高校卒業式の翌日である3月19日、中学卒業式が執り行われました。
昨日に続き、寒空ではあるもののお天気に恵まれた日となりました。

聖歌隊の賛美奉献、聖書朗読を行い、祈りの時間を持ち、式典が始まりました。
式典では、高校卒業式同様、担任に名前を呼ばれ、一人ひとりに卒業証書が授与されました。
その後、皆勤賞・精勤賞・東京都体育協会体育優良生徒に賞状が授与され、
3カ年成績優秀者の名前が呼ばれ、その場で立ち、皆で拍手で讃えました。

校長の祝辞では、『悲しみを知る神』と題し、マザーテレサの『この世の最大の不幸は、貧しさや病ではありません。 誰からも自分は必要とされていないと感じることです』という言葉を紹介しました。
女子聖学院の建学の精神である『神を仰ぎ、人に仕う』というのを忘れずに過ごしてほしいと締めました。

「卒業のことば」では、コロナ渦で制限されたことも多かったが、だからこそ一つ一つの行事が当たり前のものではないと知り、一日一日を大切に感謝して過ごそうと思ったと語っていました。
最後に一カ年皆勤者・3学期成績優秀者発表が行われ、その努力を拍手で讃えました。
式典後は、クラス毎に写真撮影を行い、教室に戻りホームルームを行いました。

聖歌隊 讃美歌 チャプレン 祈りの時間
聖歌隊による賛美貢献 讃美歌を歌う チャプレンによる聖書朗読 皆での祈りの時間
卒業証書授与 賞授与 seiseki
卒業証書授与 各賞授与 3カ年成績優秀者
校長 代表 こうか 退場
式辞 卒業生のことば 女子聖学院の歌 卒業生退場

中学3年生のみなさん、保護者の皆さま、ご卒業おめでとうございます。
義務教育を終了し、節目の時を迎えました。
大きな希望と将来の夢を持ち、新たな気持ちでスタートする時です。
4月から、紺色のスカーフの皆さまにお会いできるのが楽しみです。
これからの皆さまの歩みの中に神様の祝福が豊かにありますように。

本日、3月18日に第76回卒業式を挙行いたしました。
チャペルに、76回生、保護者の方々、高校Ⅰ年生Ⅱ年生、教職員が一堂に会し、卒業生をお祝いすることができました。
高校Ⅰ年生とⅡ年生が卒業式に参加できるのは5年ぶりのことです。

聖歌隊 2424de539a6f94856ffa0fca2f333c8e7286f86b 祈り
聖歌隊による賛美奉献 聖書朗読 最後のお祈り

礼拝形式で行われる女子聖学院の卒業式は、パイプオルガンの音色が響く中、卒業生が入場し、聖歌隊の賛美奉献から式典が始まります。
卒業生一人一人の名前が呼ばれ、校長より卒業証書が授与されます。
そして、皆勤賞、精勤賞、など表彰者が呼ばれ、拍手で功績を称えました。
校長式辞では『キリストの香りを持ち、置かれた場所で咲きなさい』との言葉が贈られました。

卒業生代表による「卒業のことば」では、学校に通える事、皆と共通の思い出を持てる事はとても幸せな事だと気付かされた。教室の扉を開けると76回生のみんながいる何気ない日常こそが、儚くて大切にするべき事だと、困難な時を乗り越えたからこその想いが語られました。

最後に全員で女子聖学院の歌を歌い、吹奏楽部の演奏「威風堂々」と会場の拍手で、卒業生が見送られました。

卒業証書 皆勤賞授与 記念品
卒業証書授与 皆勤賞・精勤賞授与 記念品贈呈
校長 卒業生の 在校
式辞 卒業のことば 在校生のことば
讃美歌うたう 卒業生歌う 最後歌う
讃美歌 卒業生のうた 女子聖学院の歌

教室で最後のホームルームを行い、その後、お世話になった後輩が先輩のもとに来て、別れを惜しむ姿も見られました。

わたす① 渡す② 渡す➂ 渡す4

困難な中でも、喜びと幸せを見つけ、仲間と思いをぶつけ、皆で協力する経験を積んだ76回生。
これからの人生、6年間で見つけてきた一人ひとりの賜物を大切に、自分の置かれた場所で、それぞれの花を咲かせてください。
神様の祝福が豊かにありますように。本日は誠におめでとうございました。

