猛暑日となった7月19日(祝)、第1回オープンスクールを実施しました。この日は授業

体験、クラブ体験、昼食体験など、中学生が様々な体験をする日です。総勢330名を

超える中学生・保護者にご来校いただきました。

【1時間目:授業体験】
体育館で本日の予定と菅生高校の説明がありました。中学生はガイドブックを開き、今日

の流れを確認していました。その後、1時間目の体験授業が行われる教室に場所を移し、

中学生たちは授業体験に参加しました。「中学では習ったことのない内容で、分かりやす

く面白い授業でした」と感想をいただきました。その間、保護者は、授業や校内を見学す

るなど、思い思いに過ごしていました。

【2時間目:クラブ体験】
2時間目はクラブ体験です。菅生高校を希望した理由に、全国レベルの練習に参加して、

仲間と切磋琢磨し技術を磨きたいというものがあります。菅生高校には全部で35の部活

動が登録されていて、どの部活動も一生懸命に活動しています。自分たちもその一員に

加わりたいという、熱い闘志をみなぎらせた中学生の姿が大勢見られました。

【3時間目:昼食体験】
そろそろお腹が空いてきた3時間目は昼食の時間です。菅生高校の食堂でセルフサービス

の体験をしました。本日のメニューは「マーボーナス丼とおみそ汁」です。菅生高校の用意

した食券で、おいしい昼食を食べていただきました。

【個別相談・クラブ見学】

午後からは各部活動の練習を自由に見学できるとあって、多くの中学生が最後まで残って

練習を見学していました。きっと来年には菅生高校に入学し、それぞれの部活動で活躍す

る中学生も出てくることでしょう。また2時間目以降は個別相談も開かれ、入試に関するさ

まざまな疑問を解消できた中学生・保護者も大勢いらっしゃいました。

「とても広い校舎で迷いそうになりましたが、高校生が明るい笑顔で対応してくれたので、迷

わずにすみました」や「高校生の気持ちの良い挨拶に、菅生高校の先生方が日頃、しっか

り指導している様子がわかりました」、「菅生高校の楽しそうな授業を早く受けたいです」な

どの感想を最後にいただきました。少し駆け足のオープンスクールでしたが、満足した笑顔

で「2回目も参加します!」と言ってくれた中学生もいたほどです。次回は、多くの方に良かっ

たと言ってもらえるようなオープンスクールにしたいと思います。

詳しくは… 菅生学園HPまで

 

AED(自動対外式除細動器)の使用が民間に認められたのが2004年7月、これを受けて菅生高校
では2006年にAEDを設置しました。生徒の身の安全を確保するために必要だと考えたからです。
設置当時、教職員向けの講習を一度行っていますが、その後、新任の先生が増えたこともあり、再度
7月16日(金)に講習会を実施しました。
夏休み前の試験が終わり成績処理に忙しい時期ですが、多くの先生方が講習会に参加しました。講
師をしてくれたのは警備保障会社セコムの方。口頭、次にように話してくれました。「救急に通報した
あと重要なのが、倒れた人の意識確認です。ここで意識がなければ気道を確保して人工呼吸を2回、
その後、心臓マッサージを30回します。回数は目安です。その後、倒れて3分以内にAEDの音声ガ
イダンスに従ってAEDを動作させ、救急隊の到着を待ってください」統計によれば、3分以内にAED
を使うと8割以上の確率で蘇生出来るそうです。
講師の方が人体模型を使って丁寧に説明してくれたので、大変分かりやすい内容でした。日頃から
多くの生徒と接し、AEDの必要性が高いのが教育現場です。先生方は随所で質問しながら真剣な
眼差しで講習を受けていました。
講習会が終わってからも、人体模型を使って心臓マッサージを試みる先生方もいて、「けっこうコツが
いるな」と言った声が上がっていました。いざというときに役立つ知識・方法を先生方は常に身につけ
る必要があります。
詳しくは… 菅生学園HPまで

 

