1月8日土曜日、各地から続々と生徒たちが帰寮。翌日、日曜日に第3学期始業礼拝がありました。

いつもとは何かが違うその雰囲気 ー そう、今学期は高校3年生がまだ帰寮していません。

これから本格的に始まる大学受験に向けて日本で勉強を続けているからです。

高校3年生が帰寮するまで、今学期は高校2年生が実質的に最高学年となり、4月からの本格的な新学年始動に向けていろいろなところで準備が進められていきます。

それを象徴するかのような最初の出来事がこの始業礼拝でありました。

礼拝を務めるアコライト新メンバーの登場です。

毎週日曜日の主日礼拝でスタッフの先頭に立ち十字架を持ってプロセッションを導くクロスベアラー、そしてその両脇でロウソクを灯したトーチを持って随行するトーチベアラー。

礼拝で始まり礼拝で終わる本校の営みのなかで、アコライトは昔から常に最高学年から任命される栄誉ある存在です。

今回も高校2年生から男女3名ずつ2組のアコライトが任命され、さっそくこの日からお務めを始めました。

緊張の面持ちながらも堂々とした動きには早くも最高学年の自覚が感じられました。

 

◆◆ 詳しくはこちらをご覧ください。

 小学部5年、中学部1年 4月入学  一般入試

   【出願期間:2011年1月10日〜1月18日】

小学部5年、中学部1年については1月に入学試験を実施しています。

  詳しくは以下のメールアドレスまでお問い合わせください。

   eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk

  ( 入試要項のダウンロードはこちらからどうぞ)

   

                      

 小学部/中学部/高等部 編入学試験(書類審査によるAO入試)
  

   【2011年度4月編入   出願期間:2011年1月10日〜3月15日】

  各学期若干名をAO入試により受け付けております。

  書類選考(教育環境・生活環境・学業成績)により入学を許可しております。

  詳しくは以下のメールアドレスまでお問い合わせください。

  eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk

 ( 入試要項のダウンロードはこちらからどうぞ)

 

 

 

 高等部1年 4月入学  一般入試

 

  高等部1年生については毎年12月に高等部入学試験を英国と日本で実施しています。

  詳しくは以下のメールアドレスまでお問い合わせください。

     eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk

 

 

   ※ 突然の海外転勤でお困りの場合には、上記以外の学年も受け付けます。

     eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk までお問合せください。

 

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Winter Special 第6回目は、地元クランレーの町のクリスマス風景をご紹介。

クランレーは学校から一番近い町。

地元の人たちは「イギリスで一番大きな村。」と誇らしげに言っていますが、最近では大手のスーパーやチェーン店が続々と進出し、かなり賑やかな町になってきました。

クランレーは本校の生徒たちには馴染みの町。

毎週土曜日には希望者が買物や気分転換に外出をし、日曜日はこの町の教会で主日礼拝に参加します。

生徒たちがお世話になっているヘルスセンターがあるのもこの町。

最近ではECの授業でイギリス人教員が生徒たちをこの町に連れてきて道行く人々にインタビューをさせるフィールドワークも行いました。

11月の下旬には例年通り町の街路樹に青や白のイルミネーションが灯り、メインストリートのあちこちはクリスマスデコレーションで飾られました。

丁度クリスマス前に降った雪が町の中央広場に設置された大きなモミの木を更に美しく演出し、今年のクランレーは見事なホワイトクリスマスとなりました。

ひっそりと静まり返った町の深夜のクリスマスイルミネーションの様子をこちらからご覧下さい。

 

   

  
  

12月11日、第2学期終業礼拝がありました。高校3年生は日本での受験のため来学期は戻って来ないので、この日が立教最後の日でした。

担任の先生からの式辞を聞きながらこれまでの立教生活を一人一人が思い返していました。まだ卒業式でもないのに、この日がここでの生活の最後の日だと思うと自然に目頭も熱くなってきます。

担任の小川先生は趣味のキノコ採りや釣りの話から始めて、3年間のいろいろな出来事や苦労話、生徒たちの成長の様子をゆっくりと語りかけるように話して下さいました。

そして最後はこれから受験に向けてラストスパートに臨む生徒たちに温かい激励の言葉。

「大丈夫、君たちならきっとできる。」何度も何度もそう繰り返して励ましてらっしゃったのが印象的でした。

式後の昼食はランチョン。

キッチンの方々が腕に縒りをかけて作って下さった最後の豪華ディナーでした。

仲間とテーブルを囲み、長いようであっと言う間だった学校生活を振り返り、後輩達と写真を撮り合い、先生方と別れを惜しみ、最後のダイニングホールでのひと時は、それぞれ思い思いに満喫していたようです。

