2年生のLHRでは、キャリア教育の一環として、様々な内容を扱います。今年度も、マナー講習や携帯の使い方など、多岐にわたる事柄に触れます。4月15日(火)の最初のLHRでは、1年間の約束事や一年間の流れを説明しました。チャイム着席など授業のこと、家庭学習などを話しました。生徒たちは新学期が始まって1週間ほどの時期で、少し緩んだところがありましたが、このLHRでもう一度自分の生活を見直していました。この1年間は第Ⅰ期の総仕上げですから、計画的に学習する習慣をつけ、周りの人への配慮を忘れずに、健やかに一年間を過ごしてほしいと思います。

4月10日(木)に、合唱部は春の公演「Sister Act ~天使にラブソングを~」を上演しました。今回のミュージカル公演に向けて、約3週間という短い期間で部員一丸となって完成を目指し、練習を積み重ねてきました。持ち前の歌唱力に加え、ダンスや衣装にも今まで以上に工夫をこらしたので、合唱部のミュージカルとして新しい姿を見せることができたのではないでしょうか。歌って自分を表現する楽しさが観に来てくれた新入生に伝わり、合唱部に興味を持つきっかけになってもらえると嬉しいです。(合唱部顧問談)

本校では平成18年度から「朝読書」を行っていますが、今年度からⅠ期(1・2年生)を対象に、週に1度、洋書の多読を始めました。毎週(木)の8:15からの15分間、生徒たちは自分の興味ある洋書を読み進めます。1年生は授業の英語も始まったばかりですが、小学校で習ったようなやさしい英語でも読める本もあり、それほど抵抗はないようです。受験勉強のような英語ではなく、英語というツール用いて自分の興味・関心の幅を広げていってもらうための試みです。ぜひ頑張って継続してほしいと思います。

4月7日(月)、5・6時間目を使って、ラウラメモリアルホールにて中学2・3年生による新入生歓迎会が行われました。新入生に向けて2時間弱、中学生徒会、文化部、運動部、同好会、(月)の宗教活動などの紹介を行いました。新入生にとっては学校での本格的な活動の初日となります。上級生たちは内輪ウケで盛り上がったりせず、新入生に向けてマジメに活動紹介をしていました。新入生も、先輩たちの工夫を凝らした発表に見入って興味津々。(小学校との違いを感じてくれたでしょうか・・・?)今週はすでに体験入部が始まっていますが、みんなどの活動を選ぶのでしょう。今からわくわくしますね!

体育の授業では、春の暖かな空の下、4月24日(木)に行われる、全学年対象の体力測定へ向けた練習を行っています。写真は5年生の様子。準備体操を行い、校舎の周りの持久走で一汗かいたあとは、フィールドでのハンドボール投げです。手の平より大きい球に戸惑っていたのも初めのうちだけで、すぐに慣れて遠投を楽しみ出す生徒たち。新緑を芽生えさせ始めた芝生には白線が引かれ、そのより遠くを目指す一生懸命な姿。心地よい汗。新年度の良いはずみとなることを願うばかりです。

4月12日(土)、VIDES JAPAN(VIDES日本管区)創設20周年記念講演会が開かれました。VIDES(ビーデス)とは、サレジアン・シスターズの国際ボランティア組織です。この日、4~6年の生徒が登校し、国際VIDESの初代責任者の一人で、来日中のSr.マリア・G・カプートを学校にお迎えしました。Sr.カプートは現在、スイスのジュネーブに設けられている「人権擁護室」で活動されており、今回は映像を交えながら、各国の若者がそこに集い、活動している様子についてのお話しを伺いました。生徒も興味深く講演を聴き、質疑応答では「国連で働く人になるために必要な素質は何か」など、鋭い質問が続出して、Sr.カプートも「良い質問です」と大変感心しておられました。生徒たちからは、冒頭に4年生が歓迎の歌として合唱「ファイト!」を歌い、この3月に生徒たちが被災地ボランティア研修で訪れた現地の様子を、スライドショーで見ていただきました。最後にはシスターのリクエストで、ダンス部がソーラン節を披露。シスターも大変喜んでくださり、講演会は盛会のうちに終わりました。           

第5回被災地ボランティア研修を実施しました。亘理町立荒浜中学校の皆さんとの交流も5回目となり、宮城に着いたばかりにも関わらず、生徒たちは、荒浜中の皆さんとすぐに打ち解けていました。2つの町に分かれての「せいびっこカフェ」では、地域の住民の方をお招きして、楽しいひと時を過ごしました。宮城の皆さんが温かく迎えて下さり、生徒たちの心の中に大切なものが残ったようです。ご協力くださった皆様に心から感謝いたします。沿岸部での祈りを捧げたり、地元の方の震災体験や復興に対する思いなどに真剣に耳を傾けたりする中で震災を風化させてはならないという思いも強めたようです。

前年度末のトピックス。3月21日(祝)、被災地支援の街頭募金を行いました。思いのほか風が肌寒く、二子玉川駅での活動は午後の1時間だけで断念しましたが、15人ほどが数カ所に分かれ、呼びかけをしました。嬉しいことに、多くの方が目をとめて、募金箱にお金を入れてくださったほか「がんばってね」という声かけをしてくださる方も!(生徒も教員もひそかに感激してました・・・。)3年を経て風化しつつあるという震災ですが、東京の人もまだまだ被災地を忘れていないことがわかり、とても心強く思いました。募金にご協力いただいた方々、ありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

4月7日(月)~9日(水)、1年生のためのオリエンテーションが行われました。学校の決まりやマナーの確認、学力テスト、クラスの目標・係決め、レクリエーション等(写真は砧公園でのレクリエーション)が行われました。目黒星美の一員として自覚を持つとともに、新しい生活・人間関係の中で、これからの自分をより良く成長させていこうとする新入生たちの強い思いが感じられた3日間でした。10日(木)からいよいよ授業も開始です。教職員・上級生たちも1年生をリードし、支えていけたらと思っています。(学年担任談)

4月7日(月)、始業式後の第1日目、2・3年生では学力推移調査が実施されました。学力推移調査は年に2回実施されるテストで、「自分の学力がどれだけ伸びているのか」「伸びしろがどれだけあるのか」を知り、日々の勉強に活かすためのテストです。2年生はまだマークシート方式に不慣れな様子で、リスニングなどでは効率的に解答することに四苦八苦する生徒も見受けられました。今後、大学入試や模擬試験などでもマークシートが使用されますので、慣れていってほしいと思います。また、今回のテストを通して、日々の勉強のあり方を考えるきっかけにしてほしいと思います。

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