3月19日(土)、20日(日)に中学校、高校、グローバル高校、ID学園高等学校の卒業式が行われ、470名の生徒が寂しくも凛々しく巣立っていきました。
卒業式.jpg

自分の夢と重ね合わせながら、最後の最後まで卒業論文作成に臨んだ生徒や、平和を祈念した研究発表を通過点に、更なる自分の夢に挑戦していく生徒など、コロナ禍で様々なことが制限される中で、一人ひとりが知恵を出し合い、今できることを見つけ、全力で様々な活動に取り組んでくれました。そんな中で特に取り組みが素晴らしかった生徒が渡邉理事長兼校長先生より表彰されました。

表彰.jpg  卒業式②.jpg

各クラス一人ひとり担任が卒業生の名前を呼みあげる時間では、

先生も生徒も思わず言葉を詰まらせる場面がありました。

クラスの仲間から「頑張れー」という声が次々と

かけられ、思わず保護者の方も取材班も涙なしでは、見られませんでした。

照山さん①.jpg 照山さん②.jpg

渡邉理事長兼校長からは、下記のメッセージが卒業生に贈られました。

理事長写真②.png

この学校は君たちの幸せのためだけにあります。

それは在学中だけの話しではなく、生涯において幸せに生きて欲しいと心から願っています。

そのためにアドバイスをさせて頂きます。

「人生は短いようで長いです。人生は何がいいことで、何が悪いことか、最後の最後までわかりません。起こる事全てに対して、これは必然であり、必要である、今を受け入れて、最善に最善を尽くす事。これが幸せに人生を生きるコツだと思っています。好きな事、得意な事をいかしながら、大きな夢を持ってそして運を大切にして生きて下さい。郁文館夢学園を卒業する君たちの幸せを心から祈ります。」

着物.jpg 旗.jpg

「皆さんの夢が叶いますように」郁文館の教職員一同心から応援しております!!!

2022年3学期 終業式レポート

3月22日(火)郁文館夢学園では、3月期終業式が実施され、コロナ禍ということもあり、オンライン形式で全教室へ配信となりました。

まずは渡邉理事長兼校長から生徒に向けてメッセージがありました。

 

理事長①.JPG

 

毎日世界中の争いに関するニュースが流れていますが、
皆さんには「何故争いが起こっているのか。」「自由とは何か。」「未来の地球はどうあるべきなのか。」という思考を持ちながら、最近の世の中で起きていることを、他人事と思わずに社会への関心を持って欲しい。またぜひ社会への関心から、自分の夢も広げてもらいたいと思います。

 
また今目の前に流れているニュースの向こうには、日々助けを必要としている環境で生活している人が大勢います。しっかりと国際社会に目を向けて、問題意識をもってTVやニュースを見てもらいたいと思います。
撮影①.JPG

真剣にメモを取る生徒や、一言一句効果的に伝えようと撮影する生徒達が印象的でした!

表彰①.JPG 理事長笑顔.JPG

理事長メッセージの後は、夢や書道、ダンスなど様々な分野での表彰が行われました。
真剣に一人ひとり目を見て賞状を渡す理事長先生。生徒はもちろん理事長先生自身もとても嬉しそうでした。

嬉しい手紙.JPG

 

最後には学校に届いた嬉しいお手紙が紹介されました。
「最近こういう嬉しいお手紙も多いです。年配の女性が重い荷物を持って、
手すりにつかまりながら階段を下りていた際、郁文館の生徒が声をかけながら、
一緒に荷物を運んでいました。非常に心温まる光景でした。
地元の人間として、とても嬉しく、今後も学力だけではなく、
人間力も形成される素晴らしい学校であることを切に希望します。」

そして新年度に向けて下記のメッセージでしめくくられました。

「ぜひ夢手帳に新しい年度の計画を書いて、夢を更に明確にしてください。そして毎日夢のために何をするのか決めて、新年度に向かってください。それと同時に七つの約束をもう一度見つめて、できれば休みの時も意識をしてほしいと思います。周りの人は必ずどこかで努力を見ています。新年度また元気に会いましょう。」

