3学期軽音楽部LIVEの感想文 「塵が積もれば山となった」

3歳から3年間だけ習っていたピアノ。音楽は大好きで、どれだけ辛いことがあっても必ず助けられてきたので、ピアノをやめても気が向いたときは弾いていた。その成果が少しはあったのか、ライブに向けての練習は始めて1日で暗譜し、両手で弾けるようになった。それからは原曲を聞きながら、自分の奏でる音とのリズム、テンポ、スピードの違いを見つけ、アレンジもしてみた。

帰校して、バンドのメンバーと合わせてみたとき、最後の練習から時間が空いてしまったので忘れている部分もあるかと思っていたが、「初回なのにもう形になっているよ」と先生に言っていただいて、自信がついた。

私にとって放課後の時間はとても大事で貴重な休み時間だが、その放課後さえ潰れても嫌な思いはしないほど積極的に楽しく練習に向き合うことができた。嫌々やるのではなく、自分がやりたいと思ったことには全力で笑顔で練習に励み、たとえ難しくてもめげずに頑張ることができることを実感した。

当日、「発表」となるととても緊張してしまう私だが、家での練習風景、部室での皆との試行錯誤など、今まで練習してきた日々を思い出し、大丈夫!!とステージにあがった。キーボードの音がよく響く、落ちサビを弾くのを忘れてしまったが、最後のジャンプで笑顔で終えられて悔いは残っていない。

今回のライブで、私は心から音楽が大好きなことを再確認できた。これからも生きるパワーとなる大事な音楽を自ら奏で、その音色を聞いた誰かを勇気づけ、元気づけられたらと強く思う。
(中等部2年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/light-music-club-live-3rd-semester04/

10kmマラソンの感想文 「ロンドンマラソンを経て」

2月5日、快晴の空の下、私はロンドンウィンターランを走り抜きました。私は今までマラソン大会に出場したことはありませんでしたし、10キロなんて走ったことも無かったので最初希望者が募られた時は出場するか否か迷いました。ですがロンドンを走るという、イギリスにいないとなかなか出来ない貴重な経験を逃すわけにはいかない、初めてのことでも何事も積極的に挑戦したい、という気持ちで思い切って参加希望用紙を提出しました。遊びや観光とは違って軽い気持ちで参加するものでは無いので参加すると決めた以上、自分の意思に責任を持ってしっかりと努力しようと思い、冬休みも日本で近所のジムを契約して毎日走る練習をしていました。最初の方は3キロくらいですぐに疲れてしまっていましたが、日々練習を重ねていくにつれて長い距離を走れるようになってゆき、自信もついていきました。学校でも練習を重ね、ついに2月5日本番を迎えました。

陸上トラックと道路ではで走る感覚が全然違うのでちゃんと走れるのか、傾斜は大丈夫か、五時半起床できるかなどと色々と心配で、前日は緊張と不安でなかなか眠れずそわそわしていました。

ですが、実際レースが始まると、とても楽しんで走ることが出来ました。道路の脇には合唱団や演奏家がいて、歌を歌ってくれていたり太鼓やトランペットなどで演奏してくれていたりと、音楽を楽しみながら次々と変わりゆくロンドンの町並みを見ながら爽快に走るのはとても気持ちよかったです。平坦な道ばかりではなく、坂道が予想以上にあり体力的にしんどいと思うこともありました。

しかし、校長先生が礼拝で仰っていた「チャリティーマラソンは自分の為に走るのでは無く、誰かの為に走る」という言葉のお陰で、精神的なしんどさはありませんでした。私が何より走る原動力になったのは、周りにいる人々がいたからです。

癌のチャリティーマラソンということもあり、前を走っていた女性のTシャツにはFor Mother♡と書いてありました。30〜40代くらいの豊満な女性で、走るスピードはゆっくりでしたが、母のためにと一生懸命前へと進む姿に胸が熱くなりました。

