お申し込みをいただくまで、いったい何組の人が来るのだろうとずっと不安だったのですが、当日を迎えると30組(定員)を超えての参加をしていただきました。
本当に、ありがとうございます。

「土曜日」というのはなかなかおもしろいんです。雰囲気がいつもの学校と違って、「少人数」になるんです。中学校の授業があったり、高校では自由選択の講座があったりします。そのちょっとしたおもしろい空間に、小学生たちが集まってくれました。

午前中は「理科」の授業。「滑車」を使って「力」が分散されるしくみを、「自分で自分を持ち上げる」体験を通して、みんなで考えます。参加してくれた小学生の人たちが、その教材や幹さんの問いかけに、たくさん反応している場面を見て、授業の時間をどう作るのか、私自身に新しい問いが生まれたりもします。

午後は大人と子どもとに分かれ、子どもたちは太鼓の体験、お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんには、「食」の話や「教育」の話を聞いていただきました。

「自由の森」に、また来てくださいね。

なかの

もう1週間前のことですが、公開教育研究会が行われました。今年で28回目。
毎年2日間を使って全クラスが授業をし、その後に参観された方や生徒たちとともに授業検討をします。
午後は、1日目はテーマ別の分科会と教科別の分科会。2日目は落合恵子さんをお招きしての講演と生徒との対話の時間があり、その後生徒たちの合唱を聴きました。
2日間を通してたくさんの感想を持ちました。

今年は、15ある企画のうち生徒の主宰する分科会が9つ。どれに出ようかと本当に迷いましたが、私が参加したのは「自由の森の授業で学力はつくのか?」という分科会。企画したのは中3生たち。

いまいる自由の森学園という学校を卒業した後のイメージができない不安感は、中学生にも高校生にもあるみたい。しかしそれは自由の森学園以外の学校に通っている人たちだって、きっと同じ思いでいるはず。「将来のイメージ」というのは、中高生にとって想い描くことがとても困難だし、だからこそこういう分科会が生まれたのだと思いました。

いったい彼らの言う「学力」というものが何を指すのかということから、何を以て「不安」が解消されるのかという私の疑問が生まれます。
「大丈夫」は、自分自身で自信を持つこと。外からの評価でなく、自分で自分を評価することに「自己評価」の意味があります。自己肯定感を持つため、つまり自分自身への信頼をより確かなものにするためには、とても長い時間がかかります。

自由の森の卒業生も何人か来ていて(私もそうですが)、自分が卒業後にどのように生きているのかという話をしてくれました。私も結構しゃべってしまいました。
ありがたい時間です。

なかの

進学先を検討している小学生・中学生のみなさん、保護者のみなさんへ

12月1日(土)と12月9日(日)に、池袋において「自由の森学園 学校説明会」を開催いたします。

年末、受験準備などでいよいよいそがしく過ごされていると思いますが、自由の森学園学園本校(埼玉県飯能市)での学校説明会に加え、池袋でも学校説明会を行うことにいたしました。
中学校選び、高校選びをされている方、「こんな学校があったんだ」という、もしかするとちょっと意外な学校との出会いが生まれるかもしれません。

自由の森学園の教育理念や学校生活の紹介、卒業生の進路についてお話しいたします。

くわしくはこちら
    配付資料

3回目の学校説明会を行いました。
たくさんの方々に集まっていただきました。ありがとうございます。

学校生活や授業の紹介、在校生の「いま」を聞いていただきました。社会科の授業の一端をご紹介しました。「正義とは何か?」というテーマ。タイタニック号の事故を通して、さまざまな事実や「いま」と結びつくその構造が浮かび上がるという話。

「事故」がどうして起こるのか。きらびやかなタイタニック号には大がかりな「不沈」対策が施されていたそうです。巨大な海軍力をもっていたイギリスの、造船技術の結晶だったのかもしれません。だから救命ボートが飾りになった。イギリスからアメリカに向かう船に、斜陽するイギリスと勃興期にあるアメリカの姿が映し出されているのだという話も。
確かにそうだと思いながら、社会科の菅間さんの話を聞きました。