郁文館夢学園が運営する広域通信制・単位制高校「ID学園高校」(20年度4月開校)で実施された特別講義をご紹介します。

文科省が主催する”海外に興味がある高校生による、高校生のためのソーシャル部活動「#せかい部」” 。
今日はその「#せかい部」の元メンバーであり、現在も「トビタテ!留学JAPAN」メンバーとして活動される大学生の方々に、オンラインで特別講義を行っていただきました。

e4764166944452be9466a3d5f66c69fc-1024x576.jpg

本日のテーマは「英語で日本のことを説明してみよう!」

前半はスタジオジブリのアニメ『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』を用いて、英語ではタイトルはどのように表現するのか、ストーリーは英語でどのように伝えることができるかなど、親しみやすい内容でレクチャーいただきました。

後半は各グループに分かれ、英会話を楽しむ時間。
英語が苦手な生徒は無理せず聞くだけの参加も可能です。

グループをのぞいてみると・・・

せかい部先生(以下 先生):What is your favorite animation?(好きな漫画はなんですか?)
生徒:My favorite animation is ・・・ラブライブ!!
などID生がんばって英語で答えています。

せかい部の先生が流暢な英語を話せるのは十も承知ですが、ID学園の生徒もなかなかスムーズな英語で受け答えし、会話のキャッチボールがしっかりできています。さすが普段からハイレベル英語や英検対策授業を受け、レベルを上げているだけあるなと、頼もしく思います。

7f867fce3f864e71a3437c42c1552b3b-1024x685.jpg

せかい部の先生は親切に英会話を進めながら、ミニ知識や身近に使える英語表現を教えてくれます。
先生:携帯って言葉が出てきたけど、英語でなんというかご存じですか?
生徒:・・・Mobile phone?
先生:Very good! そうですね!あと、cellphoneという表現もあります。ちなみにですが、韓国語で携帯電話はなんというか知ってるかな?
生徒:うーん・・・?
先生:韓国語では”휴대폰(ヘンドゥポン)”って言います。なんでその話をしたかというと、この”휴대폰(ヘンドゥポン)”は手に持つ電話=hand phone(ハンドフォン)の韓国語読みなんです。韓国語にも外来語があるということをお伝えしたくて紹介してみました。
生徒:なるほどー!

そのほかにも

「英語で”推し”ってなんて言うと思う?」
「”見る”という英単語にはlook,see,watchなど複数あるけれど、それぞれの違い分かるかな?」

などなど、日常会話で良く使う言葉やニュアンスがよりしっかり伝わる英単語の紹介、豆知識などをたくさん教えてくださいました。

1310628-1024x685.jpg

ホットな英会話フレーズを学ぶことができ、生徒たちも楽しそう。英語が苦手という生徒もこれを機会に少しでも英語を身近に感じられたら嬉しいですね。

“せかい部(トビタテ!留学JAPAN」)の皆さん、今回は素敵な講義をありがとうございました!

郁文館が運営するバングラデシュ姉妹校でダッカ大学(日本の東京大学にあたる大学)に合格!!

郁文館夢学園の姉妹校であるナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ(以下:NDMSC)の第一期生、シマントダスくんが、ダッカ大学の入学試験に合格しました。

バングラ1月.jpg
(以下の写真は、左から副校長であるサイフル先生、ダッカ大学合格生徒、お母さん、教員二名です。)

ダッカ大学は日本で例えると、東京大学です。

彼は塾にも入ることはなく、学校でのサポートのみで大学受験に合格しました。
先生たちは全力で受験勉強をサポートし、新型コロナウィルスの影響でなかなか学校に登校できなくても、定期的な家庭訪問やオンラインでのサポートを行いました。

NDMSCから一番入学が困難だと言われる学校に合格者が出たことは誇りに思います。
この生徒だけではなく、他にもさまざまな生徒がラジシャヒ大学とジャガンナート大学など、様々な難関校にも合格者が出ています。

夢教育は日本の学校だけではなく、国境を越えて、海外の学校でも大きな成果を出し始めました。
夢教育を通して、更に生徒達が大きく成長出来るよう、教職員一同様々なことにチャレンジしていきます!

