成立学園では、ナショジオの取り組みを始め、読書や論語講座などさまざまな体験などを通じて、「教養」を広げます。

そのことで、生徒たちの器を大きくする、別の言い方をすれば知的好奇心を目覚めさせることができ、そのことが、「見えない学力」をつけ、そしてテストなどにあらわれる「見える学力」が培われると考えています。

11月24日(土)、中学校ナショジオ発表会が実施されました。

ナショジオの魅力の一つは、写真の持つ力です。毎号素晴らしい写真が数多く掲載されていますが、それらの中からこれという写真を選び、そこからインスパイアされたことについて、各学年それぞれのチームが、中1:食、中2:環境、中3:科学というアース・プロジェクトのテーマに沿って、内容はもちろんのこと、スライドや発表方法などに工夫を凝らして発表しました。

各チームのテーマ一覧です。
《中1》
「食の違い」、「アマゾンの食文化」、「食と動物」、「食と殺しの違い」、「チーズ」

《中2》
「地球温暖化の影響とその対策」、「防犯カメラの未来」、「日本をエコにしよう」、「薬物依存になぜなるのか」、「動物を襲うプラスチック」、「SAVE THE OUR OCEAN」

《中3》
「AIの未来」、「私たちの生活は監視カメラと共に」、「睡眠」、「味覚の科学」、「ゲノム編集」、「動物と話すにはどうすればいいのか」

 

今回は、英語で発表した班がありました。

講評は大塚茂夫様(『ナショナル ジオグラフィック日本版』編集長)からいただきましたが、大塚様は、内容はもちろんですが、発音の素晴らしさを褒めてくださいました。そして全部の班の発表に対して細かなメモを頂戴しました。

講評でも、全ての班に対して丁寧なコメントをいただきました。

今回の講評の中で印象に残ったのは、「なぜ」という疑問を持つことの意味についてのお話でした。その他にも、身近な気付きから広げてくことや、ただ書いてあること、ネットで調べたことだけでなく、実際にインタビューしてみた班や実験してみた班を挙げて、そういったことの大切さについてもお話しくださいました。

そして、各学年の最優秀チームを選んでいただき、ナショジオ賞として日経ナショナルジオグラフィック社で発行している貴重な書籍(『ここでしか見られない 感動する風景!』『PHOTO ARK 鳥の箱舟』『世界をまどわせた地図』)を贈呈していただきました。

今回も、生徒1人ひとりが自分のiPadのロイロノートを使って各グループの発表についての意見を提出するということをやってみましたが、みんなしっかりとコメントを書いてくれていました。

まさに成立学園が目指している「見える学力」と「見えない学力」を共に育てる教育の成果が表れたイベントでした。

【T1リーグ】

「高円宮杯U-18サッカーリーグ2018 東京 第18節」

平成30年11月23日(金)

成立学園 都立東久留米総合高校

得点:高木×2、三上、窪田×2、宇津木×2

 

次戦(第13節:天候の関係で延期となっていました。最終節となります。)は以下の通りです。

対戦相手 関東第一高校
日時 11月28日(水) 16:00キックオフ
会場 新砂運動場グラウンド

東京都江東区新砂3-9-1
東京メトロ東西線「南砂町駅」下車、徒歩30分

 

次節は最終戦となりますが、優勝のチャンスが残されています!

優勝すれば、上部リーグである「プリンスリーグ関東」への参入戦出場資格を獲得することができます。

皆様の熱い応援をよろしくお願いします!

本日、高校入試「特進入試解説会」を開催いたしました。

この説明会は、2月10日の一般入試(特待入試も兼ねています)の各教科の昨年度の問題を各教科担当の先生が解説するものです。

本日も早朝より多くの受験生のみなさんが参加してくださり、熱心に耳を傾け、メモを取っていました。授業が終了してからし打つ門に来てくれる受験生もいました。

みなさんの真剣なまなざしや姿勢を見ていると、全員が第一志望に合格してくれることを願わずにはいられません。

頑張れ受験生!

昨日、中3の「論語講座」が行われました。

この講座では成立学園の教員ではな、く二松学舎大学で大学生を教えている先生方が、専門的な目線から「論語」を紐解いてくださいます。

でも、なぜ「二松学舎大学」なのでしょうか?

それは、成立学園中学・高等学校の創立者が二松学舎大学で学んでいたからです。

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こちらの2枚は、今春校長先生が二松学舎大学を訪問した際のものです。

大学内に掲示されている大学の出身者の中に、創立者の写真があります!

