最初に校旗を掲揚

最初に校旗を掲揚

本日から3泊4日の行程で、中学1年生の臨海学校が始まりました。

例年、1学期終業式後に行われるこの行事は、今年は中学1年生280名弱と高校2年生の補助員60名弱、そして教員40名ほどの大所帯となっています。

初日の17日は昼前に千葉県の岩井海岸に到着し、昼食後に臨海学校の開校式が行われました。1学期のプールの授業内で生徒の泳力を把握しており、生徒の泳力別に今回は15の班に分かれてそれぞれの班で開校式後最初の修泳が行われました。本日は海がとても穏やかで、生徒たちはよいコンディションの中で初泳ぎを堪能していました。

本校が所有する船を用意する高2補助員

本校が所有する船を用意する高2補助員

沖にブイを設置します

沖にブイを設置します

開校式の様子

開校式の様子

 

入水前には入念に準備運動

入水前には入念に準備運動

修泳の様子

修泳の様子

中1とそれをサポートする高2補助員

中1とそれをサポートする高2補助員

初級の修泳の様子

初級の修泳の様子

体育祭のハイライトである、クラス対抗の全員リレー

体育祭のハイライトである、クラス対抗の全員リレー

 

毎年この時期に高校体育祭が行われます。本校の体育祭は1日に1学年ずつという形で行われています。
7月10日(月)は高校2年生の体育祭が行われました。生徒たちはこの日に向けてオリジナルのクラスTシャツをデザインして揃えるなど、気合十分です。今年はバスケットボール・ドッヂボール・サッカー・卓球・全員リレーに加えて、100m選抜競走の6種目で競いました。
この日は雲一つない快晴という気候で、生徒たちは存分にエネルギーを使い、みんなで体育祭を盛り上げていました。

今年の高校2年生はB組が見事に総合優勝となりました。生徒たちがみんなで担任の先生を胴上げする姿が印象的でした。

バスケットボール
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卓球

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ドッヂボール

 

選抜の100m競走

サッカー

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優勝クラス発表後、生徒たちは一斉に集まりました

ようやくゴール!

ようやくゴール!

 

中間試験の明けた一日、中学2年の中学行事では都内散策を行いました。
中学2年生となったので、中学行事も散策距離延長に加え、新宿区から港区・渋谷区にわたる「コンクリートジャングル」という難敵に挑むことになりました。
生徒は4~5名の班ごとに成城中学校を出発し、迎賓館、赤坂見附跡、山王日枝神社、六本木ヒルズ毛利庭園、本校にも所縁のある乃木神社、聖徳記念絵画館、明治神宮を経てゴールの代々木公園を目指します。

結果は、雨天のせいもありましたが、敢え無くコンクリートジャングルの餌食となった班が続出しました。

代々木公園へ到着時刻は、早い班と遅い班で3時間もの差がついてしまいました。

遅れた班の多くは、ミスコース後の対応がよくなかったようです。

中途で道を誤ってしまったとしても、きちんとルートを調べ直し、遅れを回復するため急ぎ足で各チェックポイントへ向かうという適切な善後処理をすれば、これほど大きな差はつかなかったものと思われます。
反省点は洗い出されたので、今後の校外行事ではこれを活かしてくれることでしょう。

前日の事前指導

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出発時は雨が降っていました

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チェックポイント

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初めての開催

初めての開催

 

6月16日(金)放課後、「台湾の大学との交流会」を開催しました。これは、日本台湾教育センター様のご協力を得て、台湾の19大学の教職員や学生の方がおいでになり、本校の生徒、保護者と懇談を行うものです。今回が初めての開催となりました。

日本台湾教育センターは、台湾教育部傘下の組織で、法政大学内に日本事務所を設置しています。今年度より、本校の「台湾研修」は単独、オリジナルのものになりますが、提携先の確保、プログラムやカリキュラムの作成、旅行会社の手配など、全般にわたり同センターよりご指導、ご助言をいただいております。

 

15時頃、台湾側のスタッフ約45名が来校されました。教務事務の北澤さん、高橋さんの力作「歓迎光臨」の看板が熱烈に出迎えました。多くの方がその前で足を止めカメラに収めていました。一行の先頭は、日本台湾教育センター長の李佩華先生(淡江大学)です。同センターは、日本では法政大学に、台湾では淡江大学にそれぞれ事務所を構えています。

 

本校職員の力作

本校職員の力作

 

