2016年8月29日、電気通信大学にて夏期特別実験講座「盗聴者を発見せよ!~量子暗号体験~」を実施いたしました。

今年から始まった本講座は電気通信大学 准教授 清水 亮介 先生に御講義頂き、アシスタントとして卒業生でもある同大学大学院生と清水研究室所属の学生さんのご協力のもとに実施されました。参加者は13名で、キャンパス内の施設見学も行って頂きました。

まずは講義から始まりました。「暗号」の歴史から始まり、現在使用されているデジタル通信の仕組みや暗号化の仕組みを習いました。そこで問題になる「暗号文は解読できなくとも、暗号鍵を盗まれたら解読されてしまう。暗号鍵の安全な共有には何が必要なのか」について考えました。そして、今後の実用化が期待されている「光の偏光」を使った暗号化について講義を受けました。「偏光」とは何か、「偏光」を使ってどうやって暗号化し、通信していくのか、生徒たちは真剣に講義を受けていました。


☆続きは本校HP「夏期特別実験講座「盗聴者を発見せよ!~量子暗号体験~」をご覧ください。

 

私たち中学2年生は7月26日から30日まで2組毎3班に分かれて、2泊3日の日程で長野県白馬村において、夏季学校を行いました。学校の外に出かけ、現地ならではの自然や歴史的な遺産に直接触れる体験、現地の方たちとの交流、仲間との協働作業や未知の課題へのチャレンジを目標に掲げた三日間を、アクティビティーを中心にご紹介したいと思います。

一日目

私たちのクラスではバス内でレクリエーションを行いました。みんなでかなり盛り上がり、良い雰囲気で夏季学校をスタートさせることができたと思います。途中のサービスエリアでお弁当を食べました。風があったので涼しく過ごすことができました。そして青木湖でカヌーに挑戦しました。まずパドルの使い方から指導を受け、注意事項を確認した後、一人一人がカヌーに乗りました。私たちのクラスは外国からいらしたインストラクターで指導はすべて英語で行いました。わからないところもあり戸惑いましたが、ジェスチャーを使ったり、個人的に教わったりして、その結果スムーズにカヌーを使いこなしました。

長野県白馬村にて夏季学校
またカヌー体験中は青木湖の自然などについてもインストラクターの方に教えていただき、より楽しむことができました。青木湖の水は透明できれいでした。見てみると魚やアメンボなどがいて、自然を感じることができました。カヌー体験後は青木湖に飛び込み泳ぎました。周りの景色もとてもきれいでした。
一泊目に宿泊したのは丸金旅館です。夕食はクラスごとで楽しくいただきました。それから部屋ごとに順番に入浴しました。温泉のお風呂は、カヌー体験で疲れていたので、とても気持ち良かったです。その後、白馬クイズを班対抗で行い、信濃川の別名、青木湖の深さなど今まで知らなかったことを学べてよかったです。一位のチームには景品もあり、盛り上がりました。丸金旅館は設備も充実していて、ご飯もおいしく、また行きたいなと思いました.また行動班と室内で同じ班だった人と協力し合って今まで以上に友情が深まったと思いました。

長野県白馬村にて夏季学校

二日目

登山から始まりました。

☆続きは本校HP「長野県白馬村にて夏季学校を行いました」をご覧ください。

SIクラブ3回目の合宿です。メンバー53名で長野県原村へ行き、天文班を中心とした天体観察や自然観察、施設の見学を通して、楽しみながら科学の知識を深めました。

 

SIクラブ合宿

 

<1日目>
はじめに山梨県立リニア見学センターを見学しました。到着してすぐにリニアの試運転を見ることができました。リニアは時速500km!とても速くて、一瞬で通り過ぎてしまいました。走行の仕組みを展示やシアターで学びました。

3日間お世話になるペンションに到着。夕飯をいただいて、夜の八ヶ岳美術館へ天体観測に出かけました。雲が多く、望遠鏡での観察はできませんでしたが、雲間に明るく輝く星を見ることができました。明日こそ輝く星を観察できますように…

<2日目>

☆続きは本校HP「SIクラブ合宿in原村」をご覧ください。

山脇学園では、8月23日・24日中学1年生195人による英語イマージョンウィークが実施されました。21日から3日間のプログラムでしたが21日は台風のため休講となり2日で実施しました。英語漬けの2日間によりかなり自信を持って英語を話せるようになりました。

 

英語イマージョンウィーク

 

☆続きは本校HP「英語イマージョンウィークを行いました」をご覧ください。

 

 

8月18日「総理大官邸・公邸特別見学」に行きました。

平成14年に完成して現在内閣総理大臣が仕事を行っているところを官邸と呼び、移動した旧官邸を公邸と呼びます。

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総理大臣官邸・公邸は、一般見学は実施していません。でも小・中学生の団体であり抽選に当選すれば見学することが可能になります。今回、それを知った中学3年生の生徒たちが希望、応募して当選しました!せっかくの機会なので、LIクラブと、中学3年生全体に呼びかけたところ希望者が殺到しました。厳正な抽選で当選した30名と教員2名で行くことになりました。

☆詳しい様子は本校HP「総理大臣官邸・公邸特別見学に行きました」をご覧ください。

 

