本日で春の研修が終わりました。これは大学受験に向けて、また新学年に向けて、より良いスタートを切るための5日間の講習です。新4・5年生になる生徒は英数国の3教科を、新6年生は5教科7科目が開講されました。希望者のみの授業なので、教室は普段の授業とはまた違った緊張感があり、お互い切磋琢磨する生徒の様子を伺うことができました。生徒たちは、自分の課題を見つけ、より積極的に学習に向かう姿勢と大学受験への意識を身につけることができたことでしょう。

 

先週は、暖かい日が続いて学園の西門外にある桜も開花し、見ごろを迎えようとしています。もともと校内にも桜の木はいくつかあったのですが、校舎建て替えの際にやむなく伐採となり、現在残る木はこの1本だけとなってしまいました。写真は22日(金)に写真部の生徒と写したものです。近隣の砧公園の桜も見事に咲き揃おうとしています。

 

本校の卒業生たちも、たくさんの桜を咲かせてくれました。

今年度の合格実績は、こちらをご覧ください。

3月19日(火)、3学期終業式が行われました。この日が聖ヨゼフの祝日であることにちなみ、校長先生からは、「思いがけない出来事が人生の上でおきて、すぐにその意味が理解できなくても、落ち着いて現実を受け入れる人となれるように」というお話がありました。一年の締めくくりにあたり、心に残る話であったと思います。しばらく学校は春休みとなりますが、新年度もぜひ生徒たちが元気な姿で登校してくれることを願っています。

 

国語「百人一首」

2年生の国語では歴史的仮名使いなどの古典の導入として、百人一首を暗唱させています。このクラスでは和室で百人一首を行いました。一句一句読み上げられるごとに一生懸命札を探す姿が見られ、40枚以上札を集めたツワモノもいました。普段はおとなしい生徒もいきいきとした表情をしていたところをみると楽しく充実した授業となっていました。

祝福を受ける生徒3月16日(土)、3年生祝福のミサが行われました。3年生祝福のミサは、中学卒業式に替わる行事です。3年生はミサの温かい雰囲気の中、学校生活の一つの節目を感じ、これまで一緒に過ごしてきた友人たちとの絆を再確認したようです。ミサ後にはクラス委員を中心に、生徒たち主催の「学年の会」が催され、保護者の方々に、お茶と手づくりのクッキーやカードを贈ったり、ダンスや合唱の舞台発表を行ったりしました。中学3年間の成長を感じさせるとともに、中3のこれからの学校生活を祝福する素敵な一日となりました。

3月13日(水)の放課後、4年生の音楽選択者による音楽発表会が、第1音楽室で行われました。実はこの発表会、学期末ごとに行われており、今年度はこれが3回目となります。グループごとの発表で、自分たちで曲をジャズ風にアレンジしたり、自分で作詞・作曲をした曲を披露したりと、どれも生徒たちの個性が光る発表ばかり。練習は普段の授業の中で行っていますが、日頃から生徒たちがいかに熱心に取り組んでいるかを垣間見ることができました。特に、最後に全員で合唱した「春に」は圧巻で、生徒たちの歌声に魅了されました。「表現する」ことに貪欲な若者たちの姿は、実に輝いています。来年はどのような発表になるのでしょうか。とても楽しみです。

3月13日(水)、第22回学内ダンス発表会が行われ、2~4年生の各クラス代表チームが10作品を発表しました。上級生のあるチームは、サングラスにマスク、グレーのパーカー姿で登場し(写真参照)、会場を沸かせていました。下級生の多くは、テーマにそった動きや衣装、小道具を使用し、オリジナリティーのある作品に仕上げていました。客席にも多くの生徒が集まって声援を送るなど、発表会の雰囲気を大いに盛り上げました。この発表会の目的は、生徒たちの発想力や表現力、協調性の涵養です。来年度もぜひ印象に残る作品を創作してほしいです。(体育科教諭談)

行事の決め事をするときに進行役を務めたり、学年での集まり・朝礼で皆を誘導・整列させたりするのがクラス委員の仕事です。今日はクラス委員の仕事を紹介します。クラス委員では、皆が便利に過ごせることを考え、今年は購買部カタログを作りました。「意外と知らない商品がラインナップされていたので、自分自身もカタログを作っていて楽しかったです。クラスの皆も各教室に1冊あるので便利だ。と言ってくれたので作った甲斐がありました。」とのこと。クラス委員を務めると、皆に頼られ、周りのことをよく見るようになるので、自然と姉御肌になるのかもしれませんね。

3月11日(月)、今日で3学期の期末試験が終わりました。1年を締めくくる試験の出来はどうだったでしょうか。試験終了のチャイムが鳴ると、各フロアの教室からは、緊張から解放された安堵のため息と笑い声が聞こえてきました。写真は、放課後に新年度の教科書などを運んでいる様子。生徒手帳用の個人写真もクラスごと撮りました。早くも、あと1ヶ月足らずで新しい年度が始まります。春の訪れとともに、学園では新しい学年に向けての胎動が始まっています。

 

旧聞に属する話題です。先月中旬、学園の創立者であるドン・ボスコの立像を祝福する式がありました。実はこの像は南米のボリビアから来たもので、濃い色あいが新校舎にそぐわなかったため、プロの彫刻家に依頼し、修復してもらったのです。このリニューアルした像を、同じサレジアン・スクールであるサレジオ学院中高の校長・鳥越神父様に祝福していただきました。祝福式にあたり、ドン・ボスコの学園で生徒一人ひとりが大切にされ、自らの力を伸ばしていけるよう、代表者によって祈りが捧げられました。新しい像は、被服室前のラウンジスペースで見ることができます。

2月26日(火)、2年生のLHRで「職業のはなし」を行いました。ツアーコンダクターの方と舞台美術の方をお招きして、お話をしていただきました。先日「将来なりたい職業」の発表した生徒たちですが、実際に働いている方の話を聞くことができ、調べただけでは分からないことが多く、大変興味を持って聞いていました。講演後の感想文には「自分の将来に関してもっと知りたいので、とても良い時間でした。」「これから仕事を選ぶ上で、その仕事を好きになることが大事だと思うので、その仕事をよく知り、好きになるようにしたいです。」といったものが見られ、今回の講演に触発されていたようでした。

 

写真は、先週行われた体育の授業の1コマで、1年生のハンドボールの様子です。3学期はこの他にも、バレー・バスケ・サッカー・ソフトボールなどを実施しました。様々な球技を行うのは、「体の上手な動かし方」を学んでほしいからです。授業の冒頭には、毎回マラソンを行っています。約2kmを走り、1年生にはなかなかハードですが、「週3回走ることで着実に体力が向上した」という報告をしてくれた生徒もいました。日頃の体力づくりが、テスト勉強での集中力にも結びついてきます。期末試験も引き続き頑張ってもらいたいものです。(体育科教諭談)

高校1年生の英語の授業で「修学旅行で行きたい国」というテーマでプレゼン発表を行いました。生徒たちは、アメリカ、イタリア、メキシコなど、さまざまな国の文化や観光名所をパワーポイントを用いて英語で紹介しました。念入りに準備してきた甲斐もあり、どれも見ごたえのあるプレゼンばかりでした。生徒たちの英語力を向上させるだけでなく、異文化理解を深める良い機会になったと思います。将来、それぞれが行ってみたいと思う国に行き、英語の授業で学んだことを活かせるといいですね。

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