空港へ向かうコーチの出発は2時45分。

多くの高校3年生がこのコーチに乗り込むため、30分も前からコーチの周りには人だかりができていました。

しばらくは会えない仲間との最後の別れ ー 握手をかわしたり抱き合ったり、大泣きしたり励まし合ったりとちょっとしたドラマのワンシーンのようでした。

最近は世界中どこにいても気軽にメールで連絡がとれるので昔ほど湿っぽい別れ方ではなくなりましたが、それでもしばらくはお互いに会えないのかと思うとちょっと胸の奥がグッとくる、そんな第2学期の最終日の様子をこちらのギャラリーでご覧下さい。

 

  

    
   

 

帰宅日前日12月10日の午後、生徒会主催のクリスマスコンサートが開かれました。

前日に行われたスクールコンサートは学校主催のクラシックコンサート、そしてこの日のコンサートは生徒会が主催する高校3年生とのお別れコンサートです。

 

10数年前に始まったこのコンサートは生徒会と音楽科の先生が協力して始まったもので、クラシック音楽に限らずクリスマスらしい曲を皆で演奏し合って高校3年生との最後のひと時を過ごそうというものでした。

 

「全校生徒の帰宅のパッキングが終わらなければコンサートは出来ませんよ。」という先生方の条件をきちんと守って、ただでさえ忙しい学期末にもかかわらず、全校生徒が一丸となって高校3年生の為に準備を進めます。

ここ数年来、コンサートの最後に各学年から高校3年生へのメッセージや贈る歌、そして高校3年生からもそのお返しの歌やスピーチという形式も定着してきました。

 

常に生徒たちが中心となって運営され、少しずつ新しい要素が取り入れられていくこのスクールコンサート、今年の生徒会も更にこのコンサートに新趣向を取り入れました。

音楽ばかりではなく、ショートトークやダンスも入れようというもの。

クリスマスの雰囲気をきちんと保ちながらも、皆で腹をかかえて笑ったり、手拍子をしながらステージ上で華麗にステップを踏む仲間に声援を送ったり、2時間ほどのコンサートはあっと言う間に終わり、全校生徒にとって思い出たっぷりのイベントになりました。

その様子をこちらのギャラリーでご覧下さい。

 

 

   

   
   

Winter Special 第3回は学期末恒例のスクールコンサートの写真をお届けします。

長い2学期中に授業やプライベートレッスンで練習した成果を学期末のステージで披露するスクールコンサート。

11月初旬にはオープンデイコンサートもあったので、同じ曲を更に磨いて発表する生徒もいればオープンデイ後の短期間に別の曲に挑戦する果敢な生徒達もいました。

全校生徒、スタッフはもとより、近隣のイギリス人の方々や保護者の方々も遠路はるばる聴きにいらっしゃる大イベントなので、出演する生徒たちは期末試験が終わるや否や最後の練習に大忙し。

ところが今回はだれも予期しなかった大ハプニングが起こりました。

 …前日に降った大雪の為、お客様ばかりでなく、伴奏をして下さるはずだったイギリス人スタッフの方々も来れなくなってしまったのです。

一時は中止になるのではないかと思われたコンサートでしたが、急遽高校3年生の先輩が伴奏をして下さったり、演目を少し減らすなど工夫をした結果、なんとかコンサートを敢行することができました。

中には大雪にもかかわらず海外から演奏を聴きにきて下さった保護者の方々もいて、生徒たちもいつも通りの素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

そして今回は、ステージの脇に飾られた大きなクリスマスツリーだけではなく、外に広がる真っ白な雪景色もこのスクールコンサートをとってもロマンチックに演出してくれました。

(写真はこちらからご覧下さい)

  
     
  

 

今年は例年になく雪の日が多い学期末となりました。

期末試験期間中でも雪が降れば外で走り回りたくなるのが子供たちの性分。

休み時間ともなれば中庭やドライブウェイに積もった雪を手で固めて雪合戦!

 

 

  

さらさら雪で作った雪玉は空中でホワッと舞ってきれいなスノーシャワーになりました。

寒さ知らずの小学生や中学生はもちろん、期末試験や受験勉強で毎日多忙な高校生達も真っ白な雪を見ると自然と顔がほころんで後輩達と一緒になってひと遊び。

低く立ち込めた雪雲の下ではいつもキャンパスに生徒達の楽しそうな声が響き渡っていました。

第2回Winter Specialの映像はそんなキャンパスの雪景色をご紹介します。

生徒たちが雪のキャンパスを元気に走り回る姿、そして生徒のいない静かで神秘的なキャンパスの様子もあわせてご覧下さい。

(写真はこちらから

 

 

  

  
  

クリスマスも終わり、あとは新年を待つだけ。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今年のヨーロッパは近年にない寒波に見舞われ各地でかなりの積雪がありました。

イギリスでもクリスマス前に数日にわたって雪が降り、校内はもちろん近隣の村や町もきれいな雪化粧。

日本のクリスマスシーズンのイメージとはちょっと違うかも知れませんが、クリスマスイルミネーションが白いバックグラウンドに映える静かで美しいホワイトクリスマスとなりました。

 