今年度もコロナ禍という大変な状況でしたが、4月から入職する方をお迎えして、内定式を開催いたしました。

渡邉美樹理事長兼校長のからは、同じ志を持つ新しい仲間を歓迎する気持ちや、教職員としての姿勢・心構え、また郁文館の使命や、教育目的など、郁文館の根幹にある『理念』について、一人ひとりの内定者に熱く伝えられました。

内定式①.JPG

今回は事前に「理事長兼校長に直接聞いてみたいこと」という質問を新入職の方にお聞きし、一人ひとりの質問に理事長兼校長が誠実に応えていきました。
内定式⑤.JPG

質問の中には、
「夢を持つことができず悩んでしまう生徒もいるかと思います。そのような時にどのような声掛けをする事が生徒のためでしょうか?」という質問や、「教育における図書館の役割とは?」「理事長が考える優秀な人材とは?」など多岐にわたる質問が並びました。

理事長兼校長からは、人間は自分の可能性を信じてくれる人の存在や言葉が後の人生に大きく影響していくものだ。また、子どもたちは自分で成長していく力を持っているので、我々教職員は多くのものに触れて、関心を持ったり、楽しさを感じるものを見つけさせるための、”環境作りやきっかけ”を提供し続けることが大切だと考えている。

今日よりも明日、明日よりも明後日、子どもたちがワクワクするような、胸を打つような授業や関わりを皆さんに期待していますとの話で締めくくられました。
内定式④.JPG

一言一句聞きもらすまいと真剣にメモをとる新入職の皆さんの姿がとても印象的でした。
新入職の仲間と共に、生徒も教職員も成長し続ける日本一の学校を今後とも目指して参ります。

人材開発室

郁文館の特徴的な行事のひとつである「夢合宿」。
正しい生活習慣を身に付け、良い人格を形成する、ことを目的として5泊6日~10泊11日で学年毎に行います。

今回は郁文館が誇る研修施設で、夢合宿の舞台となる『鴻夢館』を取材時に夢合宿を行っていた中学3年生の様子とあわせてご紹介します。
※コロナウィルス感染拡大前に実施した夢合宿レポートです

