今日は、1期生40名の中学校課程修了式でした。

保護者、来賓の方、そして高校の先生方も多く参列され、中学校校舎メビウスホールで

挙行されました。

 

 

校長からの式辞より

昨日は春一番が吹き、春本番が、待ち遠しい季節になって参りました。

本日、ここに淑明会会長荒木由光様はじめ来賓の皆様方をお迎えし、また大勢の

保護者・ご家族の皆様方にご出席をいただきながら、千葉明徳中学校、第一回修了式を

挙行できますことは、この上ない喜びであります。

只今、卒業証書を授与されました四〇名の皆さん、並びに保護者の皆様、心より中学の

ご卒業をお喜び申し上げます。

 

 

保護者の皆様方におかれましては、三年前、同じ小学校の多くの仲間が地元の公立中学校

へ進む中、開校の千葉明徳中学校に期待を頂き、送り出していただきました。

保護者の皆様方には、入学以来、様々な面で開校からの三年間を本校の教育活動に

全面的にご理解・ご協力を頂きました。

この場をお借りいたしまして、心より感謝申し上げます。

 

生徒の皆さん、あらためて千葉明徳中学校の卒業おめでとう。

私は今、皆さん一人ひとりに卒業証書を手渡しました。皆さん一人ひとりがこの

晴れの舞台で手にした卒業証書は、義務教育の九カ年の全課程を修了したとことを

表しています。また、その卒業証書には、皆さん一人一人のこの三年間の学び、

そして嬉しかった思い出、辛かった思い出など、すべてが凝縮して詰まっています。

是非、一生大切にしていって欲しいと思います。

 

さて、三年前を思い起こすと、皆さんが本校に入学する直前に東日本大震災が起こり

ました。しばらく余震が続く中、入学予定者説明会なども実施できないまま、皆さんは

不安な入学式を迎えたことと思います。そして、あの未曾有の震災から、すでに三年が

過ぎました。特に大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の被災三県の学校が建て直され

た例は、三年を経過した今でも、一校もありません。学校再建が遅れる中、被災地で

皆さんと同時に中学に入学した生徒の多くが、仮設校舎や他校を間借りした教室から

巣立っていっていることを、私たちは重い事実として受け止めなければなりません。

 

これからの日本を担っていく皆さんは、この東日本大震災の教訓を決して風化させない

で下さい。そして、被災地・被災者の思いに寄りそう優しい心を持ち続けてほしいと

思います。

 

こうした中で皆さんは、千葉明徳中学校の入学式に臨みました。入学式で新入生代表

宣誓に立った大内 莉乃さんは、『新入生全員が千葉明徳中学校の生徒であることに

プライドを持ち、行動する哲人として努力していきます。』と宣誓してくれました。

いよいよ、始まった皆さんの学校生活、入学してすぐの『入学記念餅つき大会』では、

大せいな食欲で元気にお餅をほおばる皆さんの笑顔が忘れられません。五月に行われた、

千葉明徳中学校開校記念式典、記念講演のロボットの話しに興味津々だった皆さんの姿、

そして校歌を見事に披露してくれた皆さんの歌声は、千葉明徳中学校の存在を堂々と表現

してくれました。土と生命の学習では、二年間に亘り、田んぼで稲を栽培しました。

 

二回目の田植えや稲刈りでは、ちょっと誇らしげに後輩を指導する皆さんの姿を思い出し

ます。畑でも、沢山の野菜を栽培し、自分たちで育てた命を頂く貴重な体験もしてきまし

た。そして、明実祭、皆さんは三回の明実祭を、すばらしいリーダーシップを発揮しなが

ら成功に導いてくれました。特に三年の明実祭の学年演劇は、皆さんの未来に馳せる思い

が表現され、見る者に大きな感動を与えました。さらに、奈良・京都への修学旅行、

皆さんとサイクリングで巡った奈良大和路、翌日の奈良から京都への自由行動、私たちと

出会ったときのホットしたような皆さんの眼差しが今でも印象に残っています。

 

