「中学受験ノート だ ぞう 」に本校の記事が紹介されました。
中3生徒のインタビューが掲載されています。どうぞご覧ください。

⇒明治学院中学・東村山高等学校インタビュー特集 | 中学受験ノートだぞう

今年度のNZターム留学参加者14名が1月22日に成田空港より留学先のウェリントンへ出発しました。参加者は高校2年生が9名、高校1年生が5名です。
4月6日までの約3ヵ月間、ホームステイをしながら、ウェリントン周辺の高校(7校)で留学生活を送ります。

1/11(土)、創部初の新人戦本大会に出場しました。結果は、52―75(vs.都立橘、負け)と、悔しい結果となりました。前半は勝っていたものの、後半に相手チームのディフェンスに対応できず、負けてしまいました。
たくさんの声援の中で最後まで全力で戦い抜いたこと、声を出し続けたことは今後の成長につながる有意義な試合になったと思います。
反省点を見つめ直して、新たに立てた目標に向けてまた全員で頑張ります!!

応援に駆けつけていただいた多くの方々、本当にありがとうございました。
引き続き、男子バスケ部の応援よろしくお願いいたします。

2024年12月14日明法高校講堂にて、2024年度第18回東村山カップの表彰式が行われました。今大会において、高校野球部は優勝し、表彰されました。また、チーム最少失策と最優秀防御率(1年田中拓実投手)もあわせて表彰されました。多くのご支援、ご声援に心より感謝申し上げます。

12月13日(金)、推薦進学コースの高校3年生に対して、明治学院大学国際学部国際学科教授の大川玲子先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。
国際学から見た「他者」の観点から、「ムスリムにとっての他者と現代」をテーマに講義が行われました。
生徒の意見・感想を紹介します。

  • 他者に対する線引きについてあらためて考えを深めることができた。ムスリムについてあまり考えたことが無かったけれど、今回の授業でイスラム教について考えた。グループディスカッションで自分では考えもよらなかったみんなのさまざまな意見や斬新なアイデアが出てきて、印象に残った。
  • ムスリムにとっての他者をグループワークで考えることで、自分にとっての他者の線引きを決めるのに役に立った。他者の定義は人それぞれの意見があり、刺激になった。誰もが過ごしやすい環境づくりは目指すべきことだし、他者を理解することで達成できると思った。
  • 人によって「他者」の定義が違って面白いなと思いました。私は最初、家族以外が「他者」と考えましたが、いろいろ考えたらキリがなく、最後は自分以外が「他者」に当たるのではないかと考えました。家族以外、血が繋がっていない人、普段の生活で関わりがない人、立場が違う人など、他の人のいろいろな「他者」の考えを知ることができました。
  • ムスリムを軸に他者とは何かについて考えるのが面白かったです。グループディスカッションの時間が多く設けられて、周りの人とのコミュニケーションや、意見交換を通して自分では思いつかなかったような斬新な意見やアイデアが見つかりました。特に印象に残ったのが、ムスリムにとっての他者はアッラーであるということです。人間と神とで線引きをした考え方が、宗教らしさがあるなと思いました。
  • 宗教は人間の存在や生き方に深い影響を与えるもので、自己と他者を分けるにおいてとても重要な指標になるなと感じた。宗教を通して自己を理解して、他者とのつながりを感じることができる。他者は敵や自分と相対するものではなく、共存し合う大切な存在であると知ることができた。キリスト教の隣人を愛するようにとの教えは、どの宗教にも共通するのではと考えた。
  • ムスリムは異教徒に対する敵対的・好戦的なイメージが強く、同時に政治的理由から共存への努力をしている。「他者」認識や「他者」との付き合い方は状況に応じて変化する。家族以外、信仰が違う人、自分の考えと違う人、上下関係がある人は他者であるなど、それぞれ違った意見があることに興味を持った。他者に対して何かできることを大学で学べると聞いて、大学の授業が楽しみになった。
  • イスラムについてニュースでテロなどの話を聞くこともあったので、取っ掛かりづらいかなと思っていたが、寛容で、必ずしも関わることにネガティブな考えを持っているだけではないので、自分からも考えを受け入れていきたいと思った。様々な面で違いはあるけど、ハラールやムスリムフレンドリーなどの考え方が観光で広がってきていることは、日本にとっても世界にとってもとても有益で素晴らしいなと感じた。
  • グループディスカッションを通して自分の考えだけでなく他の人の考え方を知り、興味深く面白かった。他者の線引きを考えたことがなかったから考えるのが楽しかった。私は学校や習い事など、何かグループの外側にいる人が他者だと思った。また、他者の線引きは言語や民族、信仰、また考えなど、人それぞれ違うということを知った。考えの視野が広がり、関わりのある人に感謝したいと思った。
  • 「他者」とは何かについて考えるきっかけになった。他者の定義づけは人によってさまざまなのだと感じた。中でも、ムスリムにとっての他者とは、という国際的な視点から考えることで、人の見方の視野が広がった。このように、身近ではない人の考え方を知ることは、外国の文化や習慣を認めることに繋がると思うので、さまざまな視点で物事を考えられる人になりたい。

