本校では、感染症対策の一環として、登校時に手指消毒の徹底と、検温表の提出を義務付けています。生徒誘導のために教員が各位置に配置され、健康観察票を忘れた生徒は昇降口から非接触認証による検温器の列に並ぶなどの導線も作られています。また、下校時にもバス停では列の間隔をあけることや、バス車内の混雑状況によって分散乗車をするなどの取り組みも行っています。このような取り組みは、6月上旬以降の分散登校時から行っていたため、一斉登校が始まった今でも混乱が起こることはありませんでした。これも生徒一人ひとりが意識して、協力してくれた成果だと嬉しく思っています。
0623

6月22日(月)、一斉登校による通常授業が始まりました。これまで分散登校や校内活動の制限もあり、閑散としていた校舎内でしたが、今日はひさしぶりに職員室前ラウンジでの自学習の風景が戻ってきました。テーブルの中央には、アクリル製の透明な衝立が設置されており、対面しながら利用することができます。昼食中の会話やクラブ活動などはまだ制限つきとなっていますが、少しずつ学校生活を取り戻していき、感染症対策をふまえた「新しく普通」の生活スタイルが確立されていくことを願っています。
0622

高校生物のオンライン授業では、画面共有を行いながら内容を進めています。生徒には事前に配信した授業プリントを予習してきてもらい、授業の中で理解のためのポイントや補足事項を説明しています。配信プリントは教科書類をよりポイントで絞り込んでおり、生徒が自ら参照しながら予習し、授業内で書き込める必要に応じて書き込めるようにしています。授業では説明をタブレットに手書きで書き込むようにしており、デバイスの画面の大きさによらず通常授業とほぼ同じ状態で受けられるよう心がけています。

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高校で初めて学習する物理がオンラインでのスタートとなりました。物理に対する事前アンケートでは、「複雑そう」「難しいと聞くから少し不安」という懸念の声もある一方で、「計算が多く、やりがいを感じる科目」「日常生活の中での発見を楽しめる教科」などの回答も得られました。授業では、基礎的な内容に加え、演習や実験動画の結果を基にグループで考察するなど、頭を使う内容もあります。毎回の授業に真剣に取り組み、選択している全員が物理を武器にして、志望する道へ進んでほしいと思います。

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新型コロナウィルスの影響で活動が制限される中、卓球部は5月にオンラインで高校生ミーティングを行い、今後の活動方針を決めました。5月は体幹や有酸素運動だけでなく、プロ選手の試合のビデオを見て、様々な技術の確認を行いました。現在は有酸素運動に加えて、フォームチェックに取り組んでいます。学校での活動再開に向けて、今できることを部員と共に考え続けていきたいと思っています。
0617

分散して登校しての授業。ペアワークによる発話や英語の歌の活動ができないなどの制約はありますが、少しの緊張感に包まれた教室で生徒たちは集中して授業を受けています。4年生の英語表現の授業ではオンライン授業で学習した「時制」のまとめを行いました。「過去完了」や「未来完了」といった馴染みのない概念を、英作文をしながら復習し、理解を深めました。これで、英語で使われるほぼ全ての時制(動詞の形)を学習したことになります。引き続き演習を重ねて、場面に応じた適切な時制を使えるようにしてほしいと思います。
0616

「空」「鳥」「飛ぶ」「満たされる」…。手の動きと表情で、生徒たちが聖歌を歌っています。宗教の授業では、祈りの心を込めて毎回聖歌を歌っています。現在は感染予防のために、声を使わずに、手話で歌うことにチャレンジしています。宗教の授業では、自己と他者を受け入れる心、さまざまな人と共に生きる力を大切にしています。この学びをきっかけに、他者との関わり方の一つとして、手話に興味を持ってくれたらと思います。
0615

オンラインでは何度も国語の授業を受けてきた2年生ですが、教室での授業は今日が初めて。教室での授業が始まったことにより、オンラインでは実施できていなかった漢字テストなどの筆記テストが実施できるようになりました。今後のテストの予定を教員から伝えられると、「はぁ」とため息をもらす生徒も…。生徒たちにとって喜ばしいことばかりではない教室での授業でしたが、クラスメイトと一緒に授業を受けられる嬉しさをかみしめ、真剣な面持ちで授業を受けている様子が印象的でした。
0612

5年生は、オンライン授業の合間、一週間ぶりの登校日で、生徒たちは、お互いの元気な姿を再確認し合っていました。HRでは進路に関する話を聞きました。大学入試を取り巻く環境が変化する中、個々の多様な能力を生かし、様々な受験方式を活用しながら、希望の進路を目指していく大切さを確認しました。今は目標を高く持つときです。自分の人生として、進路について妥協せずに考えてほしいと思っています。
0611

6月8日の週から、分散登校による学校での授業が行われています。1年生は、HRでの自己紹介や休み時間でのクラスメイトとの交流を通して、徐々にですが緊張がほぐれてきたようです。また、担任の先生と一緒に図書館や音楽室などの特別教室ツアーが行われたこともあり、校内で迷う生徒も少なくなりました。帰りのHRでは、分散登校時の注意点を確認したり、個人ロッカーの鍵の設定をしたりと、いよいよ始まる学校生活に向けての準備を行っています。また、分散登校中は会えないクラスメイトに向けて、メッセージを書き合い、クラス全員がそろって登校できる日を待ちわびている様子でした。
0610

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