5年生の平田君が、7月3日から5日にかけて香港で行われたInternational Conference on Open and Flexible Education (ICOFE) 2016に参加してきました。平田君はAn Analysis of Attitudes and Acheivements in Geography in Secondary Schools in Japan and New Zealand (日本とニュージーランドの中等教育学校における地理の学習姿勢と達成感の調査) という題で、両国の地理の学習における違いについての英語の論文を書き、応募しました。これは平田君のニュージーランドへの留学経験を元に書いた論文ですが、それが認められてこの会議に招待され、高校生ながら世界から集まった研究者にまじっての発表でした。自分が発表する機会を持てたのはもちろんですが、他の研究者の発表を聞き、参加者と意見交換ができて大変有意義な経験となりました。

北嶺祭いんんた7/23(土)~24(日)の2日間、第31回北嶺祭が開催され、無事終了することができました。両日ともに晴天に恵まれ、素晴らしい学校祭となりました。
今年は「駆け抜けろ!北嶺!!」をキャッチフレーズに、数々の工夫を凝らした企画が実施されました。中学生は、「夏季オリンピック開催国」をテーマに夏季オリンピック開催国のうちのひとつの国を学級テーマに選んで教室展示を行いました。展示内容、そしてセロファンを利用したステンドグラスと壁新聞、どれも例年以上に力の入った素晴らしいものばかりで、非常に見応えがありました。両日ともに、高校生食品バザーはチケットが完売し、どのクラスも準備段階から工夫を凝らして試作を入念に行った成果が出ていました。体育館企画では新企画に挑戦して見事大成功をおさめ、クラブ展示なども例年以上の盛り上がりを見せました。また、北嶺30周年を記念してペットボトルキャップアートに取り組みました。生徒たちと来場者の方々が一つ一つペットボトルキャップをはめこみ、見事、北嶺の校章をモチーフとした絵を完成することができました。
毎年恒例となっております、在校生の保護者の方々による父母バザーも大盛況でした。ありがとうございました。 生徒会執行部や北嶺祭実行委員は、数か月前から企画準備にあたり、当日も朝から晩まで作業にあたっていました。生徒会を中心に全生徒が一丸となれたこと、そして保護者の方々のご協力をいただけたことが、北嶺祭の大成功につながったと思います。本当にありがとうございました。

asayakyuu7月22日(金)早朝5:30分から、雨のため延期されていた、毎年恒例の「6年生寮生vs教職員」の朝野球大会が行われました。6年生は受験勉強で日々忙しい中、先生方と野球で真剣勝負ができる貴重な機会ということで、毎日練習を積んできました。試合は、エース長田君の緩急をつけた見事な投球、ヒット量産の強力打線、堅い守備で大変引き締まった、緊迫感のあるものとなりました。学年の先生方、寮の先生方も多数駆け付け、大いに盛り上がった試合となりました。結果は、寮生チームが最終回に一挙6得点の大逆転で、6-5と勝利を収めました。
1つ1つイベントが消化されていき、受験に向けて一直線という6年生ですが、こういう楽しい思い出を糧としながら、長く苦しい受験勉強に向き合ってほしいと願っています。

ragu-n7月18日(月)海の日に、寮のレクリエーションとして、定山渓ビューホテルに行きました。温泉プールレジャー施設である「ラグーン」で遊び、プレミアムダイニングでランチバイキングをいただきました。
前回の寮レクのジンギスカン祭りに続き、天候にも恵まれ、絶好のプール日和ということもあり、朝から大はしゃぎでした。
流れるプールやウォータースライダーなどのプール施設を満喫し、ランチバイキングにも大満足。そして午後には多くの寮生が温泉に入り、定山渓ビューホテルを存分に堪能してきました。
また、定山渓ビューホテル(カラカミ観光)様は、本校19期卒業生、唐神さんの御実家であり、いろいろご協力をいただきました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
(プール内、温泉内は撮影禁止のため、食事風景を中心に掲載させていただきます。)

juudou本校伝統の校技大会、6年生の柔道大会が7月15日(金)に本校柔道場で開催されました。校技柔道大会では試合はもちろんのこと、試合運営・審判なども生徒が中心となって行います。柔道部主将、6年1組山﨑悠矢君の選手宣誓の後、「クラス対抗団体戦(体重別)」及び「個人戦3階級(軽量級、中量級、重量級)」の試合が行われました。各生徒が6年間の取り組みの成果を出し切ろうと必死に戦い、手に汗握る試合の連続でした。団体戦では各クラス1勝1敗で並び、勝ち内容の差で「6年2組」が優勝し、個人戦では軽量級で「6年1組樋爪周也君」、中量級では「6年3組伏木旭斗君」、重量級では「6年2組小沼雅義君」が優勝しました。それ以外の生徒も自分の力を出し切り北嶺での柔道を終えることができました。
6年間の北嶺柔道の中で学んだ『精力善用』、『自他共栄』、『礼を重んじる精神』を、残り少ない学校生活やこれからの人生の中で生かして活躍してくれることを期待しています。

