2月26日(水)、昭和記念公園にてマラソン大会を行いました。天候に恵まれ、マラソン日和となりました。
公園内の周回コースを高校男子は2周の10.2km、中学男女と高校女子は1周の5.4kmを走りました。どの学年も体育の授業から長距離走を重ねて、本番のイメージをして当日を迎えました。辛さの中にも、友人同士、共に楽しみながら、目標に向かい最後まで諦めずに走る姿がとても印象的でした。

2025年2月21日(金)第30回中学合唱祭を、日野市民会館大ホールで行いました。
生徒たちは音楽の授業や放課後など、練習を積み重ねてきました。
本番当日は、大きなホールで緊張しながらも各クラスの個性が活きた歌声が響き渡りました。特に中学3年生は、女声、男声のハーモニーがきれいに調和し、聴衆を感動させてくれました。
音楽会としての位置付けでもあるため、歌うことだけでなく、音楽を聴く姿勢をも学ぶことが出来ました。

(2024年度合唱祭スローガン:『唱 time ~響け歌声、届けよう思いを~ 』


中学1年生 課題曲『讃美歌66番「せいなる せいなる せいなるかな」』


中学2年生 課題曲『讃美歌2編194番「おおみ神をほめまつれ」』


中学3年生 課題曲『旅立ちの日に』


2月17日(月)に高校英語スピーチコンテストが開催されました。
高校1年生は各クラス代表がペアで身近な問題について、高校2年生は社会問題からスピーチ形式で、さまざまな角度から自分達の意見をプレゼンテーションしました。明治学院大学国際学部国際キャリア学科のMidford先生が審査員として来校してくださり、どのスピーカーも堂々と自分の意見を英語で主張していました。

1月10日(金)、推薦進学コースの高校3年生に対して、明治学院大学 教養教育センターの鈴木陽子先生が「教養原論」の最終講義をしてくださいました。

生徒たちはまず、これまでの「教養原論」の講義を振り返りました。次に、期末レポートの内容を確認し理解したのち、アカデミック・ライティングの基礎を学びました。生徒たちはこれまでの講義をふまえ、期末レポートで根拠を示して論述することを意識したようです。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 振り返りというスキルは、学んだことを消化し、次の深い学びに繋げるために必須の行為だと思っていたので、大学でレポートという形で重点的に実践できると聞き、意欲的に取り組もうという気持ちになった。また、レポートを書く際に、簡潔さを損なう表現や不必要な主観的ニュアンスを生む表現などを書きがちなので、自分の良くないところとどう向き合うべきなのか方向性が分かった。推敲を必ず行い、より良いレポートを書くことができるように努めていきたい。
  • この教養原論があったから得ることのできた学びがたくさんありました。大学に入っても自分の学科以外のことにも興味を持って学びたいと思います。
  • 出典など大切なことなのにあまり詳しく知らなかったため、今回学ぶことができて良かった。一つの主張をして論文を進めるということが苦手で、書いているうちに話題がバラバラになってしまうから気をつけたい。また原稿を書き終わってから1日ほど空けてまた読み直すことは大切だなと日々感じることが多いため、これからも忘れずにやりたい。
  • レポートの体裁など、高校とは大きく変わることについて、詳しく説明していただいた。体裁が間違っていると、内容が良くても台無しになってしまうので気をつけなければならない。高校では、体裁を間違えていたら先生が細かく教えてくださっていたけれど、大学生になったら失礼にならないよう、しっかり学ばなければならない。
  • 推敲は書き終わってからすぐにできることではなく、一晩おかなければいけないため、やはりレポート課題は時間に余裕が必要であり、計画的にならなければいけないと思った。
  • いろいろな学部の授業を受けて、最初に自分が思っていた印象から180度変わった学部もあり、大学に行くといろいろなことについて学ぶことができると思うと今から胸が踊ります。さまざまな観点を考慮して、客観的に物事を捉えることのできる力を身につけられるように大学での勉学に励んでいきたいと思います。
  • 振り返りの重要性について改めて学ぶことができた。また、学習や講義の振り返りだけではなく、大学進学を目前に、自分自身の高校生活の振り返りも必要だと感じた。さらに、レポートの書き方では学ぶことが多かった。指定された体裁で正しくレポートを書くということは、評価をしていただくための必要条件であり、それが信頼関係につながっていく。また、論理的に述べることは将来の仕事やさまざまな場面で必要だと感じた。
  • 今回、改めて今までの教養原論の内容を振り返ることができ、心に残っている授業を思い起こすことができて楽しかったです。学んだ知識を活かし今後もよりよい学びを進め、あらゆることに疑問を投げかけながら学んでいきたい。
  • レポートのルールを理解し、不正行為とならないレポートを作るように頑張りたい。私は自分の書いた文をあまり見直さないことが多かったので、1日あけてからもう一度、自分の文と向き合うことを忘れないようにしたい。
  • 教養原論のいろいろな学科の授業で学び、知見を広げることができたことは貴重な経験で、興味深かった。大学の授業を一足先に感じたことを無駄にせず、大学の授業に積極的に参加したい。
  • 文章を書くときについついやってしまっている同じ言葉の繰り返しや、不必要な主観的ニュアンスを生む表現などが、推敲をする際の目の付け所として挙げられていて、気をつけなくてはいけないと思った。
  • 振り返りの重要性がよくわかる授業だった。今まで、振り返りはめんどくさいし、あまり意味がないと思っていたけれど、振り返りをすることによって自分の改善点を見出すことができたり、次に繋げるためにとても重要だったりした。振り返りを続けて習慣とし、生涯学び続けることができることもいいことであり、大人になっても成長できるのは人生にとってとてもいいと思った。
  • さまざまな学科の講義を受けて、自分の興味のあるものやそうでもないものもあったが、いろいろな視点で多くのことを考えることができた。今までのまとめをしっかりすることで、その違いや感じたことを定着させ、これまでの講義を自分のためになるものにしたい。
  • 高校3年生で卒業研究を書く機会があったが、今回の授業を受けて、自分はまだまだ正しいレポートの書き方が出来ていないのだと痛感した。学んだことを振り返り、書く力を身につけて大学での授業にいかし、推敲を怠らずレポートを提出したい。
  • 今までさまざまな学科から見た他者について考えを深めるとともに、情報の整理に取り組むことで自分の意見を明確に持つことができたと思う。振り返ることの大切さを理解し、自律的な学習を心がけるように、大学での講義で力を発揮していきたい。これから多くの情報を得て、自分の考えを整理し、他の人に伝わるように自身の意見を書き出すことが楽しみになった。

