんと向き合うことで「お金以外の大切なもの」に気づくという不思議な感覚と深い学びを得られたようでした。

『お金科』を通して、生徒ひとりひとりが夢を叶える力をしっかり伸ばしていくことを願っています。

導入講座である『経営道』5回目は、再び渡邉校長が教壇に立ち、様々な業種のマーケット戦略をケーススタディとして解説しました。

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はじめに、渡邉校長は、経営戦略の基本が以下の4点であると伝えました。

・何を取るか?

・何を捨てるか?

・誰を対象とするか?

・その対象のどのような動機をねらうか?

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この経営戦略の基本をベースに、すし屋や焼き肉店、レストランなどの外食産業、専門小売店や大型量販店などの戦略を具体例を用いて分析し、各事例での経営戦略について校長より詳しく説明がなされました。
その解説に圧倒されながらも、新たな経営戦略の発見にワクワクしている生徒たちの姿がありました。
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今回をもって、導入講義『経営道』全5回が終講となります。
次回より高校生社長講座の本編となる『起業塾』がスタート、5つの業界研究が始まります。
まず最初は、エネルギー業界です。

今後、各業界の経営者を講師として招き、業界の解説をしていただく講座もあります。
第一線で活躍する経営者から何を学び、どう業界を捉えていくのか楽しみです。

本学園が取り組む「SDGs教育」が、第三者機関から「SDGsの目標達成に向けた貢献が期待できる」との評価を受けました。

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株式会社日本総合研究所、三井住友銀行などからなるSMBCグループの取り組みに、SDGs推進事業として企業・団体等が取り組むSDGsに関する活動や、企業・団体の本業とSDGsの関連性等を分析して、今後のSDGsの推進に向けてアドバイスや推進のバックアップをする活動があります。

本学園も「SDGs教育」の更なる拡充を図るべく、SMBCグループの推進支援を受けるための審査を受け、SDGsが達成される社会の実現のため手を取り合うこととなりました。

今回、日本総合研究所の分析結果や今後に向けたアドバイス等を頂き、更なる「SDGs教育」の質の向上のためのヒントを得ることが出来ました。
地球規模で、ますます本格化するSDGsに関する活動を、本学園が引っ張っていく意気込みでこの「SDGs教育」を発展させていく所存です。

今の子供たちが社会の中心となり活躍する20~30年後を実りある世界とするため、「できることから」「身近なことから」をテーマに、地に足の着いた「SDGs教育日本一」を、郁文館夢学園は目指します。

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、「持続可能な開発目標」を表します。2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた国際目標です。2030年までに「誰ひとり取り残さない」社会を実現することを目指しており、下記の17の目標(ゴール)と、更に細分化された169のターゲットから構成されています。

中学二年生対象の理事長講座を実施いたしました。

なお、この講座はコロナウイルス感染防止のため、席の間隔を空け、換気をするなどの対策を講じた上で実施いたしました。

 

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今回のテーマは「生命の大切さ」。1月実施予定の修学旅行に向け、理事長が自身の生い立ちや経験を踏まえながら、生徒に生命の大切さを伝えました。

渡邉理事長・校長は、人生を砂時計にたとえ、毎日を感謝の気持ちを持って生きることの大切さを生徒に伝えました。食糧問題や、修学旅行先に予定されている大分県臼杵市の地域医療システムについての話では、生徒は命のつながりを意識して生活することの大切さを学びました。

また、探究活動をする際の心構えにおける「事前に調べられることは全て調べてから取り組むことで、素晴らしい学びが得られる」という言葉により、生徒たちの修学旅行へのモチベーションが高まった様子でした。

 

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講座の最後に質疑応答がありました。

生徒から挙がった、社会の諸問題や理事長の考えに関する質問に対して、理事長・校長は丁寧に答えていきました。
メモを取りながら真剣な表情で理事長の話を聴く生徒たちの姿がとても印象的でした。

8月27日(木)~29日(土)にかけて、衆議院第一議員会館及びオンラインで開催された「第2回世界環境サミット2020」。
その中で行われた「第1回世界環境学生サミット」において、郁文館高校3年生の丹野莉緒さんが準グランプリを受賞しました。
「世界環境学生サミット」には世界5カ国から選抜された27名が参加し、本校からは2名が参加しました。

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Zoomによるプレゼンテーションで行われた今回の発表では、スライドの使用は一切認められず、自分の想いを言葉に乗せて相手に伝えることが求められました。

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準グランプリの丹野さんのテーマは、「質の高い教育ってなんだろう」と題した、インクルーシブ教育。高校の社会探究で深めてきたその成果が認められました。
(プレゼンテーション動画は、世界環境サミットのHPにアップされています。)

