中間テストの答案返却が終わりました。結果は悲喜こもごもですが、大事なことは、結果をどのように次につなげるかということです。1~3年生は「学習と生活の記録」をつけています。これは、日々の生活習慣を確立することを目的に、1週間分の学習の様子などを記録するものです。具体的には、その週の目標や学習課題、小テストの結果、日々のふり返りを書きこみます。週末には保護者の方にもコメントを記入していただくので、担任⇔生徒⇔保護者⇔担任のコミュニケーション手段にもなっています。生徒には、失敗を反省して学習を計画的に行えること、また担任には、生徒の学習状況把握できることがメリットです。

6月4日(木)、試験明けの練習に、日大芸術学部演劇学科4年生のOGが指導をしに来校してくれました。直接会うことはなかったけれど話によく聞いていた先輩がいらっしゃるということで、朝から緊張している部員もいました。今回は、実際に声を出したり、体を動かしたりという前に、「言葉を届ける」とはどういうことなのかということについての講義を聴きました。「イメージをして理解した上で、言葉のかたまりを意識して発すれば、相手にしっかりと届く」という内容は、日常生活にも生かせる素敵な指導で、1時間半があっという間に過ぎていきました。(演劇部顧問)

6月4日(木)、今年度第1回目の英語語彙コンテストが行われました。これは、各学期の中間テスト後に全学年で一斉に実施されるテストです。テストは各学年の英語科担当の教員が作成し、当然学年の到達度によって毎年問題も変わります。生徒も中間テスト後すぐに行われるうえ、成績上位者は職員室前に名前が掲示されるとあって、登下校時にも必死に単語帳にかじりついていました。「中間が終わってもすぐ語彙コンだよ~」と生徒は休む暇もありませんが、これが英語力の血となり肉となることを信じて今後も頑張ってほしいと思います。

6月5日(金)、6限後にバス路線集会を行いました。バス路線集会とは、本校生徒が通学に使用しているバスの路線ごとに8つのグループに分かれ、さらにそれぞれの路線の課題を小グループで話し合います。小グループは縦割りで、先輩・後輩が同じテーブルについて話すのが特長です。今回もおしゃべりの声や、空いているのにバスの奥に詰めないなど、自分たちが他のバスを利用している方に迷惑となるような行いをしていないかどうかを、ざっくばらんに話し合いました。朝や夕方の混雑時にすべてのバス利用者が快適に過ごせるようにしていきたいと思います。

初夏の光が鮮やかな色を帯びて聖堂に降り注いでいます。ターコイズブルーを基調としたロマネスク様式の大聖堂。初めてサレジオ教会を訪れた生徒たちは、その美しさと聖堂独特の清らかさにすっかり魅了されたようでした。今年は5月29日(金)に「ドン・ボスコの尊敬するマリア様に日頃の感謝を伝えよう」をテーマに、聖母祭のミサを行いました。生徒たちは9日間の徳の花を振り返りながら、心をこめて祈ることができたようです。

6年生の日本史は現在18名が履修しています。4年次に学習した近代の範囲を復習しながら、昭和史へと突入していきます。ペリー来航以後のいわゆる近現代史は教科書でも半分を占め、大学入試でも出題が多い範囲でもあります。また、近現代史は政治史・外交史・社会経済史などが細かく複雑に関係しあって構成されているので、学習するのが非常に大変な分野でもあります。しかしながら、大学入試だけではなく国際社会を生きていく上で必要な「国際感覚」を養うために、現代の日本社会や世界に直結する近現代史を丁寧に学習し、理解を深めてほしいと思います。(日本史担当者談)

6年の化学演習は、現在16名の生徒が履修しています。5年までにすべての内容が修了しているので、今は大学入試に向けて演習を繰り返しています。 4年生の内容を少し忘れている生徒もいますが、授業や家庭学習で演習を重ね、基礎を身につけていく姿が見られます。少人数で、毎回の授業を真剣に取り組んでいますが、入試で自信をもって受けられるように、今後も地道に努力を続けてほしいと思います。演習ばかりでなく理系に進む際、大学で困ることがないように化学実験を行い、技術を身に付けられるようにしたいと考えています。(理科科担当者談)

6年生の世界史選択者は26名。現在は第二次世界大戦以降を扱っています。現代史は情報量が多い上、国際関係が複雑で苦手とする生徒も多いのですが、何より「今」に直結する話なので、なるべく今の世界と行き来しながら生徒の関心を高めるようにしています。今年2015年は第二次大戦終結70周年。「第二次大戦」は来春の大学入試における出題要チェック単元です。(ちなみに昨年2014年は第一次大戦開戦100周年でしたが、皆さん知っていましたか?)(世界史担当者談)

5月30日(土)、恵まれた晴天のなか、目黒星美小学校をお招きした学校見学会を行いました。基本的には、自由に本校の部活動などに小学生が参加する形式で今年も、管弦楽部の「パイレーツ・オブ・カリビアン」の演奏・楽器体験、合唱部のミュージカル「リトルマーメイド」の曲を一緒に歌う企画、美術部のプラバン作り、ソフトボール部の練習体験など、各部が参加型の体験企画を取りそろえ、小学生が楽しそうな姿が、大変印象的でした。中高校生のサポート隊による校内見学のツアーガイドも、保護者の方々からご好評をいただきました。サポート隊を中心にお姉さんとして、本校生徒の成長も感じることができ、大変よい一日であったと思います。7/12(日)のオープンキャンパスでは、一般受験生・小学生の方々を対象に、同様の企画を予定しています。どうぞお気軽にご参加ください。

5月28日(木)、初めての中間試験も終わり、1年生は「図書」の授業を行いました。入学時のオリエンテーションの続きとして、図書館の様々な活用方法やルールを学び、その後、「私がオススメする一冊」と題し、全員が簡単なブックトークを行いました。一冊の本に込められた友だちの熱い思いに耳を傾け、これからの朝読書の参考とすると共に、友だちの新しい一面を発見した時間となりました。(図書館司書談)

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