さて、もう数週間前のこととなりますが、同じように大雪が降った学期末諸行事の映像がまとまりましたので、これから数回に分けてその様子を皆様にもお伝えします。

あわせて、キャンパス内の美しい雪景色や近隣の村の美しいホワイトクリスマスの様子もご紹介する予定です。

どうぞお楽しみに。

 

 

第1回は、期末テストが終了した12月6日から数日の様子。

本校では試験休みはありませんので、期末試験が終わると帰宅日までの数日間、答案返却はもちろん学期末の諸行事が相次ぎ、忙しくも充実した毎日が続きます。

特にこの2学期末は、年明けに日本で行われる各大学の入学試験受験の為来学期は帰寮しない高校3年生を送り出す諸行事が目白押し。

生徒会を中心に様々なイベントが行われました。

6日月曜日には早速教員室入口のホールに生徒会がクリスマスカードボックスを設置。

生徒たちはアルファベット順に並んだボックスに、帰宅日までの数日間、友達やお世話になったスタッフの方々へのクリスマスカードを入れていきます。

そして休み時間の度に自分の名前のイニシャルがついたボックスを点検。

「あっ、あの先輩からも来てる!」「よし、あいつにも書いてやるか。」「そう言えば、今学期の最初の食事の席で隣に座っていた新入生にもだしておこうかな…」 予想もしなかった意外な先輩や後輩、スタッフからのカードが入っていることもあり、この心温まるアナログなカード交換は2学期末の生徒たちの楽しみのひとつ、そして立教英国学院の伝統的なクリスマス行事のひとつです。

 

 

 

7日火曜日には高校3年生がダイニングホールに大きなモミの木を運び込んでクリスマスツリーの飾り付けをしてくれました。

男子が力仕事、そして女子がイルミネーションや小物の飾り付けという例年通りの分担で美しいクリスマスツリーが出来上がりました。

 

 

 

 

 

同日の昼食時にはこのダイニングホールでSpecial English Dinnerがありましたが、このディナーは、金曜日のクリスマスディナーとあわせて、毎年この2学期末にキッチンスタッフの皆さんから生徒たちに贈られるとても嬉しいクリスマスプレゼントです。

白いテーブルクロスの上に置かれたポインセチアの鉢、一人一人の席に用意された赤や緑のスペシャルナプキン、お手製のケーキやミンスパイ、そしてメインのローストビーフ…と、キッチンスタッフの温かな思いが伝わってくるこれらのスペシャルディナーは2学期末には欠かせない行事のひとつです。

(写真はこちらからどうぞ。)

 

   

 ↑ 表面 :イギリス大雪(1月)
 裏面 :オープンデイポスター ↓

主の御名を賛美いたします。

今年もまた沢山の方々から暖かいご支援を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。

 

今年のクリスマスカードには、迷わず表の写真を選びました。

今年1月初めに降った大雪の写真です。

例年にない積雪量で、英国南部は一時交通も遮断され、停電にもなりました。

新学期開始を目前に、何とか生徒が帰ってくるのに間に合うよう、日本人教員・英国人スタッフが力を合わせて校内の雪かきをしたのが今年の仕事初めになりました。

 

4月の新年度の開始時には、アイスランドの火山噴火に伴う火山灰の影響で空港が閉鎖となり、生徒の飛行機便が欠航となる事態に見舞われました。

その後2週間にわたって連日教員が交替で空港へ生徒を出迎え、日程を遅らせた球技大会には全員が無事揃って参加することができました。

 

このカードの裏面の絵は、全校生徒の投票によって今年のオープンデイのポスターに選ばれた高等部2年生の作品です。

ドラクロワの原作をもとに、東前校長と私、担任の橋川先生と高橋副校長が自由の女神に率いられ、全校生徒が後に続いています。

バックには立教の校舎が、足元には立教の森に咲くブルーベルの花々が描かれ、よく見ると自由の女神は鉄砲の代わりに当直生徒が鳴らす起床のベルを手にしています。

 

「REVOLUTION」というテーマのこの絵は、今年の本校を象徴する絵かもしれません。

新春かるた大会に始まって、イギリス人教員による英語コミュニケーションの授業、夏休みのホームステイ、短期留学、サイエンス・ワークショップ、高等部3年生の夏期講習、JAPAN祭への参加、社会人クラブとのバスケットボール合同練習、Woldingham Shool との交流、クランレイでのフィールドワークなど、様々な新しい企画に取り組んだ一年でした。

 

9月に立教学院各校を代表する皆様に本校をご訪問いただいたことも象徴的な出来事といえるでしょう。

その後皆様に同行して立教学院創立者のウィリアムズ主教の逝去100年記念墓参に参加させていただいたことは、今年ちょうど立教生活50年をむかえた私自身にとっても記念すべき出来事となりました。

 

これからもチャレンジ精神で新たな試みに挑戦していく所存でございますので、皆様の変わらぬご支援、ご助言を賜りたくお願い申し上げます。

皆様どうぞ健康でよきクリスマス、新年をお迎えください。

 

 

2010年12月

立教英国学院 校長 棟近 稔

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