日本の平均余命が伸びたいま、社会問題となっているのが福祉の分野です。孤立したお年寄
りの生活支援をするために社会全体で考えなければいけない問題としてとても重要です。その
ため菅生高校では毎年、福祉分野を目指す生徒に対して特別講義を実施しています。
今年は7月15日(木)に東京家政学院大学から西口教授をお招きしました。先生は大学で教え
る傍らソーシャルワーカーとして、現場でも活躍されています。今回は現場のようすも交えた講
義をしていただきました。
最初に虐待の現実についてお話がありました。先生は「子供の頃に虐待を受けたことのある親
が自分の子供を持つと、同じように虐待をする傾向にある。と長く考えられてきましたが、最近
の研究事例では虐待が連鎖することはないと言われています」とおっしゃいました。では何が
原因かというと、以下の2点に集約されるそうです。1つは親の社会的孤立。もう1つは貧困な
家庭が原因というものです。前者は、社会的に孤立した親は、子供をどのように扱って良いの
か周囲に相談できず、そのストレスを子供に向けてしまう結果、虐待を起こしてしまうタイプ。
後者は、日々の生活に追われ、なかなか子供の面倒を見ることができず、子供を虐待すること
でストレスを発散させるタイプ。と分けられます。西口先生は続けます「つまり社会的孤立や貧
困家庭といった環境の連鎖で虐待が続くと考えられるのです。これを無くすには、社会的支援
を充実させ、虐待を起こす親の生活環境を改善することです」そのために、高度な社会福祉の
教養を身につけた人材が必要となるそうです。
昨今、生活上の問題がより深刻化しています。虐待、引きこもり、ホームレス、貧困、DV、自殺、
高齢者介護の問題など沢山あります。こういった問題を、親身になって解決できる社会福祉専
門職が必要となるゆえんです。最後に10分ほど、社会福祉の現場で生き生きと働く先輩方の
ビデオを観て、生徒たちも福祉の現場で働く意義を見いだしたようでした。アンケートにも「若い
力で福祉分野に貢献していきたいと思います」といった積極的な意見がよせられました。
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夏休みに入ると受験はすぐ目の前。東海大学以外を目指す3年生はここからが勝負です。
菅生高校では夏休みに入る直前の7月10日(土)保護者・生徒向けに「入試ガイダンス」を
行いました。このガイダンスは2部構成となっています。第1部は「センター試験・一般入試
ガイダンス」、第2部が「AO・推薦入試ガイダンス」です。まだ梅雨の蒸し暑さが残る中、体
育館には300名を超す保護者・生徒が集まり、進路指導主任の言葉を真剣な表情で聴い
ていました。
【第1部 センター入試・一般入試ガイダンス】
冒頭、進路指導主任の口から「2007年以降は大学全入時代が来ると言われてきましたが、
それは違います」との言葉が発せられました。「全国的に見れば全入時代と言えますが、こ
と首都圏の大学に限って言えば、地方から首都圏の有名大学を目指して多くの受験生が集
まるので、君たちの考えている大学の競争率は上がってきています」とのこと。「倍率が上が
れば、現役生がそのあおりを受け、希望大学に合格できません。よってこの夏休みの過ごし
方が大きなポイントとなるのです。7月にセンター試験の過去問が6割程度しか解けなくても、
来年の1月には7~8割とれるようになるのが現役生の特徴です。従って夏休みの基礎固め
が大切です」とのお話でした。
【第2部 AO・推薦入試ガイダンス】
「1年生からこつこつ努力してきた生徒に適した入試が推薦入試です。ふつうの生徒が目標
を持って頑張れば合格を勝ち取ることができる入試と言えます。また今後の自分の姿を具
体的に語ることの出来る生徒、つまり将来のあるべき姿を語れる生徒はAO入試が適してい
ます」といった内容でした。また「合格が早めに決まるので安易に推薦入試を考える生徒が
いますが、そういった生徒には受けて欲しくありません。大学入学後も目標に向かって自分
を高めていける生徒が適しています」といったお話がありました。
付属推薦で東海大学への内定をもらっている生徒以外は全員どちらかのガイダンスに出席し
ました。また多くの保護者にもガイダンスに参加していただきました。最新の受験情報や受験
生としての心構え・受験の具体的な方法などを伝えるのがこのガイダンスの目的です。多くの
生徒・保護者が受験を身近に考える機会となりました。
詳しくは… 菅生学園HPまで

