聖学院に在学していた時、私は記念祭が大好きでした。
私だけではありません。「みんな」と言っても良いほど誰しもが記念祭が好きでした。
当時は体育祭もこの時期にありました。一週間がまるまる記念祭。その準備もありますから中間試験が終わればお祭り気分です。
体育祭では各クラスが看板をグランドのネットに貼り付けます。自軍の名乗りのようなものです。畳サイズのものを最低でも4枚は貼り合わせたベニヤ板にペンキでクラス毎の絵を書きます。大きさ、絵柄、勝負はすでに始まっています。
体育祭の準備をするもの、記念祭の準備をするもの、下校時間まで教室にも廊下にも人が溢れていました。
記念祭は年に一回、女子聖学院との交流ができる日です。「この時」に仲良くなろうとするもの、「この時までに」「この時から」、記念祭への妄想は加速していきます。

もちろん個人差はありますが、私たちはお祭りが好きです。そのお祭りとは一体なんなのでしょうか。なぜ人はお祭りが好きなのでしょうか。

【伊藤校長ブログ】創立115周年記念祭によせて⇒コチラから


今年6月から始まった中学全学年による自由研究の取り組みの集大成となる発表会を、先週10月23日(土)、講堂で行いました。中1は9時20分から、中2は10時35分から、中3は11時50分から、学年毎入れ替えで講堂を使い、各学年10名(各クラス2名)の代表がステージに登壇し、各々で用意したスライドをタブレットで操作しながら発表しました。

なお、この発表会は生徒たちが運営進行を進めていきます。ディレクター、AD、音声・デバイス操作補助、照明、タイムキーパーの仕事を担い、バックヤードでは忙しなく働いていました。HPで紹介いたしますのでぜひご覧ください。

【中学】自由研究発表会を行いました⇒コチラから


創世記の1章には繰り返し登場する三つの言葉がある。
それが創世記の考える世界観と結びついている。
「神は言う」
「そのようになった」
「良しとされた」
この三つが定言命題であるとはどういうことなのか。
今回はここからお話しを始めます。

【シリーズ:聖書の思考回路】第8回⇒コチラから

空気が澄んだ気持ちの良い青空を迎えて、本日、午前にオンラインで学校説明会を、午後には学校実地の校内見学会・クラブ体験会、そして在校生座談会を行いました。大変多くの方にご参加いただけましたこと、心より感謝申し上げます。
本校の中学生たちの約9割は、なんらかのクラブに所属しています。生徒たちは、時間割以外の学び場でもあるクラブ活動・課外活動で、自分の居場所を見つけています。少しの時間ではありますが、実際の部員たちが小学6年生のみなさんを迎えて、一緒にクラブ活動を行いました。

10/23(土) 学校説明会(校内見学・クラブ体験会)を行いました⇒コチラから

先般10月17日(日)、第8回宇宙エレベーターロボット競技会~リージョナル中高生部門~に参加しました。コロナ禍の影響で、Zoomオンライン中継方式での大会でした。
この大会はレゴマインドストームを用いて、創意工夫を凝らしたロボットを製作し自らのプログラミングでロボットを操作して行います。当日は各チームが趣向を凝らして参加してきたハイレベルの大会でした。

【中高物理部】第8回宇宙エレベーター大会に参加⇒コチラから


高1の学年行事として例年実施しているカタリバは、今年度「シン・カタリバ」として生まれ変わり、聖学院を巣立っていったOB・19名を迎えて、10月16日(土)に行いました。もともとは、少し年上の先輩と対話することによって、今の高校生の心に「火を灯す」ワークショップでしたが、哲学対話を用いて、より自分を深め、仲間の思いを聞き合い、将来の進路を切りひらくきっかけを作る時間となりました。

【高1】ワークショップ「シン・カタリバ」で本音を語る⇒コチラから

最初に扱いたいのは聖書の一番最初「創世記」です。
「創世記」はこの世界の始まりについて記されているものです。
ここには聖書の考える「世界観」が記されてあります。
世界とは何か。
世界とはこういうものですよね。
という世界観です。

余計なこととも思いますが、混乱を防ぐために申します。
科学の語る世界の始めと創世記の語る世界の始めは違います。
どちらが正しいのかに興味を持たれる方もいますが、科学が語るのは「どのように世界が出来たか」です。
聖書が語るのは「世界とは何か」です。
世界の出来上がる様子と題材に世界観を語っていますから世界がどのように出来たかを語っていると感じられても仕方ありませんが、聖書が読者に期待している読み方は、ここから世界を考えて欲しいという訴えです。
世界とは何か。
それを記している創世記から読み始めることにいたします。

【シリーズ:聖書の思考回路】第7回⇒コチラから

高2理系コース選択の生徒たちは、毎年理科課題研究に取り組んでいます。これは、身近な生活の中にあるものごとや自分の興味関心が向く事案に対し、科学的な問いを生徒たち自身が立て、仮説を構築・検証していくという取り組みです。

今年度は先般10月2日(土)に発表会を開催し、40名の生徒が7グループに分かれ、パワーポイントのスライドを用いながら一人3分で発表を行っていきました。発表会には高1や高2の担任の先生方も参加し、活発な質疑応答が展開される場面もありました。

【高2・理系コース】2021年度理科課題研究発表会報告⇒コチラから


10月4日(月)のImmersionの授業では、サーキュラー・エコノミー・ジャパン代表の中石和良(なかいし かずひこ)さんをZoomでお迎えし、講演会を行いました。「サーキュラー・エコノミー」は、廃棄物を限りなくゼロに近づけ、限りある地球資源の範囲内で豊かな生活を送る方法で、近年ヨーロッパを中心に注目されています。中石さんは、「サーキュラー・エコノミー」を日本に広める活動をしており、企業や学校で幅広く講演をされています。

【高1GIC・Immersion】サーキュラー・エコノミー講演会、中石先生をお迎えして⇒コチラから

聖書には独特に思考回路があります。その思考回路を探り当てるために「定言命題」を手掛かりにしています。
「定言命題」をはっきりさせるための比較対象「仮言命題」
私たちが今取り扱っているものです。
仮言命題に潜んでいるもの。「支配」「依存」「不自由」です。
「お前は番犬の務めをしたらかわいい」
この言葉を受け入れた犬は「番犬の務め」に依存、支配されて生きていくことになります。
「依存」「支配」「不自由」のない思考回路。すなはち「自由」な思考とはどういうものか。
そのヒントが「定言命題」です。

【シリーズ:聖書の思考回路】第6回⇒コチラから

ページ
TOP