学校説明会はこのあとも続きます。

■学校説明会日程

□学園にて
自由の森学園の教育理念や概要、授業の紹介を行います。 また、在校生による学校生活や卒業生による進路の話、午後からは個別の教育相談や受験相談を行います。

 12月1日(土) 12月15日(土) 1月6日(日)  10:00~(30分前から開場)

  説明会用スクールバス
   飯能駅南口発  9:15 9:30
   東飯能駅西口発 9:15

 事前申し込み不要・直接会場へお越し下さい。
 上履き等は必要ございません。なお、願書配布(無料)と問題集の販売も行っています。

□池袋にて
 12月1日(土) 14:00~(30分前から開場)
 12月9日(日) 10:00~(30分前から開場)
 アットビジネスセンター本館 (池袋駅東口徒歩30秒)

■自由の森学園「音楽祭」

 音楽祭は12月21・22日(金・土)で行われます。

なかの

明日、明後日と、公開教育研究会が行われます。
1日目には「授業と検討」、「テーマ別分科会」および「教科別の分科会」を行います。2日目も「授業と検討」行ったあとに落合恵子さんの講演会と、合唱の時間があります。

ここ数年の傾向かも知れませんが、「テーマ別」の分科会に、生徒の企画が増えてきているような感じです。今年の分科会は以下の通り;

・評価表って何だろう? (中3・高2生徒企画)
・クラスってどんな場所? (中3生徒企画)
・もし原発が!?  (中3生徒企画)
・いじめについて考える (中2生徒企画)
・修学旅行なんで沖縄なの?
 ~ 千葉でもいいじゃん!? ~ (中3生徒企画)
・ 自由の森の授業で学力がつくのか?
 ~ やっぱりテストは必要か? ~ (中3生徒企画)
・こんな友達ならいなくたっていいじゃないか? Part 2
 (高1生徒企画)
・年間行事を考える (高1生徒企画)
・米軍基地のこと (高3生徒企画)
・震災被災地支援・活動報告
 (国際協力NGO講座)
・カヌー講座 (カヌー講座)
・自由の森学園が育てるちからと
 ものの見方・考え方 Part 2 (研究部)
・日本と韓国がゆるぎない友好を
 築き上げるには (教員・生徒企画)
・食をあずかることは、命をあずかること (食生活部)
 ※この分科会は11月17日(土) 15:10~17:50に行います。
・生き方としての進路 (進路部)

自分の中ではだいぶ絞ったのですが、どれに参加しようかまだ迷っています。
公開教育研究会のご案内はこちら

なかの

天気に恵まれず、田んぼ周辺に出没しだしている「いのしし」にも警戒して、10月17日稲刈りをして「はさがけ」した稲を、この土・日で、中高の体験学習の授業を担当してくれている堀内さんが学校に運んでくれました。

里山が宅地開発をされて、そこに棲む生きものたちがどんどんと人里に降りてきています。

今年は収量が少なめだそうです。脱穀機からこぼれたり、脱穀仕切れずに束ねられたりした稲穂から、ひとつひとつの米粒を大切に拾いました。「落ち穂拾い」をふたたびやって、育てた苗の成長を感じながら、「収穫」を祝おうと思います。

11月28日(水)に、収穫した米で餅つきをして、つくった人たちみんなで食べます。納豆を和えたり大根おろしに浸したり、きなこをまぶしたり、そのまま食べたり。
いやぁ、楽しみ。