1月13日(月・祝)に今年度20歳を迎える卒業生がつどい、「20歳を祝うつどい」を行いました。当日は卒業生、保護者、教職員あわせて総勢100名以上が集まり、礼拝を共に守ることができました。晴天の中、旧交を温めながら、卒業生の成長を感じられる心あたたまる一日となりました。

12月6日(金)、推薦進学コースの高校3年生に対して、明治学院大学法学部グローバル法学科の小野木尚先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。
法律学・政治学からみた「他者」の観点から、「国際私法の世界」をテーマに、講義が行われました。
生徒の意見・感想を紹介します。

  • 私たちの日常生活に密接に関連する法律の重要性を改めて感じました。特に、普段使っているアプリの利用規約について知ることで、私たちがどれほど多くの情報を無意識のうちに提供し、またその情報がどのように扱われるのかを理解することができました。利用規約は一見難解で退屈に思えるかもしれませんが、実際には私たちの権利や義務が明記されており、これを理解することは非常に重要であると思いました。
  • 法律は、それぞれの国で全く違うし、価値観も全く違うと感じた。どちらの国の法律も正しいし、尊重するべきだ。
  • 契約の交渉は、両者が納得するように、お互いの妥協点を見つけるのが難しかった。他のペアでは様々な意見が出ていて面白かった。来年は優遇するからと関係性を保てるようにしていて、実際の契約でもありそうだなと感じた。言い方を工夫することで、相手の感じ方を変えることができるとわかった。
  • 普段ゲームやSNSなどたくさんのアプリを使用しているが、利用規約は長すぎて読む気にならずスクロールして終わってしまうことがほとんどだった。しかし、利用規約には消費者が不利になるような条件を出していることもあり、そのアプリを日本で使用していてもアプリ会社の国の法律が適応されるという規定があること知った。今使っているアプリの利用規約を読み直そうと思った。また、何か問題が起こったときの対応の難しさを感じた。
  • 今回の授業では、うまい交渉方法について学ぶことができました。ただ要求だけを提示するのではなく、客観的基準を明示することで、否定することができなくなり、交渉が成立しやすいとわかりました。ゲームの利用規約など、思っていたよりも無意識に大きな契約を結んでしまっており、それをわかっていないということにとても大きな焦りを感じました。私たちが普段気にしないところにも危険があることを知りました。
  • 国を超えて法律が交差してしまう事例について考えるのが興味深かった。どの国の法律を適応させるかによって結果が違うため、どの条件を優先するのか考える必要があると思った。また、これが国際問題に発展する場合もあると思い少し恐怖を覚えた。
  • 日本と外国で適用されている法律で、どのような折り合いをつけるかを考えることが面白いなと思った。情報化が進んで、外国との距離が近くなり、トラブルも増えてきている。トラブルを解決するために国を越えた法の考え方を知っておくことは、これからの社会で必要になりそうだなと思った。
  • 交渉は人同士の話し合いなので、伝え方や条件の出し方、お互いの損得の考え方など、意識したらお互いが良い感情のまま、良い交渉が終えられるということを学ぶことができた。
  • 国によって違う法律を、何を優先して統一して考えるべきなのか、色々な例を見て自分で考え、学んでみたい。また、法律の前に交渉をすることが大事で、交渉するにも方法があった。特に「客観的基準を強調する」が印象に残り、交渉の時に使ってみたい。実際に話し合ってみて、交渉する際には双方が良い結果で終われるようにするというのが簡単なようだけど意外と難しいとわかった。
  • 今はグローバルな時代であり、世界中が関わり合う。日本と世界の法律は同じではなく、悩むことがある。そのために通則法があることを知った。世界中の1人1人の幸せのために法律があり、法律に従うことでおおげさかもしれないが紛争や戦争などが少なくなると思った。
  • 国際結婚は、異なる文化や法律が交錯する場面であり、法律の適用や手続きが国によって異なることを学びました。例えば、結婚の成立要件や離婚手続き、子どもの養育権など、国際的な視点から考えると非常に複雑です。このような事例を通じて、法律がどのように国境を越えて適用されるのか、またその際に生じる課題について考えていくべきだと思いました。法律は私たちの生活のあらゆる側面に影響を与えるものであり、今後の人生においても大いに役立つと感じたので、これからも学び続けていきます。
  • これから法律や交渉についてもっと色々なことを知り、自分で考えたり話し合ったりして解決策を見つけるということをしていきたいなと思った。
  • 法律が登場するよりも先に交渉が大切であると学んだ。交渉を体験して、最も大切なことは伝え方であり、交渉する側の伝え方や言い方によって交渉される側は考え方が変わることがあると知った。交渉される側からすると、経緯を説明した上で代案を伝えてほしい。後から経緯を説明すると、交渉される側は後付けの言い訳に聞こえてしまうため、順番も大事だと思った。
  • 在日中国人の相続問題の話がとても印象的だった。被相続人の本国法にのっとると日本法には書かれているが、中国法では不動産のある国(日本)の法によるとあり、たらい回しにされているような印象を受けた。また、普段何気なく使っているアプリの利用規約は何も考えずに同意していたけれど、自分がどの国の法に則っているのかという大事なことが書かれていることを知り、自分が知らないうちに海外の企業と契約していると知ってゾッとした。同時に、自分のことを守るためにもっと勉強しなければならないと身をもって感じた。
  • 私たちは裁判をする際に法律を使うが、その前には交渉があることを初めて知った。今回交渉を体験したが、相手の言い分を聞きながら、自分の意思を上手く伝えることがとても難しかった。しかし、社会に出る時に交渉はとても大事なので、大学での学びを通して培っていきたいと思った。普段触れることのない法律について学ぶ機会になってとても良かった。

