6月21日に中1合唱祭が行われました。
入学して2ヵ月。入学後すぐにクラス演奏曲を決め、大町オリエンテーションでも練習をしました。
短い期間で、どのクラスも担任の先生を中心に一生懸命練習し、中1らしいパワフルな歌声を聴かせてくれるのが、城北の合唱祭です。
よく保護者の方や外部の方から、「男子校の合唱祭って想像がつきません」といわれますが、歌もプログラムもなかなか聴きごたえのある内容で楽しい行事です。
校長先生・教頭先生・音楽教員も含む10名の教員が審査を務め、第1位のクラスには「最優秀グランプリ」、第2位のクラスには「優秀賞」、各クラスの伴奏者と指揮者の中から1名ずつ「ピアニスト賞」と「指揮者賞」が授与されます。
司会進行は合唱祭実行委員の生徒が行います。

各クラスの演奏曲は
A組 プレゼント
B組 みんながみんな英雄
C組 少年時代
D組 花は咲く
E組 どんなときも
F組 負けないで
G組 夜空ノムコウ
でした。





どのクラスもそれぞれのカラーが出ていて、決して似たり寄ったりではありません。
演出も様々で相当凝っていたクラスも!
各クラスの演奏中には、生徒たちが作成しためくりがステージを飾ります。

新旧混ざる選曲で、今の子どもたちにも保護者の方々にも楽しんで頂けたようです。
この合唱祭は、各クラスが順番に歌を披露するだけでなく、オーディションで選ばれた生徒の楽器演奏や音楽教員のソロ演奏なども含めた、バラエティに富んだ音楽会です。

今年ソリスト枠で演奏してくれた生徒は、ヴァイオリンでエルガー作曲の「愛の挨拶」を披露してくれ、会場を驚かせていました。
そして審査結果が出るまでの間、中1学年スタッフからの教員コーラスのサプライズ!
CMでお馴染みのみんなが知るあの曲を、城北ヴァージョンに替え歌にし、日頃歌う姿など想像もできない先生たちの姿と面白おかしい替え歌に、生徒たちからも保護者の方々からも大爆笑が起こりました。
さて、待ちに待った審査発表!
最優秀グランプリはF組、優秀賞はB組が受賞しました。

どのクラスも大変素晴らしい演奏で、結果はとても僅差でした。
クラス一丸となって一生懸命取り組んだ合唱から、一つのことを成し遂げることの大切さ、それを実現させたときの達成感、そして「音楽」を通して感じ取り、得る、人間としての感性。生徒たちはたくさんのことを学んでくれたことと思います。
合唱祭からそれぞれが感じた喜びや発見を、今後の城北生活で存分に活かしていってほしいと思います。
(中1学年スタッフ)