日常生活の喜怒哀楽、大きな行事から小さな出来事まで、生徒達が書いた生の文章で立教生活を生き生きと綴るコーナーです。

「OPEN DAY」

 

今年のオープンデイ「楽しかったー。」「いい思い出になった。」そんな単純な言葉で終わらせられるような甘いものではなかった。

 私はダブルダッチの長になった。

長を任せてもらえたのは嬉しかったが、自分は去年からダブルダッチを初めた様なレベルで、何をやれば良いのかわからなかった。

最初は皆、部活が忙しくて練習に全員参加するのだって多くはなかった。

とりあえず自分に出来る事は全部やろうと思った。

暇があればほとんどダブルダッチについて考え悩んでいた。

しかし、いくら本を読んでもろくにアドバイスも出来ない自分が情けなかった。

時々出てくるメンバーの愚痴に深く傷ついた事も多々あった。

だけどメンバーの皆でふざけ合っている時は本当に楽しかった。

皆で優勝に向かって一生懸命頑張った。

 そして当日の後夜祭が始まった。

出来は最高だった。

技もほとんど成功した。

一つ一つ技が成功していくごとに熱い何かがこみ上げてくるのを感じた。

そして最後の決めポーズ。

本当にスカッとした。全部を出し切ったと思った。

メンバーの7人全員が心を一つにしたのを感じた。

あの感じはこれから絶対に忘れる事はないだろう。

そして高3の先輩方中心に皆盛り上げてくれて本当に嬉しかった。

 そして結果発表。

なんと優勝でした。

ずっと念願だった優勝を手に入れる事ができた。

表彰式が終わった後にダブルダッチの先生や去年ダブルダッチの長だった先輩に“おめでとう”と言ってもらえて涙が出てくるほど嬉しかった。

 今回たくさんつらい事もあったがその分最高の終わり方ができて本当に良かった。

私はこのメンバー6人が大好きで本当に一緒にやってこれて良かったと心から思う。

今まで支えてくれたたくさんの人達にお礼が言いたい。

また、一緒にやってきたこのメンバーを私はこれからもずっと大切にしていきたい。

最高の思い出になった。

 

(高等部2年 女子)

 

 
 

 

 

日常生活の喜怒哀楽、大きな行事から小さな出来事まで、生徒達が書いた生の文章で立教生活を生き生きと綴るコーナーです。

 

「深すぎた一日」

今回で立教に来てから三度目のオープンデイ。

クラス企画とフリープロジェクトは今回でラストとなった。

この日のために何日もかけて準備してきた。

クラス企画では三日前になっても形にならなくて正直不安しかなかった。

でもみんなそれでもずっと作業を続けた。

しかし前日になっても未完成。焦りと不安しかなかった。

 

当日の朝、礼拝前に急いで教室に行くと、何人かは既に声を張り上げて準備を始めていた。

「ガムテープ取って。」「あそこを補強して。」という声がどこからも鳴り響いていた。

礼拝後も一切手を休めず開始ギリギリまで作業した。

自分は一つのエリアをその時間作業していたので全体が完成したかどうか分らなかったが頑張ったから結果はどうであれと思いながらお客さんと一緒にクラスを歩いた。

すると思っていた以上の展示に仕上がっていた。

ギリギリまで頑張って本当に良かったなと思って作業している時を思うと涙さえ出そうになった。

 

 フリープロジェクトはダンス企画、そして長だった。

企画を作った時は正直ほとんどノリだった。

夏休み中もなんで企画長なんかなったのだろうと後悔までした。

でも練習していく内にそんな気持ちはなくなっていた。

ダンスが形になっていくとうれしくてうれしくて、こんな初心者ばかりのメンバーでもここまでやれるんだなと思った。

そして本番。高三生から言われたことを胸に全員精一杯踊った。

やりきった感でいっぱいでほんとに感動した。

この企画をして心からよかったなと思えた。

なんだかんだ本番は全員心から笑って踊っていたと思う。

結果はどうであれ最高のステージになったと思った。

 

 このオープンデイは色んな人に感謝し、色んな人と楽しめた。三年間で一番いい思い出となった。

 

