夏休みに行われる林間学校は中学1,2年生、恒例の行事です。中学2年生

は、福島県の会津地方周辺を舞台に行いました。

 林間学校では、五色沼散策、磐梯山登山で自然に触れたほか、赤べえ作り、

森のコンサート、野菜の収穫、デイキャンプでのカレー作り、日新館での座禅

・講演といった体験も行いました。

 

 その中でのメインイベントは磐梯山登山です。今回、本校として初登頂を

果たすことができました。狭い岩場や急な傾斜に挑む生徒の姿勢は、昨年から

の一層のたくましさを感じさせるものでした。

 

VOICE

 

「林間学校で最も心に残っていることは2日目の磐梯山登山です。とても

疲れましたが、山頂まで登りきることができました。山頂は雲に覆われて、

景色はあまり見えませんでしたが、山頂にたどり着いた時の感動は忘れられ

ないものになりました。」

 

「2日目の夜の『森のコンサート』では、電子オルガンとトランペットの

演奏を聞かせてもらいました。電子オルガンを演奏なさった大竹久美さんは、

和洋の卒業生であり、現在は作曲家としても活躍されている大竹久美さんは、

私たちが言った音を元に、即興で演奏して下さいました。とても驚きました。

トランペットは高音が難しく、口で音を変えるのが大変と聞いておりました

が、とても素敵な演奏で引き込まれました。演奏の曲目は、有名な作曲家の

曲、聞き覚えのある曲、それに不眠症のための曲といった面白いものがあり、

最後まで楽しむことができました。」

 

「3日目の夜はキャンプファイヤーがありました。林間前からクラスで一生

懸命取り組んだダンスの発表がありました。本番では自分たちの力を発揮す

ることができたと思います。このことで、クラスの団結がさらに強いものに

なりました。」

 

「和洋に入って2回目の林間学校で、1年生の時より楽しみにしていまいし

た。林間では普段できない事を、沢山体験することができました。楽しい事

だけでなく、苦い思い出もありましたが、みんなと過した時間は、2年生の

思い出のひとつになりました。」

 7月下旬に行われる林間学校は中学1,2年生、恒例の行事

です。中学1年生は、長野県の蓼科周辺を舞台に行いました。

 

 蓼科林間学校は、御泉水自然園での高原散策に始まり、農場

体験や車山登山など、豊かな自然を満喫する内容です。また、

林間学校定番のキャンプファイヤーでは、クラスごとにレクリ

エーションの発表を行います。

 

VOICE

 

「私が一番楽しかったことは、キャンプファイヤーです。

みんなで1つになって踊ったクラスレクリエーションは、

順位は下から2番目でしたが、クラスが1つになって一生

懸命取り組むと、必ず得るものがあるということを学びま

した。とても良い思い出になりました。」

 

「山登りでは健脚コースを選びました。途中で疲れて止

まったり石につまずいて転んだりと、いろいろありまし

たが、友達が励ましてくれ最後まで登ることができまし

た。山頂から見る景色やそこで食べたお弁当は最高でし

た。私はこの林間学校で友達がいるということの大切さ

を実感しました。」

 

「蓼科林間学校では、いろいろな所を見学し、いろいろな

体験をしました。特に農場でのソーセージ作り、バター

作り、魚のつかみ取り、乗馬やトラクターの乗車といった、

様々な体験が印象に残りました。また、山歩きはとてもた

くさん歩きすごく疲れましたが、良い経験になりました。

とても楽しい4日間でした。」

アンモニアの噴水

 

 理科の砂川先生から「今日は面白い実験をやるよ。」と声がかかったので、見学に行きました。

 

■アンモニアの噴水実験 概要

 アンモニアの発生方法から性質まで体験できる実験。水酸化ナトリウム(教員用意)に各班で

塩化アンモニウム、水を入れる操作から行うため、生徒達は本格的な化学実験を行っていると

感じることができる。

 

