2学期のアウティング、今年度の高等部3年生は、2回に分けてロンドンを訪れました。10月2日(水)の全校アウティングの日の夜、3年生は例年、ミュージカル「オペラ座の怪人」の観劇を予定していますが、今年は人気につき予約することができず、2週間後の10月15日(火)のチケット、となってしまいました。
したがって、10月2日は、ミュージカル観劇なしで帰校。10月15日に改めてロンドンを訪れることになります。
致し方のない案ではありましたが、生徒たちの大半は喜んでいました。それは、ロンドンに2回も行かれるからに違いありません。実際、生徒は2回とも満喫をした様子。これが何よりです。

1回目は、ロンドンアイを体験した後、別のアトラクションを楽しむオプションが加わりました。勢いよく回るメリーゴーランド,高くまで上昇して振り回されるブランコのようなアトラクション、乗った生徒の感想は、一様に「楽しかった!」。そして班行動の時間も長くすることが出来ましたから、ロンドン観光に、食事に、買い物に、かなりリラックスしたのではないでしょうか。

2回目は、学校で午後までみっちりと勉強をしてから出掛けました。学習をし終えてから、ミュージカル観劇、このメリハリが、楽しさを一層引き立てたかもしれません。ロンドン到着後は、再び観光、食事、そして夜は観劇です。噂には聞いていた「オペラ座の怪人」ですが、いやはや、迫力に圧倒されました。舞台、それから舞台下の生の楽団演奏に感激した生徒もいました。

終劇後は、興奮の面持ちで帰りのバスに乗り、帰校しました。学校に到着した時にはすっかり夜中です。
感動の興奮と、1日の疲れの両方を抱えて、就寝準備。
よい思い出の1つとなったことと思います。

この9月から始まったCollyer’s Collegeへの学期留学。今学期は高等部2年生から3名の生徒が参加しています。Cさんから第2回目のレポートが届きました。

*   *   *

Collyer’s College の生徒としての生活が始まってからの1ヶ月、友達も増えて授業にも慣れてきてからは1日1日があっという間に過ぎています。毎日が新しい事と発見の連続でとても楽しいです。私は A level のSociology ,photography, media studies の3科目をとっています。当然授業中も特別扱いしてもらえるわけではなく、他のイギリス人の生徒と同じく授業を受け、同じように宿題をこなさなくてはならず大変と感じることもあります。でも興味のある教科を勉強する事ができるので苦ではありません。
3週間目に入ってからはテストも何度かありSociology では学習した単元の本番のA level の試験の過去問をやるというテストをやりました。問われる問題に対して社会学者の名前や彼らの意見を含めながらessay を書くという形式のテストと一問一答。英語で暗記する、そしてその知識を使い文章を書く。大変ですが英語力の向上につながっているなと実感しました。
Media studies では広告や映画の分析をしています。技術的な単語も多くてイギリスの生徒にとっても初めての単語もでてくるので1から同じように学んでいる感じがします。テストもあり宿題も毎週出ます。PowerPointを使って広告や映画の分析をするという感じです。最近は授業にも慣れ、手を挙げて発言することもできるようになりました。
3科目と聞くと少ないように感じますが、宿題も毎週たくさんあるので時間をうまく使わないと終わりません。先日は、photography の授業の一貫でKew Garden へ行きました。友達と園内を周りながらこの1ヶ月で身につけた技術を実践するという目的でした。
忙しい中で、家へ帰ってからのホストマザーとの会話やお昼に友達とご飯を食べる時間は癒しの時間です。優しく接してくれる人がたくさんいます。残りの日々を大切に過ごしたいです。

7月19日から7月28日までの10日間、英国で行われたUCL-Japan Youth Challenge に5名の生徒が参加いたしました。このプログラムは、日本と英国の各地から優秀な高校生が参加するサマースクールで、世界をリードする大学であるUCLの教授陣による講義や、世界の大きな共通課題について専門の研究者と意見を交換し知識と経験を深めるためのワークショップなどがあります。前半は立教英国学院、ケンブリッジ大学での研修が行われ、後半はロンドンでこのセミナーのメインであるGrand Challenge Workshopが行われました。今年のテーマである「Accessibility for All」について、それぞれの生徒が目的や課題を持ちながらしっかり取り組み、成長を感じることのできた良い研修になりました。先月、学校で報告会が行われ、そこで発表されたものの一部をご紹介いたします。

