国語の授業では、「少年の日の思い出」という物語文を扱っています。授業では、主人公の「僕」の心情を丁寧に読んでいき、そのまとめとして、クラス内で“裁判”を実施しました。「エーミール」の持ち物であったクジャクヤママユを勝手に家に入り込み、盗んだだけでなく、破壊してしまった「僕」を裁判にかけるという設定です。「僕」に罪を求める「検察側」と「僕」を助ける「弁護側」に分かれて討論をし、「裁判員」の会議によって、その量刑を決定しました。生徒たちは事前準備から気合を入れて一生懸命考え、裁判当日も白熱した討論をすることができました。
0303

3月1日(月)、学園を巣立っていった56期生、これからはそれぞれが違う環境に身を置き、さまざまなことに戸惑いを覚えることでしょうが、自分を見失わずに一歩一歩進んでいくことを願っています。今までは小さな学校、少人数の中で過ごし、学年全員が自分の存在を認め、自分も全員のことを知っているという状態でしたが、これからは違う。自分から積極的に多くの人と関わり、さまざまな考え方に触れ、広く開かれた視野を持った人になっていくことが求められます。時には困難なことに出会い、つらい思いをすることもあるでしょうが、そうした経験が人に寄り添う心を豊かに持った女性へと成長させてくれるでしょう。難しい社会情勢ですが、その時その場でできることに全力で取り組んでいってほしいと思います。この学園で身につけた知性・感性を、次のステージでさらに豊かにし、人のため、社会のために自分の力を精一杯尽くせる人となることを期待しています。(学年団より)
0302

3月1日(月)、56期生の卒業式に先立ち、卒業ミサが聖堂ではなく、密を避けてラウラ・メモリアル・ホールで捧げられました。ルカの福音から「あなた方の父があわれみ深いように、あなた方も憐れみ深い者となりなさい」とイエス様のお言葉がありました。お互いを大切にしあってきた56期生にふさわしいみことばでした。当たり前の大切さ、ありがとうと言える日々、人生、未来を、希望のうちに歩み続けてくれるように祈りました。ありがとう、56期生の皆さん!
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3月1日(月)が卒業式のため、2月26日(金)が期末テストの時間割発表日となり、事実上期末テスト1週間前です。日中は暖かくなる日も増え、お昼休みや放課後には、ラウンジだけでなくテラスで勉強をしている生徒もいました。高校生は、1月に大学共通テストが実施されたこともあり、思考して解く新しい形式の問題に意欲的で、定期試験の範囲からどのような問題が出題されるか、友達同士で予想しながら勉強している様子が見られました。3学期の期末テストでは、日頃のPBL授業で培った力をいかんなく発揮してほしいです。
0226

4年の世界史の授業では、「帝国主義の時代」の単元を行っています。欧米諸国がなぜアジアやアフリカを植民地にしていったのか。発展していく産業との関わりや社会主義運動との関連性を意識しながら授業を進めています。特にイギリスのセシル=ローズやドイツのビスマルクをはじめとする、欧米諸国の政治家の労働運動や貧困に対する政策や見解を、資料を使って比較し、理解を深めています。当然、当時の政治家が導き出した結論が、現在の常識に照らして妥当ではないことがあります。その点も重々理解してもらいつつ、生徒には移ろいゆく常識の変化をふまえた上で、歴史を通して原因に対する結果の見据え方を養ってほしいと思います。
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3学期のバス路線集会は、登下校の際に誰もが関係する道路の歩き方をテーマに実施されました。密集を避けるためにzoomを活用した中継形式を採用し、見ている人が退屈しないようなスライド作りから、インタビュー中継企画まで、生徒会役員がすべての企画から運営までやり切ってくれました。今回の印象的な呼びかけで、全校生徒が登下校時のマナーを少しでも向上させてくれることを願っています。
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2月19日(金)の7時間目は、今年度最後のVCPの時間でした。これまでの時間で、新型コロナウイルスに係わる様々な問題への解決のアプローチ方法を生徒一人ひとりが考えてきました。それを、学年を超えて別の生徒が受け取って、そのアイデアが抱えている問題点とそれに対する改善策や更なるアイデア、そして、SDGsとの関わりについて考えました。他人のアイデアをクリティカルにとらえ、欠点を補っていく活動は、今までにない新しい学びを生徒たちにもたらしたことと思います。
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2月13日(土)5年生は大学入学共通テスト対策模試(進研模試)を実施しました。今回の模試では、共通テスト本番で使用するICプレーヤーと同じタイプの機器を使用して英語のリスニングテストを受験しました。試験開始時にはぎこちない様子でしたが、IC機器に慣れている生徒たちですので、すぐにそつなく使いこなしていました。今年度の入試から、英語でのリスニングの配点が大幅に上がりました。1年後の本番に向けて、トレーニングを積んで、「苦手」から「得意」に変えていってほしいと思います。
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3年生は2月13日(土)に、校内でバーチャル修学旅行を行いました。スマートフォンにゴーグルをつけるVR体験で、嵐山や東大寺、清水寺など、実際に訪れる予定であった場所を映像形式で見学。生徒たちは、歴史の説明を聞きながらの体験に新鮮さを感じたようで、楽しみながらも良い学びができました。またVR体験とは別に、漆器に特殊な塗料を用いて色付けをする「漆器加飾体験」も行いました。先の細い筆を用いる細かな作業に集中して取り組み、それぞれが色鮮やかな作品を完成させていました。短い時間ではあったものの、生徒たちが充実した時間を過ごす様子が見られました。
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2月17日(水)、2年生は基礎力判定試験を行いました。基礎力判定試験とは、5教科のⅠ期の総復習テストです。自分の今までの力を試すことができるため、このテストに向けて冬休みから準備をはじめている生徒もいます。試験が開始されると、生徒たちは皆、真剣な面持ちで試験に取り組んでいました。Ⅰ期で学習したことはⅡ期だけでなく今後の学習の礎になります。テストを受けるだけでなく、しっかりと復習まで行ってほしいと思います。
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