成立学園の論語講座は、こうした縁がきっかけでスタートし、1期生以来今年で7年目となる代表的な行事の一つです。

全5回のうち、今回は地元北区に縁のある渋沢栄一を通して考える内容でした。

歴史や公民の授業で触れた内容も少しありましたが、大学の先生のお話は難しかったかもしれません。

ですが、今回「義」や「利」について自分で考えたことは、これからにきっと役立つことでしょう。

公立型兼特待入試表 公立型兼特待入試裏

・昨年度の一般入試(特待入試を兼ねています)の解説を行います。
・入試得点に応じて6種類の特待が決定します。特待を狙っている受験生にはぜひ参加してほしいイベントです。
・定員は400名となります。
※中3受験生のみのイベントになります。中2以下や保護者のご参加はできません。また、当日は保護者控室もご用意できません。何卒ご了承ください。

お申込みはこちらからお願いいたします!

中学校サッカー部では、高校生になった先輩が後輩たちのために話をしてくれる時間を大切にしています。

今回の先輩は、高校2年生の女子生徒で、同学年では唯一の女子部員でした。男子に交じって3年間真面目に頑張っていた生徒です。

以下は、彼女の話です。

「自分の強みと弱み、自分でわかってますか?苦手なことを練習するのは大変だと思います。自分は小学生の時、週3回の決められた回数の練習のみで、自主的に練習することはありませんでした。

成立学園中学校に入学して、自分で考える事ができるようになり、試合に出て何ができて、何ができないか整理していきました。中学2年の時、左サイドバックをやっていてボランチや左MFにボールを預けるときにパスが悪いことがありました。自分も含めて基点(起点)になれればと思い、自分で工夫し練習した結果、できるようになりました。

試合で負けたくない。そのために自分で何かできるようなことがあったら、それを追及して試合に臨みたいと思うようになりました。

日々の部活動のメニューはみんなと一緒に行うから、自分の強みは出せても自分の苦手なところを克服するのは難しい。空いている時間を見つけて自分の弱いところ、苦手なところを強みに変え、武器にして頑張っていってほしいです。

自分は、高校生になって女子サッカー部に入る時、不安に思っていました。入部してみていい先輩たち、うまい先輩たち、素晴らしい仲間と出会えました。楽しいことだけではなく、つらいことやきつい事が多いと思います。不安は尽きないと思いますが、仲間が支えてくれます。後々、些細なことだったなと、笑える日が来るから、負けないで頑張って行きましょう。

最後に女子サッカー部員として、中学校サッカー部OGとして中学校サッカー部を応援しています。自分は全国を目指して頑張っています。君たちも上のステージでできるよう、頑張ってください。」

 

彼女も中学校時代は同じような立場で先輩の話を聞いていました。こうやって一人ひとりが人間的に成長でき、素晴らしい伝統となっていくんですね。

本校は「赤羽」が地元とよく言いますが、JR赤羽駅と東十条駅のちょうど真ん中にあるので、「東十条」も地元です!
そんな「東十条」の様子が、本校の生徒全員が購読し、アース・プロジェクトの取り組みで取り組んでいる「ナショナル ジオグラフィック日本版」のWebサイトで特集されていました!

「東十条は南アジアの交差点」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/352321/103000034/

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演奏後、ある方から、こんなことを投げ掛けられました。

「先生はあれだけ生徒たちが真っ直ぐな視線で見てきて、受け止めるの大変じゃないですか?」

一瞬質問の意味がわかりませんでした。むしろもっと向かって来てほしい。まだまだ足りないと思っているからです。

 

11月4日(日)、「平成30年度 第35回 北区合唱祭」本番が終わりました。
今年は全部で44団体が参加し、1日がかりの大きな合唱祭でした。


曲目は、「心の瞳」、「遥かなる夢に」の2曲です。

私たちはプロの合唱団ではありません。

しかし合唱部に集まったメンバーは、「歌うことが好き!」この思いが根本にあります。

2年生にとっては最後の合唱祭。

中には部活を途中で辞めようか葛藤を乗り越えた生徒や、やりたいことには手を抜かない!2つ3つ部活を掛け持ちしている生徒、人前に立つのは自信がないけど頑張って自分をさらけ出す勇気をもちかけている生徒、と様々な個性があります。