パイロット7月16日(土)4時間目、今年度の第1回進路講演会を実施しました。今回は、現在全日空ボーイング777型機の機長であり、北嶺3期生の先輩である掛川力丸さんにお越しいただきました。国際線を飛ぶ掛川さんは北嶺を卒業した後、まさに世界を舞台に活躍されている先輩の一人です。
今回の講演会では、「パイロットという職業」と題し、パイロットという職業について、普段どんな生活をされているのか、パイロットになるにはどうしたらよいのか、パイロットの魅力、航空業界の将来等について、大変興味深いお話をして頂きました。普段なかなか知ることのできない内容が満載で、中学生も高校生も皆、目を輝かせて聞いていました。最後に掛川さんから北嶺生へのメッセージとして、「世界を見る」、「後悔のない選択をする」、「仲間を大切にする」ということを大切にしてほしいという言葉をいただきました。
また、放課後には掛川さんのご厚意で、希望生徒との座談会を開催することができました。講演会よりもさらに踏み込んだ内容で、生徒たちの質問にも快く答えて頂き、大変盛り上がった座談会となりました。
今回の講演会、座談会が一人でも多くの生徒たちの進路選択の一助になればと考えます。掛川さんには、世界中へのフライトの合間を縫って、大変お忙しい中北嶺にお越しいただきました。本当にありがとうございました。

waseda7月14日(木)放課後、早稲田大学入学センターの駒野先生にお越しいただき、早稲田大学説明会を実施しました。早稲田大学が個別の高校で説明会を行うことは少なく、北海道では北嶺がはじめての実施となるということでした。
早稲田大学の基本的な情報に始まり、早稲田の教育システム、グローバル化、特色豊かな13の学部について、部活・サークルなどの学生生活、奨学金、入試制度などについて、非常に詳細な説明を頂きました。
4~6年生がこの説明会に参加しましたが、4年生はこの秋に東京の大学見学ツアーで実際に早稲田大学を訪れるので、その事前学習として、5~6年生は、志望校の一つの選択肢として、熱心に聞いていました。
今回のような貴重な機会を通じて、1人でも多くの生徒が将来の自分が進むべき道を見つけ出し、北嶺からその夢をかなえてほしいと思います。

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7月8日(金)、好天に恵まれた北海道の爽やかな夏の青空の下、中庭にてジンギスカン祭りが開催されました。定期試験終了直後の寮生たちは、身も心も解放されて大盛り上がりでした。北海道で一番美味しい「松尾ジンギスカン」のお肉と野菜、寮の食堂のおにぎり、そして保護者の皆様からいただいたスイカやメロンをお腹一杯食べ、同じく差し入れとして頂いたジュースを飲み、生徒たちは大満足の様子でした。また、今回は、かき氷の食べ放題も行われ、生徒から大好評でした。
お手伝いいただいた保護者の皆様と本校卒業生(4期)である松尾ジンギスカン常務取締役松尾様には大変お世話になりました。誠にありがとうございました。

satui 7月8日(金)の定期試験終了後、札幌医科大学説明会を実施しました。今年度は札幌医科大学アドミッションセンター、医学部神経内科、脳神経外科の齊藤正樹先生にお越しいただきました。北海道の医療の現状、北海道で医師になるということ、札幌医科大学の医学教育の流れ、特色あるカリキュラム、大学生活、入学者選抜等について、札幌医大出身である齊藤先生ご自身の体験談を交えながら、大変丁寧にわかりやすくお話していただきました。医学部進学、医師を目指す4~6年生が多数参加しましたが、参加した生徒は真剣に齊藤先生の話を聞き、医師を目指す気持ちをさらに強くし、今後の学習への意識を高める機会にしてくれたようです。
齊藤先生は本校卒業生の保護者でもあります。先生には大変忙しい中、北嶺にお越しいただきました。ありがとうございました。

 

tozan6月28日(火)~6月29日(水)の2日間、北嶺の最大行事の1つ「全校登山」を実施しました。今年は天候に恵まれ、中学1年生は「手稲山」、中学2年生は「ニセコアンヌプリ」、中学3年生は「アポイ岳」、高校1年生は「羊蹄山」、高校2年生は北海道最高峰「旭岳」に挑戦し、全山域とも登頂することができました。中学3年生以上は前日にキャンプを実施し、自分たちで夕食を作りました。中学3年生は初のお米炊きで、苦戦する生徒も見られましたが、なんとか上手にご飯が炊けました。中学3年生は「ジンギスカン」、高校1年生は「カレーライス」、高校2年生は「自由メニュー」での夕食でした。大自然の中で仲間とともに食べたご飯の味は、忘れることができないほどの美味しさでした。
また、中学3年生は新冠町の「レ・コード館」研修を実施。高校1年生はニセコ町にて「お菓子作り」の体験学習を行い、炭火でバウムクーヘンを焼いたり、新鮮な果物を使ってジャムを作ったりと、貴重な体験をすることができました。
全校登山にあたっては、山域調べ、テント立て、装備チェック、団体行動など、ホームルームや放課後などの多くの時間を使って事前学習を行い、その上で「自然の雄大さ」「大きな感動」「達成感」「協調性」「粘り強さ」など、多くのことを学ぶことができます。登山から得たことは、今後の学校生活や人生にとっても大きな財産となります。
最後に、全校登山を安全に行うにあたり、たくさんの山岳ガイドの皆様にもご協力をいただきました。この場をお借りしまして、御礼申し上げます。

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