9月30日(火)の6限終了後、3年生は修学旅行に相当する関西巡歴のガイダンスを行いました。関西巡歴は2泊3日で奈良・京都を周ります。今回は去年の関西巡歴に参加した先生をお招きし、見どころなどを説明していただきました。スライドで奈良・京都の写真を見ながら先生のお話を聞くことによって、生徒たちは旅行のイメージを膨らましているようでした。特に、清水寺のスライドでは、「おー!!」という歓声が。11月に向けて今のうちに準備できることをしっかり行い、充実した経験を味わってほしいです。(3学年担当者談)

9月17日(水)、日本史の授業では鎌倉時代を扱っています。ちょうどこの日はモンゴル襲来についての授業で、「蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)」について考察しました。御家人の個人戦に対して、元の集団戦や、「てつはう」の使用について描かれており、モンゴル襲来について知るよい資料です。しかし、この「蒙古襲来絵詞」は、よく見るとつじつまが合わない部分があります。「てつはう」が飛んでくる方向や、人物の描写方法が違うことなどです。これらは後世加筆された可能性があるのですが、そもそもこの絵詞が作成された目的などを知ると、その加筆修正も、納得!?生徒たちは、絵の違和感を次々と発見し、新たな歴史の窓口を開けていました。歴史への興味・関心の入り口になればと思っています。(授業担当者談)

9月16日(火)から約3週間、4年では帰りのホームルームで3分間スピーチを行っています。これは、夏休みの課題として行ったボランティア研修についてまとめたレポートを、生徒が一人ずつ、3分間でクラスの生徒に発表するというものです。3分間をすべて使わなければならないので、早めに用意した原稿の発表が終わってしまったら、あとはアドリブで発表を継続しなければなりません。時間が余ってしまった生徒は、アドリブでのスピーチに大変苦戦してしました。発表における3分という時間は短いようで長いこと、きちんとまとめておかないと伝えたいポイントが相手に伝えられないことなど、人前で発表することの難しさを体験できたことは、良い経験になったと思います。(4年担任談)

9月12日(金)、5年生は6限のLHRの時間に、英語のスピーチを行いました。英語の夏休みの宿題として、自分の趣味、熱心に取り組んでいる事柄、夏休みの体験などについて英語でスピーチ原稿を書き、3クラスそれぞれから代表者を3名選んで、学年全員の前で発表するという取り組みです。緊張したという声もありましたが、持ち時間の5分をうまく使って、みんな堂々と自分の想いを発表していました。人前で発表することに慣れる良い体験になったと思います。(5年担任談)

2年生の家庭科の授業では、テディ・ベアを製作しています。自分の選んだ布で製作するため、個性豊かなテディ・ベアができるのではないかと楽しみです。今回はすべて手縫いで製作しました。細かい作業が必要なため、苦労している生徒もいましたが、根気強く取り組んでいます。仕上げにリボンなどで装飾し、完成させます!(授業担当者談)

来る10月4日(土)・5日(日)の2日間、池袋駅前にあるアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」で、本校生徒が宮城県の物品販売を行います。毎年春休みと夏休みの年2回実施している「被災地ボランティア研修」から派生した新たな活動です。今夏、第6回被災地ボランティア研修に参加した生徒たちが、自分たちのおススメ商品を選び、生産者の方との交渉を行ったり、お店に打ち合わせに行ったりと準備を重ねてきました。イベントの詳細は、「宮城県復興応援ブログ」で取り上げられているので、ぜひご覧ください。第6回研修の様子も記事にしていただいていますので、併せて御覧ください。(被災地ボランティア研修担当者談)

9月26日(金)、7時間目に第2回バス路線集会を行いました。1学期に行った前回に引き続き、バス路線集会は生徒が通学で使用するバス路線内における反省点を、生徒どうしで、あるいは教員を交えて、通学時の現状を確認して見つめなおす大切な時間です。前回同様、「しゃべり声が大きい」「間を詰めない」などの問題点が挙げられました。昨年度に比べ、苦情件数が減ってきていますが、それは同乗する他のお客様が、我慢をしてくださっているのだと思います。色々な人が利用するバスです。同乗する他のお客様、運転手さんに少しでも不愉快な思いをさせないように努力をしていきたいと思います。(生徒会担当者談)

9月7日(日)、5年生の放送委員は、大蔵総合運動場体育館で開かれた「第64回世田谷区民体育大会」の開会式の司会を務めました。「世田谷区民体育大会」は、毎年9月上旬に行われる陸上競技やテニス、サッカーなど多種多様なスポーツを総合した大会です。参加者は世田谷区民だけではなく、その他の地域からも多くの中高生や一般の方が参加しています。昨年より本校放送委員がつとめている司会職ですが、当日のシナリオが届いてから本番まで練習する時間があまりなく、生徒各自の自宅で自主練習を行って本番に臨みました。リハーサルで上手く発声できなかった箇所があり、みんな緊張もしていましたが、本番ではしっかり練習の成果を発揮し、上手くアナウンスすることができました。(放送委員部顧問談)

2学期が始まって1ヶ月が経とうとしています。純花祭を終え、どの学年の生徒も、顔を見ると少し凛々しく、大人びたように感じます。1年生にとって、2学期は初の行事がたくさんある目まぐるしい学期ですが、まずは楽しんで参加してほしいと思います。一方、行事を取り仕切る5年生は、純花祭が終わったのも束の間、今度は体育祭(10月11日(土))に備えて、勉強ともどもまた忙しい日々を送っています。下級生も、いずれはこうした行事をリードしていくこととなりますので、学年の垣根を超えて積極的に参加し、イベントの一つひとつが、目黒星美の良い伝統になるように全力で盛り上げていってほしいと思います。

純花祭に足をお運びいただいた皆様、誠にありがとうございました。今年度の純花祭は、創立者ドン・ボスコの生誕200周年の開始と本校の第50回目の純花祭が重なる節目の年でした。生徒たちは「Anniversary」をテーマとして掲げ、昨年度末から実行委員を中心に準備を進めて参りました。その中で、初めは与えられた仕事をただ単純にこなしていくだけだった生徒たちが、自分たちにできることを探し、一つひとつ解決していく姿は非常に頼もしかったです。 最後に、生徒が半年以上かけて準備してきたことを、多くの来校者の方にご覧いただけたことに感謝しています。今年度の純花祭は終わりましたが、次年度も是非ご期待ください。(純花祭担当者談)

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