 アンモニアはすぐに鼻で刺激臭を感じるため、とても軽い気体(→このことから上方置換を

用いることを選択できる)と判り、水を入れた瞬間に、水槽の水を吸い上げることから、強い

水溶性があること、さらにはフェノールフタレインに反応し赤色を呈することからアルカリ性で

あることなど、一度に様々なことを“体験”から学ぶことができる。

 

 インパクトのある実験だからこそ、生徒自身が何かを感じ取ることがとても大切だと考えます。

 

                                        (砂川)

 

VOICE

 

「反応すると熱が出ることが判った。いろいろなことが重なって噴水が起こることで、化学は

おもしろいとおもった。でも、とてもくさかったです。」

 

「虫さされ薬みたいなにおいがした。自分たちでできたのがよかった。化学は楽しい。」

 

 1年生でワインの分離実験を行うということで、のぞきにいきました。始めは砂川先生の

実験説明。生徒はワイン分離の手順や注意事項に、真剣に耳を傾けていました。砂川先生が

各グループの丸底フラスコにワインを注ぎ実験スタートです。

 

VOICE

「以前行った『水とエタノール』の沸騰実験が、この実験につながっていると実感しました。

お酒臭かったけれど、楽しいかったです」

 

■一コマ

教師「お家で料理する時、ワインとか使うでしょ?食べた時、お酒のにおいとかするかな?」

生徒「しないな~」

教師「なんでだろうね?」

生徒「あぁ!!」

 

実験が生活(身の回りの現象)につながった瞬間だった。

 学校行事「芸術鑑賞」は高校の講堂で行いました。今年の内容は

演劇「走れメロス」。劇団「め組」による上演でした。

 情熱的な演技、息をもつかせぬ展開で生徒たちを魅了した楽しい

時間は、あっという間に過ぎてしまいました。

 上演後は引き続きステージで演劇教室が開かれました。演劇部の

生徒や教員が舞台に立ち、「め組」の方の指導に従い演技しました。

見ている側も楽しめた演劇教室でした。

 来年は古典芸能、再来年は演奏と、3年間のサイクルで催す内容

を変えています。

 

VOICE

 「演劇教室で舞台に上がるまで、誰が何の役をやるのか決まって

いなかったので、女剣士をやることになって、すごくびっくりしま

した。その場で動きとセリフを覚えることになり、不安や緊張もあ

りましたが、メイクをしてもらい、衣装まで着せてもらえたので、

役に入りやすく楽しく出来ました。又、『走れメロス』を鑑賞して、

演劇部として学ぶ所がたくさんありました。3年生での最後の舞台

である学園祭に向けて、今回学んだことを十分に活かして練習して

いきたいと思っています。」

 

 「私は演劇部員ということで演劇体験をさせていただきました。

ステージに上がったあとは『緊張のほぐし方』を教えてもらいまし

た。そして衣装とメイクをしてもらいメロス役に挑戦する事になり

ました。このような体験は初めてで、また全学年の中、ステージに

立つという恥ずかしさもあり、とても緊張しましたが、その反面、

楽しくもありました。私たち演劇部は今後校内で劇を上演すること

もあるので、今回体験をして学んだことを活かしたいと思っていま

す。今年の芸術鑑賞会はとても良い思い出になりました。」

 中学2年生の理科では解剖があります。先日のマアジの解剖に引き続き、

今回はイカの解剖です。

 「イカのにおいが嫌~」との声も聞かれましたが、興味津々に取り組む

生徒たちの様子がうかがえました。

 解剖後のイカは、おいしく頂きました!

