1月21日(木)の放課後、中国の哈爾濱工業大学付属中学校の生徒さん男女合わせて22名が来校し、本校中学2年生20名と交流を行いました。

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本校生徒の中国語による歓迎の挨拶から交流会はスタートし、お互いの自己紹介、校内案内、そしてけん玉や福笑いなどの日本の伝統的な遊びやゲームなど、約2時間があっという間に過ぎました。意思疎通は英語で行いましたが、同じ年代の生徒同士ですので、身振り手振りを交え、すっかりと打ち解けていました。

日本の文化を説明できるだけの知識、そしてそれを伝えるための英語力など、様々なことを感じてくれたと思います。

 

 

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1月20日と21日に作法教室が行われました。

 

指導は、本校の卒業生にお願いをしました。

本校では、課外教室で茶道、華道、箏曲の教室が開かれていますが、

時間割に作法の時間はありませんので、本日はホームルームの時間を使って行いました。

 

まずは、礼の仕方です。

首を曲げず、背筋を伸ばしたままお辞儀をするのはなかなか大変でした。

 

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続いて、お茶の指導です。

まずは、お干菓子をいただきます。

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続いてお茶をいただきます。

左側の写真は、奥の6名が指導を受けています。

 

「お点前頂戴いたします」

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最後に障子の開け閉めの作法の指導です。

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お茶をいただく際の作法に、隣の人と「お先に」・「どうぞ」というやり取りがあります。

このやり取りは、普段の生活にも活かせる気遣いの気持ちだそうです。

 

今日の体験を通して、周りに気遣いをすること、されることの大切さを意識して生活してもらえればと思います。

高校1年生の美術選択では、陶芸を行いました。

生徒は、瀬戸の陶土を用いて、成形を行います。

初めての体験の生徒も多く、苦戦しながらも楽しんで制作できたようです。

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成形した作品は、乾燥させた後、窯元に依頼して施釉し、焼き上げてもらいました。

以下、生徒作品の一部です。

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一か月ほどして焼きあがった作品が手元に帰ってきました。

約束通り、自分のコップで乾杯をしました。

自作のコップ、飲み心地は格別のようです!

 

飲み口を思ったように薄く仕上げることができず、飲みにくさを感じた生徒もいたようですがそれも勉強です。

逆に、普段何気なく使っている陶器が、どんなに工夫し、手をかけて作られているかを身をもって感じられたようです。

普段、当たり前に使っているもの。一点一点に、愛着を持って接することが、ものを大切にする姿勢なのかもしれませんね。

一点物を作る陶芸体験はそんなことも感じさせてくれました。

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出来上がった作品と共に『はい!ちーず!!』

 

高校3年生は美術・音楽・書道の芸術3科で合同発表会を行いました。

合同発表会とは、お互いに作品を発表、鑑賞しあう会です。

本年度は、初めての新校舎での発表会でした。美術と書道は大階段の下の広いスペースを使い、展示を行いました。

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音楽は、授業時、講堂にて発表会を例年通り行いました。その様子を大階段の大プロジェクターで上映しました。

 

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音楽では、楽器を用いたアンサンブルと、思いを込めて選んだ合唱曲、女声合唱のための唱歌メドレー『ふるさとの四季』を披露してくれました。

 

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美術では、静物油彩と、自主課題制作と言う、大テーマを自分なりに解釈して表現した作品を展示しました。自主課題制作は二点あり、①は『色・カラー』②は『アイデンティティー』という大テーマでした。

書道は各自で詩文や語句を選び、過去に学んだ様々な技法や感覚を生かして、自分の思いを表現した作品を展示しました。

生徒たちにとっては6年間のまとめとなる作品です。この日に向けて4月から制作や準備をしてきました。6年間培った力を存分に発揮してくれたと思います。

 

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各作品には、制作に込めた思いやコンセプトを書いた文章がつけられています。

以下、一部を紹介します。

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『私は、人がきれいな言葉を紡ぐこと、その言葉に乗せた言葉にならない思いを知っている。どんなに陳腐な言葉も誰かに伝わる。この事実を知っていることは、とても幸せなことであり、同時に少し不幸なことだ。だから人は傷つくし、愛すし、伝える。でも、言葉にならないもやもやは、光、音、におい、しぐさ、色、跡になって襲いかかってきて、私の脳内で洪水を起こす。それでもやっぱり言葉にはできない。私は、その光も、においも、色も、言葉にしたい。声にしたい。見たこと、聞いたこと、嗅いだこと、味わったこと、触れたこと、感じたこと、全部。そのすごい洪水を言葉にすることができたら、きっととんでもない怪物に出会うことができる。これが言葉が私にもたらすもの。いつもありがとう。言葉が好きではない私が、洪水な状態が好きな私が、今なんとか言葉を紡ごうとしていて、その姿が、今の等身大の私である。』

 

 

 

