11月1日(水)、高校1年生を対象に、西東京市の対話による美術鑑賞事業『アートみーる』(愛称:みーるさん)によるワークショップがありました。

 

まずはじめに、机に並べられたたくさんのアートカードから自分が気に入った作品をひとり1枚選びました。選んでいる最中には「あれ?これ知ってる!富士見に飾ってる作品じゃない?」「え?どこにある?」という会話も。そう、校舎内随所にある作品もカードにして混ぜていました。

VTS4

そしてそのカードを使って、小グループで紹介しあいました。「なぜその作品をえらんだのですか?」みーるさんから尋ねられると、「浮世絵が好きだから」「ふだん行くお店にかかっていそうな絵だから」「気分が上がる色が使われているから」……と、いろいろ。

 

VTS1

続いては、みんなでひとつの作品をみながら語り合います。美術の知識は一切必要ありません。絵をじっくりみて、「この絵はどんなことが描かれているのか」と考えて、話してみる。そして他の人の発言をきいてまた絵をみてみると……?!はじめこそ、発言に躊躇する様子もうかがわれましたが、みーるさんに促されながらみんなでじっくり絵をみていくと、「え?気づかなかった」「私はこんなふうに考えた!」など次第に、盛り上がっていきました。2作品の鑑賞はあっという間。芸術の秋にふさわしい時間となりました。

 

11月4日(土)、練馬区立貫井図書館にて「第1回 図書館を使った調べる学習コンクール」の表彰式がありました。本校の中学3年生4名が、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞を受賞しました。それぞれの研究テーマは、以下の通りです。

 

最優秀賞「方言の未来 方言の衰退を止めることはできるのか」

優秀賞「ゼロとは? 役割・歴史、ゼロのイメージに関するアンケート&インタビュー」

審査員特別賞「食品の包装について 日本とアメリカの色の違い」

審査員特別賞「あなたも知らないうちに色に誘導されている? 色が人の心理と行動に与える影響」

 

1106-2

1106-3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、入賞作品と表彰式に参加した生徒が「どのようにテーマを決めましたか?」「大変だったところは?」とインタビューされているところです。

 

この「図書館を使った調べる学習コンクール」は公益財団法人図書館振興財団が主催しています。今年から練馬区立貫井図書館が地域コンクールを開催し、栄えある第1回に中学3年生が全員で取り組みました。

 

中学3年生は毎年、自らテーマを見つけて、調べて発表するという「卒業研究」をしています。今年は、この「調べる学習コンクール」応募を目指し、取り組みました。さらにここでは終わらず、来年2月に自分の研究をひとりひとりがポスターで発表することを予定しています。自分の研究をわかりやすく口頭で伝えるにはどうしたらよいか?どんな工夫が必要か?足りない調査はないか?など、これから考えていきます。「卒業研究」まだまだ続きます。

富士見では9月からJETプログラムを利用し、ニュージランドからいらしたLydia先生がALTとして指導に加わっています。週ごとに中1から高2の授業に入り、昼休みも該当学年の生徒と過ごします。

 

10月30日からの週は、先生は高2の授業やその他の活動に参加しました。11月2日(木)昼休みには、有志の生徒がLydia先生と富士見テラスで「だるまさんが転んだ」をして遊びました。久しぶりだったのか、自分たち自身もルールを思い出しながらでしたが、先生に英語で遊び方を説明し、楽しんでいました。「だるまさんが転んだ!」と鬼が唱える部分は”Mr Daruma fell down!” と、鬼が近づくときには”How many steps?”などと英語バージョンで行っていました。

daruma

 

また、同じ日のコミュニケーション英語Ⅱの授業では、初めて日本の冬を迎えるLydia先生に冬休みの旅行プランをグループごとに発表しました。前日の授業の最後に、Lydia先生に希望や好みを話してもらい、そこでとったメモと当日個別に質問した内容を参考に、初めの20分でパワーポイントのスライドを作成し、次の20分で先生に向かって自分たちの考えたプランを発表しました。行き先は秩父、岐阜、北陸、北海道に京都等様々でしたが、どのグループも、Lydia先生のことを考えながら、工夫を凝らして発表していました。そんな生徒達の姿を見て、先生はとてもうれしそうでした。生徒たちのプレゼンテーションを聞いたら、すべての場所に行きたくなってしまったそうです。

 

presentation

presentation 2

 10月30日(月)、ゲストに立教大学でスペイン語の講師をされている瓜谷アウロラ先生をお招きして、クイズ形式でスペインの人びとの暮らしや地理、歴史、今まさにスペイン社会で起こっていることなどをお話いただきました。
生徒は、意外と(?)難しいクイズに答えながら、これまで知らなかったスペインのあれこれに毎回驚きの声を上げて楽しそうに学んでいる様子でした。
アウロラ先生の生徒のどんな質問や発言にも優しく応じてくださるので、会は終始和やかでアットホームな雰囲気でした。どの生徒もスペインへの興味が高まったようで、イベントの後には、アウロラ先生のところにたくさんの生徒たちが集まって、下校時間ギリギリまで質問をしていました。
事後学習のために、図書館にはしばらくスペインに関する本を集めた特集コーナーも設置されています。
図書館特集集合写真