〈参加した生徒より〉
UCL-Japan Youth Challengeのプログラムは全部で10日間あり、場所は立教英国学院、ケンブリッジ大学、UCLで行われました。最初の2日間は立教英国学院でオリエンテーション、自己紹介を兼ねた学校紹介、アイスブレーキングとしてBBQやスポーツを行い親睦を深めました。その後ケンブリッジへ向かい、初日は観光、パンティングを体験した後、ケンブリッジ大学に通う日本人の方々にイギリスに来た経緯や研究内容など視野の広がるお話を聴かせていただきました。そして、翌日には初めての英語の講義にも挑戦しました。ケンブリッジに二泊した後ロンドンのUCLに移りました。初日はInstitute of Educationという教育分野の研究に関して英国で1位といわれる場所で、コンゴに関する講義とワークショップをした後、インパール作戦に関する映画を鑑賞し、その映画の監督兼主演の方に講義をしていただきました。翌日の6日目はいよいよメインであるGrand Challengeが始まりました。7日目はロンドンオリンピック会場の近くにあるUCL Eastを訪れ、AIの研究をされている日本人の方の講義、カメラなどの写真技術に関する講義の2講義を受けました。8日目は最も山場であるGrand ChallengeのSymposiumがあり、Symposiumの中の講義では現役のパラリンピック選手などテレビで見るような方々の話も聴くことができました。9日目はロンドン観光をしたあと、Final Ceremonyとしてみんなが一言ずつ感想を述べ修了証書を受け取りました。その後に行われたFinal Partyはイギリスから参加していた学生を含めてみんなが揃う最後の機会だったので、写真を撮ったり楽しく食事をしながらこのプログラムを締めくくりました。この10日間は毎日のように一日の終わりにReflectionの時間がありましたが、その日一日の振り返り、整理、明日への切り替えができてとても重要な時間でした。夜遅くに寮に帰ることがあるなどハードな日もありましたが、合計20以上の講義を受け本当に実の詰まった10日間を過ごすことができました。

私にとって一番印象的だったのは5日目のワークショップです。この講義はケンブリッジからロンドンのUCLに移って初日に行われたもので、イギリスの学生と日本の学生が半々の1グループ7~8人に分かれ、火山が噴火しエボラが流行しているコンゴの政策を4つの視点から英語で話し合い、決定し、発表するというものでした。このようなネイティブを交えての本格的な英語のディスカッションは初めてでした。一つの提案をかみ砕いて理解し、結論だけでなく理由も整理して反論を英語で考えていると他の人が言ってしまったり、遅れると次の提案が分からなくなってしまい、ついていくのが本当に大変でした。グループ内でイギリスの学生だけの意見のキャッチボールになってしまい頷くだけのこともありました。しかし、他の国の学生も交えてまったくルーツのない国の政治を状況などを考えながら様々な視点から話し合うことで、他の国の学生の斬新なアイディア、政治に対する知識や関心、何に重きを置くのかなど知ることができて面白かったです。今回のプログラムに参加した日本人の学生の中には、事前の知識が必要な質問を理系文系関係なくする人、英語に全く不自由のない人、ロボットの開発で世界に行っている人などがいて圧倒されてばかりでした。最初はなんてところに交じってしまったんだろうと思いましたが、参加したからには何か残したいと思い、専門的ではなく一般的なことでしたが質問をしたり、ディスカッションで発言したことは自分の成長につながったと思います。私はこの10日間で英語のスキルを伸ばすこともできましたが、世界的にも有名な大学の講義を受けて、講義を受ける前の準備の仕方、質問の仕方など、高校の授業とは違う姿勢を身に着けることができ、大学に進むにあたり良い準備ができました。一番の驚きは、私には将来平和な世界を作りたいという目標があり、それには紛争・戦争をなくす努力をすることだと当然のことのように結びつけていましたが、今回受けた講義の中に私と同じ平和という目標を持ちながら平和と災害を結びつけて考え、いかに災害の被害範囲を狭められるかという研究をされている方がいて、他の意見や方法を知り新しい発見ができたことで視野を広げることができました。また、もともと興味のあった分野の最新の講義を受けて興味を発展させることができ、将来自分が社会のために何ができるのかを考えることができました。

