菅生高校では海外への語学研修旅行を毎年行っています。今年も7月28日(水)~8月13日
(金)まで17日間の日程でオーストラリアへ語学研修に行きます。オーストラリアにあるBarker
College(バーカー・カレッジ)という高校と姉妹校提携をしているので、そこに通う生徒の家にホー
ムステイし、さまざまな体験をしてきます。
Barker Collegeは地元の名門校、海外ではめずらしい制服のある高校です。各家庭は富裕
層が多く、セキュリティのしっかりしたところにホームステイします。期間中はBarker College
の生徒と一緒に授業を受け、本場の英語を身につけられるとあって、希望する生徒が多い研修
の1つです。
今年は5月15日(土)に、40名ほどの生徒・保護者向けに説明会を実施しました。会場となった
中等部校舎「学びの城」6F大ホールには、1時間前から席に座って待っている、関心の高い生徒
・保護者もいました。
全体説明のあと、オーストラリアで世話役をしてくれる方のあいさつや、旅行社からの細かな説
明もあり、およそ1時間で説明会が終わりました。その間保護者や生徒は熱心にメモをとりながら
聞いていました。説明会後も細かな質問をする保護者もいて、我が子を海外へ旅立たせる親の
思いにあふれていました。
詳しくは… 菅生学園HPまで
毎年5月に実施している1年生対象の校外学習。今年も第28期生約480名が群馬県
嬬恋村にある東海大学嬬恋高原研修センターで2泊3日の研修を行いました。新1年生
はこの研修を通じて高校生としての生活習慣を身につけます。
センターに到着して最初に行うのが、集団としてのマナー研修です。常に5分前行動を
行う。人の話を正確に聞く。仲間と心を一つにするなど、実際に行動しながら学びました。
2日目は近くの湖にハイキングに行った後、センターの敷地内で飯ごう炊さんを行い、
自分たちで作ったご飯とカレーを食べました。協力することの大切さを学び、親睦を深
めた生徒たちは、満足そうな笑顔で食事を終えました。お腹が一杯になったあと、早め
の入浴を終え、3科の学習を夜まで行いました。この研修では学習する態度・習慣を身
につけることもその目的に入っているからです。
2日目の夜は、センターの大ホールでキャンドルファイヤー。部屋を暗くして生徒が1つ
ずつキャンドルを手にします。初等学校の校長先生から命の大切さという講話を聞いた
後、校長先生の前のキャンドルから生徒のキャンドルへ1つ1つ火が移されます。生徒
の願いや想いをキャンドルに託してから、全員で火を消し、最後に校長先生の前のキャ
ンドルの火を吹き消すことで、生徒全員の願いが永遠のものになるという一大イベント。
みんな真剣な面持ちでキャンドルファイヤーに参加しました。
研修最終日は部屋の片づけを全員で行い、閉校式に臨みました。常に時間を意識し、
自ら責任を持って行動する3日間でした。濃密な時間でしたが、生徒は同じ部屋に寝
泊まりすることで新たな友人ができたり、クラスの一体感を感じたり、大変有意義だった
と口をそろえて言ってくれました。こうしたイベントを通じて、また1歩高校生らしくなった
姿に先生方もほっと笑顔になりました。
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5月の連休が過ぎると、菅生の地に初夏の香りが漂い始めます。いっせいに木々の
緑が濃くなり、彩りが豊かになります。教室の窓を開けると深呼吸したくなるような、
さわやかな風が吹きぬけます。
都内でこれほど緑豊かな場所にある高校も珍しいかもしれません。菅生高校を創立
した島田久先生は「自然が教科書」という言葉を掲げました。多くの動植物に恵まれ
た土地に菅生高校を設置し、自然とともに共生して欲しいという願いを込めたのです。
この自然に憧れて都会から通ってくる生徒が大勢います。どの生徒も開口一番「空気
がおいしい」と言います。菅生高校では数年前から里山教育を実施するなど、自然環
境を保全する活動を続けています。敷地内を小川が流れ、上流にはトウキョウサンシ
ョウウオが生息し、自然科学部の生徒が定期的に観察しています。
菅生高校においでの際には、ぜひ自然あふれる庭園を散策してみませんか。
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みなさんはログハウスをご存じでしょうか。山小屋などでお馴染みの、丸太で作られた
家です。このログハウスが菅生高校に設置されていると聞くと、驚く方がいるかもしれ
ません。このログハウス、菅生高等学校中等部がまだ高校の敷地内にあった頃(今は
少し離れた「学びの城」に初等学校と中等部があります)、技術家庭科の時間に使われ
ていました。
中等部が「学びの城」に移転したあとは、特別教室として使っていましたが、内装を整え
今年から更衣室として使用しています。菅生の山の斜面に建っている姿は、どこから見
ても山小屋です。里山教育など自然教育に力を入れている菅生高校ならではの建築物
といえるでしょう。
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5月12日に3年生の校外学習が行われました。菅生高校では学力向上、積極的
なクラブ活動の参加といった文武一体型の教育と共に、人間力を高めるための指
導も重要視しています。今回3年生が行った場所は、有名な東京ディズニーリゾー
ト。とは言っても遊びに行ったわけではありません。朝、立川をバスで出発し、午前
の研修会場であるホテルに到着しました。
ここでは「ホスピタリティ」を学ぶため、実際に東京ディズニーリゾート内で働いてい
る方を講師としてお招きし、研修を受けました。「ホスピタリティ」とは「思いやり」「心
からのおもてなし」という意味です。他の人と接するときに注意することや、挨拶・
身だしなみの重要性などを話してくださり、生徒たちは皆、メモを取りながら真剣に
聞き入っていました。「身だしなみは人のために、おしゃれは自分のために」という
フレーズがとても印象的でした。
午後は、記念写真を撮った後、東京ディズニーランド内の様々な場所で働いてい
るキャストの方々の「ホスピタリティ」を、実際に目で見て学習しました。
午前中にお話を聞いたことが、パーク内でどのように実践されているか直接肌で
感じることにより、生徒たちは「ホスピタリティ」について、より一層学ぶことができ
ました。と同時に、友達との親睦も深められ、大変有意義な1日になりました。
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昨年紹介した鴨池のちょうど反対側に「友情の泉」という池があります。この泉、
第3回卒業生から贈られた記念品として創られました。多くの後輩たちにもこの
池の前で友情を育んで欲しい。そう願いを込めて贈られました。
この「友情の泉」は一種のビオトープとなっていて、多くの小動物がこの池の周
辺に生息しています。この時期はヒキガエルのオタマジャクシが百数十匹泉の
中でしっぽを揺らせて泳いでいます。6月になると、モリアオガエルのオタマジャ
クシが優勢になります。
中には他の動物の餌食となってしまうオタマジャクシもいますが、この夏には立
派な大人になり、池周辺でカエルの合唱を聞くことができるのでしょう。
鴨池を優雅に泳ぐマガモたちも、やっと水ぬるむ季節になり、その行動も活発に
なってきました。冬の間は凍てつく水辺でゆっくりと泳いでいましたが、5月以降
の暖かな陽気に誘われてガァガァ鳴いてなんだか楽しそう。
ここ菅生の地では、多くの動植物が活発に活動を始める季節となりました。
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芸術の時間は「音楽・美術・書道」の選択制です。生徒自らが興味・特性を