11月29日(金)、推薦進学コースの高校3年生に対して、明治学院大学法学部消費情報環境法学科の福島成洋先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。
法律学・政治学からみた「他者」の観点から、「ステルス・マーケティングについて」をテーマに、講義が行われました。
生徒の意見・感想を紹介します。

  • 普段の生活でネットやSNSで気づかず多くの広告などを目にしていたことに気付かされた。深く考えずに、お客さんが書いたもの、口コミだと思っており、広告だと思わないで勝手に騙されていた。ステルス・マーケティング(ステマ)が日本は法律で禁止されるのが遅く、アメリカやヨーロッパではもうすでに規制されていることを聞き、日本が遅れていることに驚いた。法律は少し遠い存在のように思っていたが、私たちの生活に深く関わっていて他人事ではないのだと実感した。
  • よくSNSを利用するので、危ない広告には気をつけたいと改めて実感できました。また、見ている広告の中にもステマがあるのかもと知り、よく考えてからお金を使いたいと思いました。また、インフルエンサーは行政処分にならないのだと初めて知り、驚きました。評価をつけて割引をしてもらうなら良い評価をつけたいと思う消費者の気持ちは、似た経験があるので理解できました。
  • 法律は道具であるという考えはなかった。目標を達成するために消費者法は必要であり、法律は目標を達成するための道具であるとわかり興味深かった。SNSで「PR」と端に書いてある投稿をよく見かける。広告であるとわかっていると身構えてしまい、買わないことも多い。広告ではない方が、投稿者が本当に良いと感じていると思えるため、購買意欲が出る。デジタル化でSNSが発達する今の時代に、情報発信により左右されてしまうので、ステマなど嘘の発信を法律で取り締まることが今後もっと必要になってくると思った。
  • デジタル化に伴ってステマ規制が進んでいったと聞き、デジタル化など、世の中が変化していく中で、法律もどんどん変わっていかなければいけないものだと改めて気づきました。
  • 現在、ステマは特にSNS内で溢れている。口コミを見ようと思った時、なるべく消費者のリアルな声を聞きたいと考えるので、SNSを使って口コミ投稿を調べる。振り返って考えると、今までステマに引っかかって商品を買ったことは何度もあるだろう。消費者側が投稿しているものなら信用できる、という刷り込まれた感覚に怖さを感じた。しかしそれだけ身近なことだからこそ面白かった。ステマかどうかの判断は難しい。授業では2つ事例を取り上げて考えたが、微妙な差で、曖昧な基準でステマに該当するか否かの判断がされてしまうのは怖いことだと思った。
  • SNSを見ていて怪しい広告は多いけれど、以前と比べて広告やPRと表示されることが増えたとなんとなく感じていたので、景品表示法のおかげだと知った。どのユーチューバーも、PRのときはPRと強調するし、ただ個人的に紹介したいだけのときはステマではないとしっかり否定することを徹底しているように思う。私は、SNSでコンビニやコーヒーチェーン店などの広告をよくチェックし、友人ともよく話すので、若い世代におけるSNSでの広告の影響力はとても大きいと考えた。SNS上では、顔や個人情報を出さないで発信をしている人も多く、責任を持たせて、ステマを減らすために、景品表示法は、インフルエンサーも処分の対象とするべきと考える。
  • 特に事業者が第三者に依頼して、第三者が口コミを書く場合、考え方や少しの条件の違いによってステマかどうかの判断基準が変わってくるのが難しいと思った。今までは事業者と消費者が一方通行だったためわかりやすかった。消費者から消費者へ物を売ることができるようになったため、境目が見分けづらくなっておりさらに難しくなっている。このステマの判断基準を筆頭に、変わっていく世の中で消費者が安全に安心して生活するために、どのような法律を作るのかが消費者法の課題であることがわかった。
