1学期末のOxfordプログラムが催されました。その研修報告を以下のご紹介します。
中学2年生の作文です。
Oxford研修
この1週間のオックスフォード研修は、これまでの学校生活の中でも特に印象に残る、貴重な経験になりました。英語だけで過ごす毎日に最初は不安もありましたが、終わってみると、多くの学びと満足感にあふれた充実した時間だったと感じました。
午前中はGeneral Englishの授業を通して、リスニングやスピーキング、文法などを学びました。最初のうちは先生の英語を聞き取るのが難しく感じられましたが、少しずつ耳が慣れ、授業の内容も理解できるようになってきました。1人で考える時と、グループでの活動があり、実際に英語を使って話すことの楽しさや、通じたときの喜びを体験することができました。
プロジェクトワークでは、「スマートフォン」というテーマでグループ活動を行いました。僕の担当は「スマホの機能」について説明する部分でした。カメラやインターネット、SNSなど、スマホが日常生活でどれほど多くの役割を持っているかを英語で紹介しました。ふだん何気なく使っているものでも、あらためて整理して考えるとたくさんの便利な機能があり、それを英語で伝えるのはとても勉強になりました。他のメンバーはスマホの良い点や悪い点、使いすぎによる影響などについて話していて、発表を通してスマホについてたくさんの面について考えることができました。自分の英語力だけでなく、チームで協力して発表をつくり上げることの大切さも実感できた経験でした。
午後の活動では、オックスフォードの街の観光や博物館見学を通して、イギリスの歴史や文化を深く知ることができました。石造りの建物や古い大学の雰囲気はとても美しく、まるで映画の中にいるような気分になりました。文化の授業では、イギリスの建物や、それがいつ作られたのかなど、イギリスの有名なものの歴史について沢山知ることが出来ました。
ホームステイでは、現地の家庭で過ごすことで、イギリスの生活を実際に体験することができました。最初は会話に自信が持てませんでしたが、ホストファミリーがやさしく話しかけてくれたおかげで、少しずつ自分の言葉で伝えようと努力できるようになりました。言葉だけでなく、表情や気持ちを大切にすることも、コミュニケーションの一部なのだと実感しました。
帰りのバスの中では、1週間で撮った写真を見返しながら、たくさんの思い出がよみがえってきました。英語を学ぶ意味が「テストのため」ではなく、「人とつながるため」に変わったことが、この研修で得た一番の学びだったと思います。
この研修を通して、英語だけでなく、人と関わることの大切さや、自分から挑戦することの意味を学びました。これからも今回の経験を大切にしながら、さらに学びを深めていきたいと思いました。