聖書には「定言命題」「仮言命題」が展開されている。
創世記1章、2章には「定言命題」が色濃く反映されていました。
定言命題、これを対称性とも表現しました。
鏡に映したように同じものになっている。
神様と世界。
人と人。
鏡に映したような関係になっていました。

今回は3章を扱います。
エデンの園で暮らしていたアダムとエバが蛇に唆される場面です。
結論から言うならば、ここから仮言命題が始まります。
私たち誰しもが当たり前に行っている仮言命題。
それがここから始まります。
この3章からいよいよ私たちの現実世界が始まるのです。

【シリーズ:聖書の思考回路】第10回⇒コチラから

11月18日(木)の終礼後、講堂でクリスマスツリー点火式を行いました。中1学年は全員参加で、他学年は自由参加です。

点火式はオルガンの奏楽で始まり、続いて音楽科の川西教諭による讃美歌の独唱がありました。「讃美歌121番まぶねの中に」と「讃美歌109番きよしこのよる」は、どちらもイエス・キリストの誕生を待ち望む有名な曲です。
聖書朗読は4名の中学・高校の宗教委員の生徒たちが順番に行いました。彼らは、イザヤ書7章13~15節と、マタイによる福音書1章18~25節を、とても丁寧に読みました。

【クリスマスツリー点火式】クリスマスを迎える準備が始まりました⇒コチラから

 

本校が2013年度から思考力入試をはじめて、来年度で9年目を迎えます。毎年ブラッシュアップされ、2022年度思考力入試は「ものづくり思考力」「M型思考力」「グローバル思考力特待」の3種類を実施します。2月の本番を迎えるあたり、思考力採点委員である34名の教員たちが、評価基準の共有や採点体験を行うべく、11月17日(水)放課後、思考力入試模擬試験を開きました。現中1の生徒12名が受験生役として協力し、みんなで2020年度「ものづくり思考力入試」に挑戦しました。

【中学入試】思考力入試採点委員が集結、模擬試験プレ採点を実施⇒コチラから

私たちは、1,000億の脳細胞を生まれ持っているといわれています。しかしその膨大な脳の大きな能力のごく一部しか活用できていません。
ドイツで生まれたライフキネティックは、誰でもできる簡単な動きを通じて脳に刺激を与え、脳機能の向上と神経の伝達機能強化を促すことを目的とし、世界中で老若男女・職業問わず脳の力を引き出す活動をされています。11月8日(月)の高2E組保健体育の授業では、日本支部のトレーナー・飯塚さんをお迎えし、体験会に臨みました。

【高2保健体育】ライフキネティックによる脳機能改善体験⇒コチラから


「定言命題」「仮言命題」
これらが聖書の中でどのように展開されているのか。
その続きをお話しいたします。

今回は創世記の2章を扱います。
ここも天地創造の物語が記されていることろです。
ただ、これは1章の続きではありません。
別の物語です。
読めばすぐに分かることですが、1章で神様が世界を造られたのですから、世界は存在をしているわけです。
それが2章になってまた神様は世界を造り始めます。
1章で世界を造ったはずなのに、なんでまた造るのか?と言いたくなります。
この疑問への一番明解な答えは1章と2章は「天地創造」という同じ題材を扱っているが、別の物語である、ということになります。
ただ、別の物語ではあるのですが、2章も1章と同じ構造を持っているのです。
定言命題という構造です。

【伊藤校長ブログ】【シリーズ:聖書の思考回路】第9回⇒コチラから


本年度の記念祭は、11月2日(火)と3日(水・祝)に開催しました。昨年挑戦したオンラインでの開催に加えて、今年は学内での展示も行い、生徒たちはこの日のために多くの時間をかけて準備してきました。

当日は生徒だけの参加ではありましたが、分散登校しながら、色とりどりに飾られた教室を見てまわりました。制限された中にあっても、生徒たちは工夫を凝らしてオリジナリティあふれる展示や企画を施し、教室を訪れた生徒や教員たちと一緒に楽しみました。

【創立115周年記念祭】色とりどりに飾られた学内展示⇒コチラから

 

聖学院中学校・高等学校は11月3日、115年目の誕生日を迎えました。創立記念日のこの日、私たちはどういう学校にいるのか?そのことを改めて確認をしたいと思います。
聖学院でずっと歌われ続けている校歌。
ここに創設した先生方の聖学院への思いが込められています。
校歌を思い出してください。
1節、2節は学校の置かれている風景や学校生活の様子などが歌われます。
肝心なのは3節です。
ここで「真、善、美をひとつの聖にすべくくり」と歌われます。
それが使命だとも言われます。
聖学院とは何か、がここで歌われています。
歌われている「真、善、美」とは一体なんでしょうか。
これについてみなさんがこれからずうっと考えてほしいものですが、今日はその入口の話をします。

【伊藤校長ブログ】115年目の学校の誕生日⇒コチラから


聖学院に在学していた時、私は記念祭が大好きでした。
私だけではありません。「みんな」と言っても良いほど誰しもが記念祭が好きでした。
当時は体育祭もこの時期にありました。一週間がまるまる記念祭。その準備もありますから中間試験が終わればお祭り気分です。
体育祭では各クラスが看板をグランドのネットに貼り付けます。自軍の名乗りのようなものです。畳サイズのものを最低でも4枚は貼り合わせたベニヤ板にペンキでクラス毎の絵を書きます。大きさ、絵柄、勝負はすでに始まっています。
体育祭の準備をするもの、記念祭の準備をするもの、下校時間まで教室にも廊下にも人が溢れていました。
記念祭は年に一回、女子聖学院との交流ができる日です。「この時」に仲良くなろうとするもの、「この時までに」「この時から」、記念祭への妄想は加速していきます。

もちろん個人差はありますが、私たちはお祭りが好きです。そのお祭りとは一体なんなのでしょうか。なぜ人はお祭りが好きなのでしょうか。

【伊藤校長ブログ】創立115周年記念祭によせて⇒コチラから


今年6月から始まった中学全学年による自由研究の取り組みの集大成となる発表会を、先週10月23日(土)、講堂で行いました。中1は9時20分から、中2は10時35分から、中3は11時50分から、学年毎入れ替えで講堂を使い、各学年10名(各クラス2名)の代表がステージに登壇し、各々で用意したスライドをタブレットで操作しながら発表しました。

なお、この発表会は生徒たちが運営進行を進めていきます。ディレクター、AD、音声・デバイス操作補助、照明、タイムキーパーの仕事を担い、バックヤードでは忙しなく働いていました。HPで紹介いたしますのでぜひご覧ください。

【中学】自由研究発表会を行いました⇒コチラから


創世記の1章には繰り返し登場する三つの言葉がある。
それが創世記の考える世界観と結びついている。
「神は言う」
「そのようになった」
「良しとされた」
この三つが定言命題であるとはどういうことなのか。
今回はここからお話しを始めます。

【シリーズ:聖書の思考回路】第8回⇒コチラから

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