大会議室での簡単なレセプションの後、台湾側のみなさまは2号館4階の技術室、選択教室に移動し、個別相談ブースの準備に取りかりました。15時30分より大会議室で全体会の開始です。栗原校長の歓迎の辞では、過去2年間の「台湾研修」の取り組み、第7代児玉源太郎校長が台湾総督であったことなど、本校と台湾との関係史に言及しました。李センター長の答礼、ご挨拶に続き、19校の紹介を1時間程度にまとめたビデオが上映されました。各校それぞれに多様な工夫が凝らされていました。日本語のものもあれば英語のものもあります。日本人留学生が登場する大学もいくつもありました。中には、留学中のスワジランドの王子が主人公という大学もありました。映像の美しさや音響効果は、台湾の天然色の風土やエキゾチックな文物が描き込まれていることにもよるのでしょうが、高水準の映像文化を誇る台湾ならではという感じもしました。

 

力作揃いの大学紹介ビデオ

力作揃いの大学紹介ビデオ

 

16時30分頃より4階に移動し、個別懇談会が開始されました。「台湾研修」参加者には予め担当校が割り振られており、事前に質問を準備し、担当校のスタッフの方と対談、その結果をレポートにまとめるという課題が指示されていました。当初の予定では懇談の時間は30分程度でしたが、「台湾研修」参加者に加え、中学生を含む多くの生徒、また保護者の方が来場し、どのブースも常に埋まっている状況です。さらには、ほとんどの来場者が次から次へと大学のブースを移動しては懇談を重ねています。全大学が日本語を話せる方を派遣されたこともあり、実に熱心に、和気あいあいと、各ブースでの懇談が繰り広げられました。大学の紹介や説明のみならず、台湾の社会や文化、生活全般について、広範な内容で対話が行われていました。予定時間はあっという間に超過し、懇談の時間はほぼ1時間半に及びました。

 

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最後に、再び大会議室でクロージング・セレモニーが執り行われました。栗原校長、李所長の謝辞に続き、参加各大学から本校への記念品の贈呈式が行われました。それぞれの大学より、オリジナル・グッズや、研究・教育の成果でもある産品などを多数頂戴いたしました。台湾側のご参加者の滞在時間は3時間余りでしたが、個別懇談のにぎわいを通じてすっかり打ち解け、非常に名残惜しい気持ちとともに散会しました。

 

栗原校長と李センター長

栗原校長と李センター長

 

初の試みである「台湾の大学との交流会」は、当初の予想をはるかに上回る大盛況とともに、成功裏に終えることができたと考えております。ご来校いただいた19大学の関係者のみなさま、日本台湾教育センターの李センター長、郭日本事務所長、呉先生他、企画・ご準備に尽力されたみなさま、また、ご多用中お越しくださった保護者のみなさまに、心より感謝いたします。参加した生徒諸君には、今回得たさまざまなものによって、台湾についての各自の展望を大きく思い描いて欲しいと思います。

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平成29年6月10日(土)・11日(日)、茨城県土浦市霞ヶ浦総合公園相撲場にて、第65回関東高等学校相撲大会が開催されました。成城高校相撲部は団体戦及び個人戦で出場いたしました。

 

従来の個人戦は、軽量(80kg未満)・重量(100kg未満)・無差別の3階級でしたが、今年度からは、軽量(65kg未満)・軽中量(75kg未満)・中量(85kg未満)・軽重量(95kg未満)・重量(115kg未満)・無差別の6階級で実施されることになりました。

 

高校3年C組の村瀨眞樹選手は、4月29日(土)に行われた東京都春季大会において軽量級で準優勝し、この大会の出場権を獲得しました。初戦は神奈川県の選手、二戦目は山梨県の選手を相手に、得意の素早い動きで勝ち上がりベスト8に進出しました。ベスト4をかけた戦いでは、不利な体勢になりながら健闘いたしましたが、最終的には敗れてしまい、プログラムの過去の成績欄に名を残すことはできませんでしたが、5位タイということで優秀選手の賞状と楯を受け取りました。村瀨選手は、大学に進学しても相撲を続けたいとのことです。

 

