昨年度から交流を始めたWoldingham Schoolの生徒6名がExchange Programmeの一環として昨日本校を訪れました。
この学校は本校から車で1時間ほどのところにある私立の女子校です。
本校の生徒たちもこれまで何度かこの学校を訪れ、広大な敷地、イギリスらしい重厚な校舎、様々な最新施設、そして何より親切でフレンドリーな生徒たちと接して感動して帰ってきました。
この10月の半ばにも本校から10名の生徒がこの学校を訪れ、スポーツ活動に参加したり昼食を一緒にとったりして親交を深めてきましたが、今回はそのお返しとしてWoldingham School の生徒たちを本校に招くことになりました。
9時過ぎにWoldingham Schoolの生徒たちが到着すると、本校の生徒がひとりずつ案内役としてつきました。
高校2年生3名と中学校2年生3名です。
それぞれのペアはまず日本人の先生の英語の授業に参加しました。
日本語で教える英語文法の説明を聞いたり、自己紹介を英語でしてもらったりと先ずは順調な滑り出し。
実はこの生徒たちは現在Woldinghamで日本語を習っています。
まだ習い始めて数ヶ月の生徒もいましたが、中には本校の生徒達に日本語で自己紹介をする子もいたそうです。
最初の授業が終わるとブレイク。
ペアの生徒たちが校内を案内しました。
100年以上前に建てられたかつてマナーハウスだった女子寮を始め、食堂や教室棟を一緒に回りました。
そして緊張がほぐれてきた頃、こんどは英国人によるEC(English Communication)の授業に参加しました。
今年度から実践的な英会話中心の授業に移行したECの授業だけあって、今回の訪問は他の生徒たちにとってもうってつけの良い機会となりました。
最初は少しぎこちない会話から始まったものの徐々に打ち解け始めるとお互いにいろいろな質問をしていたようです。
今回来校した生徒の中にはロシアや香港出身の生徒たちもいたので、同じ地域に住む本校の生徒たちとも話が弾んだとか… 気が付くと鐘が鳴り始めて、あっと言う間に昼食の時間となっていました。
この日は案内役の生徒たちと一緒に特別テーブルで食事をとることになりました。
Woldinghamの生徒たちは13〜14歳の中学生が多かったので、ここは本校の高校2年生たちが積極的に話題を作って場を盛り上げてくれました。
この後に参加することになる全校スポーツの種目のことでも話していたのでしょうか。
毎週金曜日の午後は「フライデースポーツ」と言って全校でスポーツを楽しみますが、この日はWoldinghamの生徒たちも体育館で行われたバトミントンやバスケットボール、テニスなどに参加しました。
そして最後は名残を惜しみながらキッチンスタッフ特製のフライデーケーキを皆で賞味。
4時少し前に迎えのバスが到着すると「また来学期に会いましょう!」とお互いに声を掛けながら別れを惜しんでいました。
これまではお互いの学校の行事に招き合っていた交流でしたが、今回初めて授業に参加するという新しい試みを実行し、両校の交流は新たな段階に入ったと言えるかも知れません。