卒業式を目前に控えた高校Ⅲ年生の卒業礼拝が、教職員が見守る中、本日執り行われました。
毎朝行われていた礼拝も今日で最後です。

橋本教会の主任牧師であり、東京神学大学教授、和泉短期大学理事長の須田 拓先生に来ていただきました。
須田先生の娘さんは、女子聖学院の卒業生です。

➂ ④
須田 拓先生 髙橋 恵一郎先生
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祈りの時間 賛美を共に 高校Ⅲ年生と職員が一同に会しました

まもなく卒業する高Ⅲの生徒に須田先生は「最後に何を言って別れたいか」と問いかけました。
女子聖の6年間で、神がおられるということを知り、これから羽ばたいていけることは幸せこと、見えなくても神は存在していると思えると、大きな手に包み込まれているような安心感があります。
これまでの環境と異なり、欲望が渦巻く状況に遭ったり、人生のどん底と思うような日が来るかもしれない。それでも、神様はあなたを愛し、世の終わりまであなたとおられる。時に自分の足跡だけで、神の足跡を感じない時がくるかも知れないが、その時は、一緒に歩みを進めているのではなく、あなたを抱きかかえている。
時に神の愛を感じられなくなった時は、十字架を掲げている場所に行ってみてください。そこで神の愛を再確認し、あきらめないでほしいと力強いメッセージを送って下さいました。

須田先生がイギリスに留学し、家族で日本に帰国する日、「最後にさようならとだけ言いにきた、”Goodbye″」と息子さんの
お友だちがお家に来て、こう言ったそうです。
『Goodbye』とは諸説あるが『God be with you』の略とも言われているので、
『神様があなたと共にいてくださいますように』という意味になります。
須田先生は、神様が皆さまと共にいて下さいますから安心だよと締めくくってくださいました。

高校Ⅲ年生は、卒業式の日に友だちや教職員に何を告げて別れるのでしょうか。
自分の拠り所を失った際には、いつでも女子聖学院へ帰ってきて、女子聖で学んだことを思い返し、原点に立ち戻ってほしいと思います。

卒業礼拝後、卒業式練習が行われ、感謝会、決算総会、高Ⅲ送別会が行われました。
感謝会では、退職なさる先生方から最後のメッセージをいただき、生徒から手紙と花束を贈られました。
決算集会では、女子聖の全部活・全委員が、2023年度の決算を報告し、満場一致で承認されました。

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送別会では、部活の出し物、運動会の応援団や去年の先輩たちからのメッセージ等、76回生への感謝の思いを届けました。
教職員たちが踊るダンスで会場のボルテージが一気に上がりました。
大爆笑あり、涙あり、高校Ⅲ年生にとって忘れられない日になったのではないでしょうか。
次、学校に来るときは卒業式です。
6年間の思い出を胸に、最後に過ごす時間を大切にしてほしいと思います。

1 2 4 滝沢ラバーズ ちああと
MPM 吹奏楽部 たきざわラバーズ バレーボール部
3ダンス部 だんす ちあ DSC08345
ダンス部 ダンス部 チアリーディング部 チアリーディング部
団 DSC08525 先生 メンズ
運動会幹部 生徒会 女性陣の先生方 男性陣の先生方

本日は、修学旅行の2日目です。長崎の今日の天気は曇りです。

昨日は、夕方、活水高等学校のチャペルにて礼拝を行い、宗教主任の先生からお話を伺いました。
礼拝後に、活水高等学校平和研究部のプレゼンを聞き、女子聖はボランティア団体「ecomame」がプレゼンをしました。
「ecomame」とは、ボランティア活動をしている同好会で、フードバンク等さまざまな活動を行っています。

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礼拝 プレゼン

今朝はホテルにて、礼拝を行い、祈りの時間を持った後に朝食のビュッフェをいただきました。
その後、自分たちで事前に立てたタイムテーブルに沿って、班別自主見学としてタクシーで市内見学を行いました。
タクシーの運転手さんが行き先にてガイドしてくださいました。
みんな楽しそうに過ごしていました。

明日からは五島列島に向かいます。

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女子聖の学内では、今日から高Ⅰ以下の学年末試験が始まりました。
学校全体が、この1年の学びを締めくくる時期を迎えています。
今の現状を知り、次のステップに向けて目標を定め、さらに大きく羽ばたく準備の時を大切に過ごして欲しいです。

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中学3年の理科2の3学期では、『天体分野』が単元として取り上げられました。
教室ではiPadを活用して、教科書の内容に即したシミュレーションを行い、壮大な天体の動きを手元で確認しました。
また、今回の実験では天球儀を使って、実際の夜空を再現し、東京から見える星座や見えない星座を体感しました。
天球儀上には88の星座が配置されており、初めて聞く星座の名前にも出会ったことでしょう。
さらに、日本でも2月にロケットの打ち上げが成功し、ニュースになったことから、宇宙への関心が高まっています。ただし、宇宙探査だけでなく、生命が誕生した地球を大切にする意識を忘れてはいけないことも強
調しています。