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『テーマ「人と愛」

この言葉は、UVERWORLDというバンドのOchoirの一部です。年を重ねるにつれて周りが見えてくる一方で、人のことよりも自分の利益を優先させてしまう自分が見えた時、この曲を聴きました。自分が大切にしたい人のことを心から想っていたら、自分に都合の良い言葉も感情も出てこないんだと思いました。それが私の考えた「人を愛する」ということです。「一人の方が楽だから」そうやって自暴自棄にならずに人を愛し、愛される生き方をしたいという思いを込めました。』

 

講堂にて中1学年集会を行いました。

 

まず、2学期も引き続き朝に行っていた、漢字・計算・英単語小テストの

全回満点者や、高得点者の表彰を行いました。

漢字・計算小テストでは全回満点という人が数人いました。

毎回意識を高く持って取り組めていて大変素晴らしいです。

 

小テストはきちんと勉強すれば必ず満点が取れる問題なので、

誰にでも表彰される可能性はあります。今回表彰されなかった人も、

3学期は表彰されるように、全力で頑張りましょう!

毎日コツコツ取り組めば、必ず力になります。

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また、学期末ということで、

前日のホームルームで集計してまとめた良かった点と、

改善点を各クラスの風紀委員から発表しました。

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冬休みの生活についてや過ごし方についての話もありました。

2学期に頑張ったことは自分でも褒めてあげましょう。

反省点は3学期まで忘れずに、冬休みから意識的に取り組んで生かしましょう。

7月から9月末まで4名の高校1年生がニュージーランドの4つの高校に短期留学をしてきました。先日中学3年生、高校1年生の希望者を対象に短期留学の報告会が行われました。

視聴覚教室は満員となり、緊張しながらも4人の生徒たちは一人ひとり、パワーポイントを使いながら、自分たちの経験してきたこと、ニュージーランドの自然や食べ物、学校のことなどをすべて英語で説明してくれました。

中学3年生にとっては、英語で自分の経験を語る先輩の姿を見て憧れを抱き、さらに海外への関心が高まったように思います。会の終了後にも、4人の先輩を取り囲んで質問をする生徒の姿が印象的でした。

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11月23日(月・祝)芝公園・メルパルクホールTOKYOにて「第68回全国中学校高等学校ダンスコンクール」が開催され、本校中学・高等学校ダンス部の作品が中学の部・高等学校の部において共に「優勝第1位」を受賞致しました。また、中学生は3年連覇ということで「特別賞」も受賞となりました。

 

「作品を深く理解し作品と向き合う」ことを積極的に取り組んだことが評価され、部員一同大変嬉しく思うと同時に、今後も結果に恥じることのない練習を行っていけたらと思います。また、多くの応援や支えがあったからこそ成し遂げられたことであり、とても感謝しております。有難うございました。

 

【中学部長】

作品のテーマは、ミヒャエル・エンデの「モモ」です。テーマを決める際に「私たちの目線から伝え、表現出来ることは何か?」と試行錯誤しました。主人公モモとは年齢も近く、私たちと重ね合わせることができ、時間の大切さについて改めて考えるきかっけとなりました。「時間の大切さを沢山の人に伝えたい」その思いが私たちとこの作品をつないでくれました。私たちにしか表現することが出来ない世界観を目指し、作品を高めていったことが優勝という結果につながり、本当に良かったと感じております。

 

【高校部長】

私たちはこの1年間、踊り方や構成の試行錯誤を重ね、沢山の方のアドバイスをもとに作品を創り上げてきました。練習していく中で、この作品と同じように「焦燥感」を抱くことも多くありましたが、その度に仲間と共に乗り越え、全国大会優勝という目標を達成できたことをとても嬉しく思います。

仲間と過ごしてきたかけがえのない時間は一生忘れません。今後もこの経験を活かして練習に励んでいきます。本当に有難うございました。

 

 

中学生作品:「LIMIT~ミヒャエル・エンデの時間~」

高校生作品:「17歳‘sの焦燥」

 

 

高校中学

 

中学の部・高校の部 優勝カップ

トロフィー

11月14日~15日の2日間、国連大学にて開催された模擬国連大会に、高校2年生の4人が出場しました。今年は過去最多の203チームの応募の中から、80チームが一次選考を通過し、「国際移住と開発」という議題について英語と日本語で議論を行いました。

インドネシア大使、モザンビーク大使として参加した富士見生は、準備段階から多くの時間をかけて議題のリサーチに取り組み、当日の議場では各国大使と交渉を重ね、自国の主張を成果文書に盛り込むことができました。また、2日間にわたる会議では他校生徒の知識量や積極的な交渉力にも刺激を受け、非常に学びの多い機会となりました。

今後、模擬国連大会の校内報告会を開催する予定です。多くの生徒が模擬国連や国際問題などに関心を持ち、参加してくれることを期待しています。

 

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