
省エネ出前授業
本日、聖徳大学附属小学校の4年生は、省エネルギーセンターの市川昭彦先生による、省エネ出前授業を受けました。
エネルギーの大切さ、種類、作り方のお話の後、地球温暖化の問題が紹介されました。二酸化炭素排出量の変化を示したグラフが示されると、1850年からの急激な増加に、子ども達は驚きの声をあげていました。
また、エネルギー消費の割合が大きい産業部門のエネルギー消費量は20年前から比べて減っているけれども、家庭や店、学校、会社、さらに自家用車によるエネルギーの消費量が増えている点が示されました。
省エネを心がけている家とそうでない家を比較した図が示されると、子ども達はその図にかくされた省エネの工夫やエネルギーの無駄づかいを見つけ、活発に発表していました。
家庭のエネルギー消費の約半分は電気であり、その中でも特に、冷蔵庫、照明、テレビ、エアコンの割合が大きいことも示されました。
省エネの工夫の例として、冷蔵庫は季節に応じて設定温度を調節したり、冷蔵庫の周りに隙間をあけたりすること、照明は、壁スイッチで消灯すること、テレビは省エネモードにすること、エアコンは扇風機を併用することなどが紹介されました。
さらに、家電製品の待機時消費電力の削減や、古い家電製品を新しくすることの効果が示されました。
また、水道水が家庭に届くまで、多くの電気が使われているので、水の無駄づかいが電気の無駄づかいにつながることも紹介されました。
子ども達に配られた「省エネ大作戦2012」のワークシートで、各自の省エネ感覚が分かるようになっています。出前授業を受けた子ども達は各家庭に戻った後、家族と省エネについて一緒に話し合うことでしょう。
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