また他にも、道の脇からランナーを応援していたある家族の中の5歳くらいの小さな女の子がメッセージを書いたポスターを掲げていて、私は走っていて一瞬のことでしたがそこには明らかにSave、mother、cancerという単語が見受けられました。その女の子の後ろにはお父さんと、祖父母らしき人も一緒にいて、極寒の中一生懸命ランナーを応援してくれている姿に走りながらも思わず涙が出そうになりました。

走ってチャリティーをする側の私達が逆に励まされたような気がします。

マラソンのランナー同士、またはランナーと応援者、知らない人同士ではあるし、関わりはすれ違うほんの一瞬でしかないけれど、その目が合う一瞬で心で通じ合う事ができて、お互いに応援しあうような関係性に心が温まりました。

自分がチャリティーマラソンを走ることでその参加費用が癌で困っている人に寄付され、少しでも誰かの役に立つことが出来ているということが走っていて肌で感じられ、それが何よりも嬉しかったです。

今回のチャリティーマラソンを通して、他のチャリティー活動にも興味を持ったのでこれから個人的にも参加していこうと思います。

また、最初は10キロも走れなかったけれど、結果的には自分の中で早いタイムで完走できたので、努力したらその分結果が付いてくるという自信も持つことが出来ました。この自信を他の色んなことにも繋げてこれからも色んなことに自らチャレンジし、自分のため、人のため、頑張っていこうと思います。

高等部2年女子https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/10km-marathon-after-the-london-marathon/

3学期軽音楽部LIVEの感想文 「2度目のライブ!」

今回のライブは、沢山の新メンバーが加入したことで、前回よりも盛り上がり、大成功のステージとなりました!何より、後輩たちがステージの上でとてもキラキラ輝く姿がとてもカッコ良かったです。楽器未経験者だったり、バンドを組むのは初めてという人が多い中でこれほど完成度の高いステージとなったのは、みんなが日々練習を積み重ねてきたからだと思います。

私は今回もキーボードとして参加をしたのですが、練習期間が短かったし、途中でメロディーラインを変更することになって、正直間に合うかどうか不安に感じていました。しかし、放課後練習室の横を通ると後輩たちのバンドの音が聴こえてきて、必死に練習しているのが伝わったし、それが私たち高2に、先輩としてかっこ良いステージを披露したい!という気持ちを奮い立たせてくれました。時間が限られている中での練習は大変ではあったけれど、いざ練習を始めてしまえば、楽しくて、あっという間に練習時間が過ぎ去っていくように感じました。

日々の練習も欠かせないけれど、それ以上に、ライブ開催に向けての運営も大切なものでした。特に、部長が本当によく頑張ってくれたなと思います。私は陰で支えることくらいしか出来ませんでしたが、日々の練習や本番当日のスケジュールを組んだり、軽音部全体への連絡や各係と連携を取りつつ調整をしたりと、軽音部全体のことを第一に考え責任感を持って行動をする部長の姿がとても印象的だったし、そういった真剣さが本番の最高のステージに繋がったのではないかと思います。私も、最高学年として、それらを率先して考えなければならないと思うようになりました。

本番当日は、すべてが思うように上手くはいかない部分もあったけれど、かっこ良い照明と、本番ならではの空気感の中で私たち高2は思い切り楽しむことができました!!また、観客として私が特にすごいなと思ったのは、高2男子です。前回もすごくパワフルですごいなと思ったけれど、今回はさらにレベルアップして、よりバンドらしいカッコよさに溢れていました!1曲目の「欲望に満ちた青年団」では、オープニング挨拶をベース演奏に合わせてしていた所や、アンプに座って演奏する所など、ただ演奏するだけではなく、聴衆を上手く巻き込む工夫が満載だったのでとてもワクワクさせてくれました!