そして、皆さんは、この中学三年間、授業を通して、様々な『学び』を積み重ねてきま

した。その学びの集大成として三学年では、課題研究論文に取り組みました。言うまでも

なく千葉明徳が育む人、それは『行動する哲人』です。完成した論文集には、皆さんの

三年間の学びの集大成を見ることができました。その発表会では、一年生のときから

培った持ち前のプレゼンテーション能力をいかんなく発揮し、行動する哲人に、また一歩、

前進した皆さんの姿を見ることができました。まだまだ、皆さんとの三年間の思い出は

つきません。

 

一期生の皆さん、まさに皆さんは、この千葉明徳中学校を作ってきたパイオニアです。

一期生の皆さん、今日まで私たちと共にこの千葉明徳中学校を作ってきてくれて、

本当にありがとう。

 

さて、間もなく皆さんは、中高一貫コースの後半の三年間に進む人、また別の高校に進む

人に分かれます。いま、皆さんにとって高校生活はどのように映っているのでしょうか。

特に高校での学習面では、中学とは全く違うものになってきます。たとえば、大学進学を

目指す人にとっては、高校一年生からの授業は、そのまま三年後のセンター試験に繋がり

ます。そして皆さんは、これから始まる高校三年間の中で、確実に自分の進む方向・目標

を定めなければなりません。高校終了後の進路に普通科はありません。

 

そこで、結びとして。皆さんに努力の壺というお話をします。

努力の壺とは、皆さんが目標を定め、その目標を達成していくまでの努力の入れ物のこと

です。その壺に、皆さんは、これから努力という水を毎日一滴ずつ注いでいくことに

します。

大きな努力の壺には、最初は、いくら入れても、貯まった様子はありません。しかし、

ある日、一滴のの水を注ぐと『ポチャン』という音がするようになります。それは、

努力の壺に確実に水かたまっていった証です。

一日に一滴ずつ注ぐ水は、確かな手応えとなり、やがて努力をすることが楽しくなって

いきます。そして、ついに、ある日一滴を注いだ時に水が壺から溢れ出す時が必ずやっ

てきます。それが皆さん一人一人の目標が達成した瞬間です。これからの三年間、

地道な努力を積み重ね、それぞれの努力の壺から、全員が水をいっぱい溢れさせ、

高等学校を卒業していってことを心から願っています。

 

最後に 生徒の皆さんにお願いがあります。皆さん、こんにちまで、皆さんを支えて下さっ

た、ご家族の皆さんに、今日、帰宅したら必ず『有り難うございました。これからもよろ

しくお願いします。』という一言を申し上げて下さい。

 

それでは、いよいよ皆さんの新たなステージへの旅立ちの春です。

今、皆さんは、これからの高校生活に期待と闘志を燃やしていることと思います。

皆さんの前途が、洋々たるものであることを確信し、将来への末永いご多幸をお祈りし、

式辞と致します。         

平成二十六年三月十九日      千葉明徳中学校・高等学校       校長 園 部  茂

 

 

 

厳かな雰囲気の中、修了証書を受け取る彼らは3年前のそれとは違います。

少し大人になった顔つきと、様々な行事を成し遂げた誇らしさがそこにありました。

 

中学校課程を修了し、義務教育を終えます。6か年一貫なので、この後もまだまだ

本校での教育は続きます。

校舎を移し、新たな気持ちで新生活が4月からスタートします。

 

(新島)

 

全校をあげての表彰式がありました。

 

 

わたしたちの学校では、成果をあげた生徒に対して、 みんなで讃えています。

昨日は次のような表彰が行われました。

 

全日本書初め大展覧会   ・ 日本武道館賞 ・・・ 1名   ・ 特選 ・・・ 6名

千葉県小中学校書初め展覧会   ・ 書星会賞 ・・・ 13名

千葉県合唱アンサンブルコンテスト   ・ 銅賞 ・・・ コーラス部

全日本チアリーディング選手権大会   ・ エキシビション技能賞 ・・・ HOPPERS Jr

 

おめでとう! 日頃からの練習の成果ですね。

 

(杉本)

 

先週土曜日に、4月から入学する児童に向けて、 「算数練習会」を行いました。

基礎となる計算問題から思考を問う問題を練習形式で行いました。

約7名のグループ毎に先生が1人付いて進めていきます。

児童みんな、わからないところは積極的に聞き、 懸命に問題を解いていました。

4月から千葉明徳中学校生活が始まりますね。

先生一同、今から会えるのを楽しみにしています。

 