考え選択します。美術は美術史やデッサンの基本など教科書的な内容はもち

ろん、実習をしっかりと行います。なかには先生もうならせるほどの才能を

発揮する生徒も。実習で先生の目にとまった作品は本人の了承を得て廊下に

展示されることもあります。

 

恥ずかしいと言う生徒もいますが、他の生徒やお客さんに見られると、少し

鼻高々。美術部の生徒にはかないませんが、センスの良い作品が沢山ありま

す。

 

今度菅生高校にいらしたときには、ぜひ美術室前の廊下をご覧ください。

 

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毎週水曜日、3年生文系クラスは午前中で授業が終わります。受験を目の前にして、
自学館で講習を受ける生徒や放課後のクラブ活動までの間、授業の予習・復習をす
る生徒などもいます。菅生高校には広いホールが数カ所あり、水曜日は時間を有効
活用できます。
自学館の自習室は私語厳禁、1人で勉強したい生徒が利用します。友人どうしで教
え合いながら勉強した方が効率的な生徒は本校舎に設けられた自習室が使えます。
こちらの自習室は少しなら声を出して勉強してもかまいま
せん。
菅生高校の生徒、特にクラブに入っている生徒は、少ない時間を有効活用する術を
身につけています。こうして勉強とクラブの両立をしているのです。
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職員室前のホールに美術作品(絵画)が飾られています。美術部の生徒が放課後の活動時間に描いた作品です。
写真左の作品が「氷結の世界」、右の作品が「表裏」と題された作品です。どちらも100号(縦130㎝×横162㎝)
という大きなサイズで描かれています。
美術部は3月17日(水)~22日(月)まで青梅市立美術館市民ギャラリーで作品展を開きました。部員が一生懸
命に制作した作品を展示し、多くの来場者を迎えました。今回はその作品の一部を学校に展示し、一般生徒にも
見てもらおうと企画されました。
すばらしいできばえに足を止める生徒や先生たち。あちこちで感心の声が聞かれていました。
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4月29日(祝)吹奏楽部が立川市の「アミューたちかわ」で恒例のスプリングコンサートを行いました。
詰めかけた観客は1400名。用意されたチケットは数日前に前売り券も含め全て完売。立ち見客が出
るほどでした。恒例のコンサートだけに地域の方々や他県からの中学生など沢山の観客で会場は熱
気に包まれました。
当日は快晴。12:00過ぎには早くも「アミューたちかわ」の入口に観客が並びはじめました。ホール内
では数ヶ月前から準備を進めてきた吹奏楽部の生徒がきびきびとした動きで会場作り。そして15:00
開場とともに観客がホールへと吸い込まれました。
コンサートは3部構成。第Ⅰ部は全日本吹奏楽コンクール課題曲を2、3年生が演奏。全国大会で金賞
を受賞する吹奏楽部の心を揺さぶる演奏に、観客一同熱心に耳を傾けていました。そして第Ⅱ部は菅
生高校オリジナル紅白歌合戦。マイケル・ジャクソン(?)や女性アイドル(?)も応援に駆けつけ、会場は
大いに盛り上がりを見せました。第Ⅲ部はポップス・ステージ。吹奏楽部ならではのアレンジで、ふだん
耳にする曲も新鮮に感じられました。フィナーレは吹奏楽部全員で行う「空より高く」。第28期生1年生
も入部してから振り付けを覚えました。最前列に新1年生が並び、上級生の声に助けられながら一生懸
命に声を出しました。ホールでは保護者や中学生が曲を口ずさみ、暖かな空気に包まれた一瞬でした。
「空より高く」の美しい音色が終わると、誰からともなくホールに響き渡る大きな拍手。いつまでも拍手が
こだましていたのが印象的でした。こうして今年のスプリング・コンサートも幕を閉じました。笑顔でホー
ルを後にする観客たち。吹奏楽部の生徒は最後の1人が会場を後にするまで、大きく手を振り続けてい
ました。
詳しくは… 菅生学園HPまで

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