11月5(水)・6日(木)、1~3年生の音楽の授業で、箏(琴)の演奏実習を行いました。普段は触れることのない箏に、生徒たちは興味津々。少し馴染んだあと、「さくらさくら」を演奏してみました。やはり慣れない楽器を前に、指もなかなか思うように動かず苦戦しましたが、みな必死になって取り組んでいました。日本で生まれ育つ上で、日本の伝統音楽を学ぶことは大切なことです。1学期の芸術鑑賞では和楽器の音色に親しみましたが、今回は実際の楽器に触れ、音を奏でることで、より日本文化への理解を深めることができたと思います。(授業担当者談)

11月5日(水)、2年生は理科の授業で電気回路の実験をしました。豆電球やプロペラ付きモーターを使っていろいろな回路を組みます。「先生!豆電球がつきません…」と戸惑いの声。どこがおかしいのかを考えて、試行錯誤を繰り返しながら回路を組み直します。「あっ、ついた!!」と今度は喜びの声が聞こえました。普段の日常で回路をつくる機会はなかなかないので、こちらも少し心配していましたが、すべての班がうまく回路をつくることができました。機械に強い女子を目指して、しばらく電気回路の実験が続きます。(授業担当者談)

4年生の化学では、無機化学を学習しています。無機化学では、炭素を含まない物質、すなわち、生命に直接関係せずに存在する物質(塩・金属など)について学びます。今回は、塩素による漂白作用と硫酸の脱水作用を確認する実験を行いました。塩素を集気ビンに発生させ、その中に有色の花とインクを浸したろ紙を入れます。すると、みるみるうちに脱色し、生徒は「白くなった~!」と不思議そうに観察していました。希硫酸をガラス棒につけて紙に文字を書いて乾燥させると、文字が浮き出てきます。思い思いの文字を書いて、その字が浮かび上がってくると、みな歓声をあげていました。(授業担当者談)

10月はハロウィンということで、家庭部ではパンプキンマフィンをつくりました。レシピには「フードプロセッサーを使用する」と記載されていましたが、本校にはフードプロセッサーがありません。そこで「かぼちゃをいかになめらかにすべきか?」を生徒に考えさせました。生徒たちは試行錯誤を重ね、木べらとホイッパーを工夫して使ってこの問題を見事克服し、最終的になめらかでしっとりとした美味しいマフィンを完成させました。家庭部では、何をつくるかを話し合い、互いに知恵を出し合いながら、材料準備から片付けまで5年生を中心にすべて自分たちで行います。料理を極めるだけでなく、水周りの掃除など生活力も身につけるために日々精進しています。(家庭部顧問談)

11月9日(日)に芦花中学校において大庭新海杯が開催され、本校中学生と用賀中学校の合同チームでリーグ戦に参加しました。第2試合後半途中まで非常に良いゲームを展開し、決勝トーナメント進出が見えていました。しかし、試合中にメンバーが負傷したことが影響し、延長戦の末、敗れてしまいました。1人が欠けたとき、それを補えるチームに育っていない、現チームの課題を痛感させられた一日でした。試合結果は残念でしたが、生徒も顧問もお互いに今、自分たちに足りないものは何かを学んだ良い大会だったと思います。次回中学生は1月に冬季大会がありますので、それに向けて生徒ともども頑張っていきたいと思います!今後とも高校生とあわせて応援のほどよろしくお願いします!!(バスケ部顧問談)

10月29日(水)、中間試験が終わった2年生は、図書の青木先生ご指導のもとで、本の紹介をしました。各クラスに分かれて生徒一人ひとりがおすすめの本を紹介します。著者と本のタイトルだけではなく、かならず一言以上の“おすすめポイント”を紹介します。恋愛が焦点になっていたり、親子関係が焦点になっていたり。はたまたサスペンスであったりと、様々な種類の小説などが紹介されていました。編集者個人としては、三浦しをんさんが好きなので、「舟を編む」が紹介されていましたし、是非読んでみてほしいと思いました。ここで紹介されていた本をたくさん読んで、多様な表現力を身につけてほしいと思います。

11月11日(火)、今日は10月から11月にかけて行われている6年生の校長面接の様子を紹介します。いよいよ受験と卒業を控えたこの時期、校長先生が6年生一人ひとりと面接をします。6年間を振り返ったり、現状を分析したり、成長を実感したりと、自分自身としっかりと向き合う大切な時間をつくっています。部活で一生懸命がんばったことや、同級生の仲間との楽しい思い出など、6年間で得たものはかけがえのないものであったようです。「卒業したくない」という発言も聞かれ、それだけ星美での生活が心地よく、あたたかなものだったことを物語っていると思います。校長先生が、新たな世界に羽ばたく6年生に、未来志向のすてきな言葉かけをしているのが非常に印象的でした。

11月4日(水)に、本校では英語語彙コンテストが行われました。これは年に3回、単語帳から指定された範囲の単語・熟語を覚え、100点満点でテストを行うというものです。今回は中間テスト直後ということもあって、直前に焦ってしまっている生徒の姿が見られました。しかし、普段の積み重ねを無駄にしないようにと、精一杯頑張ってくれていました。どんな教科も継続的な学習が必要不可欠ですが、特に英語は言語教育ということもあるので、本校ではこういった積み重ねの学習が必要であると生徒たちが認識できるような指導を行っています。今回の結果を受けて、また普段の英語の授業に生かしていってほしいと思います。(英語科担当者談)

11月6日(木)、4年生と5年生では模試が行われました。先週の10月27日(月)~29日(水)は中間試験、2日(土)も希望者模試、連休明けの4日(火)に英語語彙コンテスト、そして本日と、4・5年生はまさにテスト漬けの2週間でした。ネをあげる生徒もいましたが、これも経験。考えてみると、高校時代は人生で最もテストの多い時期かもしれません。長時間のテストに立ち向かい、思考力を駆使する。こうして脳は鍛えられていくのです。6年になると、模試の回数はもっと増えます。学問に王道なし。ひたすら頑張るのみです! 

11月2日(日)、3日(祝)の2日間をかけて、高校生の新人リーグ戦が行われました。力の拮抗する6チームが集まったために接戦が相次ぎ、1日目は試合終了が20時近くになるほどでした。本校チームは残念ながら予選敗退。しかしながら、本大会で引退する5年生はこれまで積み上げてきたものを後輩に示しながら、最後まで堂々と戦い抜いてくれました。これからは、バレー部での経験を糧にして、希望する進路に向けて頑張ってもらいたいです。(バレー部顧問談)

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