仲がとても良く、部活中は笑いが耐えません。

しかし、ただのマネキン人形ではない彼らは、時に「これは間違っていませんか?」「なんでですか?」と、遠慮なく意見も主張してきます。

その本音のぶつかり合いも乗り越えてきました。それが今の成長のあるメンバーです。

嘘のある形だけの歌声は確実にお客さんに見破られます。真の感動は呼びません。それは技術をある程度高めたら越えるべき真心だと思っています。

歌い終わって、今までの団体ではなかった、わーっと地鳴りのようなドヨメキがあり、思いがけない歓声が起きました。

なぜか、涙を流しているお客さんがたくさんいました。思わず客席を立って「素晴らしい!!」と叫ぶお客さんがいました。力強い拍手と、歓声が鳴りやまず、一瞬、今までになかった異様な光景に生徒たちも何が起きているのか分からず、息がとまり、足の裏から全身に鳥肌が立ちました。

演奏が終わり、普段泣かない生徒たちが、舞台から退場した瞬間泣き崩れました。

それだけ真剣でした。

本番前日にサッカーの試合で足を骨折した生徒は、無理をしなくていいのに、「自分がいなきゃ」と本番は痛み止めの薬を飲み、姿勢が悪くなる原因の固定具をはずし、歌い切りました。

舞台裏を歩くたび、すれ違う人ずれ違う人に、
「素晴らしかった!!胸が熱くなって泣いてしまいました!すごいエネルギーでした!本当に素晴らしかった!」
と帰り際まで、全く知らない方が感激のあまり声をかけてくださるのが絶えませんでした。

私にとって、また生徒たちにとっても、思いがけない反響でした。

生徒たちは、ただただ、真っ直ぐに。真剣に想いを全身で余すことなく伝えきった、それだけでした。

~お客さんの感想より~

・周りの人たちがみんな泣いてしまいました。今日1日の中でも一番印象深かった。

・(子どもが小さく赤ちゃんを抱いて聞いてくださる方から)自分の子どもが高校生になったことを思い巡らせたり、色んなことを考えさせられた。今日はいい日になった。

・(全く知らない男性合唱団の方から)ホールの一番後ろの端にいたのに、本当によく聞こえて、心に突き刺さった。心が洗われた。涙がなぜかこぼれた。胸が熱くなった。

・(初めて北区合唱祭に参加した方から)私たちはじめて参加させて頂いたけど、色々な団体の中でダントツ良かった!!私も泣いてしまってこんなの初めてです。周りの人もみんな感動して泣いてしまっていた。今日成立のみんなに会えて良かったです!本当に素晴らしかった!

 

心が洗われているのは、顧問の私も同じです。

生徒たちが、ひた向きに、全力で私の遠慮のない厳しい練習にも付いてきてくれ、純粋に音楽をしてくれました。私自身、辛いことがあって逃げ出したい時に、生徒たちの純粋な姿勢と歌声が、原点を取り戻させてくれました。次の原動力になります。

音楽と、人間の温かさに助けられ、今の合唱部はあります。

心温かく応援してくださった方全てに全身全霊、感謝申し上げます。

「遥かなり夢に」歌詞より

終わりのない旅の途中
振り向けば君がいる
人は皆、一人きりじゃ
生きていけないから

ありがとうございました。

もう驚きません!!当然のように最終日も快晴です!

今日は朝から日の出観察へ行きました。

日の出を見に行きたい人は、6:15にロビー集合です。

行かない人は、7:15くらいまでは寝ていられます。

ちなみに昨夜聞いた時は、半数以上が行きたい!と手を挙げていました。

さて…何人集まったでしょうか。

おかしい…!

昨日、行きます!と言っていたgirlsたちの姿がありません。

歩いて、階段を登ること15分くらい。

屋久島登山を思い出させる、わりとハードな階段でしたが…

「感動」しました。


あまり期待してなかった分、、、美しさに驚きました。←すみません。

 

観察に行った生徒たちも興奮気味に、早起きした甲斐があった!と言っていました。

本当にその通りです、、、

 

さて朝食を終え、照国神社で写真撮影をしてから、楽しみにしていた鹿児島市内観光へと走り出しました!

 

さっそくタクシーに乗るグループも…


それぞれが、それぞれの楽しみ方を満喫し、あっという間のアース・ツアーが終了しました。

屋久島で登山をしているときは、早く終わってほしいと思っていましたが←すみません。

終わってしまうと本当にあっという間で、「貴重な経験」という一言では片付けられないくらい、濃くて、かけがえのない時間を過ごすことができました。

7期生のこれからの人生が明るく照らされるような旅でした。

卒業式までのカウントダウンがスタートします。

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