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受賞の感想と喜びを語ってくれた丹野さん


世界環境サミットに参加して、改めて自分と社会のつながりを考えることができました。また、他の学生の発表から自分にはなかった視点に多く気付かされました。

まさか準グランプリをいただけとは全く思っていませんでしたが、受賞できた理由を考えると、学生があまり触れることがないSDGsを日頃から意識し、考える機会があったからではないかと感じます。
発表では、SDGsを自分ごととして捉え、考えを発表することができたと思います。
(丹野さん談)


参加者の多くは日本の学生・生徒でしたが、シンガポールからの参加者もあり、新たな刺激や観点を得ることができました。
高い意識を持つ同世代の仲間とのつながりもでき、参加した2名にとっては大きな学びの場となりました。
この経験がSDGsへの理解をさらに深め、希望の未来に向かう力となることを期待します。

短い夏休みが終わり、2学期がスタートしました。
図書館にも生徒たちの明るい声と活気が戻り、今年度の図書委員会もようやく始まろうとしています。展示の企画や図書館だよりの発行など、今年も生徒たちによる意欲的な活動に期待したいと思います。

さて、図書館ではこのたび電子書籍を導入し、自宅にいながら図書館の本を利用できるようになりました。
24時間365日、いつでもスマートフォンやパソコンで本を借りて読めるので、コロナ禍で図書館を利用できない生徒にはとても好評でした。

電子図書館 LibrariE
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館内も、これまでより本を探しやすく、利用しやすくなりました。これまでは中学生向けの本と高校生向けの本でフロアを分けて配架していましたが、すべての本をテーマ毎にまとめて並べ替え、とくに利用の多い文学の本を1階のフロアに移動しました。

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昨年からカウンターへの問合せが多かったSDGs関連の図書については、夢教育コーナーに専用の棚を設けて、テーマ別に分類しました。さらに展示コーナーでは、トピックに合わせて、関連するSDGs項目の特徴や図書を紹介しています。

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また夢教育コーナーでは、SDGsの他にも、海外留学に関する本や起業に関する本など、本校ならではの教育を反映した本を集めて、配架しています。

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今後の予定としては、昨年も大好評だった教員選書コーナーが更新されます。
今年も各教科の先生がそれぞれ独自の視点で、幅広い分野から本を選んでいます。
教科選書コーナーは図書館の入り口近くに設置しているので、立ち寄った際にはぜひチェックしてみてください。

      ~日本の未来を切り開き 新たに創造する~ 

        Innovation(新創造)×Pioneer(開拓者) 
次世代の社会的リーダー育成を目的とした「郁文館 iP class」新設スタート!

学校法人郁文館夢学園(所在地:東京都文京区、理事長:渡邉 美樹)が運営する郁文館中学校・郁文館高等学校では、2021年度郁文館中学校入学生を対象とした新クラス「iP class」を新設いたします。

待ったなしの状況を迎えている地球規模での環境、食糧、エネルギー等の問題や、コロナ禍で一気に加速した経済不安、米中を中心に起きている世界的パワーバランスの変化、そして国内の止まらない少子高齢化、労働生産人口の減少、1,000兆円を超える国の借金など、問題・課題だらけの時代を生き抜いていかねばならない現代の子供たちに中等教育を施す機関の使命として『日本の未来を切り開き、新たに創造する人材を育てるリーダー教育』を我々が担い、継続可能な社会創り(SDGs)に貢献していくことをこの度決定いたしました。

新クラス「iP class」

■iP classの特徴

【コンセプト】

・日本の未来を創る社会的リーダー教育を郁文館と校長 渡邉 美樹関連のリソースを全て注ぎ実践!

・日本で一番「学び、体験し、考え、挑戦する」中高生となる環境を提供!

・自身の夢の実現と新しい日本の未来を重ね合わせるマインドを特別プログラムを通して育成!

【特徴】

(1) 夢実現の為に必要な通過点であるトップ大学合格の為の圧倒的な学習量と学習環境

(2) 校長 渡邉 美樹が毎週「論語」と「日経新聞(政治・経済・国際)」を元に直接講義

(3) 知識を武器に変えるための校長 渡邉のリソースを使った豊富な実体験(高校生起業塾、発展途上国支援、1次~3次産業体験、SDGs実践など)

(4) 全員が特待生(明日の日本に貢献する法人活動として郁文館特別基金を活用)

担任でもある理事長兼校長 渡邉による授業のイメージ

担任でもある理事長兼校長 渡邉による授業のイメージ2

これまでの延長にはない、予測不能なこれからの世界・日本で生きていく今の子供たち世代のリーダーとなり、人々を幸せに導く価値・未来を創造する革新的開拓者を6年かけて育成するクラスです。

8月25日(火)に中学1年生理事長講座を行いました。

1学期ではオンラインにて理事長講座を行いましたが、今回は密にならないよう最大限の対策を施した上で、対面にて行いました。

今回のテーマは「郁文生としての心構え」。
郁文館の生徒としてどうあるべきか、また人生の主人公として生きていく上で何が大切なのかを、理事長・校長先生が心を込めて話をしました。