普通の体格の高校生にも大きく門戸が広がった高校相撲界です。少しでも興味をもった成城生は、是非一度体験にいらしてください。

初出場の成城勢

初出場の成城勢

6月10日(土)、第37回 高校生英語弁論大会(主催:東京都国際教育研究協議会)が都立練馬工業高校で開催されました。いずれも高校3年A組の濵野揚茂君、渋谷治輝君が出場しました。本校からの参加は初めてのことです。大会には成城の2名を含む19名が出場しました。東京都教育委員会の「グローバル10」指定の都立飛鳥、都立深川、都立小平の各高や、ESAなど英語系の部活に所属している生徒の参加が目立ちました。成城から出場した2名は、昨年度の校内弁論大会で活躍し、新たに英語弁論に挑戦することになりました。初めてのことで、指導教諭の及川を含め試行錯誤の連続でした。まず日本語で構想を練り原稿を起こし、それを英語に訳しました。その過程で、英語科の教員やエンパワーメントプログラムに参加した米国人学生の助言を受け、英文の推敲を行いました。

練習期間は、正味2週間弱でした。最初は原稿を見ながら、2週目からは暗誦を試みつつ、ほぼ毎日1時間程度の練習を行いました。スピーチを行うごとに、濵野君、渋谷君が相手に対して助言や注意を与え合いました。徐々に、それぞれの持ち味が鮮明になるとともに、課題も絞られていきました。時折、昨年度、東京私立高等学校弁論大会に出場した小杉和司君(高3E)が顔を出し、2人の弁論に適確な評価やアドバイスをしてくれました。練習を重ねるにつれ、発音やアクセント、イントネーションなどの細部に磨きをかけるとともに、声の大きさ、抑揚、身ぶり手振りなどを意識し、工夫する段階へと進んでいきました。同時に、5分間の制限時間内に収めることも気にかけました。最終盤には、スピーチを通して「自分らしさ」を発揮できるようになることを重視しました。濵野君は、元気で生きのいいユーモア溢れる弁論を、渋谷君は、力強く端正で彫りの深い弁論を、それぞれイメージさせるようにしました。最後に2人が到達したのは、「情熱」を傾けて弁論を行うことが最も重要である、ということでした。前日の9日小講堂で行われた最終練習会には、小杉君、英語科主任の松本先生、石山先生が参観と激励のため訪れてくださいました。

さて、当日のことに戻ります。前半戦で注目を集めたのは、都立小平の富田さん、都立両国の出口君でした。富田さんは、フィリピンで出会った少女に「夢は何か」と尋ねたところ、少女が「食べられること」と答えたのに衝撃を受けた話を引用しつつ、「当たり前」を疑うことの必要性を主張しました。出口君は、宗教が人間と動物とを区別するものだとし、無宗教とされる日本人の「いただきます」と言って手を合わせることなどを例に、Japanismという独自の捉え方で、「日本人の信じるもの」をユーモアたっぷりに述べました。

濵野君は前半の最後に登壇しました。題は「Don’t be afraid」です。

Do you think how many Japanese people consider themselves shy?

で始まる弁論では、「恥ずかしがる」ことを日本文化の特徴の1つとし肯定的にとらえ評価しながら、グローバル社会ではそれが通用しないこともあり、勇気を出してコミュニケーションをとることの大切さを、エンパワーメントプログラムやホストファミリーの体験を織り交ぜつつ、声色や表情を巧みに変える演劇的要素とともに熱弁し、会場を湧かせました。

濵野君「Don't be afraid」

濵野君「Don’t be afraid」

後半戦の口火を切った渋谷教育学園渋谷の三浦さんは、ネイティブスピーカー並の圧倒的な英語力を見せつけ、会場はしばし騒然となりました。

渋谷君は最後から2番目に登壇しました。題は「Sports can stop even wars」です。

7-6-0-0-0. 76,000. Do you know what this number means?

で始まる弁論では、戦争や紛争で亡くなる人の多さから説き起こし、その根底にあるのは「相互の不理解」だとし、乗り越える切り口としてスポーツの持つ可能性に言及、自身の取り組む柔道を例に、相互理解や他者への敬意の構築が平和の礎になること、東京オリンピック開催を契機に、そのことに思いを深めようと論じ切り、会場をうならせました。

渋谷君「Sports can stop even wars」

渋谷君「Sports can stop even wars」

最後の弁士は多摩大学聖ケ丘の正木さん。終始笑顔をたたえた「Power of the smile」は、明るくはつらつとした弁論でした。

結果は、優勝正木さん、準優勝富田さん、特別賞出口君でした。濵野君、渋谷君は惜しくも入賞はなりませんでしたが、いずれも会心の弁論でした。互いに、個性や良い所を出し切っていたと讃え合う様子は、実に爽快で感動的でした。

