大学への進学率が8割を超える菅生高校では、入学の早い段階で「大学とはどんなところ
なのか」を知ってもらうために、1年生全員で東海大学へ行きます。今年は6月23日(水)
にこの企画が実施されました。
当日はあいにくの雨。立川から12台のバスで東海大学湘南校舎を目指しました。途中、
東海大学伊勢原病院と併設する医学部・看護学部を車窓から眺め、湘南校舎に予定通り
到着しました。東海大学湘南校舎は東京ドーム15倍の広さを誇るとても広いキャンパス
です。また1つの大学として
は学部・学科数が日本最多を誇ることとして有名。そのスケールの大きさに生徒は圧倒さ
れていました。
到着してすぐに大講堂で大学の概要と東海大学の特色を説明していただきました。また現
役大学生の目線で見た大学生活の話も聴きました。分かりやすいプレゼンテーションで、
生徒は真剣に聴いていました。現役大学生が充実した大学生活を送っていることを知り、
早く大学生になりたいという生徒が多くいました。
全体会の後は、待ちに待ったランチタイム。学食で自由にランチをチョイスして、思い思い
の食事を楽しみました。また先生方が食事をしていると、かつての恩師の姿を見かけた
卒業生が大勢集まり、懐かしい話に花が咲いていました。
昼食の後はクイズラリーを行い、広いキャンパスを歩き回りました。その後は、クラス毎に
研究室訪問。大学の先生や研究生に手ほどきを受け、簡単な実験を行いました。ここでは
研究の醍醐味を少しだけ体験することができました。
さまざまなイベントをこなし、充実した1日を過ごすことが出来た生徒たち。翌日のアンケー
トには「広くてきれいな東海大学で早く勉強したい」、「東海大学でソーラーカーの研究をし
てみたい」といった声がたくさん寄せられました。
詳しくは… 菅生学園HPまで

 

今年も3週間の教育実習期間(6月1日~21日)に18人の卒業生が本校で教育実習を行いました。

高校在学中はあどけない顔をしていた生徒たちも、さまざまな経験を積み、大人の顔立ちで菅生高校

に帰ってきました。かつての担任やクラブ顧問は、教え子の姿に目を細めて毎日の実習を見守りました。

実習期間のうち最初の1週間は、担当教諭の授業やホームルーム指導の見学です。気づいた点をす

ぐにメモし、実習生は実践に備えていました。2週目に入ると実際に授業を担当したり、ホームルームを

行う時間が増えます。担当教諭と打ち合わせし、緊張しながら授業を行う実習生に的確なアドバイスを

与える担当教諭の姿が見られるようになりました。

3週目は研究授業を行う週です。月曜日から土曜日まで毎日どこかのクラスで研究授業が行われ、忙し

い間を縫って多くの先生方が見学しました。実習生もこの日の為に練りに練った授業を行いました。それ

ぞれ工夫がみられ、現役の先生方の中で「こうして授業を進める方法もいいな」といった声も挙がってい

ました。

最終日にはクラスの生徒から花束を贈られた実習生。どの実習生も辛かった3週間がこれで終了します。

と同時に、生徒と過ごした濃密な時間はもう過ごせないとの思い。自然に涙がほおを伝わる実習生もい

ました。

詳しくは… 菅生学園HPまで

菅生高校ではあきる野市商工会と協力して、毎年「消費者啓発パネル」を展示しています。
この催しは高校生が消費者被害に遭わないよう、意識付けをする良い機会となっています。
現在、職員室前にある平和ホールにパネル13枚を展示しています。
高校生の消費者トラブルでもっとも多いのが携帯電話を使った被害です。その他架空請求
トラブル、キャッチセールスなど多くの手口があります。高校生はまだ知識が浅く、様々な
被害に遭う危険性があります。
菅生高校ではあきる野市と協力するなど、生徒が消費者被害に遭わないよう日頃から指導
しています。
詳しくは… 菅生学園HPまで

 

 

菅生高校では年1回、授業を一般公開しています。今年は6月18日(金)と19日(土)
の2日間が授業公開日でした。曇天の中多くの来校者が詰めかけ、両日合わせて約
200名の方に授業を観ていただきました。
教室で行う授業や実験を行うクラスなどそれぞれ工夫を凝らした授業が行われ、思わ
ず足を止めてしまう参観者もいらっしゃいました。また青梅市立泉中学校の生徒とその
保護者が来校されるなど、早めに高校のようすを知りたいという意識の高い中学生も
いました。
「生徒がはきはきした挨拶をしてくれてさわやかな印象をもちました」、「しっかりと授業
を聞いているようで安心しました」といった保護者のご意見も寄せられ、来校者の方々
には概ね好印象を持っていただいたようでした。
詳しくは… 菅生学園HPまで

 

菅生高校では週に一度、毎週火曜日にロングホームルームが行われ、そのときその
ときで様々なことが行われています。3年生はこの日、企業の方を講師にお迎えして
話を聞きました。内容は進路に関すること。講師の方が大学を選ぶときや就職する
ときの経験談を交え、その心構えなどを話してくださいました。
大学を選ぶのに、自分を見つめ直してやりたいことを考えたことや、大学時代に経験
した様々な事柄で培った数々の努力が、今の自分をつくっているといったお話に生徒
たちは皆、その内容を聞き逃さないようにメモを取りながら、真剣なまなざしで聞き入っ
ていました。
講話終了後、生徒たちは思い思いの感想を持ち、その中には「話を聞いて、努力する
ことの大切さを改めて感じた」「自分も進路に迷っていたが、様々な経験から自分自身
を見つめ直したい」といった声が聞こえてきました。
詳しくは… 菅生学園HPまで