鴻夢館は長野県東御市の標高約1,100メートル地点という大自然の中にあります。

nyu130924①.JPG

もちろん、郁文館夢学園の生徒専用の施設です。

鴻夢館①【0924】.jpg

それでは、入口からご案内します。

nyu130924③.JPG

正面階段はとても開放的な造りとなっています。

nyu130924④.JPG

2階に上がると入口が見えてきます。さあ、入館です。

nyu130924⑥.JPG

とても広くて明るい入口ロビーです。

nyu130924⑦.JPG

入ってロビーを左に行くと・・・

nyu130924⑧.JPG

職員室があります。学校と同じです。

nyu130924⑨.JPG

当日は中学3年生の夢合宿、真っ只中でした。職員室にはもちろん中学3年生の先生方がいます。

nyu130924⑩.JPG

ロビーの奥は吹き抜けになっており、

nyu130924⑪.JPG

吹き抜けの下は食堂になっています。

nyu130924⑫.JPG

食事以外の時間は自習スペースとしても利用できます。

nyu130924⑬.JPG

ロビーから奥の棟に進みます。まず、最初にあるのが講堂です。
200人が座れる広いスぺースがあります。

nyu130924⑮.JPG

取材当日はこの講堂で、中学3年生が卒業論文のプレゼン練習を行っていました。

nyu130924⑯.JPG

10月5日、6日の郁秋祭での発表に向けての練習です。

nyu130924⑰.JPG

発表後は、プレゼンを後ろで聞いている先生方全員にフィードバックをもらっていました。

nyu130924⑱.JPG

講堂の奥へ進みます。途中の通路には書道部の生徒の作品が展示されています。

nyu130924⑳.jpg

次は研修室です。

nyu130924⑲.JPG

全部で6教室あります。

nyu13092421.JPG

夢合宿中、この研修室では学校と同様に授業が行われています。

nyu13092422.JPG

隣の研修室は別のクラスが授業中です。

nyu13092423.JPG

学校とはまた違った環境下で集中力が増すようです。

nyu13092424.JPG

長机を複数人で使用するため、隣同士フォローしあうことも出来ます。

nyu13092425.JPG

さあ次は、合宿といえば「宿泊棟」です。

nyu13092426.JPG

とても心地よい光が差し込みます。

nyu13092427.jpg

使用中の部屋にお邪魔してみましょう。

nyu13092428.JPG

nyu13092429.JPG
繰り返しになりますが「使用中の部屋」です。決して撮影用に整えたのではありません。

夢合宿の目的である、
「正しい生活習慣を身に付け、良い人格を形成する」ために、担任より生活面でも細かい指導が行われます。

nyu13092430.JPG

もちろん洗濯も自ら行います。

nyu13092431.jpg

施設内のゴミ分別も徹底しています。

nyu13092432.JPG

でも・・・。厳しいだけではありません。
生徒が快適に過ごせるよう、思いっきりリラックスできる場所も用意しています。

nyu13092433.JPG

人気の素足のコーナーです。みんなここでゴロゴロしているようです。

nyu13092434.JPG

また、思いっきり勉強したい生徒のために、宿泊棟の近くに自習スペースもあります。

nyu13092435.JPG

宿泊棟の次は大浴場をご案内します。

nyu13092436.jpg

脱衣場はきれいに清掃されていました。これも生徒達が交代で行っています。

nyu13092437.JPG

広い!

nyu13092438.JPG

生徒に大好評の大浴場です。

nyu13092439.JPG

大浴場の隣にはランドリーがあります。ここで自分で洗濯をします。

nyu13092440.JPG

こちらは主に女子が宿泊する別館です。

nyu13092441.JPG

入口の吹き抜け下にある食堂に戻ります。

nyu13092442.JPG

専用の調理場も完備しています。

nyu13092443.JPG

取材当日の献立です。カロリーもしっかりと計算されメニューが組み立てられています。

nyu13092444.JPG

長期間の合宿です。アレルギーを持っている生徒への対応も万全です。

nyu13092445.JPG

食堂前にある手洗い場です。ここで手を洗わないと食堂に入れない導線となっています。

nyu13092446.JPG

全員がそろってから合掌し、食事を始めます。

nyu13092448.jpg

もちろん、おかわり自由です。当日は男子の長蛇の列が出来ていました。

nyu13092449.jpg

食事を終えた生徒が集う憩いの場、中庭を見てみましょう。
中庭の奥の建物に何やら球体が見えます。

nyu13092450.JPG

なんと!、天体観測が出来る設備が鴻夢館にはあります。

nyu13092451.JPG

標高1,100メートル。天体観測にはベストポジションです。

nyu13092452.JPG

そして、鴻夢館自慢の天体望遠鏡がこれです!