今回のギタコンを通して、観客と演奏者が一体となって、同じ空間で同じ感動を共有することができる音楽ってやっぱり良いなと思いました。次回のライブは、みんながこれからまたどう進化するのか、今回のライブに感化された新しいメンバーたちがどんな演奏をするのかとても楽しみです。私たちも残りわずかな機会ではあるけれど、思いっきり楽しんでまた輝くステージを作りたいです!
(高等部2年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/light-music-club-live-3rd-semester03/

10kmマラソンの感想文 「マラソンをやることの意味」

私は、この十キロマラソンをする前、どうしてチャリティーでマラソンをやるのかがよくわかりませんでした。コンサートを開く、絵画の鑑賞会を行うなど、様々な方法があるにもかかわらず、なぜ、わざわざ自分たちが疲れるマラソンという方法を取ったのか、私には理解できませんでした。その答えは、練習、そして本番中のどこかで知ることができる、そう期待して練習に打ち込んでいました。しかし、その答えが見つからないまま2月5日を迎えました。

本番直前、おびただしいほどの郡集を前に、私は驚愕しました。そんな中、目の前にいた若いイギリス人に「Today is very cold.」と言われ、「Yes,It is very cold.」と応えました。その人は非常に楽しそうに話しかけてくれました。私は、何故、英語がペラペラのイギリス人ではなく、自分に声をかけてくれたのか、それがわかりませんでした。レースが始まると、様々な人とコミュニケーションをとる機会がありました。音楽隊の方たちからの「You can run!」や、走っている人からの「You run very fast.」などの励ましの言葉、そのような声をかけられているうちに、私は不思議と大きな円の中に入っていくような気持ちになりました。10kmも走っていれば、身も心も疲れていき、やめたいと思う場面に何度も遭遇します。しかし、そのたびに足を一歩一歩出すことができるのは、力を振り絞って前を走る友人や、周囲の人たちのおかげです。彼らにおいていかれないために、私は走り続けることができました。そして、彼らにとっては、私も同じような存在だったのではないかと思いました。このようにして、マラソン参加者一人一人が様々な人の原動力となり、その人たちもまた誰かのことを支え続ける。10kmという途方も無い距離を全員で支え合って走り、結果的に、全員で社会に貢献する。全員が団結して誰かを支える。だからチャリティー活動はマラソンでよく行われ、同時にマラソンでなければならないと思いました。
高等部1年男子https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/10km-marathon-meaning/

ロンドン

アウティングのロンドン、とても楽しみにしていた。街の様子や何より現地の人々が見られるからだ。前回のアウティングではイギリスの人を見ていると、シュッとしていて紳士的だという印象があり、それは生活スタイルからきているのか、ああいう歳の重ね方ができたら良いな。と漠然と思った。

昨年のオープンデイの時に僕はロンドン市内に1泊できたが、その時はあまり時間の余裕がなく時間との戦いで焦ってしまい街に浸ることができなかった。

今回、レ・ミゼラブルというミュージカルを観劇させて貰えた。海外でのミュージカルは初めてで圧倒された。迫力があった。歴史を感じさせるカッコいい建物の外観から想像をすると、内観は少し手狭だったが、それが臨場感があって良かった。舞台と客席が一つになれて気づいたら前のめりになって鑑賞していた。こういった距離感も演出なのだろうと思った。

ロンドンの街並み、建物も伝統が感じられて居心地が良かった。それはイギリスの人々が建物を長く使えるように初めから耐久性が高くなるよう設計してあるからだと思う。日本ではレンガをあんなにふんだんに使って建物を作るイメージがない。メンテナンスをしっかりして大切に使っていると感じられた。自然と大切に扱える習慣ができていて良いと思った。僕は古いものこそ価値があるとされていることに魅力を感じる。

カルチャー一つとっても日本と英国では異なる点が多く、楽しい。もっと現地に触れるチャンスがあれば良いと思った。
(高等部2年生 男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/london-outing-h2/