(高等部2年 男子)

 

立教英国学院では、毎週日曜日に交替で近隣の教会の日曜礼拝に出席しています。

11月21日(日)には、高校3年生がクランレイの教会へ出かけました。

高校3年生にとっては最後の教会への外出ということで、歴史ある教会の建物や周囲の景色をカメラで撮影している生徒も多くいました。

 

礼拝の後、帰りにクランレイの街を歩きました。

街は前日にクリスマスの飾り付けを終えたばかりで、街全体がクリスマスシーズンの活気に溢れ、たくさんの子供たちが踊ったり、歌を歌ったり、広場にできた仮設スケート場でスケートを楽しんだりしていました。

歩いていると、テレビに出てくる「ペパピッグ」というアニメのマスコットを発見。

もちろん、一緒に写真を撮らせて頂きました。良い記念になりそうです。

 

クリスマスのために飾られた街並みを見ながら、期末試験前のひととき、クリスマスの雰囲気にひたることができました。

イギリスの街のクリスマスの様子は、きっと高校3年生たちにとって学生生活最後の思い出の1ページになることでしょう。

 
 

 

 

11月20日(土)の昼食後、小学6年生と中学1年生の中から希望者3人が近くのラジウィックという村に行きました。

この日は地元の人達が集まり、各々が寄付した物を持ち寄って販売するクリスマスバザーが村のホールで開催されていました。

ホールの中では各テーブルで様々なバザー用品が販売されていました。

クリスマスカード、本、日用品、手作りケーキなど。

中でも生徒たちが目を輝かせたのは、ラッフル(福引き)でした。

1度に4回もくじを引くことができ、景品にはお菓子や置物、日用品など数多くの品物が並んでいました。

「当たった~!」と言って生徒が手にしていた物はなんと、赤ワイン。

ラッフル担当の方も複雑そうな顔をしていましたが、本人は「お土産に家に持って帰る!」と大喜び。

村のクリスマスバザーを存分に楽しんでいました。

結局全員が見事ワインを当て、抱えきれないほどのお土産を持って帰ってきました。

中学生にとっては、期末試験前にちょっとだけ息抜きができたようです。

 

 

「100年以上前に建てられた本校女子寮の屋根裏から発見された埃まみれのトランク。

           現在、生徒たちの手によって、その調査が進んでいる。名づけてトランク探偵。」

    トランク探偵第4回

 

トランク探偵たちはゆきづまっていた。

品名リストを作り、写真撮影をし、特徴をメモ、データベース化したものの、それからが象の歩みである。

オープンデイ前の調査では、ひとまず写真と手紙に取り掛かっていた。

トランクの中には生成り色の絹地に美しい縫い取りのある、上品な『布ばさみ』のようなものがあった。

中に収められていたのは十数枚の写真と2通の手紙。

写真を見て気づくことは何か。

同一人物は?服装は?予想されることは?写真の現像元は?何か書き込みはないか?
手紙はタイプライターで打たれたと思しき一通の便箋と、1枚のポストカード。

便箋はいいが、ポストカードはみみずののたくったような手書き(失礼!)。

読むのが難しい。

しかしポストカードには宛名と住所がある。

  MISS BURRELL
   C/O MRS JAUFE(?)
     27(24?) Hyde Park G…(??)
     W.2.

衣類を調査したときにも記名があったが、ポストカードとつき合わせてみると、BURNELLではなく、BURRELLであるらしいことが判明。
ポストカードの受取人と、衣類の持ち主は間違いなく同一人物だろう。

そしてトランクには刻まれた『J.E.B.』のイニシャル。
再び複数の衣類の記名とつき合わせてみると、イニシャルは『J.E.BURRELL』。Jが筆記体で書かれていたので、JだかYだか分からなくて一苦労。すべてを総合すれば、

  MISS J.E.BURRELL

が持ち主の氏名である。
Jはファーストネーム。

Eはセカンド・ネームだろう。はてさて、ジェーン・エリザベス・バレル嬢か、ジャスミン・エレノア・バレル嬢か、ジョゼフィーン・エミリー・バレル嬢か・・・。

人物を特定する時がやってきた。

 
 

