梅雨入りして間もないですが、気温が20℃を超え、じめじめと汗ばむ陽気になる日も増えてきました。
気象庁が“30年に1度の異常気象”と認定した昨年の猛暑が思い起こされます。
例年に引き続き、節電が求められる今夏、気温はどうなるのか例年にも増して気になりますね。
気象庁によれば「今夏(6~8月)は、全国的に平年並みの気温か、暑夏日になる可能性が高いと考えられます。
関東甲信地方では、平年より気温が高くなる確率が50%(低くなる確率:20%/平年並みの確率:30%)。」だそうです。
そこで先日、高校のスポーツクラス(1~3年)と中高の部活動に所属している部員を対象に
「熱中症予防のための身体づくりと栄養学」を実施いたしました。
それ程の猛暑は想定されてはいないようですが、まだまだ成長過程の生徒たち。
しっかりとした熱中症の予防知識や夏バテしない身体を作る生活習慣を身につけているでしょうか。
大塚製薬株式会社の陶山様をお招きし、公演して頂きました。
熱疲労や熱痙攣(けいれん)、熱失神と生命に関る症状を引き起こす熱中症ですが、
意外と知らない事実がたくさんありました。
「朝食を摂らないとなりやすい」、「部活動別水分減少度合い」、
「体重の3%の水分が失われると運動能力や体温調節能力が低下する」ことや、
「毎朝起床時に体重を計ると疲労の回復状態や体調のチェックでき、
運動前後に体重を計ると運動中に汗などで失われた水分量が求められる」など生徒からは
「へぇ~」という声が連発しました。
ちなみに水分減少度合いが激しい部活動の1位は言われれば納得の「剣道部」(確かに暑そうですよね)、
2位は陸上と屋外の部活が続きました。

今後も夏にかけ、運動部は大会が続いていきます。
しっかりした朝食、十分な睡眠をとり、まずは熱中症になりにくい身体をつくることが大事ですね。
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