4年生の世界史では,各学期ごとに1つレポート課題を出しています。もともと長野県立高校で教鞭を取っていらっしゃる小川幸司先生の「歴史批評」に影響を受けたものですが、最近は、各学期に授業で扱った内容であれば、何でも調べてまとめてよいという自由な形で行なっています。生徒たちも、自分が好きなものを調べるものですから、内容が濃いものもあり、教員としても勉強になるものが多くあります。特に生徒たちがなぜ調べたのか、調べてみた感想をみるのが最も面白いと感じています。歴史が苦手な生徒も「平常点がつく!」と聞くと、意外と一生懸命調べて面白いものを書いてきてくれることもあるので、全てに目を通すことの大変さもありますが、なかなか楽しい課題です。(世界史担当者談)