  • SNSでPRと表記がなかったらステマとは分からないなと思った。私は商品を買う時に口コミをよく見てから買うから、そこにステマが混ざっていると思うと怖い。
  • 消費者は企業の公式な広告よりも、身近な消費者による口コミの方が、親近感を持ちつい買ってしまう。自分と同じ目線を持っている消費者が実際に使った感想の方が、公式の広告よりも信用できると簡単に思ってしまう。ステマはその消費者の心理を利用したうまいマーケティングだと思うが、商品の評判を良くするばかりで改良を疎かにしたり、実際より大袈裟に言ったりすることはあってはならない。法律は全てを白黒はっきりと決めることができるわけではないと改めて知った。私自身も悪意のあるステマなどに惑わされないでしっかりと自分自身で見極められるように、知識をこれからも深めたい。
  • お店で食後に、アンケートに答えて頂けたら食事が無料になる抽選が行えます、と言われて答えましたが、一緒にいる人全員が抽選に外れました。アンケートに書くことが特にないのでおいしかったと答えましたがこれも、考え方によってはステルス・マーケティングになると知りました。
  • はじめは、別にステルス・マーケティングを法律で規制しなくても良いのではないかと思った。理由は、自分が事業者なら少しの損をしてでもいろんな人に良い商品だよと広めてもらう方が効率も良いし、多くの人に試してもらうことができるからあまり迷惑にはならないと思ってしまったからだ。しかし経営で一番大切なことは消費者を思いやること。消費者法は消費者を事業者から守るために作られている。騙されやすい人だっているので、規制は必要なことでもあると考えた。
  • 事業者と消費者の間のやむを得ない事情や、事業者と消費者を仲介する存在が出てきたことによる消費者の混乱という現状がよく分かった。アプリでお店を予約することがあり、レビューを書いて値下げなどのサービスを受けた経験があるが、グレーゾーンかもしれない。今後、消費者法が議論を重ねてどのように改正されるかに注目したい。
  • 今は事業者が一方的に情報や広告を消費者に対して流すのではなく、消費者自身もSNSなどで情報を拡散してしまうので、消費者と事業者の境界線が曖昧になっていることを改めて知ることができました。ステルス・マーケティングが生活の中に潜んでおり、好きで信用できそうだからとインフルエンサーの意見を受け入れてしまいがちですが、ネット上以外は分からない人の意見なので、疑ってみて、いろいろな情報を比べていきたい。

中学ハンドベルクワイアは、昨年12月に以下の会場で演奏を行いました。
クリスマスの集い(本校)、越谷レイクタウン(越谷市)、たちきたエリアマネージメント主催クリスマスイベント(立川駅)、TBSこども音楽コンクール東日本大会(江戸川区)。
クリスマスのイベントが多く、普段とは違った会場の雰囲気に包まれ、メンバー自身喜びをもって演奏することができました。私たちの演奏にご好評をいただき嬉しく思います。また、TBSこども音楽コンクール東日本大会では、昨年度に引き続き最優秀賞を受賞しました。
現在、1月19日(日)社会福祉法人山鳩会「成人を祝う会」、1月24日(金)19:00~「中高ハンドベル部定期演奏会」に向けて練習に励んでいます。「中高ハンドベル部定期演奏会」は入場料無料です。ご来館をお待ちしています。

明治学院中学校・東村山高等学校ハンドベル部定期演奏会を下記の通り開催いたします。

どなたでもご入場いただけますので、是非お越しください。

明治学院中学校・明治学院東村山高等学校
グリーハンドベルクワイア 第53回定期演奏会

日 時 2025年1月24日(金)19時開演
場 所 中野ZERO大ホール
備 考 入場無料

明治学院東村山高等学校様_グリーハンドベル第53回定期演奏会チラシ_WEB用

PDFチラシはこちら

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