9月7日(金)5・6時間目、高校3年生推薦コースの授業「アカデミック・リテラシー」で、明治学院大学社会学部社会福祉学科教授 和気康太先生による特別講義を行いました。
2学期がスタートし、初回は「現代社会と福祉」というテーマで和気先生が講演してくださいました。
私たちにとって、社会福祉は身近であるのにも関わらず、なかなかそういった意識を持つことができていません。はじめに社会福祉に対する偏見をいくつか説明してくださり、実は社会福祉が、私たちに極めて密着したものであるという話に生徒たちも社会福祉に対する考え方が大きく変わったようです。
一人ひとりが進路を考えている中で、「自分らしく生きていくことが大切」という和気先生の言葉に励まされ、様々な角度から福祉について考えるきっかけとなりました。
*生徒たちの感想を紹介します。
「社会福祉=welfare福祉は決して、特別なものではない!」
「社会福祉は全員に関わることで、一部の人間だけに関係することではない。」
「社会福祉を身近に感じた。」
「社会福祉は私が思っていた以上に私自身がやりたい事に似ているのかなと思った。」
「社会福祉というのは、自分の中ではやっぱり狭い範囲での活動というイメージが強かったけれど、これからさらに私たちの生活に必要不可欠なものだと分かった。またそれと共に、メディアで取り上げられる社会福祉は限られたものであり、私たちがそれにいかに影響されていたかを知った。」
「その人の立場に立って考えられるようになればいいなと思った。」
「自分らしく生きることが大切だ。」
「自分が思い込んでいた“福祉”のイメージと違った。」