11月7日に開催された本校のOPEN DAYについての感想が保護者の方から届きましたので、以下ご紹介致します。

 

   *   *   *   *   *

 

先日は初めてオープンデーに伺い、大変興味深く拝見させていただきました。

どの学年のクラス発表も、よく調べ、そして展示方法もよく工夫され、とても手が込んでいて感心させられました。

 

発表は全てを拝見することはできませんでしたが、どれも楽しく拝見いたしました。

特に後夜祭でのドミノ企画はハプニングもまた楽しい演出でした。

「不思議の国のアリス」がテーマとのことでしたが、白いバラが一気に赤に変わるなど、よく考えたものだと感心いたしました。

また、ダブルタッチ、茶道ともに、企画はもちろんですが、企画した生徒達だけでなく全員が参加しているような一体感が良かったです。

自分が楽しむだけでなく、見ている友達を楽しませようとする気持ちが伝わってきました。

 

どの生徒も本当に礼儀正しく接してくれました。

特にレストランや各コーナーで販売のお手伝いをされていた高校3年生はご立派でしたし、下級生を引っ張ってくださった高校2年生の存在感も大きかったです。

また、そういった生徒たちを見守ってくださる先生方のまなざしの温かさが印象的でした。

 

次は定期考査ですね。。。

今後ともよろしくご指導お願い申し上げます。

 

 
   日常生活の喜怒哀楽、大きな行事から小さな出来事まで、生徒達が立教生活を生き生きと綴りました。
                                                                                    
「”Would you like tea or coffee?”」

待ちに待ったオープンデイ。

しかし、終わっても欲しくない。

そんな微妙な心境で迎えた11月7日は、あっと言う間に過ぎ去ってしまった。

 

「縁の下の力持ち」というスローガンの下、オープンデイを陰でサポートするという高3生の役割の中で私が担当したのはキッチンの給仕係だった。

紅茶・コーヒー・ジュースの中からお客さんの注文したものを注いで渡す、ただそれだけの作業。

開店する前は、そう思っていたけれど、いざ給仕し始めるとそこにはたくさんの「会話」があった。

 

始めのうちは、会話と言っても二言三言。

しかし、しだいに慣れ始めると自分から声を掛けたり、最終的にはトイレで会った人にまで声を掛けてオープンデイの感想を聞いたりした。

この日が今までで最も多くの英人の方と話した日だと思う。

 

もちろん、長時間立ちっぱなしでくたびれたし、お腹もすいたけれど、お茶を渡した後に笑顔で “Thank you.”と言われることで自分自身も笑顔になり頑張ることができた。

 

準備期間の2日と当日の1日と合わせて3日のオープンデイ。

期間も異なれば、関わり方も他の学年とは違う。

全く経験したことのない初めてのオープンデイは “Thank you.”の言葉とともにとても楽しく終えることができた。

 

(高等部3年 女子)

 

 

 

 
 

 

 

  日常生活の喜怒哀楽、大きな行事から小さな出来事まで、生徒達が立教生活を生き生きと綴った生の文章です。

 

「最後になって気づいたこと」

 

11月7日。

高校生活最後となるOPEN DAY当日を迎えた。

気温は低かったが無事に晴れ、すがすがしい1日となった。

高3は毎年クラス企画に参加しない代わりに父母の会の模擬店に参加することとなっている。

私はチケット係を担当することになっていた。

 

チケット係は焼き鳥係や食堂係と違い、生徒と接する機会よりも外から来たお客様と接する機会の方が多い。

お客様が食券を求め一番最初に訪れる所がチケット売場という事もあり、チケット販売開始の前はとても緊張していた。

 

しかし、当日までの準備をする間を通して、私はOPEN DAYの本当の意味を理解したような気がした。

チケット係の作業を行う際、指示はすべて役員のお母様方が出されていた。

どのようにすれば子供達が喜ぶか、どのようにしたら当日スムーズに販売・接客をしていくことができるのか。

父母の会のお母様方は常にその事を考えて行動してくださっていた。

 