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今日から、高校Ⅱ年生は修学旅行で長崎県へ出発しました。
女子聖に入学以来5年間の学びの集大成のため、「歴史」「平和」「環境」「殉教」についての事前学習を行うなどして、学びを深めてきました。

本日は、長崎の原爆遺構めぐりをしました。

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案内者の方の話に耳を傾けています

出発日の前日となる昨日は、修学旅行開会礼拝が行われました。聖書を読み、讃美歌を歌い、皆で祈りの時間を持ちました。
修学旅行委員や引率の先生から最終確認等も伝えられました。
これから5日間、様々な方へ想いを馳せ、有意義な時間を過ごし、修学旅行を楽しむことに邁進し、無事に帰ってくることをお祈りしています。

礼拝の様子 DSC07917
全体 修学旅行 DSC07959

また2月10日には、この修学旅行に先立ち保護者の方々に向けて、旅行委員が説明会を行いました。旅行の工程についてパワポを使用し、説明してくれました。その後、一緒に同行してくださる旅行代理店の方のご挨拶や、学年主任から今回初めて行う民泊について等の詳しい説明がありました。
女子聖の修学旅行は、旅行委員が中心となり、学年全体をひとつにまとめて行く、大変意義深い行事です。
この旅行が実り多い時間となりますよう願っております。

DSC06980 DSC07042 塚原先生
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3月4日、チャペにて堀寿次生徒を講師に招き、講義を行っていただきました。
堀先生は、日本ペップトーク協会認定講演スピーカーです。

ペップトークとは、もともとアメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている激励スピーチのことです。基本的にポジティブなことを短くわかりやすい言葉で選手に伝えます。

セルフペップトークは、自分にかける励まし言葉です。誰かを応援するには、まず自分の心を満たしましょう。
自分が元気になると、家族に目を向けられる、そうすると友人や職場にも目を向けられる、そして最終的に社会や地域に目を向けられる。まずは自分!
環境や他人に求めるのではなく、自分の内面、言動を変え、現状を改善するインサイド・アウトが大切だと教えて下さいました。
ドリームサポーターとは、大切な人の夢の実現や目標の達成を本気で応援する人。ドリームサポーターが相手にかける本気の言葉、それこそが「ペップトーク」です。

堀先生 ドリームサポーター 座右の銘

その後、「自分の良いところ」と「悪いところ」をiPad上に入力し、ペップ(承認)・ブッぺ(否定)に分け、自分を変えるには、自身の「強さ」と「弱さ」を知ることだというお話がありました。
自分の苦手なところへの対処法なども教えていただきました。
その後、ペップトーク度チェックリストをみんなで行い、
最後に堀先生は「Yesterday is past. Today is best.」との言葉を学生に贈ってくださいました。

中学3年生は、再来週に卒業式を控えています。
ペップトークを用いて自分を鼓舞し、周りに目を向け、自分自身の夢や目標に向けて、自分自身を高めながら、
実りある高校生活を送ってほしいと思います。

笑顔の生徒 iPad DSC08103
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2月26日の5・6限を用いて、「レシテーションコンテスト」が実施され、中1から中3がチャペルに集いました。
女子聖学院の英語科では、中学ではレシテーションコンテスト、高校ではスピーチコンテストを行います。
高校生のスピーチコンテストは1月末に開催されました。

レシテーションコンテストは、司会者も含め、全て英語で行われます。
中学2年、3年生は全員参加の予選を通して8名の学年代表が選ばれ、学年ごとに1位、2位、3位が決まります。
暗誦を通して自然な発音やイントネーションを身に付けるだけでなく、文章を理解し、自分のことばで伝えていく表現力を養います。暗誦文は、あらかじめ用意された中から自分に合うものを選び、練習してきました。

一人ひとりが、自分の言葉として、熱量をもって語る姿は、胸を打つものがありました。
傾聴している生徒は、檀上に立つ代表者の生徒一人ひとりの勇姿を見守りました。
公平なジャッジを行うため、審査員として、外部から外国人講師の方をお招きしました。

スピーチ後には、Attractionとして、中学1年生全員で、♪A Whole New World を歌い、数名の代表者が『Introduction of Bali Island and Australia』をリレー形式で暗誦したものを発表しました。