幸せと挑戦がつまったアウティング

今回、アウティングではじめてロンドンに行くことができました。私たちが訪れたのはThe National GalleryやWestfield Shopping Centreです。

学校を出発して、まずはお昼ご飯を食べるためにBaker Streetへ向かいました。班ごとに、街を歩きながら昼食をいただくお店を探し、私達は路地裏にあったAnacapriというパスタのお店に入ることにしました。Anacapriというお店はイタリアンのお店だったため、カトラリーのセッティングも立教スタイルとは異なっていました。バスケットにバターを塗る時には、一度お皿にバターを移してから塗るというのは学校のやり方と一緒でした。お店に入るとすぐに、メニューと一緒にバスケットやグリッシーニ、オリーブを出してくださいました。グリッシーニというのはスティック状のパンのことです。最初は飾り物かなと思っていたけれど、先生が「食べられますよ」と教えてくださったので、食べてみたところ、カリカリしていて美味しかったです。パスタはジェノベーゼを注文しました。お店の外見はシックで大人な雰囲気だったので、正直入りづらかったのですが、クラスの先生方が一緒だったので、思い切ってこのお店を選びました。お店を出るときにチョコレートをくださったり、昼食代もサービスしてくれたりと、とても親切にしていただきました。店員さんたちはとてもポップで、ここで食事をいただくことができて良かったなと思いました。

その後、美術館に行きました。世界的にも有名なゴッホの代表作「ひまわり」を見ることができました。たくさんある作品の中でも、特に心に残っているのはピエール=オーギュスト・ルノワールの作品です。全体的にとても淡い色合いで描かれていますが、絵の中に描かれた主役たちの表情は個性豊かで、力強さを感じさせます。私が一番好きだったのは「バレリーナ(踊り子)」の作品です。バレリーナの女の子がお花を持っているから、きっと発表会が無事に終わって緊張がほぐれている場面なのだと思います。女の子はとても優しい表情をしていて、見ている私達も優しい気持ちになりました。

The National Galleryを見学したあとは、Westifield Shopping Centreに行きました。ここでは、約3時間ほどショッピングをしたり、ご飯をいただく時間となりました。ショッピングモールはとても大きく、夜ご飯のために『ICHIBA』という日本食のお店を探していたのですが、1時間ほど迷子になってしまいました。最終的には、インフォメーションの方に場所を聞き、お店のある場所まで連れて行ってもらいました。ICHIBAでは’octopus balls(たこ焼き)’や’beef bowl(牛丼)’、’ramen(ラーメン)’を食べました。日本でいただく食事と変わらないぐらい美味しかったです。また、ここには日本語を喋ることができる店員さんがいて、日本のことを沢山話すことができました。

中学1年生の最後のアウティングで、クラスのみんなでロンドンに行くことができたこと、また美味しいものを沢山食べたり、英国人の人々と話す機会がたくさんあり、とても良い思い出になりました。
(中学部1年 女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/happiness-and-challenge-outing-m1/

ロンドンを冒険!

中学1年生の最後のアウティングでは、ロンドンへ行きました。「みんなでロンドン、楽しみだな〜」と思いながらバスに乗り込みました。目的地はロンドンなので「渋滞しそうだな〜」とも思いました。けれども、渋滞することなく、1時間40分ほどで最初の目的地に到着しました。バスの中では高速道路を走っているかっこいい車を探したり、イギリスらしい緑の平らな地面を見つめていました。他にも友達や先生とのおしゃべりを楽しみました。

まずは、ベーカー・ストリートのマダム・タッソーの前でバスを降りました。そこからお昼を食べるためにお店を探して、ピザ屋さんのフランコマンカを見つけました。みんなでハムとマッシュルーム、チーズとオーガニックトマトの美味しいピザを食べました。食事の後は、集合まで時間が少しあったので、先生とベーカー・ストリートの裏道をちょっと冒険しました。すると、古いレンガの建物に「消防署」と書いてあるのを見つけたり、ポッシュなカフェを外から少しのぞいたり、楽器のお店を発見したりしました。

