6月1日(火)は衣替えですが、この日3年生だけは冬服で登校しました。卒業アルバム
用の個人写真を撮るため冬服の登校となったのです。当日は快晴、絶好の撮影日和で
した。
クラスごとに指定された場所へ行き、カメラマンの前へ立つと緊張から顔がこわばって
しまいます。しかし、カメラマンの巧みな話術で思わずにっこり。笑顔がこぼれたところを
うまくカメラにおさめていきます。撮影の終わった生徒も少しだけ協力して、友人の笑顔
作りを演出していました。
毎日受験勉強していても、たまには息抜きが必要です。3年生になると勉強も大変です
が、こうした場面を通じて友好を温めることこそ大切だったりします。生徒にとっては貴
重な思い出となりました。
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6月に入り1年生もやっと高校生らしくなってきました。先日行われた定期試験
も無事(?)終わり、学校も通常授業に戻りました。1年生は入学以来さまざま
なイベントがあり、じっくり腰を据えて進学に目を向ける機会が少なかったので
すが、6月1日(水)進路指導部から進学に関するお話を聞きました。
事前に大学と職業に関する雑誌を1冊ずつ全員に配布しました。生徒が熟読
したあと、進路指導部から進学に関するお話がありました。スライドを使ったわ
かりやすい説明で、生徒はメモを取りながら説明を聞いていました。
今後1年生は6月23日(水)に東海大学のオープンキャンパスへ参加します。
当日は学生スタッフが大学の概要を説明してくれます。また学生食堂での昼
食体験や、研究室を訪問して最前線の研究内容を直接先生から聴いたりと
充実したプログラムが組まれています。
まだ進学なんて先の話と思っていると、気づいたらもう目の前ということになり
かねません。菅生高校では、1年生のこの時期にあえて大学のオープンキャ
ンパスに参加してもらい、2年生以降の文理選択も含め、計画的に進路指導
を行っています。