東海大学情報通信学部 菊池浩明教授

菅生高校では7月5日(月)~8日(木)まで定期試験を行いました。生徒は夏休み前の試験でも

あり、また前学期の成績がつく大事な試験です。みんな真剣に取り組んでいました。一方先生方

は、生徒のいない午後を活用します。今回は7月8日(木)に「著作権とセキュリティ管理」に関す

る講演を受講しました。

この日は東海大学情報通信学部の菊池浩明教授をお招きして、情報関連分野における著作権

の概要と個人情報漏洩対策の具体的手法、また教員として守るべき著作権について、分かりや

すい講演をしていただきました。

教育の現場では生徒に教科内容を示すとき、既存の文献・資料や入試問題を必要に応じて使

用します。こんなとき現場の先生方が苦慮するのは、著作権に違反していないかということです。

今回の講演では、著作権の例外に当てはまる場合と当てはまらない場合にわけて具体例を示し

ていただいたので、大変理解しやすい内容でした。

また情報が漏洩する原因で一番多いのが、ノート型コンピュータの置き忘れとUSBメモリの紛失

です。本校ではデスクトップ型コンピュータを導入しているのでコンピュータを置き忘れることはあ

りませんし、個人データをUSBメモリなどに記憶させて学外に持ち出すことを禁止するなどセキュ

リティ管理を徹底しています。しかし安心はできません、先生方に危機意識を持ってもらうためにも、

こういった研修を定期的に行うことがとても大切なのです。

詳しくは… 菅生学園HPまで

妖しい光を放ち人々の心を揺さぶるステンドグラス。古代メソポタミア時代の遺跡から
ステンドグラスに用いた板ガラスが発見され、多くの人の心を魅了してきました。そして、
その光沢に魅せられた美術家が世界各地で自身の表現法として取り入れてきました。
日本では広島生まれの丸木衣里氏が早くからステンドグラス作品の原画を発表し、そ
の名を美術界に広めてきました。戦後は反戦美術家として活躍し、1995年に94歳で
亡くなるまで多くの作品を残してきました。
1983年に菅生高校が開校されたとき、島田久理事長は美術にも造詣が深かったこと
から知人を通して丸木衣里氏を紹介されたそうです。そして新しい学校に相応しい作品
ということで特別にお願いして作られた作品が校内に飾られました。
そのうちの1つ、平和ホールの「平和の祈り」。縦長の壮大なスケールでハトを象徴とし
たステンドグラス作品です。見る者を圧倒するスケールで永遠の平和を祈る作品です。
そのほか食堂の窓や体育館の屋根などに作品が飾られました。菅生高校で学ぶ若者
に平和な社会を作ってほしい、世界がいつまでも平和でありたい。そういった願いが込
められているのです。
菅生高校にお寄りの際にはぜひ、ご覧になってください。
詳しくは… 菅生学園HPまで

オープンスクールを開催します

見て、ふれて、学ぶ楽しさ新発見!! 体験入学してみませんか

内容: □ 授業体験(国・社・数・理・英・体・家・情の8つから選べます)

     □ クラブ体験(12のクラブから選べます。希望者のみ)

     □ 上記以外のクラブは見学可能(公式戦等で本校以外へ出かけるクラブもあります。

       詳しくは当日確認してください)

     □ 昼食は本校食堂をご利用ください

     □ 入試・個別相談もできます

     □ 特進コースのミニ説明会も実施します

日時: 7月19日(祝)

     場所 東海大学菅生高等学校

     受付 8:30~

     ガイダンス 9:15~55

     1時間目 10:10~11:00   2時間目 11:15~12:05

     昼食 12:05~13:20     特進説明 12:15~35

申込: 菅生高校HP より申込ができます

 

