3年生の一斉授業は先週終了し、本日は卒業判定会議が行われました。これからは卒業式に向けて1日ずつ近づいていきます。
3年生は今月下旬から「特別講座」(3年生全員が登校して校外の講師による講座を受講)と「特別講習」(3年生の希望者が用意された本校の教員による講座を受講)が行われます。本日は「特別講習」の先頭を切って、本校の英語講師ギブズ先生による「英語でプレゼンテーション」の講座が開かれました。大学で英語を使う可能性のある学部に進学する生徒の希望者が集まり、午前中の2時間講習を受けました。
ギブズ先生によると、イギリス人が一番怖いものは何かと問われると、ジェットコースターでもスカイダイビングでもなくて、人前で行うプレゼンテーションという答えが第1位なんだとか。ギブズ先生自身も「人前で話すのは緊張するんで嫌い」だそうです(笑)。そうは言いながらも、講義は楽しく行われ、参加生徒たちもリラックスして参加することができました。
ギブズ先生が黒板に絵を描いて「これ、何に見えますか。そう、ハンバーガーです。プレゼンはハンバーガーなんです」——そう言って講座は開始されました。「ハンバーガーは3つの部分からなっていて、真ん中が一番ジューシーで美味しい部分。それを2枚のパンが挟んでいます。プレゼンもイントロダクション(導入)、ボディ(本文)、コンクルージョン(まとめと結論)という構成で、ボディが大切」今日の講義はプレゼンの構成と具体例を使った確認と勉強が主な内容でした。教材には、ギブズ先生が実際に大学生にプレゼンを指導する時に使うものが使用されました。
最初に、イントロダクションやボディ、コンクルージョンの英文の組み立て方やよく使われる決まったパターンや言葉を確認しました。そして、実際の簡単なプレゼン例の英文を1文ずつ細切れにした紙を、説明をよりどころに組み立てていく練習をしました。
2時間目はプレゼンを行うのに大事なことはどんなことかを確認。日本人はシャイで声が小さい人が多いという指摘があり、後半にはそれを克服する練習しました。ペアになった生徒たちが、それぞれ教室の両端に立ち、反対側にいる相手に向かって先ほど組み立てたプレゼンを読みますが、声が届かないと反対側の生徒は手を挙げて聞こえない、と表明します。そうしたら、もっと大きな声をださなければなりません——最初はなかなか声が出ない生徒が大部分でしたが、だんだん大きくなってきました。ギブズ先生に誉められた生徒も何人かいました♪
次の時間までにそれぞれ自分の英文のプレゼンを用意してくることになりました。内容は友だちにも秘密で、という約束でです。生徒たちがどんなプレゼンを行ってくれるのか、次回が楽しみです。
3年生の「特別講習」はこのように学校の授業だけでなく、もっと広い題材から本校の教員が講座を行うものです。他の講座については、これから希望生徒たちが何をやりたいか選択して、参加することになります。

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