ぼくは、球技大会でソフトボールにはいりました。でも、ぼくは、たかが球技大会だから大丈夫だろうと思って、最初はサボっていました。先輩には言い訳を言って、みんなでDVDなどを見て放課後は過ごしていました。そして2日間練習に行かず、3日目に行ったら、先輩たちは真剣にソフトボールの練習に励んでいました。それを見てぼくはとても胸が痛くなりました。どうして今までサボっていたんだと思い、次の日から練習に参加しました。

でもサボっていたせいか、自分が思った通りにいかないのです。ですが、熱心に毎日やっていた先輩達は、どんどん打てるようになっていました。ぼくはその時、野球をやっていたんだから絶対に打てる、と思いもう一度打席に立ちました。ですが、ゴロにしかなりませんでした。そしてその日は一本も打てませんでした。
次の日、ぼくはまた練習に参加しました。その日は少しだけ打て、また次の日、また次の日と、どんどん練習しました。そして本番前日には、全打席打てるようになりました。
本番は負けてしまったけれど、たくさん打つことが出来ました。
「やることはやる!」ということを改めて実感しました。

「似合う?」

同学達と顔を合わせ始まった高校三年生の一学期、青から赤へと変わったネクタイの色に私達は心を躍らせていた。

昨年も迎えたはずの入学式。今年は何故だか違って見えた。それと同時に自身の入学当時を鮮明に思い出した。初めての寮生活に初めてのテーブルマナー。毎日忙しく進んでいく時にしがみつくので頭がいっぱいだった。自分がどのようであるのかさえ、自分の心を覗く余裕もなかった。

そうして仲間と過ごし、たどりついた今。私達は全てが最後となる最高学年になっていた。文化祭も体育祭も来年はこうしよう、次はこんなのがいいと案を出しあっていた去年。次はなく、今年で何もかもが最後。今までの高校三年生が引っぱってきてくれた学校行事から何から全て、見えないバトンはもう既に渡されていたのだ。

最後だから頑張る、ではなく、いつもの私達高校三年生の気合とプラスアルファで「ラスト」と言った言葉を背負い、学校全体を引っぱりそして支えられる学年になりたいと思った。最高学年になった今でも、こう考えると今という時に追いつくのに必死でいる自分がいる。立ち止まって振り返るのではなく、今は「今」をしっかり見つめ、少しでも前に進んでみれば、きっとゴールにたどり着くだろう。そして、私達も「縁の下の力持ち」と呼ばれる最高学年になれるのではないかと思う。バトンを受けとり、今。がんばろうと思った。

今回の春休みもイギリスで充実した期間を過ごすことができました。同じロンドンに住んでいる友達と遊びに行ったり、家族で出かけたり思い出が多くできました。5月には元号が「平成」から「令和」に変わるという、日本人にとって大きな出来事もありました。その頃のイギリスはEUを離脱するのか、しないのかで国中が騒がしく自分が大きな歴史の節目の中にいる感じがしました。二週間ですが、語学学校にも通いました。私のクラスには、ドイツ人、韓国人、イタリア人と世界の様々な国から来た人達と一緒に授業を受けました。中でも特に印象的な出来事を話したいと思います。

やはり、どの国から来ている人も気になる話題は同じ、EUの離脱についてです。イギリスがEUを離脱するということは世界に大きな影響を与えます。特に今現在、イギリスに住んでいる私達の生活にも様々な変化がもたらされる可能性が高いです。

「もしEUを離脱したらイギリスではイモしか食べれなくなるわね。」

とイタリア出身の方がジョークのように言っていて面白かったです。その人の言う通り、イギリスで安く売られている野菜などの食料品の多くが他のヨーロッパの国々から輸入しているものです。EUを離脱するということはそういったEUの恩恵もうけることができなくなるということだなと改めて思いました。皆ちゃんと社会で起きていることにしっかり目を向けて自分の意見をもっていることに驚きました。自分もニュースを見て、毎日社会がどんどん変化していくなかで自分の意見を持って主張することのできる人にならなくてはと感じる春休みでした。

家にいたときは、ずっと立教の話しかしていなかった。飛行機に乗る前は、いつも私をからかっていた妹と弟が泣きそうな顔で私を見ていて胸が痛んだ。母と飛行機に乗り、十一時間の長い旅をした。飛行機の中ではずっと夕焼けに染まったような景色を眺めていた。あっという間にイギリスに着き、胸が高鳴った。空港のホテルで二泊して、すぐに入学式となった。

中庭は、私の気に入った場所で普段からラジオ体そうで使っているからだ。中庭の周りは植物に囲まれていて、とてもはなやかだ。とても広くて、すみずみまで走ることができる。色々と便利に使えるのでお気に入りだ。