12月20日(金)、推薦進学コースの高校3年生に対して、明治学院大学国際学部国際キャリア学科のKHARE Prajakta先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。

国際学から見た「他者」の観点から、「ワクチン・ナショナリズム」をテーマに講義が行われました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 今までワクチン・ナショナリズムについて知らなかったけれど、なぜワクチンについての問題が起こるのか、代替案や今出ている対策について理解することができた。途上国の問題はお金がないことだというイメージが大きかったけれど、教育や啓発など多方面の問題があることに気付かされた。
  • 世界的なパンデミックが起こったり、あるいは途上国が不利になったりした時には、先進国側が積極的に途上国をサポートしていくべきだと思う。自国優先でワクチンを配布させるのは政府としては正しいけれど、ある程度供給が済んだら供給されていない方へ積極的に回していくという意見が一番しっくり来た。COVAXのような国際的な枠組みが仲介役として先進国と途上国の間で必要とされるワクチンの量を調整していたのは、とても良いアイデアだ。この考え方は何か物的な困難が生じたときに大切で、応用できると思うので是非覚えておきたい。
  • 近年、国際的に問題になっていた新型コロナウイルスに視点を向け、そこから既存のワクチンについての話題になり分かりやすかった。国の意見の決定権を自分が持っていると仮定して、自国のために動くのか世界のために動くのか、どのようにすれば国際的に問題を解決できるか考えることができた。英語を交えて授業が進んでいき、授業を理解できるか心配だったが、内容を理解するために必要なことを聞き取ることができるような工夫がされていて、みんなと国際的な問題についてディスカッションすることができてよかった。
  • ワクチン開発がコストのかかるものであり、市場が小さい発展途上国では十分にカバーできず赤字となってしまう。そのため発展途上国ではワクチン接種率が低くなってしまう傾向がある。新型コロナワクチンも先進国が買って余ってから無料で発展途上国にあげるとなると、接種が遅れてしまい感染者が増えてしまう。発展途上国での問題は、医療が整っておらず接種するのに手間がかかること、電気などのインフラがないところも多いこと、ワクチンそのものを冷蔵できずに運べないことなどがある。自国の人を優先するのは国家として正しいことではあるけれども、グローバル化している今では他国の人のことも考えて助け合うことが大切である。
  • 日本では幼い頃から病気の抗体を作るためのワクチンを必ず受けたり、インフルエンザなど身近な病気のためにワクチンを受けたりすることが当たり前だが、まだワクチンの必要性が知られていない地域があると知り驚いた。発展途上国の看護師の女性がワクチンを保冷バッグに入れて大変な道を行く写真を見て、多くのワクチンを運べないし、大きな問題だと思った。
  • 発展途上国では、ワクチンの接種以前に、医療が進んでいないし、医療インフラも不足しているし、医療に関する教育も不十分だとわかった。医療は、人の命に関わることであり、国の発展にも影響することだ。まずは、日本も含め、先進国が医療支援を積極的に行なっていくべきだ。グローバルで、多様性を尊重し合える社会のために、自分ができることを考えたい。
  • ワクチンはあって当たり前、が叶わない国があり、先進国は発展途上国へどのように対応していくべきなのかを考える良い機会となった。自分の国を優先したい気持ちはとても大切だが、多くの国で、世界の発展途上国の顔も知らない他者のために少しでも力になれるようにしていくべきだと思った。
  • これまでに、貧しい国の衛生面や健康面の危険な状況を救急医療で良くした、という話を聞くことがありました。今回の講義を聞いて、他にもワクチンが届かないなどの問題があるのだと知ることができました。国ごとに最先端の技術力や資金の差が様々あり、そこを平等にしようとするのは難しいと感じました。
  • 国によってワクチンが接種できる人が異なってしまうのもやはり世界が混乱した状況だったからだと思う。国別で考えるのではなく、世界の年齢層などを考えて未来がある子供たちに優先できれば、と考えるのは簡単だ。何か自分が少しでも変えるために、できることを探していきたい。
  • 発展途上国と先進国の格差が拡大していることは知っていたが、新型コロナウイルスの影響が格差をより広げたことを改めて実感した。本来なら回避できたはずのワクチン接種の遅延と不足がある、という事実がとても印象に残った。周りを見ず自分ばかりがワクチンを受け、安全を確保しようとしていたことが深刻であり悔しく感じられた。
  • 発展途上国のワクチン開発への援助をもっと行ったほうがいいし、そうすると自国優先ということが世界的に見て悪にはならなくなると思っている。自分の国の政府が自分の国ファーストで動くのはとても自然なことであり仕事だろう。
  • 新型コロナウイルス流行時にワクチン接種を受けるか受けないかの選択権がある日本は、恵まれている国であることを改めて実感した。資金力のある先進国がワクチンを買い占めてしまったことで、途上国に渡らないというのは社会問題として解決しなければならない点だ。でも途上国にも資金力があればワクチンを買うことができたのかもしれないと思うと、資金力を作り出すのは現実的に難しいが、私も募金をするなどの形で支援したい。
  • ワクチン入手は、国ごとの貧富の差によって決まる。自国民のことを第一に考えるのは当然のことだが、このままだと衛生環境の悪い、貧しい国の人たちの体調が悪化し、最終的に人口が減っていってしまう。それはフェアではないし、平等な世界と言えない。今回、無料でワクチンを提供する枠組みがあったことを初めて知った。ワクチンメーカーと協力し、高中所得国から資金を集める仕組みがとても良いと思った。とても意義あることで、このような話題を世の中にもっと広めていくべきだと感じた。