高1、高2と会計本部として働いていた私は、今まで本部員としてOPEN DAYを成り立たせているという気持ちでいたが、今回OPEN DAYを行って、成り立たせているのは生徒だけでなく、父母の会の協力もあるからなのだという事を知った。

高3は当日の開会式で「高3と言えば縁の下の力持ち!!」と気合入れをしたけれども、本当の力持ちは父母の会の方たちだと私は思う。

 

当日チケットは終了予定よりも1時間前にほぼ完売となり、チケットがなくなりすぎて苦情が来るほどの売れ行きだったが、最後まで楽しんでお客様と応対することができ、販売終了後に自分が誘導したお客様とすれ違うとみんな顔見知りに思え、少し誇らしい気分になった。

 

高3最後のOPEN DAYは今までとは違う新鮮なものが感じられた。

父母の会の皆さん、来てくれたお客様、素敵なクラス企画で頑張ってくれた後輩達にありがとうと言いたい。

 

(高等部3年 女子)

 

先週の土曜日、バレーボール部とサッカー部は共に対外試合を行いました。

男女バレー部は本校を会場に、サッカー部は外部に行っての試合です。お互いに前回と全く同じ英国の学校が対戦相手となりました。

 

男子バレー部にとってはリベンジ戦。

前回は惜しくもEPSOM COLLEGEとの試合で負けてしまいましたが、2-1で見事、貴重な勝利を手にしました。

女子バレー部も同様に部長のサーブで難なく2連覇達成!

 

サッカー部はサッカー発祥の地として知られる名門CHARTERHOUSEへ訪問しての試合。

さすがサッカーを愛する国、イギリス。

思うように自分達のプレーが出来ず、あっという間に相手の流れに。残念ながら大差で負けてしまいました。

 

各部活動の対外試合も無事終え、次は期末試験勉強に向けて気持ちを切り替えて取り組んでいきます。

 

以下はサッカー部部員による感想です。

 

   *   *   *   *   * 

 

今回の試合を通じてメンバー一人ひとりが様々な事を感じ、様々な事を学べたと思っています。

内容も結果と比例して酷かったですが、それでも一人ひとりが、今もっている力で頑張ったことは評価出来る試合でした。

オープンデイ直後ということもあり、体調面もみなベストとはほど遠く、ボール感覚も最悪で、チーム内で紛争が起きたりと、本当にこんな状態で試合なんかしていいのだろうかというのが本音でした。

実際の試合では、やはりボールコントロールも上手くできず、体のキレもなく、相手が上手い下手というよりも自分達がとにかく酷いとしか言いようがありませんでしたが、一人ひとりの頑張りはしっかりと感じられました。

課題が多く残った試合でしたが、もう一回みんな原点に戻ってしっかりと再出発していきたいです。

次回はチーム一丸となって勝利を奪いに行きます。

今回は前回の結果のこともあり、大きく周囲の方の期待を裏切る形となってしまいましたが、次回は期待されている以上の結果を出して、サッカー部はこの先もっと良い結果を残していきます。是非、次回の試合に期待して下さい。

(高等部2年サッカー部 男子)

 
 

小学6年生がオープンデイを終えて作文を書きました。

ご紹介します。

 

「OPEN DAY」

 

先週のオープンデイ期間は辛かったです。

最初のころは授業がないからいいと思っていましたが、途中から授業の方がましだと思うようになってしまいました。

 

僕は1枚の大きな紙をポケモンで埋め尽くさな くてはいけなかったにも関わらず、あと3日という時にまだ半分も終わっていませんでした。

最終日になってもうだめだと思っていると、高校3年生が手伝ってくれ、最後にはすべて描ききれました。

 

そしてオープンデイ当日、他の学年の作品を見ました。特に中3から高2までは教室だったということさえもわからないほどすごかったです。

その中でも高2の1組は西遊記についてやっていて、看板から何もかもすごかったです。

中2の姫路城もビックリするほど出来が良かったです。

 

これらの作品を見ると情けなくなってきました。でも、P6、M1も頑張れたと思います。来年はもっといいものを作りたいです。

(小学6年生 男子)

 

 

↑ 中学2年生「姫路城」                     ↑ 高校2年生「西遊記」

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