中学1年は、7月23日から8月1日にかけて4班に分かれて、臨海学校を実施しました。1年生にとっては初めての宿泊行事です。校外学習の目標である「そこの土地にしかない自然や歴史遺産の調査」、「現地の方との交流」、「仲間との協働作業」を達成するために様々なプログラムにチャレンジしました。

また、1班では1日目・2日目にISAのネイティヴの先生方を迎え、English Immersion Camp(英語イマージョンキャンプ)として様々な活動を英語で行うプログラムを実施しました。

<1日目>
茨城県稲敷市の「こもれび森のイバライド」で飯盒炊爨を行いました。自分たちで野菜や肉を切ったり、かまどに火を起こしたり、班の仲間と力を合わせてカレーライスを作りました。

☆詳しい様子は本校HP「中学1年生 臨海学校を実施しました」をご覧ください。

2016年8月1日~5日の5日間、アメリカの名門大学より4名の女子大生を本校に招いて、YGEP(山脇・ガールズ・エンカレッジ・プログラム)を実施しました。本年度は中3から高1までの23名の生徒が参加しました。

YGEPのカリキュラムは、

(1)今の自分を価値あるものととらえることから始まり、

(2)次に未来の自分について考え、

(3)そしてそれでは自分(たち)はこれからどのように社会に対して貢献していくかを考えるという5日間を通して発展的に構成されたものになっています。

生徒は、アメリカの女子学生をグループリーダーとして、様々なケーススタディ学び、ディスカッションを重ね、そして何度もプレゼンテーションをする機会を持ちました。

 

☆詳しい様子は本校HP「YGEPを実施しました!」をご覧ください。

 

 

「“受験生”としての夏」を迎えた高2生にとって、夏休み初めの10日間は受験勉強のスタートダッシュとも言える大事な期間です。この期間には「オーバー100時間連続受験勉強体験」として、1日10時間以上、10日間で100時間以上の勉強に取り組もうという企画を行っています。いくつかの教室は「道場」(自習室)を開き、朝から夕方まで解放しています。夏休み前に立てた計画に沿って、集中して学習に励んでいました。

最終日には、最後まで道DSCN0075場で勉強していた生徒たちで、お互いの頑張りを讃えあいました。10日間道場に通ってスタンプを集めた生徒、100時間達成した生徒には、賞状と「100時間達成シール」を贈呈しました。これを励みに、これからの夏休みの勉強も自分でしっかり取り組んでいきましょう。

山脇学園 100時間連続受験勉強

7月12日(火)  「~世界で生き生きと活躍する女性を目指す山脇生へのメッセージ~」と題して、山ノ下麻木乃さんの講演会を実施しました。

山ノ下さんは、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)で森林保全に関する分野の主任研究員を務められています。気候変動枠組条約の交渉支援などの業務もご担当されるなど、まさに山脇生が目指す「世界で生き生きと活躍している女性」です。

この講演は、JST(科学技術振興機構)の取組で日頃ご指導くださっておられる琉球大学の渡辺信先生のお計らいで実現しました。

本校の中学3年生科学研究チャレンジプログラムのメンバー54名、中学1年生~高校2年生の有志、そして渡辺信先生のお声かけで、都立科学技術高校の生徒の皆さんも参加をしました。

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植林などを通した発展途上国の支援など、海外で活躍するとはどういうことなのかを分かりやすくご説明いただきました。以下、生徒の皆さんの感想から言葉を拾いながら、講演の様子をお伝えします。

「海外へ行って何かを支援する活動では、支援する側がすべてやるのではなく、現地の人たちとともに考えて、ともに解決していくことが一番大切なんだと気付かされました」

「私も人の気持ちに寄り添って仕事ができたらいいなと思いました。」

知識や技術はもちろん大切ですが、それが正しいと決めつけて押し付けたのではうまくいきません。ベトナムで植林をされたご経験を交えて、現地の人々とコミュニケーションをとり、お互いを深く知ることで、相手の本当の気持ちや考えを理解することの大切さを伝えてくださいました。そして、自分の考えを伝えるためには、ツールとして「英語」が必要であり、「伝えたい!」と思ったときに自然と自分から学びたくなるということがとてもよく理解できました。

さらに、「無限の可能性を持っている」生徒の皆さんに向けて、将来を考えるアドバイスをたくさんくださいました。

「山ノ下さんのように素晴らしい方でも、こうしたらよかったと思うことがたくさんあることに驚きました」

生徒と同じ目線でお話をしてくださり、悩んでいること、不安に思っていることへの答えをいただけた人が多かったようです。

文系、理系を問わず、学ぶことや経験することのすべてが「能力のもと」になる、という山ノ下さんの言葉がとても印象的でした。

「アマルティア・センの考え方が一番印象に残りました。今やった勉強は必ず実になって、将来役に立つので、たくさん勉強したほうが良いと思いました」

今は何に役立つか分からないことでも、これから見つける「自分がやりたいこと」につながるかもしれません。たくさんのことに一生懸命取り組んでいきたいですね。

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何か新しいことに取り組むとき、「うまくできるかな」など立ち止まってしまいがちですが、「とりあえずやってみよう!」というポジティブシンキングで向かっていこうと思えた講演でした。

山脇学園の夏期休暇は、夏期講習からスタートします。

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各学年、たくさんの生徒が登校し、大人数の講義や少人数制の講座など、200もの夏期講習の講座から受講しています。

 

どの顔も真剣そのもの。暑さに負けず、山脇生は一心に学んでいます。

 

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