少人数教育と 個別的な対応を 重視する むさしの学園です。

 

<お知らせ>

・転入児の募集に関するお知らせは、こちら

・あやとり・昔あそびの活動がNHKで取り上げられました!こちら

・登下校時刻についての記事は、こちら

・登下校ルート検索のリンクは、こちら

 

現在、4年西組担任の

大内 美和子(おおうち みわこ)をご紹介します。

 

 

 

幼稚園から高等学校まで、すべての校種の教員免許状を

持っているという、大内先生。

大学時代の専攻は、算数・数学教育でした。

 

ここまで聞いただけで、

 

すごい先生…

もしかして、すごすぎて、近寄り難い…!?

 

と思われましたか?

いえいえ、そんなことはありません。

 

もちろん、算数や数学の問題を解くことの楽しさも好きだそうですが、

読書にけん玉、ピアノ、クラシックギター、さらには、なわとび、スキー、

ゴルフと、幅広く楽しんでいると聞き、

 

「なるほど。それで、話題も豊富で、人を幅広く受け止めてくださる方

なんだな」

と、妙に納得してしまった私でした。

 

中でも、ピアノは、音大進学も視野に入るほどの腕前だったそうですが、

 

「子どもが大好き」

「学ぶこと、追求することが大好き」

 

という思い、そして、ずっといい先生にめぐりあってきたことから、

先生という仕事への関心の強かった大内先生は、希望通り、

教員養成の大学に進みました。

 

 

冒頭に書かせていただいたように、大内先生は、幼稚園から高等学校

まで、すべての校種の免許を持っています。ちなみに、幼稚園と小学校

の教員免許を取得するには、小学校での、中学校と高等学校の教員

免許を取得するには、中学校での教育実習が必要です。

 

ですから、大内先生も、小学校と中学校の両方で、教育実習をし、

「先生」を目指すにしても、どの段階にしようか、考えた、というお話も

聞きました。

 

結局、生活の全般に関わり、授業だけでなく、生活面や行事などで、

人間関係が濃くなっていくことに魅力を感じ、小学校教員を目指す

ことに決めます。

 

そして、ご縁があり、むさしの学園に来ることになりました。

 

初任で担任したのは1年生。

もちろん、初めは大変なこともたくさん、あったそうです。

やんちゃな子も多く、けんかが起きることもたくさんあったと聞きました。

 

 

しかし、朝から帰るまで一緒の生活を重ね、そして、保護者の皆様、

周囲の同僚・先輩たちが温かく見守り、待ってくれたこともあって、

秋には、クラスも安定して、歯車がかみ合ってきた、と語ってくれました。

今での、あの時の感謝を忘れられない、と懐かしそうにされていたのも

印象的でした。

 

以来、全ての学年で担任を経験しただけでなく、理科専科の経験も

あり、幅広い視点で授業を組み立てたり、子どもと関係を持ったりできる

先生として、学園内でも信頼の厚い先生です。

 

そんな大内先生でも、

 

「経験を積み、どの学年を持ったとしても、授業の組み立て、行事

などの運営はできるかもしれない。でも、一人として同じ人はいない。

子どもの本当の気持ちを受け止め、理解することは、本当に難しいこと。

いつでも誠意をもって取り組む」

 

と教えてくれました。

 

そして、

 

「私には、子どもが3人いる。長女の下に、双子(女の子・男の子)

なのだが、この子育て経験は、とても自分にとっては大きかった」

 

と続けて話してくれました。

 

「結局、子育てを通じて、思い通りにならないことがある、ということを

思い知らされた。子どもの育ちは、姉妹で、同性でも違うし、双子

でも違う。それに、自分自身の努力だけではどうにもならないことがあり、

素直に人に頼ったり、支えあったりしないとどうにもならない、ということを

実感した。また子どもの成長を理論としてではなく、実際の経験として

とらえられるようになり、母親の気持ちに共感できるようにもなった」

 

のだそうです。

 

我々教師は、ともすると、自分の努力で、子どもでも、クラスでも、

変えられる、と思ってしまいがちです。しかし、人の育ちは、それほど

単純なものではありませんよね。

 

わかっているけど、できない。

いけないと思っていても、やってしまう。

 

そんな繰り返しを誰もがしているのだと思います。

大内先生のお話をうかがっていて、いろいろなことを考える機会に

なりました。

 

 

さて、最後に、何かありますか?とうかがったところ、こう話してくれました。

 

「私は、コツコツと努力して、大変でも、やりとげた時の子どもたちの

笑顔を見るのが大好きです。新しいことができるようになった時の

子どもたちの輝く瞳を見ることができるのは、教師として最高の幸せだと

思っています。これからも、子どもたちが見せるその一瞬をたくさん、

味わっていきたいです」

 

知識、経験に安住せず、常に謙虚に、自分の幅を広げていこうと

されている大内先生に、インタビューというよりも、研修のお話を

うかがえた、そんなお得な時間でした。

 

 

次回は、5年担任・赤羽(あかはね)をご紹介します。

 

<先生紹介記事>

初回は、校長をご紹介しました。(こちら

2回目は、低学年主任・1年担任の内藤をご紹介しました。(こちら

3回目は、もう一人の1年担任、中川をご紹介しました。(こちら

4回目は、2年東組担任、矢部をご紹介しました。(こちら

5回目は、3年西組担任、河野をご紹介しました。(こちら

6回目は、3年東組担任・瀬川をご紹介しました。(こちら

7回目は、4年西組担任・川瀬をご紹介しました。(こちら

——————————————————————–

むさしの学園では、メールマガジンを発行し、学校についての情報、

入学考査関連の情報をお知らせしています。解除はいつでも可能

ですので、よろしければ、ご登録ください。(こちら

 

ご不明の点は、むさしの学園小学校事務室(042-361-9655)まで、

お気軽にお問い合わせください。

 

メール(info@musashino-gakuen.com)でもお受けしますが、

ご回答にお時間をいただくことがありますので、ご承知おきください。

 

学園ブログでは、むさしの学園小学校の日常や、子育てに役立つ

コミュニケーション情報、入学考査に関わる情報の提供をしております。

お時間のある折、ご覧いただければ幸いです。

 

※イジメのない学校についての記事 第1回はこちら・第2回はこちら

 

むさしの学園小学校

042-361-9655

 

ページ
TOP