(杉本)

 

本日、読売新聞の記者の方々が本校に来られ、 2年生に向けて、講義をして下さい

ました。

講義のタイトルは、『コラムで学ぶ文章』。

 

 

今の中学2年生は、4月から「課題研究論文」がスタートします。 各個人が自分の興味・関心

あるテーマを設定し、 一年間かけて研究していく一大プロジェクトです。

その先駆けとして、【文章の書き方】を 本日の講義を通して学びました。

 

文章の書くときに、

「どんなことに注意して書けばよいのか。」  「どんなことが必要なのか。」

新聞記者の方の幅広い知識や経験を通して知ることができましたね。

 

生徒が書いた文章を、新聞記者の方に添削してもらいました。 とても貴重なことでした。

その貴重なアドバイスを課題研究論文に活かしていきましょう。

これから一年間かけての壮大な研究が始まります。

 

今から楽しみですね。

 

(杉本)

 

今年度、最後の天体観測会を実施しました。

 

 

月や木星を観測することができ、普段何気なく眺めていた星がまさか木星だとは

ビックリ!

月を望遠鏡を通して撮影してみました。 空に雲が広がっていましたが、 はっきりと

クレーターが写るものなんですね。またビックリ!

 

来年度も開催していきます。

みなさん、また楽しみにしてお越し下さい。

 

(杉本)

 

今日は今年度最後の体育の授業がありました。

 

冷える空気の中、太陽に照らされて 緑がきれいに輝く人工芝の広いグランドで、

サッカーの試合が繰り広げられていました。

 

 

勉強でも頭をフル回転して熱心に取り組む生徒は、 体育でも体をフル回転!

今日は、英語や理科の授業を担当している先生が、 一緒にサッカーをして汗を流して

います。

負けずと無邪気にはしゃぐ先生に、 生徒も負けずと立ち向かっている風景はなんとも

楽しそうでした。

 

(杉本)

 

本校では指導力向上のため、先生方による公開授業を実践しています。該当教科だけ

ではなく、他教科の先生方も見に来ます。

 

 

今日は中学2年生のクラスで国語の公開授業が行われました。

中高一貫教育の良さを活かし、年間行事に即した独自の単元、独自の教材で授業を

展開しています。

 

今回のテーマは「百人一首のものがたり」です。小倉百人一首かるたを活用した

古典教育の実践になります。単にかるたを楽しむだけで終わらせず、歌人や歌語の

背景にも触れることで、時代背景や知識を補充し、主体的に古文を読解できるように

なれることを心掛けています。

 

 

最終的に教わるのではなく、「自分で読める」という自信をつけさせることが目標

です。

 

(新島)

 

昨日、2年生の家庭科の授業で“ブラマンジェ”を作りました。

 

 

白桃のソースをかけていただきました。

桃をソースにする班、食べやすい大きさに切って飾る班。

思考を凝らし、きれいに仕上げることができました。

味は…。

とても美味しくできたところ、少し甘すぎたところ、色々な班がありましたが、

先生方には好評でした。

 

 

2年生になると手際もだんだんよくなり、テキパキできるようになってきます。

先週は肉じゃがを作りましたが、その時の反省を生かせていたようでした。

来年はもっと上達した姿をみせて欲しいと思います。

 

(家庭科担当 小川)

 

昨日2月24日(月)に英語レシテーションコンテストの本選を行いました。

 

 

1・2年生の予選結果から上位12名が選ばれ、全校生徒の前で披露しました。

レシテーションコンテストは今回で6回目を数えます。

「世界とつながる英語」を目指す千葉明徳中の伝統となることを願っています。

 

(外国語科担当 渡辺哲)

 

雪の影響もあり2週間延期されていた新入生の入学前オリエンテーションが先週の

土曜日に行われました。

 

 

入学予定者全員が参加され、入学後の1日の流れや事務関係の説明があり、最後に

入学するにあたっての心構えについて話がありました。

 

少し緊張した面持ちで話に耳を傾ける新入生のみなさんには最後に「家庭学習課題」

という素敵なプレゼントが手渡されました。

 

入学まであと1が月半。気持ちよくスタートができるように最善の準備をして入学して

きて下さい。

 

(新島)

 

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