10月10日、女子バレーボール部は現地の女子校Burgess Hill Girls Schoolを招待し試合を行いました。代替わりをし、今学期より本格的に始動した女子バレーボール部。先月は相手校に赴いて試合を行いましたが、惜しくも1対2で負けてしまったので、今回はそのリベンジを果たすべく臨みました。

第1セット目、コートに入った選手はどこか身体が硬い様子。前回の試合からサーブレシーブが課題となっていたので、練習した成果が出せるか不安になっていたのかもしれません。開始早々から一進一退の攻防を見せました。2点ビハインドで迎えた最終局面、連続ポイントを奪い、見事逆転し、第1セットを先取しました。
第2セット目は、レシーブ・トス・スパイクの流れを意識し、相手チームにチャンスボールを返すまいと、難しいボールもなんとか打ち返しました。そのおかげで、このセットは大差で勝利することができました。これで勝負は決まりましたが、相手チームからもう1セット試合をしようということで第3セット目も行いました。最後ということで、お互い円陣を組んでチームの士気を高めます。このセットも順調にポイントをとっていましたが、自分たちのチームが20点台に突入してから相手チームの追い上げが始まりました。連続得点を許し、なかなか相手チームの流れを切ることができません。しかしキャプテンを中心として声を掛け合い、その後は粘り強くボールに食らいつき、結果的にそのセットも勝利、セットポイント3−0で完全勝利となりました。

試合終了後は写真を撮ったり、リフレッシュメントの軽食を食べたりしながらお互いのプレーなどの話をしました。次は1月に試合をしようとも約束をしました。今回の試合は勝利はしたものの、相手のミスによる得点も多かったので自分たちの課題を再確認する良い試合となったのではないでしょうか。次に会うときはまたひとつ成長した姿を見せられるようこれからも練習に励んでいきたいです。
立教生は学校の勉強以外にもそれぞれが様々な活動を行なっています。部活動に充てられる時間は限られています。しかし『量より質』『時間より内容』。目標を持ち、自分の課題を認識して、グッと集中して練習していきたいです。

天気に恵まれた10月20日(日)、2019年度オープンデイが開催されました。
今回のスローガンは『Awaken your glory』。このスローガンに沿い、今年度も各クラスや企画が一丸となって、立教英国学院最大の行事を展開しました。

本校のオープンデイは、クラスごとに企画した展示やコンサート、模擬店に加え、チャリティなどの様々なフリープロジェクトの運営により、地元の方々との交流を深めることができる大切な行事です。学院周辺に住む地元の方々もたくさん来校され、普段とは違った活気が感じられました。また、バザーや福引きをはじめと模擬店の運営は父母の会の皆様が時間をかけて準備してくださり、当日売り出される品物には多くの保護者の皆様が関わっています。こうした機会を経験することで、私たちが普段から周囲の人たちにいかに支えられているかを実感することができます。

こうしたことは、実際に行事を成功させて初めて実感できることだと思います。生徒たちはこの行事の成功を目指し、準備期間から懸命に取り組んできました。
クラス展示では、各クラスがテーマを決め、話し合いを重ね、構想を形にしていきます。模造紙に書かれた解説や立体模型、背景画など、細部に拘り具体的な形へと仕上げていきます。その姿からは、絶え間ない集中力や底知れぬ根気を感じます。なかでも高校生は長年の経験と知恵を生かし、ダイナミック且つ繊細で美しい作品をたくさん生み出していました。テーマに即した物だけをただ作り出すだけでなく、リアルな雰囲気まで醸し出せる工夫がされているところは、上級生こそがなせる技です。
今回、各クラスが選んだテーマは、それぞれがメッセージ性にこだわり、それが形となってあらわれていたように感じます。一から創作する物が多く、形にしていく上でかなり苦戦した部分があったかと思いますが、話し合いを重ね、互いが協力し合う姿は、どこの学年やクラスからも見受けられました。特に、日英両方での説明文は、どのクラスでも伝わりやすさやわかりやすさを十分に考慮し、完成度の高い仕上がりとなりました。