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ずいぶん前から私たち、とりわけ学生・生徒の国語力低下が叫ばれています。ある
アンケート調査によれば「日本語を大切に思っている」割合が8割に達するなど、言
葉に対する強い思いがあるそうです。しかしながら、日常の言語生活になると、ほと
んどの人が自分の言葉や文章に自信がないと答えています。今まで国語任せにし
てきた文章力指導を、学校あげて取り組まなければならない時期にさしかかってい
るのです。
こうした現状をふまえ東海大学では、大学生はもちろん、全付属高校・中等部・初等
学校・幼稚園の生徒、園児対象に「書き方指導の手引き」という冊子を作成しました。
菅生高校から研究部主任が大学の主催する研修会に参加し、定期試験の行われた
5月26日(水)の放課後「書き方指導の手引き」を使った先生方向けの研修会を開
きました。
当日会場に集まった先生方は1、2年生担当の先生方と講師の先生合わせて60人
ほど。同じ時間に3年生の学年会議が開かれたので、後日3年生担当の先生方だ
けの研修会が開かれます。学校あげての研修会なので全員参加が条件です。
大学の研修会に参加した研究部主任が講師役となり、生徒に文章を書かせるとき
のポイントをわかりやすく説明されました。理系の生徒向けに研究レポートの書き方、
また文系の生徒向けに小論文をレベルアップする方法など、多岐にわたる説明にメ
モを取る先生方が大勢いました。大学で作成した「書き方指導の手引き」には例が豊
富に掲載され、明日からでもすぐに実践できそうな内容ばかり。会場からは、自分な
りにアレンジしてすぐに使ってみたいといった声も聞こえてきました。
定期試験が行われる期間は、生徒にとっては試験勉強で大変な時期です。一方、ふ
だん授業やクラブ活動で忙しい先生方は、じっくり研修に取り組む時間が確保できる
期間でもあります。菅生高校では、こういった時間を利用して先生方向けの研修を積
極的に行っています。
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日本の固有種で本州および佐渡島に生息し、豊かな森林の象徴とされる「モリ
アオガエル」が今年も友情の泉付近に産卵しました。モリアオガエルは水中に産
卵するのではなく、水辺に張り出した木の枝に泡状の卵塊を産み付けるのが特
徴のカエルです。特別天然記念物に指定する自治体もあるほど貴重な種の1つ
です。
秋から冬にかけて森林に生息しますが、春先(5月~6月)の繁殖期には水辺に
出てきて、産卵行動を始めます。敷地内に小川が流れる菅生高校では、川岸や
友情の泉付近に毎年卵塊を産み付けます。1~2週間で卵からかえったオタマ
ジャクシは、数匹ずつ小川や泉の水面へと落下していき、そこで育ちます。
オタマジャクシの天敵はヤゴやアカハライモリなどですが、運良く成体になったモ
リアオガエルもイタチ、テン、タヌキといった小動物に食べられてしまいます。森林
の葉陰で生きのびたモリアオガエルだけが春先に繁殖行動し、立派な卵塊を作る
ことができるのです。いつでも自然とふれあいながら勉強できる、そんな高校が菅
生高校です。
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菅生高校では年2回、教育実習生を受け入れています。卒業生の中には将来
教職への道を目指す者がいます。菅生高校はそういった若者の夢を応援する
役割も持っています。
前期の実習期間は6月1日(火)~21日(月)の3週間です。実習を行う学生17
人が5月25日(火)午後、教育実習の説明会に参加しました。
はじめに校長からあいさつをいただきました。その中で「生徒から一目置かれる
存在になりなさい」という趣旨の言葉があり、実習生は真剣な眼差しでうなずい
ていたのが印象的でした。また教務主任は教育実習全般にわたる説明の中で
「生徒には誠実に対応してください。誠実さが一番です」と言い、実習生は一様
にメモを取っていました。どの顔もこれから始まる3週間という実習に、緊張感
の隠しきれない面持ちでした。最後に教科主任・クラス担当教員から個別に説
明を伺い、説明会が終了しました。
今回実習に来る教育実習生は全員本校の卒業生です。菅生高校を実習先に
選ぶ卒業生が毎年多くいるので、かつての教え子に目を細める先生方もいま
した。説明会はときに和やかな雰囲気もありましたが、実習になると一転とても
厳しいものになります。担当の先生方も妥協を許しません。夜遅くまで学校に
残って指導する姿が毎年見られます。そこには、実習生に将来一人の教師と
して立派に教壇に立って欲しい、そうした思いが込められているのです。この
実習を通して人を教育していく素晴らしさを、できるだけ多くの実習生に実感し
てもらいたい。先生方の願いを実習生1人1人が受け止めた説明会でした。

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開校28年目を迎えた菅生高校は、1983年に「東京菅生高等学校」として

