11月21日(金)、1年生は校外学習で、明治製菓の坂戸工場と、墨田区の本所防災館に行ってきました。午前中の明治製菓では、「カール」「ミルクチョコレート」など、普段からなじみ深いお菓子の製造過程を見ることができ、生徒たちは大喜びでした。生徒からは「いつも食べているお菓子に、たくさんの人の思いが込められていると知り、1つ1つ大切に頂きたいと思った」という感想が寄せられました。午後の本所防災館では、地震体験として震度7の揺れを体験したり、火事が起きたときの対応や消火器やAEDの使い方を教わったりしました。生徒たちは、いずれ来る地震に備えて「日ごろから家族と話し合い、いざというときに今日学んだことを活かしたい」と話していました。(引率者談)

11月23日(日)、テニス部は、本来は夏に行われるはずだったカトリック大会に参加しました。夏以降、主力生徒が引退するなど困難な状況に見舞われましたが、中学・高校関係なく、チーム一丸となって応援し、懸命にプレーした結果、昨年よりも順位を1つ上げることができました。生徒たちが望んでいた結果とは違いますが、みんな少しずつ成長しているのだと思います。この経験を糧に、今後も様々なことに挑戦してほしいです。また、引退時期を伸ばすことにご理解いただきました保護者の方々にもこの場を借りて御礼申し上げます。(テニス部顧問談)

2014年も残すところあと1ヶ月となりました。本校では、本日をもって試験1周間前となり、特に6年生はこれが目黒星美での最後の定期試験となります。節目、節目に行われる定期試験も1年生の時から数えること次で29回目。これまでの試験に至るまで、楽しかったこと、辛かったこと、色々なことがあったことと思います。そして6年生にとってこの定期試験は受験を控える生徒にとっては、これまででもっとも大きな壁かも知れません。今年1年の締めくくりとして、また自分の6年間を有終の美を飾れるように精一杯がんばって壁を乗り越えていってください。そして壁の先に待っているものをみなさんそれぞれ想像してみてください。

11月21日(金)、5年生は茨城県笠間市の日動美術館の見学、笠間工芸の丘での絵付け体験を行ってきました。ここ数日肌寒い日が続きましたが、暖かく過ごしやすい1日となりました。美術館を見学することで創作意欲が高まり、午後のマグカップの絵付け体験では皆夢中になって取り組んでいきます。どの作品も個性的でバラエティに富んだ絵柄が並びました。また、中には「合格」と力強く書かれた作品もあり、頼もしく感じました。行事と期末試験の間にある束の間の休息を経て、受験勉強に取り組む力を養って欲しいと思います。(引率者談)

11月下旬となり、校庭の銀杏が色づきはじめました。登校時に西門をくぐると、薄暗いピロティの先に、黄金色の葉が澄んだ朝の光を照り返す光景が広がっています。それは時として、しばし足をとどめて見入ってしまうほど美しいものです。正門側の銀杏はまだ緑を残していますが、まもなく一気に色づくことでしょう。生徒の落ち葉掃き当番が忙しくなるのもこの頃です。まもなく暦は師走になります。

11月11日(火)、玉川税務署で行われた「玉川間税会『税の標語』入賞者表彰式」に、本校の3年生2名が出席し、賞状をいただきました。これは公民の授業の一環として生徒に作品を募り、夏休み明けに応募したものです。数ある作品の中から、見事2名が署長賞・優秀賞に選ばれました。2名にとっては、普段まず訪れることのない税務署に足を運ぶよい機会ともなりました。今後もこのような取り組みを通して、生徒に社会の一員としての自覚を高めるきっかけを得てもらいたいと思います。

(以下は今回表彰された生徒の作品)

「税金は 国を動かす エネルギー」 (署長賞・全国間税会総連合会入選)

「国の未来 考え払おう 消費税」 (優秀賞)

11月19日(水)~21日(金)、3年生は京都・奈良を訪れる関西巡歴に行ってきました。現地では天候にも恵まれ、ちょうど見頃の紅葉を楽しむ一方、内容的にも非常に充実した旅行となりました。2学期初頭から準備をしてきた京都での班別自主研修では、道を間違えたり、一箇所に長く滞在しすぎてしまったりといったアクシデントにもめげず、生徒たちは時間を調節しつつ、自分たちの予定通りの行程を踏破しようと努力していました。また、全般的に自主性を持って時間を意識した行動ができており、生徒の成長を目の当たりにできた3日間でした。(3年担任談)

11月17日(月)は恒例の「感謝の日」でした。「勤労感謝の日」にちなみ、本校では毎年11月後半の(月)の全校朝礼で祝います。これは、生徒が日頃の感謝を私たちに伝えてくれるという大変うれしい日です。当日壇上では、生徒から全教員・職員一人ひとりに、メッセージを寄せ書きした色紙が渡されます。これは生徒会が中心となって、あらかじめ各学年・各クラスに割り振り、準備してくれるのです。中にはイラストやデザインに凝ったものもあり、その出来映えに驚かされます。でも一番嬉しいのは、生徒一人ひとりのメッセージです。思わぬ生徒からの優しい言葉に、ホロリとさせられることもあります。目黒星美の良き伝統として、これからも続いていってほしいと思います。

11月21日(金)の社会科見学で、1年生は本所防災館などを訪れました。今日はその事前研修の様子をお伝えします。社会の授業では減災をテーマにした授業を行いました。最初に宮城県出身の授業担当者が、震災2週間後に現地で撮った写真や、過去に東京で起こった災害の写真を見せ、生徒に災害が決して他人事ではないということを感じてもらいました。その後は、小グループに分かれて、避難リュックに入れるものやラップの使い道を考えました。ある生徒の「リュックには好きなモノを入れる!」とのアイディアがありましたが、実はこれが非常時に大切だったりします。その他日ごろ見慣れない簡易トイレの使い方にも興味津々。非常時にはここでの学びが自分だけではなく、多くの人の助けになるはずです。(授業担当者談)

11月18日(火)、夕日が沈みかけた頃、ラウンジに4、5人ほどの生徒の姿が。「先生ちょっと!」と呼ばれて近寄ると、「安楽死についてどう思いますか?」と突然聞かれちょっと驚き。一体何を話しているのか…現在、本校の5・6年生は放課後に最近起こったことなどをテーマに議論会(哲学カフェ)を行っています。元々、教員が面接試験や小論文で中身のあることを考えてほしいとの考えから始まったこの哲学カフェですが、今は集まった生徒が自主的に活動をしています。この時のテーマが「安楽死」と「子どものキラキラネーム」についてでした。集まった生徒たちはそれぞれ立場などを調べて考えを述べ、そして相手の意見を聞いていました。このような機会を持つことは将来にとっても大切なこと。教員もしっかり応援していきたいと思います。

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