5月16日(金)、6年生の放課後講座を紹介します。毎週金曜日の放課後は、数学ⅡBの基礎的な事柄を確認しながら、大学入試レベルの問題に取り組むという講座の内容になっています。普通の授業においてもそうですが、「解法を覚える」のではなく、問題の全体像を把握する力、どのようにアプローチすればよいかを考える力、自分で考えたことを式や文を使って適切に表現する力をつけていくようにしています。50分授業の予定でしたが、講座受講者の希望により90分授業を行っています。この講座を通して基礎をしっかりと固めて飛躍の土台にしてほしいと思います。(講座担当者談)

5月14日(水)、2年前から交流を続けている亘理町立荒浜中学校の校長先生が来校されました。生徒たちの授業の様子をご覧いただきながら、校舎をご案内しました。短い時間でしたが、3月に被災地研修に参加したメンバーも挨拶をすることができました。生徒たちは照れながらも再会を喜んでおり、校長先生は「今日皆さんに会ったことを、生徒たちに伝えます。」と感激していた様子です。荒浜中学校の新校舎は、いよいよ7月に完成します。校長先生がお持ちくださった校舎完成予想図と3月の交流会の写真は、職員室前に掲示します。このつながりを大切に、これからも交流を続けていきたいと思います。

ソフト部は、4月29日に町田総合高校・大妻中野中高と練習試合を行いました。「2試合を通じて、必要なときに必要な声が出ていないという課題が目立った。声がもっと出ていれば、失点はもっと防げていたと思う。個々の力はついてきているので、それをうまく集団の力にまとめていきたい」との生徒の声。確かに技術レベルは着実に上がっていますが、それが試合で十分に発揮しきれていないという悪い面が目立つ試合でした。個の力を結集して、チーム力を高めていかなければならないと痛感させられました。(ソフト部顧問談)

5月11日(日)、テニス部は高校生の東京都団体戦に参加しました。この時期、本校では5年生が修学旅行中という都合から、4年生が出場しました。対戦校は全員高校3年生という厳しい中だったとはいえ、3戦全敗という結果に終わってしまったのは残念でした。特にシングルスでリードを奪いながらも、アクシデントなどから逆転を許してしまったことは、もったいない展開だったと思います。ただ、上級生相手に好試合を演じたことは自信にもつながるはずなので、今後の糧としてほしいと思います。(テニス部顧問談)

2年生の美術ではボックスアートに取り組んでおり、1辺が20センチの正方形の箱を自分の心に見立て、「心の中の自画像」というテーマで制作しています。10代という多感な時期に自身の心の移ろいに焦点を当てることで、自分を見つめ直すきっかけにしてほしいと思い、この題材を選びました。試行錯誤を繰り返しながら作品と向き合い、一人ひとりの心の中に思い描く自身の姿を様々な色や形で表現しています。完成が楽しみです!(美術科担当者談)

春は芽吹きの季節、生き物の観察に適しています。材料は、ネギの種子から発芽した細い半透明の根の先端、3mmほど。細胞の分裂が起こりやすい時間帯に薬品で活動をストップさせ、ちょうど分裂しつつある細胞の像を顕微鏡で探す実習です。1年生で全員、顕微鏡操作のテストを受けているだけあって、みな手早く観察材料をセットすることができました。分裂像を見つけることはたやすくありませんが、うまく見つけられると、「先生、あった!」と興奮した声が上がりました。残念ながら見つけられなくても、全員、細胞のスケッチを提出します。

4月26日(土)、2年生の社会科は歴史を学んでいます。日本史と世界史とに担当者も分かれて授業を行っていますが、今回は日本史の様子をご紹介します。原始・古代から授業が始まっていますが、毎授業、かならず「なぜなのか」などを考える要素を取り入れています。ただ歴史用語を覚えるというだけではなく、歴史の流れや因果関係を、また歴史学がどのようにその結論を導き出しているのか、そうしたことの一端でも触れられたらと思っています。この日の授業は古墳のお話。お墓に種類が出てきたり、一緒に埋葬される副葬品が登場するのは、身分の上下がはっきりしている証拠だという、弥生時代以降の話を思い出しながら、今度は古墳の分布などを見て、当時の社会の状況を想像してもらいました。疲れるとは思いますが、是非積極的に自分の頭で考えていってほしいと思います。(授業担当者談)

4月27日(日)、ソフトボール部は聖セシリア女子中高と練習試合を行いました。1試合目は勝つことができたものの、最終イニングにミスが集中し、無駄な失点をしてしまいました。2試合目はアウトを1つ1つ確実に重ね、失点を0に抑えて勝つことができました。「全体的に見ると良い結果となりましたが、細かいミスが目立つ試合となったので、これからの練習でそれを地道に修正していきたいと思います」との部員の声がありました。大会まで残り約2カ月。時間を無駄にしないように努力していきたいと思います。(ソフト部顧問談)

4月30日(水)、5年生の日本史選択の授業では、電子黒板を用いた授業を実施しました。日本古代史最大の謎ともいわれる「邪馬台国はどこにあったのか」を、『魏志』倭人伝の記載内容に基づいて、手元に配られた地図で作図をしていくという作業を行いました。魏志倭人伝の通りに作図を進めて行くと、邪馬台国が海の中に入ってしまうことに「先生、できません!」と次々と声があがり、魏志倭人伝の記述の「何かがおかしい」ことを実感したようです。最後に昔作成された日本列島が90度傾いた地図などを見て、もしかしたら、畿内にあるのかもしれないけれど、読み方を変えたら九州の可能性もあるということを知って理解してもらいました。歴史という学問の一部を少しでも体験した気分になってくれればいいと思います。(授業担当者談)

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