開智未来中学・高等学校は、今春中高一貫5期生78名、高校入学8期生107名、計185名が3月15日に卒業式を迎えました。

4月1日現在の国公立大学合格速報になります。卒業生数200名に満たない小規模校ですが、旧帝大+国立医学部の合格者数が2桁となり、過去最高となりました。

国公立大学合格者数は現在47名(現役43・既卒4)となっています。主な合格大学は以下の通りです。

東京大学2(現役2)・京都大学1(現役1)・北海道大学1(現役1)・東北大学2(現役2)・九州大学2(現役2)・東京工業大学1(現役1)・東京外国語大学1(現役1)・新潟大学医学部1(既卒1)・富山大学医学部2(現役1・既卒1)・東京学芸大学2(現役2)・電気通信大学1(現役1)・東京農工大学1(現役1)・神戸大学2(現役1・既卒1)

また、私立大学の判明分は早慶上理GMARCH+海外大学(ニューヨーク大学) 計125名(現役105名・既卒20名)となっています。

 

今年度は「大学入学共通テスト」元年でした。特に、高校入学生は公立中学3年生の時に「自分たちの代で大学入試が変わる」ということで、本校の「探究活動」や「英語発信力」を磨く取組み、先進的な「ICT教育」、関根顧問の「哲学の授業」、「少数制で丁寧に伸ばす教育」に期待を込めて入学してくれた生徒たちでした。

また、加藤友信校長がICT分野の第一人者ということもあり、2017年度から1人1台のタブレット導入を進め、結果として新型コロナ休校期間中にも2400本もの授業動画配信で、授業を遅らせることなく対応できたことも、受験生の心の支えになったと思います。

一流の進学校と比べるとまだまだ足元にも及びませんが、これからも教職員一同、在校生の進路希望実現に向けて頑張ってまいります。(広報部長 西木)

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開智未来校舎「ここに未来がある 私の物語が始まる」

共通テスト7か月前に作成した日めくりの看板

共通テスト初日の合格祈願走(関根顧問・長谷川教諭)

 

ホームページからの合格大学一覧

https://www.kaichimirai.ed.jp/career/results/

 

 

 

 

 

3月13日、開智未来では高校併願入学説明会を実施します。

数年前の入学説明会の日、雪のようなもの(灰)が周辺に舞い、ふと外を見ると渡良瀬遊水地一帯で炎や黒い煙が舞い上がり、「大規模火災が発生したか?」と思ったことがありました。その日は風向きの関係で開智未来に降灰が直撃しました。

実は、恒例行事である、渡良瀬遊水地の「ヨシ焼き」です。災害でないとわかると、本当に壮大な光景です。高校入学説明会参加の方は順延でなければご覧いただけるかと思います。なお、新型コロナ感染防止のため、見学は自粛してくださいとのことです。(広報部長 西木)

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https://watarase.or.jp/new_info/detail/416

 

3月6日(土)は第3回高校単願生プレ入学の日です。入学手続きをした生徒に4月の入学式までに単願生は6回、併願生は2回の登校日を設けて、高校生活がスムーズにスタートできるよう、学びの集団づくりや教科の指導などを行っています。

開智未来では、6つの授業姿勢(ねらい・メモ・反応・発表・質問・振り返り)を身体化し、学び合いを積極的に行うなど、授業自体が能動的になるように工夫した授業を行っています。

今回は数学の授業での学び合いの様子を紹介しました。緊張感も徐々になくなり、入学生には学び合うことにより授業がより深まることを体感してもらえたかと思います。撮影にあたってはブログ投稿の許可をもらい、紹介させてもらいました。(広報部長 西木)

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開智未来の学年末考査は高校が本日まで、中学は昨日に終了しました。これから修了式までは、各学年での取り組みが中心となります。3月11日には探究活動の発表会「未来TED」も控えています。

本日は中学3年生がスポーツ大会を実施していました。新型コロナの緊急事態宣言も延長となり部活動も原則停止となっている中、元気にグランドや体育館を走り回っていました。よい気分転換となったようです。

(広報部長 西木)

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初代校長の関根顧問は、現在開智未来の「特別顧問」兼「開智学園教育研究所長」です。本校では関根顧問が各学年週に1時間の「哲学」の授業を現在も行っています。

さらに中学2年生では、生徒の要望により11月から「東大ゼミ」を希望制の参加で実施しています。毎週月曜日の昼休みに20分ほど集まり、3~5人で「学びの仲間」をつくらせ、毎週出される課題をその仲間で解いたり実行したりする、という試みです。

この試みのねらいは、「学年トップ層の(全国水準の学習意欲)を育成すること」に加え、「切磋琢磨の雰囲気や文化の醸成」と「学びの集団づくり」にあります。

これまでの課題をいくつか紹介します。

・東京大学の使命と教育理念をまとめよ。

・「菊と刀」の英文の構造化や問いをグループで考える。

・グループで1冊本を選んで読み、その概要と話し合ったことをまとめる。

・Z会模試に向けて、グループで何をするかを決めて実行する。

・授業をリードする取り組みを考え、実行する。

・各自が30days’  challenge を実行する。

・グループで数学の難問を解く。

・学年末考査の各自の目標を定め、考査に向けたグループの取組みを実行する。

・東大ゼミで扱ってほしいテーマを考える。

などです。

このような取り組みに本日は学年の5割を超える60名の生徒たちが自主的に集まってきました。もちろん学年団教員も一緒に参加しています。

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本日は高校単願入学生2回目の登校日です。授業のはじめの提出物回収時には、前回緊張していた入学生も、違う中学の入学生とにこやかな表情で話しかけている光景が見られました。その後前回に引き続き各教科の指導を午前中に行いました。