中学三年生は先週の金曜日、都内を中心とした36の団体の方々のもとで、ボランティア活動をしてきました。今日はその活動の中のいくつかを紹介します。

IMG_7451

ボランティアグループ「ともにいきる」さんとの活動。毎日使う通学路の中にどのようなバリアーがあるのかを考え、

OLYMPUS DIGITAL CAMERA発見したバリアーを元にバリアーマップを作成しました。

 

【写真】171027富士見中学校ボランティア体験_2 (2)NPO法人新宿環境活動ネットさんとの活動。新宿区の環境学習施設、エコギャラリーについてワークショップを行いました。

【写真】171027富士見中学校ボランティア体験_7

「エコギャラリーをより周知させる案」を自分たちなりに考え、代表の方に発表しました。

 

 

voDanceグループホームゆうゆさんにて体育祭で披露したダンスを発表するとのことで中間テストの後熱心に練習している姿も見られました。

10月22日に衆議院議員総選挙が行われます。

 

富士見では、18日から20日までの期間でこの総選挙に準じた模擬投票を行っています。

20171018_040044136_iOS

 

 

投票権を持つのは、中3以上の生徒です。

自分の住んでいる地域の小選挙区・比例代表の投票、

最高裁判所裁判官の国民審査も行っています。

 

20171018_040231534_iOS

 

実際の記載台、投票箱などを練馬区選挙管理委員会からお借りして、会場づくりをしました。

ふじじかと教頭先生には、立会人と管理者をお願いしました。

20171018_040412723_iOS

20171018_040311730_iOS

 

練馬区選挙管理委員会の方々も、本格的な様子に驚かれていました。

 

20171018_040044136_iOS

 

昨日は、東京MXテレビ、毎日新聞社の方が来校し、

富士見の模擬選挙の様子を取材されていきました。

20171018_040503514_iOS 20171018_035316595_iOS

 

模擬選挙は、本日と明日も引き続き行われます。

一昨日の放課後、本校講堂にて主権者教育の一環として、たかまつ なな さんによる

 

講演会を実施致しました。中1~高3まで楽しく講演を聞き、参加すること

 

が出来ました。本日から、模擬投票も行われます。IMG_7345

IMG_2282IMG_2288

 

主権者教育に関する特設ブースに、たかまつさんも興味津々でした。

IMG_2294

富士見中学高等学校には、生徒用食堂がありません。

 

生徒たち(特に中学生)は教室で昼食をとるのが基本です。

これまでは、家からお弁当を持参する。

中村橋駅近くのパン屋さんで購入してから登校する。

校内の購買で購入する。

校内のファミリーマートの自動販売機で購入する。

 

という手段が取られてきました。

 

これらの手段に加え、

10月から、各家庭でネットで注文したお弁当を学校に配達してもらうということが可能になっています。

D2872ACC-5F86-4030-A055-91CF689E0EA4

 

 

現在は期間限定で、ネット注文無し買うことが可能です。

日替わりを含め、いろいろな種類のお弁当があります。

 

8BAB430D-FEFB-45CD-90FB-71142251FE60

 

 

A97FF8A0-BA2F-43C6-B9A7-C64ECFB98AAA

 

お昼休みの早い段階で、売り切れ寸前です。

C0DF839B-E31F-4ADE-B784-5A9EF2243DB4

DC618F84-62D9-49F0-A38D-6A63B7CFDB52

10月7日(土)公開授業が行われました。毎年この時期に土曜日の時間割り通りの授業を公開し、保護者の方々に日頃の活動をご理解いただくと共に、アンケートで色々なご意見もお聞きするというものです。(公開対象は中学1年生から高校2年生までで、高校3年生は、問題演習中心の授業のため見学からは除外しています)

事前調査では、中学63%・高校47%の出席予定でした。あいにくの雨模様でしたが、両親でいらっしゃるご家庭も多く、教室内や廊下で熱心に参観される姿が見られました。

本日の参加者は、全体で昨年より58名ほど多く来校していただきました。

 

(受付の様子)

IMG_7265IMG_7267

 

 

(中学授業の様子)

IMG_7299IMG_7281

 

 

(廊下の様子)              (高校授業の様子)IMG_7295IMG_7296

 

 

多くの参観いただいた保護者の皆様、本日は誠に有難うございました。

高校3年生の美術選択では、外部から講師をお招きして特別授業を行っていただきました。

講師は、博報堂でアートディレクターをされている小杉幸一さんです。

初日の今回はデザイナーとアートディレクターについてと小杉さんの現在までの活動の中で考えられてきたことを講演していただきました。

具体例を示しながら、高校生にも分かりやすく説明してくださり、生徒の感想からも有意義な時間だったことがうかがえました。

美術系の仕事だけでなく、様々な仕事を行う上で必要になるデザインマインドについて学びました。

DSC02347DSC02329

 

DSC02325DSC02327

 

次回の特別授業に向けて、提供していただいている課題を生徒達はデザインします。

うかがった擬人化の考えを生かして、どのようなデザインを提案してくれるか楽しみです!

ページ
TOP