私は身だしなみを綺麗にすることをがんばっていきたいと思う。身だしなみは、礼拝や授業、食事でも大事で、変な服装ではいけない。だから、身だしなみには気をつけようと思った。授業では、英語とECの授業を頑張っていく。英語をペラペラに話せるようになりたい。プライベートレッスンではピアノをとっている。ピアノをたくさん練習してピアニストにも挑戦してみたい。

これから立教で沢山のことを学んで、家でも生かしていきたい。

ぼくが立教に来て、一番気に入った場所は、ドミトリー内のコモンルームです。ドミトリーとは寮のことで、コモンルームとは気軽に自由時間などにいつでも使える場所で、いつも誰かいます。その上、寮の中には、飲料水とテレビがあります。

ぼくが立教で直したり、やってみたいことは二つあります。一つ目は、漢検の二級と英検の一級を取得することです。ぼくは今、英検の二級を取得しているので、英検の一級取得を考えました。漢検では七級を取得しているからです。二つ目は、好き嫌いをなくすということです。ぼくは約十種類きらいな物があります。特にマヨネーズや納豆が嫌いです。

「キャー。うわー。楽しみー。早く行きたいなあ。」と私のはずんだ声がひびくわが家のリビングで、もくもくと入学に関する書類を書く母と父。このような光景が、入学する一か月前のこと。けっこうじゅんびの出来た一週間前は、母の入学式のスーツの購入や、飛行機の中で着る服などの細かいじゅんびが進められていた。そんな中でも、私はすごくルンルンで一か月前と同じようなセリフが心の底からこみあげてきた。

そして、ついに大阪のわが家から羽田空港に行く日。心配性の祖母が大阪国際空港に来てくれていたのだが、その時も「早く行きたい!」と一言。

そんなこんなでバタバタして入学式。立教のパンフレットを見たときびっくりした場所がそこにはあった。それはドミトリーBといって、今では私のお気に入りのスペースになっている。そこには白いグランドピアノ・テレビ・フッカフカの青いソファ。白いグランドピアノをひくとピアニスト気分。青いソファにすわってDVDを見ると映画館気分になる。

そんな私が直さなければならないのは、長所でもあるが、集中しすぎて時間を忘れることだ。時計をこまめに見るクセをつけて、5分前には目的地に着くことをがんばっていきたい。それと、バイオリンのプライベートレッスンに行くとき、走るとこわれるおそれがあるため、余裕を持って行動したい。直さなければいけないことを直し、健康で楽しい立教生活を送っていきたいと思う。

2019年度が始まり、2週間経ちました。
新入生も、立教生活に親しんできた頃でしょうか。
毎日の食事、礼拝、授業に加え、ここ暫くは球技大会の練習にも励む日が続きました。
昨年度から在籍している生徒も、今回が球技大会初参加の生徒も、放課後は一緒に汗を流しながら練習を続けてきました。
そして今日、球技大会は本番が開かれました。
天候は曇り交じりの晴れ。涼しい風が吹く中で、しかし雨が降ることなく天気には恵まれ、運動するにはもってこいのコンディションだったかもしれません。
今年のチーム分けは、朱色(orange colour)とミント(mint)です。
エネルギッシュさを感じさせるビタミンカラーのオレンジと、植物を連想させる爽やかなミント、どちらもスポーツの競い合いにぴったりの色です。
さて、前半は全体競技から始まります。ペアを組んだ2人が、バドミントンのラケットを小脇に挟み、その2本のラケットの間にボールを挟み、その姿勢で走り続け、指定された籠にボールを入れます。競技する本人たちも楽しんでいることと思いますが、観客として見ていても楽しい情景です。
また、全体競技にはもう1種目、障害物競争のリレーがありました。お馴染み、ロープのネットを潜り抜ける場面、平均台を歩き通す場面、これもまた周りから見ているとハラハラするような、思わず吹き出してしまうような、でも選手たちは一生懸命です。
清々しい競技でした。
そして、メインの球技各種目競技へと移ります。
さすが毎日練習を積み重ねてきただけのことはあります。みんな、上手です。
日本の中学校・高等学校では、中体連・高体連の大会がありますけれども、そこに出場しても通用するのではないか、そんな生徒が幾人もいて、競技は実に盛り上がりました。
時間の経つのは速いもの。昼食、応援合戦、綱引き、午後の競技と、あれよあれよという間にプログラムは進み、陽も傾くころ、夕食そして閉会式となりました。
閉会式、両チームの得点発表で、勝敗や如何に。
410-370で、朱色が勝利しました。朱色もよくやった、ミントもよくやりました。そして各種目MVP選手の発表です。みんなが活躍した中で、敢えて1人をMVPに選ばねばならない、これもなかなか大変なことです。
MVP選手の名前が一人一人呼ばれ、壇上で校長先生と握手を交わし、記念のファイルを受け取ると、大きな拍手が沸きました。みんな、おめでとう。
そして、表彰も一通り終わるころ、昨年の体育委員から、素敵な発言がありました。
「(今年の)体育委員が、よく頑張ってくれた。ありがとうの大きな拍手を送ろう。」
素晴らしいことです。縁の下の支えを忘れない気持ちは、とっても尊いことです。
かくして、最後はチャプレンに、お祈りを捧げていただき、今年の球技大会が無事に終了しました。大きな怪我もなく、天候にも守られ、また大勢の保護者の皆さまにもお越しいただき、生徒は楽しい思い出を1つ作ることができました。
ありがとうございました。