nyu13092454.JPG

長野県でも5本の指に入る規模の天体望遠鏡です。

nyu13092455.JPG

操作はコンピューター制御されています。

nyu13092456.JPG

合宿のプログラムとして夜に星空観察会を開催しています。

nyu13092457.jpg

施設の外に出てみましょう。研修施設横のグラウンドです。奥に何かが見えます。

nyu13092458.JPG

これは合宿プログラムのEQチャレンジに使用するアスレチック施設です。

nyu13092459.JPG

仲間と協力し上まで登ります。(その他、様々な使用の方法があります)

nyu13092460.jpg

グラウンドには野外調理が出来る設備も整っています。

nyu13092461.jpg

グラウンドを出て、研修施設の周りを歩いてみます。

nyu13092462.JPG

改めて大自然の中に滞在していると感じることが出来ます。

nyu13092463.JPG

テニス場が見えてきました。これも鴻夢館の施設です。

nyu13092464.JPG

テニス場は建物の前にあります。

nyu13092465.JPG

このテニス場では朝、ラジオ体操が行われます。

nyu13092466.JPG

ここから1日がスタートです。

nyu13092467.JPG

このような環境で生徒達は5泊6日~10泊11日の夢合宿を過ごしています。

nyu13092468.jpg

鴻夢館のご案内は以上となります。
子どもたちの幸せのためだけにあるこの研修施設、いかがだったでしょうか。

毎年2月に行っている「郁文夢の日」。

この郁文夢の日は、本学園の生徒にとって、一年間の日々を振り返る大切な日であると同時に、新たな年度に向けて夢への志を立てる”出発の日”でもあります。
今年度は新型コロナウィルスの関係で前半を夏にオンラインで実施し、2月にこの1年を振り返って夢カードを作成という2本立てで行いました。
まずは、前回の夢の日を全校生徒でVTRで振り返りました。
先輩①.jpg

生徒代表の発表で話された、「挫折があるから強くなれる」という言葉に勇気づけられたり、中には応援団の気迫のこもった魂の叫びに、胸を熱くする生徒も見られました。
理事長①.png 理事長③.jpg

渡邉理事長兼校長先生からは、「自分の夢が叶ったらどんな素敵な奇跡が起こるか」を考える大切さや、夢カードを書く上で心がけてほしいポイントである『夢7原則』、そして『旅路は目的地に勝る』とのミゲル・センバンテスの言葉や、『一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ。』というミュージカル「ラ・マンチャの男」の台詞が紹介されました。
教室①.jpg 教室③.jpg

夢カードを書く時間では、担任の先生から、「何になりたいか」も大切だが、「being」どうありたいかを考えると夢を見つけるヒントになるよとのアドバイスが伝えられていました。
記入する生徒も、読む先生も真剣そのもの!

教職員一同、これから1年間、生徒が夢カードに記した夢にしっかりと伴走していきたいと考えています。

バングラデシュの教育モデルとなる学校をつくるために、2013年に設立された郁文館夢学園の姉妹校、ナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ(以下:NDMSC)。
現在生徒数の大幅な増加に伴って、校舎である建物を4階建てから5階建てに増築中です。

NDMSCは時代の変化に対応するために、さまざまな教室が存在しています。
その中には郁文館夢学園の「Future Lab」をモデルにした教室や、コンピューター室も存在します。
バングラデシュでは、ICTを意識した学校づくりをしている学校はまだまだ少ないです。
郁文館夢学園の姉妹校という力を活かして、他のバングラデシュの学校にはないような、最先端の教育を提供しています。
他の学校にはないシステムや教育設備を積極的に取り入れ、生徒が楽しく、そして夢を叶えることができる学校となることを目指しています。

「夢教育を世界中の子どもたちへ!」を合言葉に、バングラデシュでも子どもたちの幸せのための学校づくりを進めて参ります。

バングラ写真①.jpg   

バングラ写真②.jpg

バングラ写真③.jpg

バングラ写真④.jpg

バングラデシュ姉妹校のその他の情報はこちらから
3cd83c490308e4ce5170d149e9c58cacd66ad8cf-thumb-333xauto-33428.jpg