昨年度の東京私立高等学校弁論大会に続き、成城に取っては新たなチャレンジとなったこの大会は、濵野君、渋谷君のみならず引率の及川にとっても学ぶことの多いものでした。2人がこの経験を自信と励みに羽ばたいて欲しいと願うとともに、今回得た知見、交流の成果を、今後の成城の教育に還元していきたいと思っています。

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本日は、ゴールデンウィーク中に行われた鉄道研究部の写真撮影会を紹介します。

 

鉄道研究部では例年、入部希望者を歓迎するイベントとして写真撮影会を企画します。写真撮影会の行き先などは生徒たちが話し合って決めます。今年は東急線沿線を撮影することになりました。

 

休日に東急線と東京メトロ副都心線、西武鉄道に乗り入れて走行する(平日は東京メトロ有楽町線と西武鉄道の直通運転)、新型車両で運行される「S-TRAIN」がお目当ての車両の1つだったようで、この電車が走ってきたときにはちょっとした熱気に包まれました。

 

写真撮影会では顧問の先生や先輩が、写真の撮影のコツやマナーなどを入部希望者に伝えながら、鉄道研究部の部活動の雰囲気を感じ取っていました。

 

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5月26日(金)は五月考査(1学期中間試験)の最終日でした。この日の試験終了後、水泳部の生徒たちが一堂に会し、プール開きがとり行われました。
校長から部員たちに向けて、事故なく活動できるようにということと、生徒たち一人一人の泳力が向上することを期待している旨の話をした後、プールサイドの四隅にお神酒をまいて回りました。続いて部長をはじめとする部員たちによる泳ぎ初めが行われ、プール開きは終了となりました。

 

 

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本校では、水泳部の活動も、プールの授業も、プール開きの翌日から始まります。中1が全員参加する臨海学校での班分けのための泳力把握や高2補助員指導、夏休み中のウォーターボーイズの練習から文化祭での公演、本校併設の牛込成城幼稚園の園児たちの使用など、本校のさまざまな活動にとってこのプールは欠かすことのできないものです。

本日5月27日(土)、今年度最初の説明会、「学校見学会」が行われました。

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「学校見学会」及び「学校説明会」は一昨年度より予約制とさせていただいております。本日の会については、およそ280組のお客様に御来場いただきました。心より感謝申し上げます。

 

見学会では、第1部として小講堂にてスライドを用いて成城中学校・成城高等学校に関する説明をいたしました。校長からは「沿革・教育方針と今後の展望」について、入試広報室の宮本からは「学校生活と進学状況」について、そして中学教頭の元島からは「入試概要」について、それぞれお話しさせていただきました。 本校での1年間の生活の流れや、進学実績等については、本校ホームページの「年間行事」や「進学情報」をごらんください。

 

講堂での説明の後に、複数の班に分かれ、校舎内をご覧いただきました。生徒たちの元気な様子を十分にごらんいただけたでしょうか。

 

第2回「学校見学会」は6月17日(土)、本校小講堂にて10時30分開始です。

 

 

5月1、2日と山梨へ春季校外課業(中1は宿泊行事として)に行きました。

初日はアドベンチャープログラムを行いました。頭と体をフル活用し、班員と協力してクリアを目指すことが目的です。当日は雨が降り、外での活動はできず、体育館での活動になってしまったのは残念でしたが、アドベンチャープログラムを通して友達と「協力」することの大切さを学びました。

 

2日目には、コウモリ穴、樹海ハイキング、ほうとう作りを行いました。コウモリ穴では、膝を曲げないと通れない薄暗い道をガイドさんの説明を聞きながら一歩一歩慎重に進んでいきました。生徒の中にはコウモリ穴が一番印象に残ったという生徒も多くいました。迫力のある富士山を横目にクラスメイトと楽しく話しながら樹海ハイキングをしてほうとう作りの民宿へ向かいました。お世話になった民宿の方々が親切かつ丁寧に説明してくれたおかげで、どの班もおいしいほうとうが出来上がりました。生徒の中には初めて食べるほうとうの味に感動していた生徒も多くいました。

 

今回の春季校外課業の目的は「生徒間の親睦をはかるとともに、団体生活におけるマナーを学ぶ」ことでした。みなさんどうでしたか?この春季校外課業が君たち一人一人にとって有意義なものになったことを信じています。

どうすればくぐれる?

声をかけあって息ピッタリ!

樹海ハイキング

コウモリ穴

ほうとう作り

ほうとう作り

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