なかの

11月24日(土)に、小学生4~6年生の生徒さんと保護者の方向けに「授業体験会」を行います。

午前中は親子で自由の森学園の「理科」の授業を体験していただき、午後は、子どもチームと大人チームに分かれて「交流」の時間をつくります。

■午前 理科の授業

「あなたは自分のからだを
どうやって持ちあげる?」

をテーマに、日常の中にひそむ
人類最古の技術をみんなで考えます。

■午後 交流の時間

□子どもチーム…「神着太鼓」
郷土芸能部のお兄さん・お姉さんが
三宅島に伝わる「神着太鼓」を教えます。
太鼓の音やリズムを一緒につくりながら、
楽しみましょう。

□大人チーム…「食育」の話と学校説明
自由の森学園の食生活部がこだわってきた
28年間にわたる「食育」の取り組みのお話を
聞いていただくとともに学校長より
自由の森学園の教育に対する考え方など
について、お話しいたします。

※昼食代500円がかかります。
※定員に限りがあります。 定員に達した際には締め切らせていただきます。
※お申し込みはこちら

学園祭の2日目の夕方に予定されていた「後夜祭」は、あいにくの雨のために今日に延期されました。

今日も15時ごろに雨がぱらつきましたが、「今日を逃したらいつやるんだー」というみんなの気迫みたいなものが空を晴らし、薄暗くなってからはほぼ満月のきれいな月がひょっこり。

ステージではライブやいろいろの企画もありました。グラウンドではこれまでずっと準備してきた熱気球や紙風船を上げたり、「ねぶた」を担いで「らっせーらー」のかけ声やお囃子にのって揺らしたり駆けだしたり。

夕方から夜になる時間があっという間です。
息の白くなる季節になりました。

明日から、いつも通りの日常がやってきます。

なかの

27・28日の2日間にわたって、自由の森学園の学園祭が行われました。
あいにく2日目は雨で、夕方からの「後夜祭」は31日(水)に延期。

>後夜祭情報はこちら

10時のオープニングのあと、学校のあちこちでお店や企画の出し物などがスタート。かけ足をするようにざざーっと見たり食べたりと回りましたが、すごーく長い行列があったり昼前に「完売」「ごめんなさい」という札がつるされている店があったり。

「1年生」の人たちは、はじめての学園祭。中1の教室は早々に閉店して、1年生の人たちは午後はいろんなところを回ったみたい。たくさんのものを見て、来年の自分たちの企画に生かされるんだろうなぁ。

中学の各教室を回りました。見知っている生徒たちが本当によく働いてる姿を感じます。
こういう、普段の授業での顔とはまたちょっと違った表情に出会うと、うれしかったりしあわせだったり。

クラスの企画だけでなく、有志の企画もどっさりありました。「うちの店、来てね」とか、たくさんの生徒たちが誘ってくれたのですが、なかなか回りきれなかったのが残念。
しっかし、みんな、楽しそうに「商売」をしてねぇ。中庭では、踊りや太鼓、ドラムとギターのセッションなど、時間帯によっていろいろな出し物も。 こちらは「商売」ではなく、「勝負」かな。

これまでのイベントに来てくれたり話をしたりした人と「おー」とか言い合ったり、とっても近い感じ。
学園祭では「自由の森学園にはじめて来た」という人にも、毎年出会います。「はじめて」の次に、また会いたいなと思っています。
楽しんで帰ってもらえたらいいなぁ。
また来てくださいね。

なかの

自由の森学園の関西説明会にご参加いただいて、本当にありがとうございました。

関西の地で、自由の森学園という学校のことを話すことは、むずかしいなぁと思う一方で、今日ここに集まっていただいた方たちが何を持ち帰ってくださったのか、本当に気になります。

たくさんの方と出会いました。
次は、ご自身の目で、自由の森学園を確かめに来てもらえるとうれしいなと思います。
遠いですが、是非、いらしてください。

(29日追記)
大阪説明会にご来場くださった方々から、「行きます」というご連絡をいただいています。
いやぁ、うれしい。反応してくださって、ありがとうございます。

「あのとき」「あの場」を反芻しながら、行ってよかったねと言い合っています。
どしどし来て下さい。お待ちしています。

なかの

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