その後、審査員の公平なジャッジにより、結果が発表されました。
審査員の先生からは、順位はあるもののみんな僅差で、素晴らしかったとお褒めの言葉をいただきました。
表彰の後は、全力で向き合ってきた発表者全員に、称賛の意を込めて、拍手がおくられました。
今日まで一生懸命頑張った自分を讃え、努力して培ってきた力を今後も活かしていってほしいと思います。

中二 1 位 中2 2 位 中二 3位「
中2 1位『Satsuki’s Letter』 中2 2位『Education First』 中2 3位『Education First』
一位 中3 2位 中3 中3 3位
中3 1位『A Law of Life』 中3 2位『Give Me Liberty or Give Me Death』 中3 3位『Paper Cranes』
DSC07780 全員で歌
中1による発表 ♪A Whole New World
審査員 賞状渡す
審査員の先生の講評 賞状授与
集合写真
審査員の先生と出場者で記念撮影

本日の高校チャペル礼拝は、副宗教委員長によるキャンドルの点火から始まりました。
いつもより照明を落とした中、東日本大震災を体験した小学3年生の作文が、宗教委員長によって読まれました。

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「そろばん教室で地震が起きました。学校の避難所に行くとお父さんとお兄さんと合流できました。でもお母さんはいません。震災から3日後にようやくお母さんに会えました。避難所では電気や水道も使えるようになって幸せです。」

最後にチャプレンは「私たちは東日本大震災を忘れてはなりません。今もつらい思いや苦しんでいる人がいます。傍観者であってはなりません。」とメッセージを送りました。
その後、全員で被災者の方を思い、心を合わせ祈りました。

女子聖学院では、石川県能登半島地震への義援金80,503円を、日本赤十字社石川県支部へ送金しました。
中学礼拝は、2月16日(木)に予定しています。

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女子聖学院では、中学生は、総合学習の時間を週2回程度設け、探求学習を行っています。探求学習は本校のモットーである「神に仰ぎ人に仕う」を土台に行っています。
1月24日、5限と6限時に立教大学の舘野泰一准教授を講師に招き、リーダーシップ講習を行いました。
クローソンホールで行い、クラスを混ぜた3~5人ずつのグループに分かれました。
始めに館野先生から、「社会」は他者と協力して行うものだから、今のうちから練習しておくと良いというお話や、館野先生がリーダーシップに興味を持ち始めた理由等のお話を聞きました。

館野先生① 授業
館野先生 授業の様子

次に「自己紹介ゲーム」を行いました。このゲームのポイントとして「話しやすい環境の作り方」を教わり、実践しました。その後、「共通点探し」を行い、一番多いグループで40個以上共通点を発見することができ、これには館野先生も驚いていらっしゃいました。そして、「共通点探しゲーム」をした際に「相手の良かった行動」を見つけ、相手に直接伝えるフィードバックを行いました。

自己紹介ゲーム 共通点探しゲーム 付箋に書きだし
自己紹介ゲーム 共通点探し 共通点を書き出している

後半は、「紙のタワー対決」を行いました。館野先生からルールを聞き、1回目の対決を行いました。次に2回目を始まる前に「何か改善する点はないのか」「目標はどこの高さにするか」という作戦会議タイムが設けられました。
遂に2回戦目。全員が手を挙げた状態で、館野先生の「よーいドン!」の合図で始まりました。
折る担当、積み上げる担当など、色々な担当に分かれて行っているグループも見られました。
「5、4、3、2、1 終了ー!」という館野先生の声がかかると「きゃー!」と。
その瞬間、タワーが倒れてしまったグループもありましたが、最終的に優勝したのは、早めに完成したチームでした。
最後は、一緒に頑張ってくれたグループの友だちに感謝を込め、一人ひとりずつにメッセージを書き、渡しました。

話し合い 組み立て➂
1回目の話し合い 1回目のタワー対決
話し合い後半 組み立て② 折る
2 回目の話しあい 2回目のタワー対決 折る担当
タワー 優勝 最後のフィードバック
「終了ー」の声がかかりました! 優勝チーム 一人ひとりにメッセージを書きました

 

最後に館野先生は、リーダーシップを高めるためのポイントを教えて下さいました。
そして、今回の対決で、「テーブルを2つつなげていいか」や「ピアノの上から組み立てたい」等の意見が出た。こういう発想の転換は今後も大切にしてほしい。みんな一人ひとりが何かしらの役割を担い、成し遂げられた。リーダーシップとは、常に中心にたつ人が発揮するものではなく、一人ひとりが環境を作ることで良いチームになり、良いリーダーシップができる。今後、体育祭などで今日の経験を活かしていってほしいと締めくくりました。

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