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理事長・校長先生はまず自身の人生や過去の体験、そして郁文館夢学園の七つの約束と夢7原則の大切さについて詳しく話をしました。「夢は諦めずに追い続けなさい。そして、その夢に向かっていく中で出会う人々に感謝をし、成長し続けなさい。」、「今の自分がいるのは、周りにいてくれる人々のおかげ。その境遇や運に感謝をしなさい。」というメッセージがとても印象的でした。

生徒たちは、自分が将来なりたい姿をカラーでイメージし具体化するということ、そして周りの人々に感謝をすることの大切さを改めて心に刻みました。

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講座の最後に質疑応答の時間がありました。

生徒たちの手が次々に上がり、理事長・校長先生は生徒たちの質問一つ一つを丁寧に答えていました。また、理事長・校長先生は質問をした生徒全員に夢について尋ね、生徒たちはそれぞれ夢への思いを語りました。

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今回の理事長講座で、中学1年生たちは郁文生として大切にすべきものを再認識しただけではなく、人として大切にすべきものも学びました。

これからの学校生活に思いを巡らせながら、郁文生として誇りを持って夢に向かって突き進みましょう。
最後に生徒の感想を簡単に紹介します。
・理事長・校長先生の「思いはカタチになる。自分は運がいいと思っていればきっといいことがある」という言葉に感動した。
・「誰かに見られているから、言われたからやる」ではないと聞き共感し、これからの生活に活かしていこうと決めました。
・理事長先生のお話を聞いて、夢を目指すのが人生において、とても大事なことだと思いました。

8月24日(火)に2学期始業式が行われました。

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まだまだ、コロナウィルス感染拡大の終息が見られない中、感染拡大防止のため、学年、クラス毎に3グループに分けて、開始時間をずらして実施しました。
今年度の夏休みは、コロナウィルス感染の影響により例年と比べて短い夏休みとなりました。このような状況下で、生徒たちの精神的なストレスも心配でしたが、皆元気な姿を見せてくれました。

始業式の中で、理事長・校長先生の挨拶がありました。

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「これからの世の中は、本当に厳しいものになる。自分自身に本当の力を養っておかないと就職すらできない時代になる。学力はもちろん人間力を磨く努力をして欲しい。そのために、新聞をよく読んで自己研鑽に励みなさい。」と激励しました。

また新入生に向けて、今後の社会情勢を見据えた上で、どう生き抜いていくのかを具体的な例を挙げてお話しされました。

生徒たちは、メモを取ったりして真剣に聞き入っていました。新たな学期のスタートとして心を引き締めていたようです。

新学期になりこれから新しい取り組みがたくさん増えていきます。まずは目標を設定し、できることから一つひとつ丁寧に実行していきましょう。

安全を第一に、勉強も部活動も学校行事もしっかりと両立させて、更に成長できるように頑張っていきましょう。

8月22日(土)午前中に、中学校受験希望者を対象とした「郁文館中学校オープンキャンパス」を開催しました。また、午後からは本学園理事長・校長 渡邉が直接お話しさせていただく、第2回目の学校説明会を開催いたしました。

 

今年は、コロナウィルス感染拡大の影響で、手指の消毒や換気、ソーシャルディスタンス確保など、万全の体制を整え、参加人数を制限して開催いたしました。

オープンキャンパスでは、体験授業として4つの授業の中から2つを選んで頂き、1時間ずつ、2回に分けてご参加いただきました。

「社会に目を向けよう!~中学生版NIE~」
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「夢をカタチに。夢短冊を作ろう」

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「SDGsすごろくでSDGsを学ぼう!」

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「ネイティブ教員と英語で遊ぼう!」

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それぞれ本校の学びの特徴がよくわかる授業を、各教員が遊び心を盛り込んだ内容で、楽しみながら体験していただきました。

 

午後からは、第2回理事長・校長学校説明会を開催しました。

より多くの方々にも聞いていただけるように、同時にライブ配信も行いました。

理事長・校長の渡邉より「教育理念」や「夢教育への思い」、「コロナ終息後の世界と日本、そして教育」というテーマでお話しさせていただきました。

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オープンキャンパス、学校説明会の後、本校施設を見学するスクールツアーや、個別相談を実施して、多くの方々にご参加いただきました。

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例年と違って、今年度はコロナウィルスの影響で受験準備の流れが大きく変わってしまっています。受験生・保護者様も大変神経を使われていると思いますが、本校といたしましても、感染のリスクを極力少なくした、説明会、個別相談プランをこれからもご提案出来ればと考えております。

今後の学校案内・説明会・相談会の情報は学園HPにてご案内して参ります。

直近の学校説明会の詳細はこちらをご確認ください。

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