3月11日(火)、四ツ谷の聖イグナチオ教会で行われた東日本大震災追悼祈念ミサに、生徒を代表して4年生1名が参加しました。皆で祈りを捧げる共同祈願の際には、これまでの宮城でのボランティア活動を通して感じたこと、伝えたいことを思い返しながら、自分たちで考えた祈願文を読みました。「私たちにできることはわずかなことかもしれません。でも交流を続けることによって、いつも私たちは被災地のことを忘れていない、とのメッセージを送り続けていきたいです。そして、これからも自分の足で被災地を訪れて、現状や出会った方々のことを周りの人に伝えていきたいです。このような交流を続けるにあたって必要な力を私たちにお与えください。また被災地の方々に必要な恵みを豊かにお与えくださいますように。」

2012年度大学合格実績を公開しました。

2013年度イベントスケジュールを公開しました。

3月20日(木)、3学期の終業式が行われました。校長先生より「人とのかかわり」に関する話がありました。卒業を間近に控えた生徒たちとの面談では「この学年で良かった」と話す生徒が多くいます。学年ごとの関わり、つまり「横のつながり」は深いです。しかし、生徒たちには、学年の枠を越えた「縦のつながり」や学校外の活動で接するさまざまな人たちとの「斜めのつながり」も大切にしてほしいです。周囲に気を配り、誰とでも関われるような女性になってほしいと思います。これから迎える春休み。心の姿勢を整えて、新学期の準備のため有意義に過ごしてほしいです。春は、人と出会い、そして新たな旅立ちの季節でもあり、人とのつながりを意識しやすい時期でもあると思います。今日、星美を去る先生の発表もありました。決して別れではなく、新たなるスタートです。「東風吹かば、匂いおこせよ梅の花」のように、時に思い出しそして、本校で出会った人々のことを思い起こして欲しいと思います。

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本校では中学の卒業式はありません。そのかわり、3月18日(火)に「3年祝福のミサ」が行われました。他学年の同席しない、あくまでプライベートなミサですが、当日は平日にもかかわらず、多くの保護者に参列いただきました。神父様のお説教では、戯曲「泥かぶら」のストーリーが紹介され、3つの大切なことを教わりました。自分を恥じないこと。笑顔でいること。相手の立場になって考え、行動すること。心に響くお話で、一人ひとりがハッとさせられたと思います。そして、この52期生の生徒たちなら、その教えを実行し、成長していけると感じました。ミサは終始静謐な空気の中、これまでの恵みに感謝し、今後の成長を願う素敵なミサとなりました。途中、壇上で神父様から一人ひとり按手による祝福を受け、校長先生から義務教育修了の証書が手渡されました。笑顔で受けとっている3年生が凛々しく、とても頼もしく感じられました。

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4年生は、3学期後半の現代文の時間を通して「働くとはどういうことか」を考え、学びました。内田樹の評論文の学習からスタートし、保護者へのインタビューとその分かち合いを通して、最後には「“働く”とはどういうことか～未来の働く女子の夢」というテーマで一人ひとりがスピーチをしました。生徒は緊張していたようですが、学んだことを一生懸命自分の言葉で伝えようとする姿には胸を打たれました。この授業で考えたこと、伝えた思いを忘れずに、将来社会に貢献することで自分自身が輝けるような女性になってほしいと強く願っています。

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今年も春休みに被災地ボランティアを実施します。日程は3月28日(金)～30日(日)で、活動場所は宮城県亘理(わたり)町です。今回の参加人数は過去最多の30人！今回は交流の場である「せいびっこカフェ」開催のほか、初めての試みとして、本校36期卒業生の森さんが主催するワークショップ活動「たなプロジェクト」も同行します。生徒たちは現在、自分たちで役割分担をし、当日に向けて準備を進めています。この活動の一環として、3月21日（金）に二子玉川駅で被災地支援のための募金活動を行います。意義のある活動にするために、今後ともご協力よろしくお願いします。

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2月14日～17日、本校5年生の生徒が、香港で開催された「Phoenix Cup HongKong 2014」という女子硬式野球の大会に日本代表選手として出場しました。アジアの各地から参加した全8チーム（日本からは2チーム）が争う中、3勝2敗という成績で見事4位となりました。普段は本校ソフトボール部に所属し、また土・日は軟式野球の地元チームで白球を追っています。大会は硬式野球で、ボールの違いに不安もありましたが、周囲の人々に助けられながらきちんと適応し、楽しくプレーできたようです。練習に対しては常に真摯で、誠実な人柄が人間関係やプレーにも良い影響をもたらしたのだと思います。「優勝したかった。来年も是非出場したい！」とは本人の弁。今後の活躍にも目が離せません。

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3月13日（木）、学内ダンス発表会を開催しました。毎年3学期に体育の授業で「創作ダンス」を行っており、5年生・3年生・2年生が各クラスで選抜を実施し、選ばれた9チームが思い思いのコスチュームで参加しました。会場からは笑いや拍手・声援がわき起こっていました。特に、5年生の「白鳥逃走中」はコミカルでユニークな構成となっており、トップバッターとして、後続のチームが非常にやりやすい空気にしてくれました。（授業担当者談）

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4月11日（火）、4年生の音楽選択者による発表会が行われました。それぞれが曲を選び、楽器や演奏形態も自分たちで考えます。アカペラで洋楽を歌うグループもあれば、アコースティックギターと歌、楽器でのアンサンブル、ピアノソロなど、個性豊かな演奏ばかりでした。試験最終日で準備不足ということもあったようですが、楽しんで演奏できました。高校生の芸術の授業としては最後でしたが、これからも音楽の魅力、表現する楽しさを忘れずにいて欲しいと思います。

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2014年2月23日（日）、6年生の有志の生徒が、サレジオ幼稚園でワークショップを行いました。「たなプロジェクト」とは、被災地の仮設住宅で生活している方々に「棚」を届けるという企画です。棚は石巻市の会社が制作している強化段ボールを材料として作ります。子どもたちと一緒に組み立てたものにペイントなどをして現地へと送り届けます。東北各地で開催されているこのワークショップは、たくさんの人と出会うきっかけにもなり、とても喜ばれています。

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本校では月曜日は「宗教の日」で、ボランティア活動をしたり聖歌を歌ったりと、グループごとに様々な活動が行われます。2月24日（月）放課後、今年度の活動の締めくくりとして、ミサが行われました。福音書の「よきサマリア人」の箇所が朗読され、神父様のお説教では、「困っている人に気付いていながらも、勇気を持てずに傍観者になってしまっていないか」「自己中心的になって、言葉や態度で人を傷つけてしまっていないか」など、それぞれが身につまされる内容のお話がありました。この1年間の活動を振り返るとともに、神様や周りの人たちに心を向ける良い時間となったと思います。生徒・教職員が、福音書の言う“隣人”になれるように、また来年度の活動もより良いものになるように、来年度もがんばっていきたいと思います。

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