その後、ナショナル・ギャラリーを訪れました。配られたアウティングのしおりにはスタンプラリーの課題があり、先生たちからスタンプをもらいながら美しい作品や、面白い作品を見ることができました。イエスが洗礼を受けている宗教画や、僕が好きなクロード・モネの「ウォーターリリーポンド」の作品も見ることができました。僕はモネの描く、ゆったりした雰囲気が好きです。ナショナル・ギャラリーには前にも来たことがあったけれど、今回は友達とゆっくり見てまわることができて良かったです。他にも多くの人が集まっていたゴッホのひまわりや、処罰を受けている女の人の悲しい絵「レディー・ジェーン・グレイの処刑」を先生の解説付きで鑑賞しました。ナショナル・ギャラリーは作品も美しいのですが、建物自体も大きくとてもきれいで見応えがありました。1800年代からある建物らしく、当時から飾られている作品がたくさんあるそうです。昔から受け継がれてきた作品や建物の魅力を感じることができました。

最後は、ウエストフィールド・ショッピングセンターです。着いてすぐにアイスを食べたり、飲み物を買おうとしたのですが、カードしか使えずあきらめました。そこで、歩きながら見つけたおもちゃ屋さんの滑り台で遊ぶことにしました。お店を出るときに、店員さんが音楽をかけて踊っていたので、僕も一緒に踊ってみました。見ている人たちも楽しそうにしていました。その場にいる人、みんながハッピーな様子でした。その後、新しい技術を無料で体験することのできるお店に入りました。色々試せておもしろかったのですが、その中でも自動カーテンが一番印象に残っています。お腹が空いたので、「ICHIBA」というヨーロッパで一番大きい日本のお店を探しましたが、見つからず、フードコートで餃子とチャーハンを食べました。久しぶりのチャーハンだったうえに、美味しかったので、十分良かったのですが「ICHIBA」が見つけられなかったことに、少ししょんぼりしてしまいました。食べ終わった後、集合時間まで残り13分しかありませんでしたが、インフォメーションセンターで場所を尋ねて、急いで探したところ、なんとか見つけることができました。日本の食べ物やお菓子、そしてポン酢などの調味料系も充実していて驚きました。そこで僕は日本のお菓子をたくさん買いました。僕の家族みんなが大好きな、ブラックサンダーもありました。最後まで諦めずに探してよかったです。

ショッピングモールを歩いていて気がついたことですが、そこの自動販売機はお釣りが出ず、ぴったりのお金を持っていないととても不便です。飲み物を買うにも大変だなと感じる一方で、お釣りの出てくる日本の自動販売機はやっぱりすごいなと思いました。

今回のアウティングでは、ロンドンらしい特別なものを見て、さまざまな人とふれあい、普段は食べられないような美味しいものを食べることができ、とても良い経験をすることができました。とても楽しかったです。
(中学部1年 男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/adventure-in-london-m1/

初めてのロンドンアウティング 入学してから初めてのロンドンへのアウティングはずっと楽しみにしていました。ロンドンにはCollyer’s Collegeへの学期留学中に何度か行ったにも関わらず、制服を着て学校の友達と行くのは新鮮で、全く違うものに感じました。

まずはじめに行ったナショナル・ギャラリーは一度行ったことがありましたが、前回はあまり長い時間居れなかったので一時間以上見て周る時間があったのは本当に嬉しかったです。私のお気に入りの絵画は、モネの「睡蓮の庭」です。フランスにモネが実際に住んでいた家とお庭があり、行ったことがあったので見るのをすごく楽しみにしていました。モネは日本の美術にも興味があったため、絵画の中に描かれている橋は日本庭園をモチーフにしたものだそうです。実際のお庭にもありました。それ以外の絵画も菅野先生が作ってくださったしおりに書いてあるストーリーや説明を読みながら鑑賞すると今までただの絵だと思っていたものが大きな絵本に見えてきました。

