クリスマスも終わり、あとは新年を待つだけ。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年のヨーロッパは近年にない寒波に見舞われ各地でかなりの積雪がありました。
イギリスでもクリスマス前に数日にわたって雪が降り、校内はもちろん近隣の村や町もきれいな雪化粧。
日本のクリスマスシーズンのイメージとはちょっと違うかも知れませんが、クリスマスイルミネーションが白いバックグラウンドに映える静かで美しいホワイトクリスマスとなりました。
さて、もう数週間前のこととなりますが、同じように大雪が降った学期末諸行事の映像がまとまりましたので、これから数回に分けてその様子を皆様にもお伝えします。
あわせて、キャンパス内の美しい雪景色や近隣の村の美しいホワイトクリスマスの様子もご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに。
第1回は、期末テストが終了した12月6日から数日の様子。
本校では試験休みはありませんので、期末試験が終わると帰宅日までの数日間、答案返却はもちろん学期末の諸行事が相次ぎ、忙しくも充実した毎日が続きます。
特にこの2学期末は、年明けに日本で行われる各大学の入学試験受験の為来学期は帰寮しない高校3年生を送り出す諸行事が目白押し。
生徒会を中心に様々なイベントが行われました。
6日月曜日には早速教員室入口のホールに生徒会がクリスマスカードボックスを設置。
生徒たちはアルファベット順に並んだボックスに、帰宅日までの数日間、友達やお世話になったスタッフの方々へのクリスマスカードを入れていきます。
そして休み時間の度に自分の名前のイニシャルがついたボックスを点検。
「あっ、あの先輩からも来てる!」「よし、あいつにも書いてやるか。」「そう言えば、今学期の最初の食事の席で隣に座っていた新入生にもだしておこうかな…」 予想もしなかった意外な先輩や後輩、スタッフからのカードが入っていることもあり、この心温まるアナログなカード交換は2学期末の生徒たちの楽しみのひとつ、そして立教英国学院の伝統的なクリスマス行事のひとつです。

7日火曜日には高校3年生がダイニングホールに大きなモミの木を運び込んでクリスマスツリーの飾り付けをしてくれました。
男子が力仕事、そして女子がイルミネーションや小物の飾り付けという例年通りの分担で美しいクリスマスツリーが出来上がりました。

同日の昼食時にはこのダイニングホールでSpecial English Dinnerがありましたが、このディナーは、金曜日のクリスマスディナーとあわせて、毎年この2学期末にキッチンスタッフの皆さんから生徒たちに贈られるとても嬉しいクリスマスプレゼントです。
白いテーブルクロスの上に置かれたポインセチアの鉢、一人一人の席に用意された赤や緑のスペシャルナプキン、お手製のケーキやミンスパイ、そしてメインのローストビーフ…と、キッチンスタッフの温かな思いが伝わってくるこれらのスペシャルディナーは2学期末には欠かせない行事のひとつです。
(写真はこちらからどうぞ。)