支部大会を終えて、支部選抜に尾﨑知近くん(高校2年生)・小野塚琉成くん(高校2年生)が選出されました。
これから2人は、練習会に参加し、最終的には支部対抗選抜大会で他支部と戦うことになります。
たくさんのことを学び、チームの成長につなげることができるよう精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!

2月11日は「建国記念の日」ですが、私たちの学校では、1966年に「建国記念の日」が制定された翌々年の1968年から、この日を「信教の自由を守る日」として覚えています。
日本の「信教の自由」意識は低く、敗戦後ようやく憲法20条にこのことが明示されました。しかし「信教の自由」の実質がともなわず、特定の宗教的価値観に結びついていた2月11日を「建国記念の日」として制定しました。
この中で日本基督教団が、この日を「信教の自由を守る日」とおきかえて守っていることは大きな意義があります。

私たちの学校でも「信教の自由を守る日」として覚えることの意義を深く味わうため、高校は1月27日(月)、中学は1月29日(水)に信教の自由を守る日講演会を行いました。

講師として、ウィリアムズ郁子 先生(英国国教会司祭 聖路加国際病院非常勤チャプレン)をお招きし、「信教の自由を守る」という難しいテーマを、「神と人と共に歩むということ」と題して中高生向けにわかり易く、お話ししていただきました。

東京都学年体重別柔道大会において、中1女子軽量の部で中澤さんが優勝。中1男子中西君が5位。中2男子加藤君が5位。中3女子朝日さんが3位。長谷山さんが5位。
大健闘しました!!
中1、中2は来年度東京都中学生の強化指定選手になります。

中高ハンドベルの1年の総まとめである第53回定期演奏会を1月24日(金)、中野ZEROホールにて開催しました。当日は約350名のお客様にお越しいただき、盛況のうちに終えることができました。新任の堀口教諭を迎え中学クワイアは元気に演奏することができました。高校クワイアは今まで中学クワイアを指揮していた稲垣教諭に代替わりしました。高校生は表現力で安定した音楽を披露しました。中高とも心から音楽を楽しんで演奏することができ、お客様に喜んでいただけたのではないかと思います。

来年は1/23(金)中野ZEROホールです。またのご来場をお待ちしております。

12月20日(月)、第3回中学3年生キャリア講演会を行いました。
今回は明治学院中学校・東村山高等学校を卒業された大堀勇翔さんをお招きしました。

大堀さんは日本の大学を卒業後、アメリカの企業に採用され、現地で働いていらっしゃいます。高校時代に英語がそれほど得意ではなかった大堀さんが海外へ行くまでの話を、生徒たちは驚きながら興味深そうに聞いていました。
残りの中学校生活、そして新たに始まる高校生活に向けて、生徒の励みになる講演会となりました。

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