一方、フリープロジェクトでは、茶道企画と剣道企画が日本の伝統文化の紹介を行ない、フラワーアレンジメント企画とチャリティ企画では、毎日少しずつそれぞれが作品を作り、ブースを展開していました。パフォーマンス企画と演劇企画は、何度も練習を重ね、その成果を舞台で発揮し多くの観客を感動させました。
補習を終えた高校3年生は、毎年、模擬店での販売が担当となっています。他学年と比べて時間が限られている中、しっかりと準備を重ね、当日は父母の会の皆様と連携し、食べ物の提供やバザーの運営などをしました。高校3年生らしい色を出すことができ、立教生活で経験した行事の集大成となったことでしょう。

あっという間に1日が終わり、夜の時間には後夜祭が行われました。発表や運営を通して、今まで互いに見えていなかった部分、知らなかった意外な一面や努力を感じ、人との関係や繋がりをより一層深めることができたのではないでしょうか。このような気づきや学びの経験は、特に大切にしてほしいと思います。この行事を通じ、学校全体がさらに活気づき、生徒たちがまた大きく成長してくれることを願っています。

連日雨が続いていて天候には不安がありましたが、アウティング当日はみごとに晴れ、気持ちの良い外出となりました。

高等部1年生が訪れたのはイギリス南部のサウサンプトン(Southampton)です。古くから貿易で栄えた港町で、1912の処女航海で沈没した豪華客船、タイタニックの出港地としても有名です。
私たち大人は1997年の映画「タイタニック」に非常に馴染みがあるのですが、生徒たちに訊いたところ、当時は生まれていないので知らない、観たことがない、という子が多く、それならばと事前に皆で映画鑑賞をしました。初めは関心がなかった子たちも、最後には涙する様子がみられ、この試みは成功でした。

当日は、まずSea City Musiumに行きました。この博物館はタイタニックの沈没から100周年を迎えた2012年に建てられたもので、タイタニックに関する展示が多くあります。中には実際に沈没した船から引き揚げた展示品もあり、映画で観た彫刻や食器などをまじまじと見て、またその悲惨な事故について、改めて学ぶことができました。

昼食をはさみ、午後はガイドツアーです。高等部1年生にとっては初めての英語のガイド、しかも1時間半ということで、大丈夫かなと思いましたが、ガイドさんの冗談に笑ったり、分からないことを質問したりと、きちんとコミュニケーションをとりながらついていっている様子で、また街自体の魅力もあり、有意義な1時間半となりました。タイタニックにまつわる場所や、街をぐるっと囲む古くからの城壁、防空壕としても使われた地下室など、見どころの多いツアーでした。

その後はイギリス南部最大級のショッピングモールを中心に、ショッピングと夕飯をグループで楽しみ、1日が終了しました。イギリスにいる3年間で訪れてほしいところ、学んでほしいことは、まだまだたくさんあります。次回のアウティングも、今回のように楽しみながら多くの事を吸収して欲しいと思っています。

カーディガンやセーターが必要になってきた10月初旬、小中学部の2学期アウティングではウィンザーを訪れました。
ウィンザーは、立教から車で1時間ほどの場所にあります。その中心街にあるウィンザー城は、今から約900年前に築城され、エリザベス女王が週末を過ごす居城として知られています。国賓の方を招いたりするなど、現在も数多くの公式行事で利用されているお城です。最近では英国王室のハリー王子とメガンマークルさんの結婚式が行われたことで有名です。

現地に到着すると外は抜けるような青空が広がっていました。久々の晴天で子供達の顔も澄み切っています。
まずはウィンザー城へ向かいます。城の中心にある丘にそびえるように立つ砦『ラウンド・タワー』を見て、「今日はエリザベス女王はいないのかー」と生徒が一言。ラウンドタワーに立つ旗が王室国旗のときはエリザベス女王が滞在しているそうです。その日はイギリス国旗が掲げられていました。『ステート・アパートメント』と呼ばれる公式諸間には甲冑や銃剣のコレクション、おびただしい数の絵画・装飾品があり、子供達は皆驚きを隠せない様子でした。それぞれ事前に学習したことをもとにオーディオガイドを熱心に聞きながら見学していました。
昼食後は、街の喧騒を逃れ、ウィンザーのテムズ川沿いを行くリバークルーズへ。緑豊かな風景を眺めながら友達とおしゃべりを楽しみました。普段ゆっくり話す機会の少ない先輩・後輩とも話せたのではないでしょうか。