郁文館夢学園は「SDGs教育日本一」を目指しており、その日本一の定義を以下の4つとしています。

①日本で一番、生徒がSDGsを学び、体感できる環境が提供できていること
②日本で一番、教職員がSDGsを意識し、体現できる制度及び職場環境があること
③日本で一番、地球環境にやさしい学校運営ができていること
④日本で一番、SDGsに関心と知識を持ち、自ら行動に移すことができる人材を輩出する中学・高校であること

その中の③番「日本で一番、地球環境にやさしい学校運営ができていること」につながる、「再生可能エネルギー100%での学校運営」を実現しました。

※『RE100』とは…事業活動によって生じる環境負荷を低減させるために事業運営に必要なエネルギーを100%再生エネルギーで賄う取り組み
※今回のRE100達成は、東京都文京区の本校舎での実績となります

私たちが目指す『RE100』は、生徒たちへの教育の要素も取り入れることにこだわりました。
それは、どこで、どんな方法でその再生エネルギーが作られているのか。それを「見える化」することで、より「自分事化」させることです。

今回、ワタミ株式会社が所有する秋田県にある風車「風民」から電力を供給してもらうことにより、風車の電力で100%運営できる学校をつくり上げることができました。

風民①.jpg
秋田県にかほ市 ワタミの夢風車「風民」

私たちが目指す『RE100』は、『RE×E100』です。
  RE×E = R(Renewable)×E(Energy)×E(Education)=100

「教育こそが地球を変える」
これからも郁文館は、「できることから」「身近なところから」をテーマに地に足の着いた実践型SDGs教育を着実に実行していきます。

高校進学を控え、進路選択をしていく時期にある中学三年生に、「なんのために高校へ行くのか」をテーマに、理事長先生の経験を踏まえながらお話いただきました。

c1111.jpg

理事長先生はまず、生徒達に「何故高校へ行くのか」と問いました。しかし、高校へ行く意味を明確に持っている生徒はほんの数人で、ほとんどの生徒が「周りの人がみんな行くから」という理由で進学を希望していました。

理事長先生は、「今、自分はなぜ高校へ進学し、高校生活の3年間をどう過ごしていくのか明確にしていかなければならない。」と強く生徒に伝え、生徒たちはその言葉に胸を打たれたようでした。

c2222.jpg

続いて、理事長先生は夢7原則に沿って夢を叶えるために必要なことをお話くださいました。

夢には動機付けが大切で、理事長先生が過去に経験した「感動」が、どうしても叶えたい夢の原点になっていること、どうしても叶えたいという気持ちが、逃げたくなった時こそ負けない心の強さや、様々なチャンスを与えてくれることをお話になりました。
理事長先生からのお話の中でも、特に生徒たちの心に深く刺さったことは、「あきらめないことの大切さ」についてです。熱心に聞きながら、夢手帳にメモを取っていました。進路選択に迷っている今、彼らの背中を押してくださるようなお話でした。

c3333.jpg

講座の最後には質疑応答の時間を取っていただき、生徒からの夢に関することや経営に関するものまで様々な質問を、一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

この講座を通して、生徒たちは「何故高校へ行くのか」について、目的意識を持つことができたことと思います。目の前のことから逃げずに、夢や目標に向かって努力し続けられるような、高校生になってほしいと感じました。

最後に生徒の感想を簡単に紹介します。

・今までなんとなく高校に行こうと思っていたがしっかり高校に行く理由を見つけようと思った
・高校にただ周りが行くから行くのではなく高校3年間で何を目標にするのかを決めたい。
・私はみんなを笑顔にできるような看護師になるために高校に通おうと思っていました。 しかし、もう少し具体的にどんな看護師になりたいのかを今学期中に決め、高校ではどんなことをすればいいかなど自分に必要なことをしっかりと決めようと思いました。
・何かをやめる時に逃げる気持ちを持ったら失敗するという話が一番印象に残りました。 これからなにかあるたびに気をつけたいと思いました。

中学の最後を締めくくりつつ、春から始まる高校生活にワクワクする3学期を送ってもらえるよう期待します。

ページ
TOP