私も昨年この登校指導に関わったのですが、意外に思ったことがあったので、本日担当する若手の先生にアドバイスしました。「教科書を郵送するための宅配便を書けない生徒がいる!」

えっ、昨年たまたまですよね?という表情で聞いていた先生。

郵便番号、住所、電話番号を記入すればよいのですが、そもそも自分の家の住所を宅配便に記入したことがない生徒もおり、詳しく自分の住所、ましてや郵便番号を覚えることや携帯電話があるので家の電話番号を覚える必要もないのでしょうか。やはり私の予想が的中しました。

令和の中学生・高校生は私たち大人の想定を超える新人類が入学してきますね。情報社会の中で育った入学生、これからも色々な想定外に出会うことを楽しみにしています。(広報部長 西木)

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本日は関根顧問の「哲学」の授業を紹介します。中1~高2の各学年、関根顧問が定期的に「哲学」の授業を行い、「学びのスキル」を鍛えたり、「世界水準の思考力」を育成するために、教科を跨いで様々な取り組みを行なっています。

本日高校2年生の哲学では、夏目漱石の「私の個人主義」を読むことをテーマに授業が進められていました。文章の全体構成を理解し、著者の主張を読み取り漱石の思想に触れることから、自身の生き方や進路を考えることを「ねらい」としています。

また、哲学は学年単位で行われること、クラス担任や学年団も一緒に授業に参加することで、共通認識を図れることも大きな特徴です。

先日、本校高3の高澤さんが東京大学の学校推薦型選抜入試に合格した投稿をしましたが、彼女も「哲学」を通して将来の進路を考え、その夢に向かって努力することができたと語っています。(広報部長 西木)

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開智未来では本日、ブタの解剖実習を行いました。この実験は本校の百武講師をはじめとする理科教員を中心に、在校生の医系コースをはじめとする理系進学希望者を対象に、医学部、看護学部、獣医学部、農学部などの理系進学卒業生がサポートする体制で恒例の行事となりました。

本日は11名もの卒業生が参加、実習前には職員室に足を運び母校を懐かしんでいました。また私立大学医学部医学科に進学を決めた高3生の島野君もサポートに回りました。

在校生にとって実習はもとより、医学部など自分の志望進路に進学した先輩の大学生活を聞ける、大変貴重な機会となり、とても良い刺激となっています。開智未来の「未来魂」伝承の場でもあります。(広報部長 西木)

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写真は百武講師と卒業生の集合写真、高校2年生が加わった授業の導入、先輩の説明を真剣に聞く実習の様子

 

開智未来では、新型コロナ感染防止対策として、新しい生活様式「バージョン1~7」をホームページからも公開し、日々の学校生活で実践しています。

加藤校長の意向もあり、感染防止対策の1つとして全ホームルーム教室に加湿器を配置しました。納期が希望より少々遅れましたが、早速担任の先生が各ホームルームに設置して利用しています。私は家庭用の加湿器をイメージしていたのですが、写真からもわかるように生徒用机と比較しても大変大きなサイズの加湿器です。(広報部長 西木)

 

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2月16日発表で、東京大学の学校推薦型選抜に開校以来、初めて合格者がでました。2011年開校の開智未来中学・高等学校では、中学入学1期生から(高校入学は2期生から)東京大学の合格を輩出しましたが、定員枠の少ない学校推薦型選抜には今回初出願初合格となりました。

合格した高澤美優さん(加須市在住)は高校で「探究部」を新設しました。そして全日本高校模擬国連大会に出場、将来は国連職員として国際社会で活躍したいという夢を持っています。また初代校長の関根顧問の「哲学」や「東大ゼミ」を通じて「世界で活躍したい」という夢が強い信念になったとのことです。

開智未来では、「国際社会に貢献する心ゆたかな創造型発信型リーダーの育成」を教育理念としています。その実現に向け、各学年のフィールドワークや高1の才能発見プログラムを通じた「探究活動」、ワシントンフィールドワークや希望制で参加できる豊富な「英語体験」、タブレット活用などつなげる知能としての「ICT教育」を推進しています。今回の結果の第一はなにより本人のたゆまぬ努力ですが、これらの教育が少しでも在校生の夢の実現に役立つことができたならば幸いです。

1月、2月と通常授業がなくても毎日学校で朝から夕方まで勉強に励んでいた高澤さん、今日は朝のミーティングで先生方に感謝の気持ちを伝えてくれました。(なんてアットホームな学校でしょう)

これからまだまだ本格的な大学受験が控えています。皆さん進路希望実現に向けて頑張って下さい。(広報部長 西木)

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写真は模擬国連参加写真(左から中野さん・高澤さん)と朝の職員会議の様子

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