今日は3年生の登校日。久しぶりに登校した3年生はとても明るく、友だちとの話も弾んでいたようです。今日の登校日のメインは「3年生特別講座I スマートフォンセキュリティ講座」。午前9時には全員、多目的ホールに集合しました。
今回の講座は昨年12月に1年生で実施された講座とほぼ同じもの。学校として、すべての学年の生徒に聞かせたいということから実施されたものです。講師は山梨県警上野原警察署刑事生活安全課の佐野裕英先生。演題は「スマートフォンの利便性と危険性について」。
先生の紹介の後、まず佐野先生が用意された「ほんとにあったセキュリティの話」というIPA 独立行政法人 情報処理推進機構制作のドラマを鑑賞しました。仲良し女の子3人組が暗い部屋でろうそくを囲み、インターネットで危険な目にあった友人・知人の話をこっそり紹介しあいます。インターネットを通じた危険な誘いに乗ることや掲示板などで他人への中傷をすること、ウイルス感染に遭うことの脅威とその対策について学ぶことができるスマートフォンセキュリティ啓発動画となっているものでした。「こわ〜いっ!」が決め台詞(笑)。もう一度みたい3年生や、この記事で興味を持った方はこちらでご覧になれます。
その後は佐野先生がスライドを利用しながらスマートフォンの現状、他人の中傷や著作権の問題、ウィルス感染対策などのセキュリティ問題などについて詳しく丁寧に説明していただきました。
ネット上での悪口は名誉毀損罪に、「バイトテロ」と呼ばれるアルバイトの悪ふざけ写真の投稿(「バカッター」とも呼ばれます)によってそのお店に損害を与えた場合は多額の賠償責任を問われるなど、大きな問題に発展する可能性があることなども説明されました。
また、悪意のある第三者が配布したウイルスに感染したことによって、自分のスマホが乗っ取られたりする可能性もあるそうです。スマホのセキュリティ対策には、常にソフトウェアを最新の者に更新すること、ウィルス対策ソフト(有料のもの)を任ストールすること、IDやパスワードをいくつものサイトで共用しないことが大切だそうです。また、アプリのインストールなどの際、必ず説明を読むこと、わからない説明には絶対にYesと答えない、わからなければ知っている人に聞く、ということが大切だと教えていただきました。
ますます高機能になるスマートフォンですが、その一方で、スマホによる悪口の書き込みや「LINE外し」のような”いじめ”も世の中では後を絶ちません。3年生は特に、もうすぐ大学生になります。一人ひとりが大人として、スマホに関わるさまざまな問題を意識しながらスマホを利用しなければならないことを、まざまざと教えていただく機会となりました。
さて、講座が終わった後、自動車運転免許取得希望者は多目的ホールに残り、手塚生活指導部主任から免許取得に当たっての心構えを聞き、各教室に戻りました。
3年生、これからは特別講習が実施されるので希望者が各時間割に沿って登校します。また、26日からは日本大学進学決定者に英語、数学、国語の「卒業前教育」が実施され、登校します。3年生全員の次の登校日は1月31日となります。

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