 

6月20日(日)インターハイ予選が行われました。菅生高校剣道部は

女子団体で東京都優勝。決勝は国士舘高校に2-0で勝利してインタ

ーハイ出場を決めました。

インターハイには4年連続で出場していますが、いずれも個人での出

場。今回は団体で初の出場となりました。

詳しくは… 菅生学園HPまで 

菅生高校では2年生の秋、修学旅行に行きます。行く先は沖縄です。沖縄は第2次

世界大戦の末期に米軍と日本軍が地上戦を交えた地です。第2次世界大戦は、日本

が永遠の平和を憲法で謳うきっかけとなった戦争でもあります。

6月8日(火)3時間目と4時間目を使って、2年生全員で平和学習を行いました。学年

主任が修学旅行で沖縄に行く意味について話し、そのあと担当の先生から「平和学

習」の目的を聞きました。単なる旅行ではなく、学習の一環として修学旅行が行われ

ることを全員が理解しました。

今回のメインは沖縄戦の実写映像を見て、生徒自身が心で感じることです。社会科の

先生による解説を聞きながらビデオを観ていると、思わず目をふさぎたくなるような場

面もありました。しかし命を奪われた人々の心の叫びを後世に伝えることが、私たちの

役割でもあります。生徒は真剣な表情で映像を観ていました。

最後に感想文を書いてこの日は終了しました。今後、年間計画に従って事前学習を数

回行い、それをふまえて11月に修学旅行が行われます。修学旅行の準備はすでに始

まっています。

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6月13日(日)第59回全日本大学野球選手権大会の決勝戦が神宮球場で行われました。
前評判の高かった東海大学野球部は、ここまで4試合連続コールド勝ち。特に準決勝では
慶応大学に対し、菅野投手(3年)が7回参考ながら無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)を達
成しました。
この日、菅生高校からは野球部員30名が付属浦安高校・付属高輪台高校の生徒と一緒
に応援。「プレーボール」のかけ声とともに統制のとれた応援を行いました。
試合は、1回表を3人で抑えた菅野投手が2回、東洋大学の選手に適時二塁打で1点を先
制されましたが、3回以降は持ち直しました。しかし連投に疲れは隠しきれず、6回、7回に
は連続得点を許し計5失点。さすがの菅野投手も力尽きてしまいました。また自慢の強力
打線も相手投手に封じこめられ、この日は絶不調。終わってみれば5-0の完封負け。東海
大学・横井人輝監督は「菅野はよく頑張った。もう少し体力があれば。あと1人完投できる投
手を育てなければ」と来年の優勝を誓ってくれました。
横井監督は2007年の夏の大会まで菅生高校で硬式野球部監督をつとめ、春・夏合わせ
て4回の甲子園出場を果たしました。その後東海大学野球部の監督に就任、現在は全日本
大学野球代表コーチとしても活躍しています。
結果は準優勝でしたが、生徒たちはきちんとマナーを守って素晴らしい応援をしました。「今
度は僕たちが東海大学へ入学して、この舞台で横井監督に優勝旗をプレゼントします」とい
う生徒の言葉が力強く感じられました。
詳しくは… 菅生学園HPまで
日本では害虫を食べる益鳥(えきちょう)として、また人家の軒先などに巣を作ることから
商売繁盛の印として有名なツバメ。このツバメが菅生高校の外壁に巣を作り始めました。
5月の連休明けからツバメの夫婦が山から飛来し、泥と枯草を集めて懸命に巣を作る姿
が目につくようになりました。ふと見上げるとあちらこちらに泥の固まりが見え、先生や生
徒のあいだでも話題となっています。
最初は小さな泥の固まりに過ぎないものが、次第に直径20㎝ほどの巣になります。とき
どき巣の上で疲れた羽を休ませるツバメの夫婦は仲むつまじく、互いに羽繕いをする姿
を見ると、心が和みます。勉強の合間にツバメを見に来る生徒も増えてきました。
うまくいけばツバメの夫婦は卵を産み、その卵から雛が孵ることでしょう。幸運をもたらす
と言われるツバメが、菅生高校の生徒に笑顔をもたらしてくれました。今後どんな幸せを
もたらすか楽しみです。卵を産み、雛が巣立つまで、これから定期的に観察を続けたい
と思います。
詳しくは… 菅生学園HPまで

毎週金曜日は家庭科部の活動日です。季節の食材を使い、栄養バランスの良い料理
をみんなで作ります。できた料理は自分たちで味見し、職員室で生徒のために頑張る
先生方にもお裾分けします。
毎週金曜日の夕方には、作りたての料理が運ばれてくる菅生高校職員室。最近ではな
ぜか金曜日の職員室は活気にあふれています。もうそろそろかと、待ちわびる先生方
の視線。そこへエプロン姿で入ってくる家庭科部員たち。職員室ではアットホームな雰
囲気が醸し出されます。先生と生徒の距離が近い。そんな菅生高校を端的に示す光
景です。
本日のメニューは季節の野菜を使った炊き込みご飯とタマネギのスープでした。愛情こ
もった料理を口に含んだ先生方の「おいしい!」と言う声があちこちから聞こえます。ふ
だん難しい顔で授業をしている先生もこのときばかりは満面の笑み。「料理はおいしいし、
本当に先生をやっていて良かったよ」と感激の声も。
先生が生徒のことを考え、生徒は先生を思いやる。こういった関係が続けられるのも菅
生流。互いを信頼する心は永遠です。
詳しくは… 菅生学園HPまで

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