アニメーション同好会、通称「アニ同」の主な活動は、好きなアニメや漫画などについて自由に語り合い、好きな絵を描くことです。そんなアニ同で最近新しく始めたのは、Classiの同好会のグループに、各々が描いた絵を投稿すること。部員たちはお互いの絵に感想を言い合いながら、もっとイメージ通りの絵が描けるようになりたいと感じているようです。楽しみながら、自分を表現する場の一つになってくれたらと思っています。

６月８日（月）より、分散登校による学校での授業が開始されました。本日は、１・３年生の出席番号が奇数の生徒のみが登校しました。１年生は初めての教室での授業でしたが、質問や発言も活発にみられ、積極的に授業に参加していました。写真は、１年生の国語の授業の様子。ソーシャルディスタンスに十分配慮した上で授業を進めていきます。なお、５・６年生は今月19日までは継続してオンライン授業となっています。

日本史ではコロナ騒動の中、「学びを止めない」「受験生を不安にさせない」をテーマに、普段の授業を文字化したデータテキストを定期的に配信し、併せて小テストを実施することで予習をしてもらっていました。受験への意識を高く持ち、意欲的に取り組んでくれているおかげで、オンラインでの授業が始まっても、理解がスムーズであるように感じています。一方、普段の授業では双方向性を大切にしていますが、zoomではなかなかそうした在り方に至らず、寂しさを感じています。今週から分散登校が始まりますが、一日も早く普段の授業ができる日が来るのを心待ちにしています。

５年の選択世界史は、現在15名の生徒が受講しています。６月から分散登校がスタートしましたが、５・６年は授業進度優先のため、オンライン授業継続です。オンライン開始当初は担当者が慣れておらず、画面にプリントを出しているつもりで映っていなかったり、チャット機能をONにできなかったりとトラブルもありましたが、現在はおおむねスムーズです。メリットの一つは、40分授業にもかかわらず進みが快調なこと。それは生徒のおしゃべりがないから･･･？はたまた担当者の脱線がないから･･･？海外留学中の生徒が聴講できるのも、オンラインならではです。

Zoomを使ったオンライン授業。４年生の英語表現の授業で、生徒から人気の活動の一つが、学習した単語や文法を用いて行う「作文ミニ発表会」です。与えられたテーマに従ってオリジナルの英文を作り、それをグループに分かれてシェアする活動です。この日のテーマは「今回の事態が収束したら、まず何をしたいか」でした。生徒たちは、コロナウイルス(Coronavirus)の発音に苦戦しながらも、クラスメイトと「またディズニーに行きたいね」といった話題で盛り上がり、笑顔を見せていました。オンライン上であっても、まるで教室に来て学んでいる気分になれるような授業ができたらと思います。

６月２日（火）より、分散登校が始まりました。１年生（出席番号が奇数の生徒のみ）にとっては今日が初めての登校となります。クラスメイトや担任の先生ともオンラインを介さずに会うのは初めてで、今日は終始緊張した面持ちでした。今週は、４月・５月中に出されていた課題の提出や、来週８日（月）から始まる学校での分散授業に向けての確認をしました。HRでは、人と話をするときの距離や、列をつくるときのお互いの間隔、除菌・消毒方法など、学校生活を開始する上での注意点が話されました。少しずつ社会の活動も再開していきますが、HRで受けた注意事項を心にとめ、感染予防の継続に努めてもらいたいです。

３年生では、高校の先取り学習として、古文の文法事項について学び始めています。オンライン授業の特性に合わせて、パワーポイントを中心に授業を進めています。全員、手元に画面が見られるので、画面の表示に合わせて声を出して覚えたり、教科書には無い問題にその場で考えて取り組んだりしています。限られた状況の中ですが、生徒たちは意欲的に取り組んでいる様子が見られました。

２年生の社会は、地理と歴史を相互に関連させて、たくさんの地図をノートに描きながら授業を行っています。世界一周旅行を企画したり、日本各地の素晴らしい風景の写真からお気に入りを見つけたり…。移動の制限が続く今だからこそ、地図や資料を使って想像をふくらませて楽しく取り組めるように、たくさんのアクティビティを準備しました。休校明けに、一人ひとりの意見やアイディアが詰まったノートを見るのを、とても楽しみにしています。

１年生の初めての英語の授業は、オンライン授業で始まりました。先日は一人ずつ資料を作ってもらい、それを自分のパソコンなどのカメラに見せながら、自己紹介を英語でしてもらいました。皆、最初は自己紹介するのは緊張すると心配している人もいましたが、全員の自己紹介が終わるとお友達の好きなものがわかってよかった、好きなものを共有して友達になることができた、早く学校に行って友達に会いたいなどの声が聞こえてきました。オンライン上でも英語の楽しさやコミュニケーションをとる楽しさを知ってほしいと思っています。

６年生の数学では数Ⅱの範囲である１章「式と証明」２章「複素数と方程式」の入試問題演習を行っています。問題を画面に共有して、生徒が解いている間にチャット機能を使い、問題を解くヒントを与え、考えるきっかけを作っています。またブレークアウトセッション機能を用いて、グループ内で応用問題を考えていくアクティブラーニングを行って理解を深めています。登校できない日々が続きますが、いつもと変わらない姿で授業を受けている生徒をみることができ、うれしく思っています。