6月28日(月)午後5時20分過ぎ、菅生の東の空にきれいな虹のアーチが架かりました。
この日は午後から断続的に強い雨が降り、雨の降り方が弱まったその瞬間にシャッター
チャンスが訪れました。
空気中の微小な水滴に太陽の光が屈折・反射するとき、水滴がプリズムの役割を果たし
ます。そして太陽光が複数の光に分解されると、人には光の帯に見えます。これが虹の
正体です。ちょうど太陽と反対の方角に虹が架かることはご存じでしょう。よく見ると虹の
外側に色の配列が全く逆のもう1つの虹が見えます。明るい方の虹を主虹(しゅこう)、外
側の薄い虹を副虹(ふくこう)と呼び、条件が良ければ2つのアーチが見えます。今回は
主虹・副虹ともにきれいに見えました。
壮大な自然実験を間近に見たようでとても感動し、思わず画像として残してしまいました。
近くにいた生徒たちもクラブ活動を忘れ、アーチがゆっくりと空に溶け込むまでしばらく東
の空を眺めていました。
詳しくは… 菅生学園HPまで
7月7日(水)日の出町立平井中学校の2年生85名と先生5名が来校しました。目的は生徒
の体験入学です。当日9時過ぎに菅生高校へバス3台でやってきた平井中学校の生徒たち
は、元気なあいさつとともに全体会の行われる体育館へ入っていきました。
【1時間目】
体育館で校長先生のお話を聞いたあと、副校長先生から菅生高校の説明を受けました。そ
の後6班に分かれ菅生高校巡り。ツアー形式で菅生高校スタッフの説明を聞きながら広い校
舎を効率的に見てまわりました。
【2時間目】
体験授業ではクラス毎に分かれ、授業に参加しました。英語はクイズ形式で世界の国々を理
解していく授業で、クイズに正解するとシールがもらえました。国語は日本の言葉を中国語に
するとどんな漢字を使うのか?といったテーマで漢字を分かりやすく学習できる内容。理科は
私たちの耳の骨(耳小骨:じしょうこつ)が魚のあごの骨から進化してきたことを知るために、
実際に魚の頭を解剖してみました。平井中学校の生徒たちは、とても分かりやすい授業で楽
しかったと口を揃えて言っていました。
【3時間目】
体験授業のあとは、待ちに待った昼食です。本日のメニューはみんなが好きなカレーでした。
菅生高校ではセルフサービスで食事をするので、ここではセルフサービスの体験もできました。
後から使う人のことを考えてテーブルをきれいにし、椅子をもとの位置に戻すなど、少しだけ
心配りをすることの大切さを学びました。
【4時間目】
グランド見学をしました。菅生高校のグランドは山の上にあり、歩くと5分ほどかかります。少し
だけ疲れますが、グランドに着くと平井中学校の生徒たちは、広いグランドにみんな驚いていま
した。体育館、武道場、弓道場、野球グランド、サッカー場、ラグビー場、ハンドボールコートな
ど必要な施設が整えられた菅生高校に圧倒された生徒もいました。
時間通りに菅生高校を出発するバスからは「ありがとうございました」と大きな声があちこちか
ら聞こえました。さわやかな笑顔を乗せたバスが小さくなるまで菅生高校の先生方も大きく手
を振り返し、この日の体験授業が終わりました。
詳しくは… 菅生学園HPまで

 

生徒会に所属する生徒たちが、7月7日に向けて七夕の飾り付けをしました。先生方や
生徒に書いてもらった短冊を七夕の2週間ほど前、竹に飾り付けるのが生徒会の仕事
の1つです。使用する竹は、菅生高校の裏山から地主さんの許可を得て数本切り出し
てきました。
「全国制覇!○○部」、「入試で合格できますように」、「世界が平和になりますように」など
生徒の願いはさまざま。たくさんの願いを込めた短冊が平和ホールに飾られ、休み時間
に多くの生徒が短冊を見に来ています。
詳しくは… 菅生学園HPまで

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