ぼくが立教英国学院に入ってまずおどろいたことは、学校がとっても広いことです。テニスコートが八面もあり、サッカーグラウンドも二面で、陸上のトラックは一周四百メートルで、とてもびっくりしました。

あとはテーブルマナーです。見学に行ったときは大丈夫だろうと思っていたのですが、いざ入ってみると、とてもむずかしかったので、ちょっととまどいました。しかし、一週間たったらだんだんできるようになっていき、当番の仕事までできるようになりました。それは先輩たちが優しく教えてくれたからだと思います。そうしていくうちに先輩とも仲良くなってきたので、心配だった学校生活も、ものすごく楽しい学校生活になっていきました。もうすぐ球技大会があって、そこでも先輩と仲よく練習しています。外出することもあって、おもしろいものが色々あって楽しかったです。ぼくはコップを買いました。また、これから始まるクラブ活動や、フライデースポーツなども一生懸命やりつつ楽しみながらやりたいです。

これからも分からないところなどは、先生・先輩・同級生とがんばりたいです。特に同級生とは協力して、これからもがんばっていきたいです。

4月中旬は、新年度の授業がスタートし、生徒たちは球技大会を間近に控えて練習に励んでいます。学習や行事の準備などで忙しい日々が続いている頃ですが、今年も毎年恒例のブルーベルを見るため、学校の裏側にある森まで散策しに行きました。

イギリスでは珍しく、このところ数日間は天気が良く、晴れの日が続いております。久しぶりのブルーベル見学も天気に恵まれ、今年も例年になく美しい景色が見られることを期待し、楽しみにしていました。

学年ごとに学校の中庭を出発し、生徒たちは目的地まで友人や先生たちと楽しく話しながら歩いていました。道中では、さまざまな植物や晴れ渡った空、遠くまで見える自然など、普段の生活の中にあふれている光景に改めて感動していました。

学内の道にも咲いているブルーベルですが、森に入った途端、まるで絨毯のように辺り一面に広がり、美しく咲いていました。紫がかった青色をしたブルーベルは、濃淡がはっきりとわかるほど広範囲に咲いており、思わず足を止めて見入ってしまうほどでした。

森の中にはたくさんのフォトスポットがあります。生徒たちもカメラを片手に真剣な表情で写真を撮っていました。自然に囲まれた環境で生活をすることが、自慢したくなる瞬間です。

毎日の生活の中でちょっとしたアクセントになるこの行事は、生徒たちにとって良い刺激になっているでしょう。今の環境を思いきり楽しみ、これからも頑張っていこうと思わせてくれる、そんなひと時です。

この6年間、いつも支えになってくれた、お父さん、お母さん。よく、叱ってくれたり励ましてくれたり。でも、そんな優しい家族は、もう近くにはいてくれたりしません。イギリスに行く前、家族全員でご飯を食べました。その時行ったお店は、12年間よく食べに行ったイタリア料理でした。最後、お母さん達がサプライズでケーキを頼んでいました。その時はお母さんの誕生日でした。

その次の日、空港ではたくさんお母さんとお話しました。もう、甘えられないのか・・・と思い悲しみました。ホテルに着いたら、みんな疲れていて、お母さんは寝てしまいました。お父さんと僕は、食料を買いに行きました。まだ明るかったのでちょっとだけ周りを散歩しました。お父さんからは、イギリスの文化、テーブルマナーなどたくさん教えてもらいました。頼っていたお父さんとも離れなくてはいけないと思いました。
これから、6年間ずっと、親に頼らず、団体生活でやっていきます。お母さん達と離れるのは寂しいですが、それ以上に得ることは多いと思います。
また、先輩たちと一緒に、スポーツや球技大会があります。そこで関係を築いたりして良い生活が送れると思います。
家族が恋しい時は、先輩や友達、先生に相談します。これから頑張ります。

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