夜のミュージカルもとても良かったです。映画を事前に見てストーリーを把握していたからというのもあるかもしれませんが、歌詞を聞き取ることができて嬉しくなりました。学期留学中にもミュージカルを見たのですが、その時はまさかの最前列で見ていました。今回は二階の後ろの方だったのでちゃんと見えるのか少し不安だったのですが、遠い分ステージ全体を一度に見渡すことができたので最前列とはまた違う楽しみ方ができるのだと気づきました。また、キャストの声もものすごく大きくきれいで鳥肌が立ちました。

自由時間ではレストランの店員さんや現地の方と話す機会もあり、イギリスを満喫できました。
(高等部2年生 女子)

3学期軽音楽部LIVEの感想文 「初めてのライブ」

僕は今回初めて軽音楽部のライブに参加した。今まではライブを見る側だったが、初めて演奏する側に挑戦した。もともと、ベースには興味はあったが、なかなか始めることができず、始めるか悩んでいたところにライブがあったため始めることを決意し、冬休みにベースを買い、練習をした。最初は始めて1ヶ月で1曲弾けるようになるのかなと、少し不安だったが練習してなんとか弾けるようになった。

帰寮してまだ2日ほどしか経っていないとき、部室が空いていると知ったのでさっそく練習しに行った。もちろん1回目は個人個人でも課題があるし、グループ全体で合わせることは難しく、なかなか合わなかった。しかし限られた時間の中でみんな個人練習をし、部室が使える日も限られていたのでなるべく時間を無駄にしないようにシャワーを浴びてすぐに始めて、夕食ギリギリまで練習していた。

やっぱり楽器を弾ける人はかっこいいなと改めて思った。もっともっと練習して上手くなり、次回のライブではより良いパフォーマンスをしたい。ライブ本番は緊張でなかなか観客側を見ることができなかったが少し最高の始めてのステージになったと思う。バンド全員努力したら最高のステージになると先生が仰ってたが、本当にその通りだと思った。決して問題なく進んだわけではなかったが、それも良い思い出になった。今までこのような経験をしたことがなかったので、とても貴重な体験だった。
(高等部1年男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/light-music-club-live-3rd-semester02/

3学期軽音楽部LIVEの感想文 「得られたもの」

私は初めてのLIVEを経験しました。そのLIVEをやるために約1ヶ月半一生懸命ギターに力を注ぎました。2学期にみた先輩たちのように人を感動させたいという思いで始めたギター。途中で心が折れそうになったときが何度もありました。自分が思い描いてきた演奏には程遠く、やっぱり初心者には難しく1曲を弾ききるのも精一杯でした。ですが、周りのバンド仲間が「大丈夫、上手だったよ」と励ましてくれたり、「めっちゃ応援してるがんばれ」と背中を押してくれたりしました。それが心が折れそうになっても諦めずに出来た理由だと思います。ギターソロもイントロも難しかったけれど、先生やメンバーに支えられて、完成することが出来てホッとしています。最初は全く出来なかったけど、これで少し自信がついてきて、もっと他の曲を頑張ろうと思えました。アンケートでは、ギターソロかっこよかったと言ってもらえてとても嬉しかったし、頑張った努力が報われた気分になりました。このLIVEで友人との仲をもっと深めることができましたし、趣味が増えてとても良い経験でした。今回のLIVEが最初で最後のメンバーが1人いて、次回は抜けてしまうことがとても惜しくなりました。でも、とってもいい思い出にもなりました。最初で最後だからこそ特別なものになったと思います。次はもっともっとうまくなってもっとみんなに褒められるような、すごいと思われるような、演奏を披露したいです!!
(中等部3年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/light-music-club-live-3rd-semester01/

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