あっという間に時間は過ぎ、ウィンザーでの最後はショッピングです。街にはたくさんのお店が立ち並び、英国王室御用達の紋章を掲げるお店も目立ちます。キャスキッドソンなど日本でも人気の英国ブランドの店舗や、モダンなカフェや日本食レストランも軒を連ね、国内外から訪れる多くの人で賑わっていました。中でも子供達の目を引いたのはイギリスの国民的お菓子“ファッジ”を取り扱うお店です。様々な味を試食して、どれを購入しようかと悩む姿が印象的でした。運が良いグループは実際にファッジを作る様子を見学でき、出来立てのファッジを試食しました。「あま〜い!おいし〜!」と満面の笑みを浮かべていました。

夕食は立教生おなじみの街、ギルフォードでとりました。小学生は中華料理店、中学1年生は日本食レストラン、中学2年生はアメリカンレストラン、そして中学3年生はイタリアンレストランでそれぞれゆったりと2時間ディナーを楽しみました。

イギリスの文化や歴史を学ぶ貴重な1日となった今回のアウティング。イギリスのことをまたひとつ知り、英語への学習意欲はより一層高まったことでしょう。イギリスで生活していることを存分に活かし、今後も様々な活動に積極的に取り組んで、自分の財産としていってほしいものです。

この9月から始まったCollyer’s Collegeへの学期留学。今学期は高等部2年生から3名の生徒が参加しています。Bさんから第2回目のレポートが届きました。

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Collyer’s での生活が早くの一ヶ月たちました。光陰矢のごとしとはまさにこのことだと思います。科目は、たったの三科目なので自由時間が多く、携帯が自分の手元にあるというのもあり自己マネジメントの難しさを感じています。
授業は、どれも自分が興味をもって選択したものなので楽しんで受けることが出来ています。私が選択したビジネスと観光学からは、主にテーマに合わせてエッセイを書くとい課題が出ています。フォトグラフィーでは、テーマに合わせた写真の撮り方を教わり、写真を撮り、分析するというのを毎週やっています。優しい先生方とクラスメイトにたくさん助けられながら、たくさん新しいことを毎授業で学んでいます。
ホームステイでは、部屋に一日中こもって誰ともしゃべらないということにならないよう気をつけて毎日生活しています。そうすることで、ホストファミリーとよい関係を築くことが出来ています。
この生活は後、約二ヶ月で終わってしまいます。貴重な機会を無駄にしないように、毎日を大切に過ごしていきたいです。

先週末、本校生徒、合わせて112名が英語検定試験を受験しました。
まず土曜日には40名の生徒が2台のコーチに分乗してロンドンの本会場で1級と準1級の英語検定試験を受験しました。
朝早くからキッチンスタッフが用意してくださったお弁当をもって出かけます。数日前から食事の席などでも英検受験のことが話題にのぼり始め、当日は緊張の面持ちでコーチに乗車しましたが、それぞれの目標と目的が達せられるよう精一杯力を尽くして無事受験を終え、ホッとした様子で帰校できたのは何よりです。

翌日曜日には、準会場に認定されている本校で、午前中に準2級と4級を合わせて31名が受験、午後は中3から高2まで38名が2級に、中学生3名が3級に挑戦しました。準2級を受けた生徒の中には、本校に小学部の時から在籍する3名の中学1年生もいました。
2週間後に迫ったオープンデイ(文化祭)準備の傍ら、限られた時間を効率的に使って勉強してきた成果がどのように発揮されたか、オープンデイ明けの結果発表が今から楽しみです。

本校ではこの日本の英語検定試験の他にも、ケンブリッジ英検やIELTSの試験など、英語を学ぶだけでなく、客観的なものさしで今の自分の英語力を試す機会をなるべく多く持てるような工夫をしています。
今年はこれまでにもまして現地の学校や地元との交流に恵まれ、生徒たちの英語に対する意識が更に高まってきています。その成果が少しずつ資格試験の結果にも現れてくることを願っています。

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