 

VOICE

「イカは普段食べますが、外見しかみたことがなかったです。このイカの

解剖での観察で中の様子や、つくりが良くわかりました。普段出来ない貴重

な体験ができました。」

 

「理科実験室に入った時、すごく臭いにおいがしました。そのにおいがイカ

とわかった瞬間『もしかして解剖。嫌だな。』と思いました。しかし実際に

解剖をやってみると、色んなことを発見出来、分からない事がたくさん分

かった貴重な時間でした。お昼に先生がイカを焼いてくれました。すごく

おいしくて3切れ食べてしまいました。」

 

 例年、社会科が主催し実施している、「租税教室」が行われました。

租税教室は中学3年生を対象に行われ、市川市税務署職員と税理士の

方をお招きし、お話を頂きます。

 その目的は国や地方公共団体の果たしている経済的な役割や、租税の

意義と役割、国民の納税の義務について理解すると共に、限られた財源

の配分という観点から財政について考えることです。

 

VOICE

「租税教室では税を納めることの大切さを学びました。大人になったら

どのような税を納めるかが分かったので、きちんと納めたいと思いました。」

 

「税理士の仕事の話を聞いて興味がわきました。一番驚いたことは、日本

の借金が800兆を超えていることです。借金を減らすにはどうしたら

よいか、考えさせられました。」

 毎週金曜日の朝(晴天時)は、朝の集会。全校生徒が中庭に集まります。

集会は生徒会主催で行われ、生徒会議長の司会で進行していきます。内容は、

教頭、生徒課主任のお話しや各委員会からの諸連絡。

 朝の集会を円滑に進めるため、生徒会役員は役割分担をし、朝早くから

準備します。そんな生徒会の生徒の声をお届けします。

 

VOICE

「私は、2年間代表委員をやってきて、朝の集会でクラスの点呼確認行った

経験があります。しかし、生徒会役員になってみると、クラスをまとめるより

も全校生徒をまとめる方が、難しく大変だという事がわかりました。

集会では、生徒の誘導、司会、遅刻者の確認、そして点呼を、役員で分担し

ています。全校をまとめる難しさはありますが、清々しい集会になるよう

頑張りたいと思っています。」

 

 天候により3回の順延を経て、ようやく5月28日に避難訓練を行う

事ができました。今回の避難訓練は「地震発生」→「火災発生」という

設定で行いました。集合、点呼完了の時間目標は5分でした。

 おしくも5分を切ることは出来ませんでしたが、代表委員が中心となり、

学年毎に素早く整列していました。

 

VOICE

 「今回は、2年生で初めの訓練という事で、少し緊張しました。移動

 教室で、慣れている教室とは違ったので集中しました。教頭先生のお話の

 ように、実際『いざ』となると、頭が真っ白になってしまうと思います。

 それに備え、急に地震が起きても大丈夫なように、心の準備し、常に気を

 つけたいと思います。」

 

 「地震は避難訓練と違い、いつ起こるかわかりません。実際に地震が

 起きた時は、みんな先生の指示をしっかり聞いて、素早く動かなければ

 いけないので、このような訓練はすごく大切だと思いました。地震が起きた

 時はあせらずに行動したいです。」

 

 中学1年生は週に1時間『礼法』の授業があります。和洋の礼法は、茶道を通して主客の

思いやりを基にした礼儀や作法、振る舞いを身につけることを目指しています。

 独立した日本家屋「春望亭」で行われる授業の様子を見に行きました。高校生の

ような凛とした姿勢は難しいようでしたが、礼法の先生のお話に耳を傾け、慣れない

作法を精一杯まねていました。

VOICE

 「礼法の授業は何をするのか分かりませんでした。授業を受けてみて、様々な作法が

 ありとまどいますが楽しいです。先生のお話を聞く時に正座をするとしびれるのが少し

 痛いです。これからいろいろな事を教わりたいです!」

 「礼法の授業を受ける前は、何か厳しい授業をやるのかと思い、少しこわそうだなと

 思っていました。しかし実際の授業はそうでありませんでした。正座をした後に足が

 しびれて立つのに苦労しますが、授業の内容はとてもおもしろいので、これからも

 沢山ことを学びたいです。」

 

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