開校しました。今でも自然豊かな森に囲まれた校地は動植物の宝庫です。

この地に学校を建設したとき、周囲の山々から良質の粘土が出てくることか

らヒントを得て、島田久理事長が「美生窯(びしょうがま)」という陶芸窯を造

りました。「美生窯」という名前には、これから未来を担う若人に陶芸のよう

にねばり強く美しく生きて欲しいという願いが込められています。この建物は

瀬戸地方から窯焼きの職人を招いて設計した、本格的なものです。

陶芸は良質の粘土を手に入れるところから始まります。今では産地から購入

している粘土も、最初は近くの山々から取ってきていました。粘土から不純物

を取り除き、良く練ったあと造形します。1週間ほど自然乾燥させてから低温

で素焼きを行い、その後、1200度前後で本焼きすると完成です。今では粘

土を購入していますが、ここ菅生の山々は粘土層が多いのも特徴の1つです。

菅生高校では美術部の生徒が毎年作品作りをします。中には展覧会に出品

できる作品もあります。工芸学科で陶芸を研究してきた先生の丁寧な指導で、

初めての生徒でも立派な作品が作れるので、陶芸をしたくて美術部へ入部し

てくる新入生もいるほどです。

また毎年1月には系列の多摩学院幼稚園から大勢の園児がやってきます。

幼稚園で造形した作品を菅生高校の「美生窯」で焼くためです。2月には作品

展示を行い、多くの保護者に見てもらいます。

こういった経験ができるのも菅生高校ならでは。オープンスクールや説明会な

どで本校へお寄りのさいには、ぜひ「美生窯」をご覧ください。

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5月の中旬、ちょっとした事件がありました。1羽のスズメが校舎内に飛び込んできて
しまったのです。その日6時間目の授業中、職員室前を通りかかった先生からスズメ
が迷い込んでいるとの連絡が入りました。さっそく数人の先生方が廊下に出て、スズ
メの救出活動が始まりました。
最初は怖がってあちこち飛び回っていたスズメですが、最後にはみごと救出され、窓
から大空へと羽ばたいていきました。5月のさわやかな風に誘われて、つい寄り道した
くなったのでしょう。自然に恵まれた学校ならではの出来事でした。
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職員室前のホールに美術部の作品を展示しています。美術部が春休みに青梅市立
美術館の市民ギャラリーに展示した作品を、多くの生徒に見てもらおうと学校にも展
示しているのです。今回あらたに3作品を掛け替えました。上から「太鼓山」、「京の
都に飛び立つ鳳凰」、「雲の上の世界」という作品です。
美術部は毎日活動しています。展覧会が近づくと朝7時過ぎに学校へ登校し、ホー
ムルームが始まる直前まで絵を描いている生徒もいます。毎年、美術系の学部・学
科を目指す生徒がいるので、先生も朝から指導を行っています。
美術部の生徒はいろいろな展覧会に作品を展示し、自分の作品を見てもらうことで、
多くの刺激を得ます。友人や先生に声を掛けられて、次の作品への意欲がわいて
くる生徒もいます。卒業後の進路が今から楽しみです。
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特別進学コースの卒業生2人が5月8日(土)来校し、特進コース1、2年生向けに
学習習慣についてお話をしてくれました。彼らは東京理科大学、横浜市立大学に
現役合格した大学生です。
通常授業のあと、午後1時から講演会が行われました。特進コースの生徒は先輩
が高校時代にどのような学習をし、そのときどきで何に重点を置いて勉強すれば
現役合格できるのかを真剣な眼差しで聞き入っていました。
どちらの卒業生も基礎学力の大切さを語り、ふだん行われる授業の大切さを分か
りやすく説明してくれました。生徒たちは熱心に耳を傾けながら、ところどころうな
ずいていました。また「高校の先生を最大限に活用すると良いです」と卒業生が言
うと、思わず生徒が担任と目を合わせる場面も見られ、和やかな雰囲気で講演が
進みました。
最後におすすめの参考書とその使い方を教えていただき、講演が終わりました。
講演会は40分ほどで終了しましたが、その後あこがれの先輩に直接質問をぶつ
け、一言一句、正確にメモを取る生徒が何人もいました。特進コースの生徒はこの
講演会で大いに刺激を受けることができました。
この日は2学年の保護者会も開かれました。卒業生2人は講演会後、クラス懇談
会にも出席し、保護者として子どもとこう接して欲しいという、受験を経験した生の
声をお話してくれました。保護者も目から鱗の内容に、真剣な表情でした。懇談会
の途中から質問が矢継ぎ早に飛び交い、結局懇談会は5時近くまで行われました。
保護者の熱意に感心させられた一日でもありました。
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菅生高校では定期試験が年5回あります。試験1週間前は原則クラブ活動が
ありません。放課後はクラブ活動に熱心な生徒も、このときばかりは羽を伸ば
す(?)こともなく、勉強に没頭する1週間となります。
まっすぐ家に帰って勉強する生徒もいれば、夕方まで自学館で自習する生徒
もいます。中には先生と約束して、ふだんなかなか聞けなかった疑問点を聞
いている生徒もいます。みんなそれぞれのスタイルで勉強しています。
付属推薦制度を使って東海大学への入学を希望する生徒は、毎回こつこつ
と努力し、成績を上げなければなりません。授業中はもちろん自宅学習も欠
かせませんが、この1週間の勉強で成果をどれだけ上げられるか。ここが一
番のポイントでもあります。
クラブに勉強にとあらゆる面で頑張る菅生高校生。どんな場面でも寸暇を惜
しまぬ努力を続けます。
詳しくは… 菅生学園HPまで

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